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水泳部

2018.07.02

第90回早慶対抗水上競技大会 7月1日 東京辰巳国際水泳場

男女とも総合優勝を達成!

 今年も年に一度の戦い、早慶対抗水上競技大会(早慶戦)が東京辰巳国際水泳場で開催された。日本代表に選出されているエースの渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)を欠いて臨んだ早大であったが、安定した強さで慶大を圧倒。90回目の節目を迎えた今大会で昨年に引き続き男女ともに総合優勝を飾り、伝統の熱戦は幕を閉じた。

幌村は来月のレースで調子を取り戻せるか

 昨年の早慶戦で3年連続2冠(男子200メートル、400メートル自由形)を達成した井上奨真主将(スポ4=県岐阜商)。今大会も男子400メートル自由形で大会新記録を更新し波に乗ると、男子200メートル自由形でも粘りを見せ、見事4年連続2冠を成し遂げた。嬉しそうな表情を浮かべていた井上主将だったが、「大会新記録を出せたことは嬉しいが、タイムに関しては満足できていない」と今後に向けても気を引き締めていた。また、井上主将同様に昨年の早慶戦で大会記録を更新するなどの素晴らしい活躍を見せた幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)だが、今大会ではやや苦戦した。日本代表に選出された幌村と日本代表入りを逃したリオデジャネオロ五輪銀メダリストの坂井聖人(平成30スポ卒=現セイコー)との直接対決に注目が集まったが、100メートルバタフライ、200メートルバタフライともに幌村は敗れるという結果に。夏までには本調子を取り戻し、8月の国際大会では、雪辱を果たしてほしい。その他のレースでも、竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大附)が男子200メートル個人メドレーで大会記録に0秒62まで迫る好タイムをマークするなどの活躍が見られた男子部。日本学生選手権(インカレ)での優勝に向け、弾みをつける結果となった。

4年生としてチームを引っ張った渡部

 一方の女子部でも、4年生がチームを引っ張る。「誇りを持って、恥じないレースができればなと思います」と意気込み試合に臨んだのは、平泳ぎで日本代表権を獲得している渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)。先月のヨーロッパグランプリでも海外選手に競り勝っており、調子の良さが伺えていた。そんな渡部は、女子100メートル自由形、女子100メートル平泳ぎの2種目で大会新記録を更新し、見事優勝を達成。最後の早慶戦をいいかたちで締めくくった。また、渡部、佐藤千夏(スポ1=埼玉栄)、神山瑞季(社3=東京・早実)、須嵜仁美(スポ3=埼玉・狭山ヶ丘)、の布陣で臨んだ女子800メートルリレーでも個々の能力で慶大を圧倒した早大女子部。8月の関東学生選手権に向け、良い流れを作った。

 それぞれが次の大会に向け、課題と収穫を得た今大会。3人の日本代表選手は、8月のパンパシフィック選手権とアジア競技大会を経て、また他のメンバーは今大会で出た課題などを再確認し、9月のインカレへとつなげていってほしい。

(記事 田中琴雪、写真 芦澤りさ、河合舞花、宇根加菜葉)

試合後の集合写真

★ワセダが今年も優勝!

2位に大きく差をつけ優勝した笠井

 今年は早慶両校あわせて11名の選手が出場した飛び込み競技。弾力のある板を使用して演技を行う3メートル飛板飛込と、10メートルなど高い位置から演技を行う高飛込の計2種目で優勝が争われた。早大からは2名の選手が出場。男子の部では笠井貴史(先理2=新潟・長岡大手)が、女子の部では岩佐美理香(スポ2=東京学芸大附属国際中教校)がそれぞれ飛板飛込、高飛込で優勝を決め、会場を大いに盛り上がる活躍を見せた。夏に向け、それぞれが練習の成果を発揮する場となった早慶戦。この調子を維持しつつ、夏の本大会へとつなげていってほしい。

(記事 大島悠輔、写真 村上萌々子)

コメント

井上奨真主将(スポ4=県岐阜商)

――チームとして午前の泳ぎを振り返っていかがですか

ベストを出した選手もいますし、大会新も出ているので、結構いい雰囲気になっているなと思います。

――ご自身も400メートル自由形で目標としていた大会新記録を出しました

一応目標にしていたところはできたので、うれしいですね。

――タイムとしてはいかがでしたか

狙っていたあたりのタイムではあったんですけど、(3分)53秒台を狙っていたのでもう少し欲しかったですね。ちょっと悔しいです。

――ただ今年試合でなかなか好タイムが出ていなかった中で、目標付近のタイムが出ましたが

そうですね。インカレ(日本学生選手権)に向けても自信になったかなと思います。

――海外遠征に行っていた選手たちもチームに戻ってきましたが、チームの状態はいかがですか

本当に雰囲気は良いです。昨日もここのプールでみんなで練習したんですけど、全体的に早慶戦に向けて士気が高まってる雰囲気があったので、すごくいい感じでできているかなと思います。

――午後の種目に向けてはいかがでしょうか

個人としては200メートルでも大会新を出したいなと思っています。全体としてももっとベストを出せる選手が出てきたらうれしいです。

――インカレに向けての意気込みもお願いします

ワセダ基準をもう少し突破してる選手が多ければいいなと思います。(午前が終わった時点で)結構いたんですけど、あと一歩っていうところが多かったので、そういう選手が午後で切れるように頑張って欲しいなと思います。

渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)※囲み取材より抜粋

――きょうは午前中には女子4×100メートルメドレーリレーと女子100メートル自由形を泳がれましたが、この大会を迎えていかがでしょうか

せんげつのヨーロッパグランプリから1週間空いての試合ということで、レース勘というのは忘れてはいないと思うので、夏の大きな試合に向けていいイメージをたくさん詰めていけたらいいなと思います。

――ヨーロッパグランプリでは世界女王のエフィモア選手(ロシア)に2回勝てて帰ってきたというのはどのような経験になっていますか

海外の速い選手と一緒に泳いで、そこで勝負できるというのは、普段なかなかできないことなので、勝負できてそこで何回かでも勝てたというのが自信にもつながったと思いますし。でも最後詰めが甘くて負けてしまったのが心残りだったと(思います)。今の時期イタリアでもサンティエゴとかでも(試合が)行われているので、そっちの方にもしっかり意識を向けたいなと思います。

――今の体の調子はいかがですか

特に悪いこともないと思いますけど、もっともっと改善点はあると思います。

――あと1カ月でパンパシフィック選手権などの大きな大会がありますが、自分の中で気持ちが高まっていたり、ここをもっと頑張らなくてはいけないという気持ちはありますか

こうやってすごくいい環境で試合ができることにも感謝していますし、ヨーロッパグランプリにも行って、200メートル(平泳ぎ)の持久力はしっかりできてるなというのが確認できて、あとは100(メートル平泳ぎ)の前半だとか、200もそうなんですけど、トップスピードがまだ物足りなかったので、パワー強化といいますか、スピードを上げられるような努力はしていきたいと思います。

――先ほど女子4×100メートルメドレーリレーで平泳ぎを100メートル泳がれましたが、そこについてはいかがですか

朝イチだったのでリレーでも(1分)6秒出てたら良かったなと思ったんですけど。まだ午後に100(メートル平泳ぎ)があるので、せめて(1分)7秒台くらいでは泳いでおきたいなとは思います。

――大学4年生を迎えて今回で90回目の早慶対抗大会に出場して、学校の重みであったりは、きょう泳いでみていかがですか

やはり90回という記念すべき大会に出られて、長い歴史の中で自分がレースに出場できているということはうれしいことなので、誇りを持ってワセダの伝統も守りながら、恥じないレースができればなと思います。

――大学入学後、3年生までと現在の夏を迎える心境にどのような変化がありますか

大学で毎年毎年(月日を)重ねるごとにチームの大切さだとかありがたみも教えてもらってきたなと思っていますし、自分自身もこれまでとは違って、去年までとはまた違った気持ちでいられるので、この大学生活でたくさん成長ができたなと思っています。悔いが残らない学生の水泳生活を頑張りたいなと思います。

幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)※囲み取材より抜粋

――来週も試合には出られますか

来週の東京都選手権には(出ます)。

――試合に出ないでリハビリに専念する選択肢はありますか

奥野さん(景介総監督、昭63教卒=広島・瀬戸内)とかといろいろ相談してみないとまだ分からないので、今のところは出場というかたちになります。

――ご自身としてはいかがですか

一応日本代表として出るので、出ないと駄目かなと。