バドミントン部

2018.06.13

関東学生選手権 6月12日 葛飾区総合スポーツセンター

関東学生選手権が開幕!男子シングルスは渡辺に望みがかかる

 ことしも関東学生選手権(関東学生)の季節がやってきた。12日は男子シングルスAブロックの1回戦から3回戦が行われ、早大からは5名が出場。鈴木朋弥(商3=宮城・聖ウルスラ学院英智)は1回戦、浅原大輔(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)は2回戦で姿を消してしまう。渡辺俊和(スポ3=埼玉栄)、吉村徳仁(スポ3=富山・高岡第一)、友金利玖斗(スポ1=兵庫・村野工)が3回戦に進出したものの、吉村と友金は3回戦敗退。渡辺のみが20日に行われる4回戦に駒を進めた。

 大学進学後初の公式戦として今大会に臨んだルーキーの友金。1、2回戦を勝ち上がり、3回戦では昨年度の関東学生でベスト16の成績を持つ霜上雄一(日体大)と対戦した。ミスを連発し、なかなか流れに乗れず一度もリードを奪うことができないまま12-21と大差をつけて第1ゲームを落とす。第2ゲームでは角度のついた鋭いスマッシュや相手が反応できないようなコースへのショットが炸裂し得点を重ねた。しかし、ヘアピンショットのミスが目立ったうえ、最後まで相手が打ったスマッシュに対応しきれず、ストレート負けを喫した。3回戦まで勝ち上がったが、「ただやっぱり勝てなかったのは悔しい」(友金)と振り返るルーキーは、18日に行われるダブルスにも出場する。ダブルスで雪辱を果たすことができるか注目だ。

唯一4回戦進出を決めた渡辺

 3回戦に挑んだ吉村は第1ゲームの序盤から積極的な攻めで11点を先取。その後もスピード感あふれるラリーを展開し、第1ゲームを21-16で奪う。続く第2ゲームでも前半は第1ゲームの流れのままリードを保つが、12-9の場面でスマッシュをネットにかけて失点するとミスが続き相手に6連続ポイントを許してしまう。「相手が流れに乗ってきてしまい自分が立て直すことができませんでした」(吉村)と言うように相手のペースのまま試合は進み、第2ゲームを21-18で落とした。ファイナルゲームではコートに倒れ込みながら打ったレシーブがネットインするなど気迫のこもったプレーを見せ、開始早々8連続得点を決めて、相手を突き放す。イレブンを先取するが、インターバル後にミスが続き、点差が縮まる。相手が徐々にペースを上げる一方で、吉村は相手の勢いに飲まれてしまい、拮抗(きっこう)した試合展開となった。しかし、意表を突いたコースやサイドライン際のスマッシュを決めていき、20-19でマッチポイントを迎える。ここで試合を決定づけたかったが、試合はジュースに及んだ。最後は吉村が放ったシャトルがバックラインを超えてゲームセット。21-23と勝利には一歩及ばなかった。

粘り強く戦った吉村

 渡辺は終始落ち着いたプレーで第1ゲームを先取するが、第2ゲームでは相手のスマッシュや、速いタッチに苦戦を強いられこのゲームを落とす。迎えたファイナルゲームではドライブの低空戦を制す。また、緩急のあるショットを駆使し相手のミスを誘い、21-12で勝利し4回戦進出を決めた。おととしの今大会で3位に入賞している渡辺はその記録を超えたいところだ。関東の頂点だけでなく、秋の全日本学生選手権への出場権を懸けた長い戦いは続く。

(記事 山本小晴、写真 佐藤菜々、石名遥)

結果

▽Aブロック男子シングルス

▼3回戦

渡辺俊和(スポ3=埼玉栄)〇2-1

吉村徳仁(スポ3=富山・高岡第一)●1-2

友金利玖斗(スポ1=兵庫・村野工)●0-2

コメント

吉村徳仁(スポ3=富山・高岡第一)

――今日の試合を振り返っていかがですか

悔しいです。途中まで勝っていたのですが気持ちが緩んでしまいました。また、相手が流れに乗ってきてしまい自分が立て直すことができませんでした。本当に悔しいです。

――終盤に失速してしまった要因はなんだと思いますか

自分の気持ちが緩んだところで相手がスピードを上げてきたことだと思います。また、自分自身焦ってしまったことも要因の1つだと思います。

――一度ミスをすると連続してミスが出てしまう場面が多く見られましたが、立て直すことは難しかったですか

自分はミスするとその一本に対してものすごく考えてしまうタイプなので、悪い癖だと思います。

――今大会で何か収穫はありましたか

今自分のプレーがよくわかっていない状況です。考えなくても体が動いたり、体が覚えるくらい練習しようと思います。負けたことは悔しいですが、まだ次があるので頑張っていきたいです。

――今シーズンの目標を教えてください

最終的にインカレで個人ではベスト8以上いきたいです。団体ではもちろん優勝を狙います。今のままでは個人は勝てないと思うのでもっと練習して自信をつけていきたいです。

友金利玖斗(スポ1=兵庫・村野工)

――入学後初の試合でした

いままでは高校生だったので、ステージが上がった時に萎縮しないように、なるべく何も考えすぎずに自分のプレーをしようと思っていました。

――高校と一番変わったところはどこですか

練習量が少なくなりました。やはりそこでどれだけ意識を高く持ってやるかというのが自分の中での課題かなと思っています。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは全然練習できていなかったぶん、感覚に走ってしまったので。いままでの経験とかだけではやっぱり勝てない世界に自分から入って来てるので、やはりそこは練習から意識して変えて行かなければと思います。

――きょう見つかった課題は

ラリーになったときに雑になって、足を運ばずに打つことが多いので、そこは直していかなければと。

――収穫はありましたか

1回戦で勝てないかなと思っていたの3回戦まで来れたのはやはり自信になりました。ただやっぱり勝てなかったのは悔しいので、勝てるようにしていきたいです。

――早大を進学先に選んだ理由は

ワセダは自分たちで練習をするというのが主流なので。自分で課題を見つけてやるというのが高校の時にやっていたスタイルで、それを大学でも続けて自分がどこまでいけるかを試したいと思って選びました。

――今シーズンの目標は

インカレで、個人戦ではベスト4に入ることと、団体ではレギュラーで活躍することです。

――ダブルスに向けては

とりあえず月曜日に連勝して勝ち残ることが目標です。