柔道部

2018.06.27

全国学生優勝大会 6月24日 日本武道館

筑波大に再びベスト8をはばまれる

 全日本学生優勝大会(全日本学生)の2日目を迎えた。男子部はベスト8入りを目標に練習を積み重ねてきた。5月の東京学生優勝大会(東京学生)ではベスト16止まりだったこともあり、選手たちはみな、「リベンジし」たいという気持ちで挑めたという田中大勝主将(社4=青森北)。全国の大学を相手に積極的に攻める柔道を見せてくれた。

 大会1日目に行われた1回戦では、先鋒の佐藤虎太郎(スポ1=神奈川・桐蔭学園)が先生。さらに2勝をあげ、3−0で2回戦へ駒を進めた。2回戦でも柳川昴平(社2=三重・四日市中央工)の勝利を皮切りに調子を上げていく。4人目にあたる中堅の佐藤竜(スポ3=東京・修得)までで、早くも3勝1引き分け。3回戦進出に王手をかけても攻めの姿勢は崩さない。三将の高波勁佑(スポ3=富山・小杉)は、試合開始間も無く袖釣り込み腰で一本。副将の空辰乃輔(スポ2=広島・崇徳)、大将の瀨川勇気(スポ3=北海道・東海大四)もそれぞれ勝ち点は譲らない。6−0の大差を広げ、3回戦への出場を決めた。

袖釣り込み腰を決めた高波

 ベスト8が決まる3回戦。相手は前回大会でベスト8を阻まれた筑波大だ。強豪校へのリベンジに挑む。しかし、筑波大のカベは大きかった。先鋒の空は積極的に寝技に持ち込もうとするが引き分け。次鋒の高波は試合開始直後から速攻するが、決めきれずに破れてしまう。さらに、柳川も負け、伊藤悦輝(スポ4=福井・藤島)も引き分けとなり、筑波大がリード。三将の田中は、試合終了間近に技ありで先制されるも、意地で取り返し望みをつなぐ。しかし、佐藤竜は反則負け、瀨川も指導の数で相手を追い詰めたが一本負け。ベスト8は再び筑波大によって阻まれる結果となった。

追い詰められてもポイントを取り返した田中

 「やってきたことに間違いはない」と田中は試合後に振り返った。体格差もある筑波大相手に、攻め続けることで収穫を得たのだろう。男子は秋にも団体戦を控えている。田中は「組み合わせによってはベスト8に入れますし、筑波大と戦ってもいい試合ができる」とも力強く語ってくれた。秋に向けて、再び戦いが始まる。

(記事、写真 赤根歩)

結果

【男子】

▽1回戦 対大阪産業大 3−0

▽2回戦 対上武大 6−0

▽3回戦 対筑波大 0−4

コメント

田中大勝主将(社4=青森北)

――ベスト8を逃してしまったお気持ちは

東京学生でもベスト8を逃し、全日本学生でも筑波大のカベを破れずベスト16という悔しい結果にはなったんですけど、我々のやってきたことに間違いはないと思います。きょうの試合ぶりを見てみんな成長していますし、我々よりも実力がはるかに上であるのに勝負しにいく意思があり、決して悪いものではないと思っていて。そういった点では、日々の練習が間違っていなかったと感じましたね。

――今大会に向けてのチームの雰囲気はいかがでしたか

東京学生ベスト16となってしまった悔しさがある中で、組み合わせで筑波大戦が決まって、きょねんも負けているのでリベンジしてやるぞという気持ちがみんなから出てきていて、この試合が楽しみでもありましたね。

――1、2回戦の勝利をどう振り返りますか

僕としてはポイントをとってチームに勢いをつけることができ、その点ではよかったんですけど、まだまだ詰めの甘さとかまだまだ足りない部分があったと思います。

――筑波大戦でも足りない部分は感じましたか

絶対に勝つぞ、という気持ちが足りなかったというか、相手の動きを窺う時間が長くて、結果的に4分間の中で相手ペースの時間が長かったですね。これから個人戦に切り替わるんですけど、早い段階で自分のペースにして試合の主導権を握れるような練習をこれからしていきたいですね。

――今後の団体戦に向けてはどのようなチーム作りをしていきたいですか

どちらかというと体の小さいチームなので、秋の団体戦は体重別ということもあって、組み合わせによってはベスト8に入れますし、筑波大と戦ってもいい試合ができると思います。

高波勁佑(社3=富山=小杉)

――試合を終えてのお気持ちは

1年間全日本学生にかけてきて、打倒筑波大と挑んだ試合だったんですけど、力不足を感じました。

――今大会に向けて、チームの雰囲気はいかがでしたか

田中(大勝主将、スポ4=青森北)先輩が引っ張っていってくれて、僕らがついていくというかたちで。大会が近づくにつれてモチベーションも上がって、雰囲気としては最高の状態で迎えることができたと思います。

――1、2回戦はどう振り返りますか

自分より前の選手がポイントをとってリードしてくれてから出番が回ってきたので、リラックスした気持ちで試合にのぞむことができました。それが勝ちに繋がったのかなと思います。

――3回戦での敗因はどう振り返りますか

相手は国際大会でも活躍する選手で、一発やってやろうという気持ちでいたんですけど、心技体の全部の面で力不足を感じました。

――個人戦も始まりますが強化したい点はありますか

ひとつひとつの組手だとか技だとかを積み上げていかないと筑波大や他の上位校には勝てないと思うので、自分の柔道を見つめ直して練習を頑張っていきたいなと思います