軟式庭球部

2018.06.19

春季早慶定期戦 6月17日 神奈川・慶應日吉テニスコート

男女ともに早慶戦で優勝!

 ことしも春季早慶定期戦が慶應・日吉コートで開催された。男子は7組、女子は3組が出場した。1年生も試合に出場し立派な戦力として活躍。伝統ある早慶戦で男女共に優勝を飾り、団体戦での調子を上げた。

 男子部1番に登場したのは高倉和毅(社1=東京・早実)・田嶋 皓介(社3=長崎・西陵)組。序盤、高倉が丁寧にラリーを重ね、田嶋が要所でボレーを決めゲームカウント3−0で相手を引き離す。しかし挑戦者である相手の強気の攻めに苦戦し、そこから点をなかなか決めきれないままズルズルとゲームを取られてあっという間にゲームカウント4−4でファイナルにもつれ込む。高倉がサービスエース決め、それを起点にポイントを連取し最後は相手のミスで勝利を決めた。4番の後藤 佳佑(社2=東京・早実)・新沼舜大(スポ1=宮城・東北)ペアは声を出し息のあったプレーを見せワセダに1勝を届けた。5番に出てきたのは福井達輝(先理2=香川・丸亀)・安谷 陸(政経1=沖縄・那覇西)ペア。1ゲーム目、福井はミスを重ねてしまうがそこから挽回するプレーを見せる。福井のカバーリング力が冴え、ゲームの主導権を握る展開に。要所で安谷がボレーを決めたり、相手の甘い球を見逃さずスマッシュを叩きつける場面もありゲームカウント5−2で白星を挙げる。その後の2組も圧勝し、完全勝利となり34連勝の連勝記録を更新した。

団体戦初出場の安谷

 女子部で1番に出た山本沙奈(社3=和歌山信愛)・花園優帆(スポ3=東京・国本女)組は安定した強さで1ゲームも落とさず圧勝する。2番の村上紗莉奈(社4=愛媛・済美)・上原由佳女子主将(社4=群馬・高崎健康福祉大高崎)組は1ゲーム目、コートギリギリに入ったボールを取る際、村上が転倒してしまう。村上は足を怪我したもののそれを感じさせず安定したラリーを続ける。最後は上原がミドルにスマッシュを打ち込み1勝を挙げた。最後に登場したのは1年生コンビの須田葵衣(社1=群馬・高崎商業)・川村真帆(スポ1=東京・文化学園大杉並)ペア。「勢いがなくなった訳ではないが慣れもあって、シンプルに実力差が出てしまったゲームだった」と川村が振り返るように前回の6大学戦に比べると苦しい試合展開であった。序盤からネットアウトが目立ち、なかなかラリーが続かず攻めるチャンスを作ることができない。3ゲームたて続けに取られてしまう。4ゲーム目で川村がクロスに鋭いスマッシュを決めそのままそのゲームを取りきる。しかし終始相手のペースで試合が進み負けを喫した。

パワフルなプレーを見せた川村

 男女共にいい結果で終えた早慶戦。各々の課題はあるものの夏に向けて成長を続ける選手たち。全日本大学王座決定戦と東日本学生大学対抗競技大会と大きな大会が立て続けにありインカレに向けて万全の態勢で挑む。

(記事 山浦菜緒 写真 森田和磨)

結果

男子部 優勝

○早大 7−0 慶大

〇高倉・田嶋 5-4 小田島・武本

〇内本・田口 5-3 伊藤・野口

〇船水・上松 5-1今泉・武本

〇後藤・新沼 5-1尾崎・中島

〇福井・安谷 5-2栗原・須藤

〇長尾・白井 5-0 新保・松本

〇安藤・大津 5-2村野・横田

女子部 優勝

○早大 2−1 慶大

〇山本・花園 5-0 黒見・秋本

〇村上・上原 5-1 遠藤・中井

●須田・川村 1-5 荒木・花岡

コメント

▽男子▽

田嶋 皓介(社3=長崎・西陵)

――今日のペアは1年生の高倉くんでしたが

走ってくれるしいい後衛なんでやりやすかったです。初めて組むペアで練習もしてなかったんですがうまくいきました。

――後半一気に追いつかれファイナルにもつれ込む試合展開でした

5−1とか5−2で勝てる試合だったのですが締めきれずズルズルいってしまったのが反省です。1回マッチポイント握った時に中途半端にポーチボレーに出てミスしてしまったのであそこでやりきったらミスったにしろ決まったにしろ、それが出来ていれば先につながるプレーになっていたと思うので中途半端っていうのが自分の中の課題です。詰めが甘かったなと思います。

――試合全体を振り返って

普段通りにプレーしようというのを心がけてました。昨日とかサーブがよかったんですけど、今日は良くなかったのでもう1回サーブレシーブから見直してインカレまでに改善しようかなと思います。

安谷 陸(政経1=沖縄・那覇西)

――珍しいペアでしたね

僕が出る機会が滅多にない中、チームの前衛が少なくて僕が福井さんと組む形で出れて、この試合で自分の力出さないと評価されないと思っていたのでそこは気を引き締めながら試合に挑みました。

――全体を振り返って

ネット前についた時は、福井さんがいいボール打った時は自分から絡みにいって、やることができました。前についた時はいつも通りのプレーが出来て良かったです。サーブやレシーブなどで後ろに下がった時にミスが目立ったのでストロークとか前に行くためのアプローチとかの精度を上げていきたいです。

――緊張しているように見えました

団体戦で出るのが初めてだったんで緊張しました。緊張した時は屈伸を多めにすることを心がけていました。中盤からはルーティーンを通して自分のぺースでリラックスしてプレーすることができました。

――早大軟式庭球部での4年間の目標を教えてください

入部したからには4年間で団体戦に出たりして日本一を少なくとも一回は取りたいです。全然まだそんなレベルではないんですけど、団体に出れるレベルになるようにレベルアップして、そして結果を残していきたいです。

後藤 佳佑(社2=東京・早実)・新沼舜大(スポ1=宮城・東北)組

――今日の試合振り返って

後藤 新沼くんが指示を出してくれたので指示通り動きました。

新沼つないでもらってるんで僕が決めなきゃなと思ってやりました。

――今後の目標を教えてください

新沼王座は試合には出ないのでサポートを頑張って、東インカレではシングルスで結果を残せたらなと思います。

後藤記録よりも記憶に残る試合をしたいです。

――新沼くんにとって早大軟式庭球部での4年間の目標はありますか

新沼インカレ10連覇を目指します。

▽女子▽

村上紗莉奈(社4=愛媛・済美)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうの試合は主将の上原と組んだんですけど、いつもは組まないこの早慶戦だけしか組まない相手だったんですけど、特に主将だし絶対に勝たないといけないペアだったのでそこを意識して、勝ちにこだわって試合ができたかなと思います。

――1ゲーム目に転倒する場面がありましたが、怪我は大丈夫でしたか

全然大丈夫です、なんかすみません(笑)。

――きょうの試合で1番上手くいったポイントはなんですか

何ゲーム目かはわからないんですけど、奥のコートにいた時に、相手の前衛が出て来た時にしっかりとそこを攻めれたことが、自分の中では1番納得のいったプレーかなと思いました。

――これからの夏にスキルアップしていきたい部分はどこですか

きょうもなんですけど結構力強く打たれた球に対して上げてしまうところがあって、前衛に捕まってしまうところが多かったので、しっかり相手が打ってきた球を打ち返せるようにしたいです。

川村真帆(スポ1=東京・文化学園大杉並)・須田葵衣(社1=群馬・高崎商業)組

――きょうの試合を振り返って

 

川村結果的に言うと男女合わせて負けたのが自分達のペアだけなので、OBさんにも言われたんですけど早慶戦でお互いに負けないようにやってる中で自分達だけ負けてしまってチームのみんなに申し訳ないなっていうのと、出てない先輩方がいる中で出してもらって惜しくもないパッとしない試合をしてしまって申し訳ない気持ちが強いです。今までも試合に出させてもらったことはあったんですけど、さっき2人で話したんですけどその時とは違ってすべてがうまくいかない、全て悪循環になってしまった感じです。大会はまだあるのでそれに向けて切り替えて行こうという話をしました。

須田同じなんですけど本当に申し訳ないなっていうのが1番大きくて、せっかく応援していただいているのにそれに応えるようなプレーが出来ずに終わってしまって、チームの一員として試合に出させてもらっている自覚とか、団体戦とか他の試合に出させてもらっていた時最初はせっかく出してもらっているから頑張ろうと思い切って出来ていたんですけど、最近慣れみたいなのが出てきてしまって気持ちの面で浮ついている訳ではないんですけど、弱気な部分が出てしまって悪い試合が続いて自分でも迷っている部分が多いので、そういうのも認めてインカレまで時間があるので細かいところを見つめながら修正したいです。

――ゲームカウント1-5で、ミスが目立つ場面もありましたが具体的な敗因はなんだと思いますか

川村さっきも言ったんですけど今まで出させてもらった時は1年生ということもあって勢いでなんとか乗り切ってた部分が反省としてあって、勢いがなくなった訳ではないんですけど慣れもあって薄れてきてしまって、シンプルに実力差が出てしまったゲームだったと思います。

須田気持ちが乗っていないというか弱気になってしまってここ打ったらこうミスしてしまうなど悪い方向に考えてしまって、それが体が硬くなってしまうしラケットが振り切れないという技術につながってしまったと思います。

――この後夏に入りますが、スキルアップしたい部分はどこですか

川村きょうの試合でも意識したんですけど自分はプレースタイルをちょっと変えて幅を増やしたいと思っていて、もともとは結構派手に動くタイプだって周りからは言われていて自分でもそうだと思っていたんですけど、それは長所でもあるんですけど逆に言えば雑だっていう部分もあるので雑なプレーが要所要所で出てしまって流れが変わってしまって負けるっていうのが多くて、それは高校の時から大学入ってからもなんとなく変わらずにずっとっていうところがあったので、確実にというか固くいくっていうのを意識していて今はまだ迷ってしまう部分がすごくあるので、変えているのでミスをしてしまうのは多少割り切りながら良いところを伸ばしつつ悪いところを少しずつ底上げしていけたらと思います。

須田後衛として自分で攻めるのもそうなんですけど、とにかくつながないと前衛の良さも出すことができないので、とにかくラリーをつなげて展開を作るのが今はまだ全然できていなくて単発的な試合になってしまっているので、粘り強さとかそのためのフットワークだったり気持ちの部分もあるので、技術的にも精神的にも鍛えて行きたいと思います。