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空手部

2018.06.07

第46回関東学生選手権 6月3日 日野市市民の森ふれあいホール

芝本が世界チャンピオンに勝利!全日本への出場を決める

 全日本学生選手権(全日本)への出場権がかかった関東学生選手権。男女形、女子組手では出場権を手にすることができなかったが、男子組手で芝本航矢(スポ2=東京・世田谷学園)がベスト8入賞し、全日本への切符を手にした。早大からの全日本出場者は芝本のみにとどまった。

 全日本の出場が決まった芝本の2回戦の相手はWKF第10回世界ジュニア&カデット・アンダー21選手権男子組手-67kgで金メダルの中野壮一朗(帝京)。互いに隙を見せず、技が出ない時間が過ぎる。最初に仕掛けたのは芝本。「作戦通り」中段蹴りを決めると、その後勢いが付いて続けざまに上段突きも決まり、4-0でリードする。しかし、このまま終わらないのが世界チャンピオンである。残り30秒を切ったところで上段突きが立て続けに決まる。だが芝本も負けていない。最後まで集中力を切らさずしっかりと上段突きを決め、5-2で勝利した。一方主将の澤入迅人(スポ4=静岡・常葉菊川)は3回戦、一度は上段突きを決めるも「(弱点を)向こうがきっちり修正をしてきたので上手くやられた」と1−3で敗北した。また前回全日本出場者の塚本惇樹副将(スポ4=千葉・拓大紅陵)なども敗北し、5人が3回戦以内で試合を終えた。

奮闘する澤入主将

 芝本の4回戦、勝てば全日本出場という大勝負。最初に技を決めたのは相手選手であった。そのままリードを広げられるが、芝本の追い上げが驚異的であった。残り30秒を切ったところで中段蹴りや突きなどが決まり、逆転勝利を収める。勝負強さが光り、ベスト32に入り全日本への出場権を得た。5回戦も7−1と大差をつけて勝利と順調に勝ち進むが、歩みが止まったのは6回戦。接戦が繰り広げられたこの試合、残り5秒までリードしていたのは芝本であった。しかし、5秒を切ったところで上段突きが決まり、同点。さらに残り2秒で中段蹴りを決められて踏ん張ることができず、敗戦した。

上段突きを決める芝本

 「本当にもったいない」と悔しさをにじませる芝本。空手では『5秒』というわずか時間でも勝敗が変わる。最後まで集中力を切らさないことが鍵となるのだ。しかし、芝本にとって世界チャンピオンに勝利したことでこれからの弾みがついたであろう。悔しさをバネに『全日本優勝』に向けて『ワセダ』を背負って歩み出す。

(記事、写真 江藤華)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果

▽男子組手

芝本 ベスト8

※上位入賞者のみ掲載

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コメント

澤入迅人主将(スポ4=静岡・常葉菊川)

――芝本航矢選手(スポ2=世田谷学園)がベスト8入賞をしました

自分が本当は勝ちたかったのですが、後輩が勝ってくれてとても嬉しいですね。

――ご自身の試合では惜しくも負けてしまいました。敗因はなんだったのでしょうか

相手の選手が地元が一緒でずっと練習をしていたので、簡単にやったらやられるなって。見過ぎたところもあるのですが、相手は逆にガツガツきて自分が引いてしまったところですね。

――相手の弱点はどこでしたか

他の試合を見ている限り、技の前の動きが大きいのが分かっていたのでそこを狙っていくつもりだったのですが、向こうがきっちり修正をしてきたので上手くやられたなと思いました。

――練習などはどのようにしたのでしょうか

入りが大きいので、そこ狙って前で合わせられるような練習をしていったのですが、あまり相手も直していたので(やられてしまいました)。

――最後に芝本選手への思いと今後の意気込みをお願いします

目指すなら優勝狙ってほしいなと思います。今後の意気込みとしては、今回は個人で前回は団体ではこちらから積極的に仕掛けることが弱いのと体が全体的に弱いなと思ったのでそこを中心にこれからの練習を頑張っていきたいなと思います。

芝本航矢(スポ2=東京・世田谷学園)

――世界チャンピオンに勝利をしましたが、心境はいかがですか

当たるって分かってから自分の素の組手では勝てないレベルなのでビデオとか見て作戦を立ててずっと練習をしてきたのでその作戦通り、思いの外作戦にかかって良かったです。

――中段蹴りが最初に決まりました

あれは狙い通りというか作戦通りです。相手は自分が突き突きと思っていたのでそこの裏を書いて中段蹴りとずっと考えていたのでそれが良かったですね。

――相手の弱点はどこにあったのですか

穴がないというか、ちょっとした隙を狙っていくしかなくて。そこは逃さずに集中というか1分半集中力を切らさないことだけですね。

――中段蹴りがよく決まっている印象でした

最初1試合、2試合で中段蹴りが決まって今日は中段蹴りが乗っているなと思ったのできょうは中段蹴りを主体にして、突きに見せかけて中段蹴りを出すなど中段蹴りを軸にして試合を運びました。

――6回戦では一時リードしたものの、残り2秒で逆転をされてしまいました

本当にもったいないというか、正直悔しいですね。せっかくいい調子できたのに最後の最後で逆転されるのはそれほどもったいないことはないので、今後はそういうことがないように最後の最後までそういう状況を想定した組手を練習していきたいと思います。

――全日本に向けて意気込みをお願いします

全日本は絶対に出たかったので。出るだけでは意味がないのでこの調子で全日本では優勝を取りにいく気持ちで練習を怠らないで頑張っていきたいと思います。