ホッケー部

2018.07.02

全日本大学王座決定戦 6月29日 大阪・立命館OICフィールド

挑戦者として実りある試合に

 前日SO戦で朝日大を下し全日本大学王座決定戦(王座)の初戦を突破した早大。2回戦の相手は王座2連覇を狙う強豪・立命大。開始早々に守備を抜かれ先制点を許してしまうと、その後2点を追加され3点ビハインドで試合を折り返す。反撃に出たいところではあったが強固なディフェンスを前にゴールを決めることはできず、0対6で敗戦した。

 早大のセンターパスでゲームは幕を開けた。開始から約3分相手に守備を抜かれるとシュートを打たれてしまい、ボールはゴールに吸い込まれ先制を許してしまう。直後に再び失点の危機を迎えるがDF湯本修嗣(政経3=東京・早大学院)の守りもあり回避する。早大も縦のロングパスから相手サークルに迫るも攻めきれない。第1クオーター(Q)中盤ペナルティーコーナー(PC)を献上してしまうが追加点は許さない。その後立命大の攻撃をGK山本健悟(社3=滋賀・伊吹)が止めたかと思われたがこぼれ球を押し込まれてしまい0対2となる。そんな中サークル内の攻防で負傷したGK山本が一時的にフィールドを離れてしまうが選手たちは必死にゴールを守りきり0対2で第1Qを終える。しかし第2Q開始早々ディフェンスをかわされるとフリーのままゴールを許してしまう。前半終了間際FW糸賀俊哉主将(スポ4=島根・横田)が敵のサークルへいくが思うようにシュートまで持ち込めない。0対3で前半を終えた。

スクープをする湯本

 第3QでGK山本が戦線に戻ってくる。何とか点を奪いたい早大は敵陣へ攻め込むが相手のDF陣を前にサークルに侵入できないが、早大も粘りの守りを見せサークルへの進入を止める。中盤巡ってきたチャンスにFW清水拓登(スポ2=滋賀・伊吹)がシュートを打つが惜しくも枠の外にいってしまう。攻撃の手を緩めない立命大を前にフィールドゴールとPCから2点を奪われてしまい点差が広がってしまう。しかしその後はGK山本がゴールを守りきり0対5で第3Qを終え、最終Qへ突入する。ゴールキーパーは時折痛みに耐えるような仕草を見せるものの、第4Q開始後のPCを弾きかえした。敵陣に攻め込むも戻されてしまい自陣でのプレーを余儀なくされる時間が続き、8回目のPCも押し込まれてしまう。試合終了間際に好機が巡ってくるが連携が上手くいかず1点を奪うことはできなかった。大学ナンバーワンとの呼び声高い立命大を前に0対6で試合を終えた。

立命大の守備を前に苦戦した

 「立命大には胸を借りるつもりで挑んだ」とFW糸賀主将が語るようにチャレンジャーとして臨んだ一戦。敗戦はしたものの今後強豪校などと戦う上での課題が明確に見えたであろう。秋に流れを繋げる為にもこれから迎える夏は重要である。『Think hard, Play herd』を掲げ進み続ける。

(記事 新藤綾佳、写真 成瀬允)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 0 0 0
立命大 2 1 2 6

コメント

原聡監督(昭59理工卒)

――きょうの試合を振り返ってはいかがですか

さすが大学ナンバーワンのチームでした。やはり強かったです。

――強さを感じたのは守備面と攻撃面のどちらでしょうか

守備と攻撃の両方です。全体的には点差もありますが守りにまわる時間が多くきっちりと止めるということ、本来はしっかりとマークしてボールを奪ったりするのが基本なのですが、そこで少しづつずらされて後追いになってしまいショートコーナーなどから結果的に失点に繋がってしまいました。攻撃面においてもこちらがボールを奪ったら例えば外にまわし縦に前進するといった基礎的なことをやってきたわけですが、そこを先読みされ抑えられてしまったのでなかなか打開することができなかったと思います。

――第1クオーター(Q)の中盤にゴールキーパーが負傷で一時退場した際に選手たちと共有したことなどはありますか

第1Qと第2Qの間は2分間なのでバタバタしてしまいました。キーパーを交代させてしまうと復帰が難しくなるし、だからと言ってキーパーを入れないと厳しくなってしまうので、そういったところを対処する形終わってしまいました。

――2年ぶりに出場した大学王座決定戦(王座)を振り返ってはいかがですか

王座出場を逃していたので、目標としていた出場が達成できて良かったです。きょうは負けてしまいましたがきのうも含めハードな試合を経験できましたし厳しい展開だった今回のゲームも次に繋げていかなければいけないなと思いました。

――夏の間に強化すべきポイントなどがありましたら教えてください

きょうの試合の振り返りが今後どの強いチームとやるときも同じなのかな思います。そういう意味ではこちらが主導権を握ってボールを繋いで攻めてことです。今攻め手が1つ2つしかないので、バリエーションを増やし使い分けていくことが必要です。その為にはただやり方を練習すればいい訳ではなくその為のスキルを身に付けなければいけないのでそういった点をやっていきたいです。

FW糸賀俊哉(スポ4=島根・横田)

――きょうはどのようなゲームプランで臨まれましたか

自分たちの失点数が3点、4点になってしまうと、自分たちには4点、5点を取る力はないので、まずは守りをしっかりと固めてカウンターを狙って、PCなどからの得点を狙っていたのですが、結果的には相手の攻撃力がすごくて、自分たちは守りを固めていながらも崩されてしまったのが少し残念かなと思います。

――こちら側も攻める場面もありましたがシュートをなかなか打たせてもらえませんでした。相手の守りはいかがでしたか

相手は対人の1対1での能力がすごく高いと思っていて、相手の25ヤードラインに入って1対1の勝負でもなかなか崩すことができなくて、そこで勝たないとシュートすることが難しいので、その辺が強いなと思いました。

――相手の脅威となった点は他にもありましたか

シュートを打たれた場面も、サイドの角度のないところしっかりと決めてくる印象がすごかったので、相手FWのシュート能力はすごく高いなと思いました。

――きょうは一時的にGKが抜ける場面もありました

いままではGK頼みなところがあったので、健悟(GK山本、社3=滋賀・伊吹)の代わりに1人入れましたが、もちろんなかなか健悟の代わりとしてプレーできない部分もあって、そこはキャプテンとして他にいい戦法があったかもしれませんが、試合の中ではなかなか見つけ出すことができなくて、相手にやられてしまったので自分としても反省しています。

――この2試合で王座を戦い終えました。率直な感想はいかがですか

自分たちの春の目標としては王座にでることだったので、その目標を達成できてさらに、1回戦の相手である朝日大は格上だったと思うんですけど、その相手に対してしっかりと勝利を収めることができたことは大きな収穫だと思いますし、立命大には胸を借りるつもりで挑んで、いろいろと課題となるところであったり、夏を通して修正すべき点を見えてきたりしたので、すごくいい試合になったかなと思います。

――今後重点的に取り組みたいことや、今後の抱負をお願いします

春が一段落して、これから具体的に何を高めていこうというのはまだイメージできていないんですけど、春は最低条件の目標をしっかりとクリアできたので、秋は春以上の目標を達成できるように夏2ヶ月の期間があると思うので、そこでしっかりとチーム力や個々の技術を高めて、春以上の成績を残せるように頑張っていきたいと思います。