バレーボール部

2018.06.22

東日本大学選手権 6月22日 東京・墨田区総合体育館

実力差を見せつけ、2試合ともにストレート勝ち!

 東日本大学選手権(東日本インカレ)2日目、早大が順当な勝ち上がりを見せた。第1試合の東農大戦から、積極的にメンバー交代を行い多くの選手がコートに立った。セットカウント3ー0(25ー14、25ー8、25ー13)で快勝。続く学習院大との試合でも相手を寄せ付けることなく、3ー0(25ー15、25ー6、25ー13)でストレート勝ちを収め、あすの準々決勝へと駒を進めた。

 東農大との試合では、早大が主将と副将のサーブから流れをつくり相手を圧倒した。第1セット、藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)のサーブで相手を崩すと、スパイカーがきっちりと得点に結びつける。いきなりの5連続得点で主導権を握った。第2セット、早大のサーブは小林光輝副将(スポ4=長野・創造学園)からスタート。コースを狙いながらも強いサーブを打ち続ける。北川諒(教1=東京・早実)があげたバックトスを藤中が決めるなど、つなぎの面での好プレーもあり、12連続得点で序盤から相手を突き放した。セット終盤には、中野博貴(教4=東京・早実)、仲濱陽介(スポ1=愛知・星城)、上條レイモンド(スポ1=千葉・習志野)がコートに。中でも仲濱はこの試合が公式戦初出場となった。「このユニホームを着て試合をするのが夢だったのでわくわくする気持ちもあった」という仲濱のトスを上級生が冷静に決め切り、相手の得点を一桁に抑える大差でこのセットを奪う。続く第3セットも第2セット終盤のメンバーで臨むと、危なげなくセットを奪取し勝利を決めた。

初出場ながら堂々とトスを上げる仲濱

 第2試合を挟み、第3試合では学習院大と対戦した。第1セット序盤、村山豪(スポ2=東京・駿台学園)に代わって、杉原紘平(先理2=茨城・土浦日大)がコートに入った。杉浦にとってもこれが公式戦初出場。小林のトスからスパイクを決めると、サーブでも得点につなげた。その後も効果的なサーブで相手を崩し、満足にスパイクを打つ機会を与えないまま、早大のスコアボードの数字だけが大きくなっていく。きのうから調子を上げてきた鵜野幸也(スポ4=東京・早実)も鋭いスパイクで得点を量産。最後まで相手を寄せ付けず、3試合連続のストレート勝ちを決めた。

コースを狙ったスパイクを打つ杉原

 所属するリーグからすれば格下が相手だった今日の2試合だが、メンバーを入れ替えて戦ったことで得た収穫も多いだろう。結果を見れば大差をつけてのストレート勝ち。それでも藤中主将は「きょうみたいな緩んだ試合をしていたら足元をすくわれてしまう」と危機感を示した。あすからは関東1部リーグに属する大学との対戦となる。目標とする優勝へ向け、まずは決勝のセンターコートへの切符をつかみ取りたい。

(記事 杉山睦美、写真 松谷果林)

セットカウント
早大 25-14
25-8
25-13
東農大
スタメン
レフト 藤中優斗(スポ4=山口・宇部商)
レフト 鵜野幸也(スポ4=東京・早実)
センター 武藤鉄也(スポ3=東京・東亜学園)
  センター 村山豪(スポ2=東京・駿台学園)
ライト  宮浦健人(スポ2=熊本・鎮西)
  セッター 小林光輝(スポ4=長野・創造学園)
リベロ 北川諒(教1=東京・早実)
セットカウント
早大 25-15
25-6
25-13
学習院大
スタメン
レフト 藤中優斗(スポ4=山口・宇部商)
レフト 鵜野幸也(スポ4=東京・早実)
センター 村山豪(スポ2=東京・駿台学園)
  センター 上條レイモンド(スポ1=千葉・習志野)
ライト  中野博貴(教4=東京・早実)
  セッター 小林光輝(スポ4=長野・創造学園)
リベロ 堀江友裕(スポ3=和歌山・開智)
コメント

藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)

――東農大戦を振り返って

相手に合わせながらやってしまった試合だったかなと思います。

――ファーストブレイクについては

サーブもそんなに強くない大学だったので、全然だめだったかなと。

――学習院大戦については

わりとサーブを攻めてくる大学でした。相手のミスに助けられることが多かった結果勝てましたが、この試合もだめでした。

――1、2試合目と初出場の選手が活躍を見せました

練習から一緒にやってきているので、思い切って試合でもやってくれればと思っていました。仲濱(陽介、スポ1=愛知・星城)とかは出場して、トスが上がったときはちゃんと打ち切ってあげようとかそういう部分を意識はしましたが、普段以上に頑張ってくれて、とても良かったです。

――ご自身のプレーは

いや、本当に全然だめでした。

――Aチーム、Bチームの選手が混ざって出場しましたがチームの雰囲気はいかがですか

雰囲気がきのう良すぎて少し緩さに繋がってしまったのですが、きょうは相手に合わせながらになってしまったので、雰囲気自体はあまり良くなかったのかなと思います。

――あすは1部リーグに所属するチームとの試合になります

きょうみたいな緩んだ試合をしていたら足元をすくわれてしまうので、もう1回気を引き締めて、全員で。やってきたことを出すだけなので、しっかり準備して頑張ります。

鵜野幸也(スポ4=東京・早実)

――今日の2試合を振り返って

最近調子が上がっていなかったのですが、それほど強くはない相手に対して自分のやりたいプレーができたと思います。

――昨日からスパイクがよく決まっていますが、調子が上がっていなかったというのは早慶戦あたりですか

早慶戦で全然決まらなかったのが心に引っかかっていて、そこからプレーで上手くいかないという状況が続いていました。試合の中で修正できたのがとても良かったと思います。

――教育実習で抜けている選手が多い中で、鵜野選手を中心に練習してきたと思いますが、ここまでチームの状態としてはいかがですか

光輝(小林)は比較的に早く帰って来ましたが、その中でも自分を中心にやっていかなければいけないことは分かっていました。ケガ人も多いですが、練習で他のメンバーとしっかり合わせることができたので、今日の全員出場しての勝利につなげることができたと思います。

――仲濱選手、杉原選手が初出場を果たしました

陽介はもともとできる選手なので、その中でも試合で出せたということはとても良かったと思います。杉原に関しても、クイックを通せていることもあるので、それを公式戦で決められたことはとても良かったと思います。

――あすへ向けて

厳しい戦いになると思いますが、先のことは考えずに一戦一戦戦っていきたいです。

仲濱陽介(スポ1=愛知・星城)

――きょう初出場となりましたがいかがでしたか

緊張はしましたが、先輩がリードを作ってくれていたので、いい緊張感の中でプレーできたと思います。

――コートにたったときはどのような気持ちでしたか

ワセダのユニホームを着ることができて、軽はずみな気持ちではプレーできないと思っていました。それから、このユニホームを着て試合をするのがすごく夢だったので、わくわくする気持ちもありました。

――同じ1年の上條選手(レイモンド、スポ1=千葉・習志野)や北川選手(諒、教1=東京・早実)がコートにいたのは心強かったのではないでしょうか

そうですね。やっぱり、同期ですごく仲がいいので、お互いを励ましあっています。「ナイス!」とかそういう言葉がけもあったので、やりやすい環境でできました。

――3セット目はスタメンとしてコートに立ちました

サイドへのトスは思ったよりもあげることができましたが、もう少しクイックを使えるようにということが自分の課題なので、ライトへのトスと、クイックを合わせることを大事にしていきたいです。

――これからどのようなセッターになっていきたいですか

小林光輝さん(スポ4=長野・創造学園)はうまさがあって、そういう部分ですごく尊敬していて、中村駿介さん(スポ2=大阪・大塚)は高さがあるセッターです。自分はその二人の先輩にはないものをなにか見つけて、自分の色をこのチームに足せるようにしたいなと思います。