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水泳部

2018.06.13

関東学生リーグ戦 6月9日 埼玉・所沢アクアアリーナ

待ちに待った初勝利。本調子で臨めた最終戦

TEAM 1P 2P 3P 4P
早大 13
中大
▽得点者
中安5、眞板3、田中2、樋爪2、吉村

 一次リーグの最終戦がワセダのホーム・所沢アクアアリーナで行われた。この日まで、ワセダは勝ち無し。敗戦を繰り返している。これまで勝てていないからこそリーグ戦の最後を勝利で飾りたい思いが強いワセダだが、対戦相手は昨年6位の中大である。勝ち癖のついてないワセダは今季不調。中大は格下とも言える相手でもあるが、油断はできない。試合が始まると、観客も白熱しプレーも徐々に激しさを増す。先制点は取られたものの、相手の退水を利用しての得点やキーパー米山基樹(創理4=千葉・芝浦工大柏)のセーブによって調子を上げていく。得点を量産し、見事13-8で勝利を収めることとなった。リーグ戦の最後の最後でワセダの強さを見せた。

 序盤から激しい当たりでの攻防が続く。田中要(スポ2=埼玉・秀明英光)がシュートを放つが惜しくもポストに弾かれると、中大に攻撃が移った。試合が動き始めたのはそこから。ワセダが退水者を出すと、数的不利な状況になる。外側からインに素早くボールが渡ると、シュートの隙を与えてしまった。これが中大の先制点になる。しかしその反対に次は中大が退水を取られるとワセダもそのチャンスを生かして得点。その後、カウンターで得点を許し1-2。しかし中大の退水も多く、その流れからゴールを決め、3-2と逆転。中大も負けじと積極的にゴールを狙い続け、前半は5-5の同点でコートチェンジを迎えた。

一次リーグ、チームを支え続けた田中のシュート

 後半は、まずワセダがカウンターから点を決める。試合は徐々に熱を増し、相手ベンチにイエローカードが出されるシーンもあった。それでもワセダは相手の勢いに臆(おく)することなく攻めの姿勢を見せる。特に得点を量産した中安正己(スポ4=静岡・磐田南)の印象は強い。第3ピリオドの中盤、相手の退水からワセダがタイムアウトを取りチームの呼吸を整え直すと、パス回しで相手の守備を翻弄(ほんろう)する。最後は中安がゴールにねじ込んだ。その勢いがチームを鼓舞したのか、2連続でルーキー樋爪吾朗(スポ1=埼玉栄)もゴール。そして第4ピリオドの11点目。中安はこれまでうまくいかなかったインからのシュートを決めた。相手ディフェンスとの1対1に競り勝ち、フィジカルの強さも見せつけた。この日は合計5得点を決め役目を果たす。その後ワセダは中大と一進一退の攻防を続けたが、追い付かれることはなく、試合時間残り1分を切った場面では田中がカウンターから13点目を奪取。結果、13-8で一次リーグ最後の試合を勝利で飾った。

弱気になることなく最後まで戦い続けた

 来週からは上位と下位のチームに分かれて試合が行われる。ワセダは後者のリーグでトーナメント戦を争うことになるだろう。昨年は下位リーグで一番良い順位である5位を得た。今季一次リーグは前半戦に負けを繰り返し、ワセダの良い味が出せないプレーばかりが続き8位。勝てないもどかしさに涙をにじませた試合もあった。残りの勝負、チーム一丸となって納得のいくものにしてほしい。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

 
  

(記事 佐鳥萌美、写真 池田春花、宇根加菜葉)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

コメント

  

吉村崇(スポ4=大分商)

――きょうの試合全体を振り返っていかがですか

素直に勝てたことはうれしかったです。試合の全体的な総評としては、きっちりと得点できて相手のストロングポイントというものを全員の共通理解として試合に臨みました。相手の失点が抑えられたのではないかなと思います。オフェンスとディフェンスがかみ合った結果、うちの強さは1対1でもカウンターでもディフェンスでもすべての質が高いチームだと思っているので、すべて踏まえたうえでこれまでの試合以上のクオリティでできたと思います。

――先週の試合から修正したところはありますか

修正した点としては、大きく2点あります。1点目はオフェンスでボールを先行させるという点。2点目はディフェンスで相手に前へ入られない点というところをチームで修正するようにはしました。ですが、相手のドライブに対して退水が多くなってしまったのは、修正できてないポイントでもあり、まだまだ修正の余地はあると思っています。

――一次リーグ全体を振り返っていかがですか

僕らの立ち位置は決して上位でないってことは明確になりましたが、上位相手にも僅差で試合ができたりしたので、相手がどんなチームであれ常にチームワセダのカラーだったり戦術であったり常にハイクオリティで発揮しなければいけないなとは思います。相手に合わせるのではなく、常に僕らのペースで試合ができるようになればこれからも僕らのチームの総合的な能力というのは向上していくのではないかと思います。

――今後の課題、意気込みをお願いします

課題としてはセットオフェンスとしての得点の向上、またその折り返しのカバーリングだったりカウンターのディフェンスだったりが修正点であり、まだまだ見直していかないといけない点だと思います。そういった点をミスなく試合をこなすことができれば僕らは下位リーグではありますが、5位で終わることはできるはずです。これからあたっていくチームに1つ1つ勝っていきたいです。どういったところの攻めを相手は狙っているとか、わかっているからこそカバーリングだったり、相手のウィークポイントに対してシュートを打たしていく点を、全員で理解していたからこそ、ワセダのテンポで終始試合を運べました。粘らないとならないところはあったけど、そういったところも理解して最後3クウォーター目に樋爪吾郎(スポ1=埼玉栄)が2連続得点してくれたのは大きくて、そこからも気持ちとして余裕ができました。でもうちのチーム勝ち慣れてないというのがあるので、そういったところ残りの試合勝って早慶戦につなげたいです。

樋爪吾朗(スポ1=埼玉栄)

――1次リーグを終えてみていかがですか

1勝するまでがこんなに時間がかかったので、1勝できてちょっとホッとしてますけど、またらいしゅう入れ替えトーナメントがあるので、そこに向けてコンディションを整えて勝てるようにしていきたいです。

――大学の大会と高校の大会で違うと感じるところはありますか

大学生になると全体的に体重とかフィジカルの強さが全然違うので、そこに苦労しています。

――練習での違いはありますか

ワセダは人数が少ないためコンタクトプレーが少なく、自分たちの持ち味であるスピードとか、個人技能が僕たち高いので、そこでもっと戦っていけたらいいなと思っています。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

自分も決めるところで決めれて、点差的には13−8で、相手のミスとかもあったんですけど、僕たちの持てる力を最大限に出せた試合だったなと思います。

――第3ピリオドでは2ゴールを決められましたが、コンディションは良かったのですか

もっと最初からシュートを打てていけたらなと思います。後半からシュートを打ち始めてたので、前半からもっとシュートを打っていきたいなと思います。

――他に次の試合までに修正したい課題はありますか

自分は対人プレーがちょっと苦手なので、そこの部分をもっと改善していきたいなと思っています。