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野球部

2018.06.04

東京六大学春季リーグ戦 6月4日 神宮球場

塾の完全優勝阻止!チーム全員でつかんだ大きな勝ち点1/慶大3回戦

慶大3回戦 10 11
早 大
慶 大
(早)徳山、○西垣-岸本
◇(本塁打)小太刀2号ソロ(11回)

 11回裏、最後の打者・小原和樹(慶大3年)が三振に倒れ、大歓声に包まれる一塁側スタンドと、静寂に包まれる三塁側スタンド。3回戦の延長戦までもつれ込んだ白熱の早慶戦は、早大の勝利で幕を閉じた。勝ち点を懸けて臨んだ運命の一戦。投手陣はルーキー2人の投手リレーで昨日に続き慶大を完封。打線は相手投手陣に苦戦したが、11回に小太刀緒飛(スポ4=新潟・日本文理)の2試合連続となる決勝ソロ本塁打で1点を先制し、これが決勝点となった。早慶戦で4季ぶりに勝ち点を獲得し、慶大の完全優勝を阻止することに成功。チーム発足からの目標であった『打倒・慶大』を達成し、早大陣営には歓喜の『紺碧の空』が響き渡った。

 大事な3回戦のマウンドを任されたのはリーグ戦初先発となった徳山壮磨(スポ1=大阪桐蔭)。「ずっと先発したい気持ちがあった」と前日の試合終了後、寮で行われた投手陣のミーティングで先発を志願しての登板だった。昨日圧巻の投球で最終回を締めた勢いそのままに、序盤から新人離れした落ち着いた投球を披露する。140キロ台後半も記録した伸びのある直球とタイミングを外す変化球で慶大打線を翻弄(ほんろう)。6回にはこの試合初めて連打を許し無死一、三塁のピンチを迎えるが、4番・郡司裕也(3年)を遊ゴロに仕留めると、続く5番・柳町達(3年)、6番・嶋田翔(2年)も切って取り、先制点を許さなかった。その後も走者を背負うものの要所を締め、8回を投げて無失点。7奪三振の快投で試合をつくり、味方の反撃を待った。

大舞台で躍動したリーグ戦初先発の徳山

 徳山の好投に応えたい稲穂打線だったが、8安打9得点と勝負強さを見せた昨日から一転、きょうは『あと一本』が出なかった。序盤はキレのいい変化球が武器の相手先発・髙橋亮吾(3年)に手玉に取られる。3回にチーム初安打となる池田賢将(スポ4=富山・高岡南)の右翼線二塁打が飛び出したが、得点には至らず。4回にも福岡高輝(スポ3=埼玉・川越東)加藤雅樹(社3=東京・早実)の連打の後、岸本朋也副将(スポ4=大阪・関大北陽)の犠打で1死二、三塁の好機をつくったが、後続が連続三振に倒れ、先制はならなかった。その後も5、7、8回と得点圏に走者を進めるが、決定打を欠き、いずれも無得点。力投を続けるルーキーを援護できないもどかしい展開が続いた。そして、お互いゼロ行進のまま迎えた9回裏。徳山に代わって、同じくルーキーの西垣雅矢(スポ1=兵庫・報徳学園)が登板。「徳山の頑張りのためにも絶対に点はやらない」と強い思いでマウンドに上がった西垣は、この回を2三振を含む三者凡退に抑え込み、白熱の投手戦は延長戦へ突入した。

笑顔でダイヤモンドを回る小太刀

 10回表、先頭の代打・瀧澤虎太朗(スポ2=山梨学院)が8回からマウンドに上がっていた石井雄也(3年)の直球をはじき返して左翼線三塁打とし、絶好機を迎える。しかし、ここでも『あと一本』が出なかった。2番・檜村篤史(スポ3=千葉・木更津総合)、福岡、加藤の上位打線で得点を奪えず、嫌なムードが募る。しかし、きょうの早大は悪い流れを引きずらなかった。直後の守備では途中出場の一塁手・三木雅裕(社4=東京・早実)が正面の鋭い打球を執念で止め、懸命のヘッドスライディングで一塁ベースをタッチしアウト。4年生の気迫あふれるプレーが、再びチームに勢いをもたらした。この回をゼロに抑え、迎えた11回表。1死で、昨日終盤に東京六大学リーグ戦(リーグ戦)初本塁打を放った小太刀に打順が回る。「直球だけを狙っていた」と3ボール1ストライクからの5球目、高めに浮いた直球を振り抜いた。打球はぐんぐん伸びていくと、そのまま左翼席に吸い込まれた。苦節を乗り越えスタメンをつかんだ4年生の、2試合連続の本塁打となった。待望の先制点に、沸き立つ早大ベンチと一塁側スタンド。しかし、その裏の守備では西垣が安打と四球で2死満塁と一打サヨナラのピンチを背負う。それでも、「思いっきり腕を振ろう」と最後は気迫の直球で空振り三振を奪い、ゲームセット。慶大の完全優勝を阻止し、早大ナインは笑顔でリーグ戦を締めくくった。

試合終了の瞬間、雄たけびを上げた西垣

 今季の早慶戦の『主役』は誰か。そう聞かれると、答えに困る者も多いだろう。男気の連投を見せた小島和哉主将(スポ4=埼玉・浦和学院)か、2試合連続本塁打の小太刀か。はたまた慶大打線を抑え込んだルーキーコンビか。いや、その誰でもない。早慶戦の『主役』は、チーム全員である。プレーでも声でもチームをけん引し続けた4年生、その姿に背中を押され躍動した下級生、そしてスタンドから見守る控え部員たちも含め、チーム全員で勝ち点をつかみ取ったのだ。誰か一人でも欠けていれば、このような結果にはならなかっただろう。チーム全員で『打倒・慶大』の目標に向け気持ちを一つにし、見事宿敵の完全優勝を阻止してみせた。この戦いぶりは、確実に秋につながるはずだ。早慶戦で4季ぶりに勝ち点を獲得した早大。開幕から2カード続けて勝ち点を落とし早々に優勝戦線からは脱落したものの、その後3カードで意地を見せ、終わってみれば明大と同率の3位。この結果には髙橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)も、「早慶戦に向けてチームがよくなってきたと思う」と評価した。今季の『捲土重来』はならなかったが、着々とチーム力は上がってきている。70年ぶりの最下位という屈辱を味わった昨秋からの逆襲は、まだ道の途中だ。来季こそ賜杯を奪還し、覇者・早大の誇りを取り戻してみせる。

(記事 松澤勇人、写真 金澤麻由、村田華乃、吉田優)

黄字は打点付き

早大打者成績
打順 守備 名前 10 11
(左) 池田賢将 .182 三振    右2    右飛    二ゴ            
  瀧澤虎太朗 .500                            左3   
(遊) 檜村篤史 .250 二ゴ    一ゴ    三振    中安    三ゴ      
(三) 福岡高輝 .362 三振       一安    三振    三犠    二ゴ   
(右) 加藤雅樹 .333    二ゴ    中安    一ゴ    三ゴ    遊ゴ   
(捕) 岸本朋也 .375    中飛    三犠    二ゴ    左安       中飛
(中) 小太刀緒飛 .267    左飛    三振       中安 左飛       左本
(一) 吉澤一翔 .182       三振 三振       捕ゴ            
  黒岩駿 .—                                 
  三木雅裕 .400                         遊ゴ    三振
(二) 山岡仁実 .091       三振    二安    四球    中飛    投ゴ
徳山壮磨 .000       四球    捕ゴ    投ゴ            
  重田慎太郎 .143                         一ゴ      
  西垣雅矢 .—                                 
早大投手成績
名前
徳山壮磨 1.20
西垣雅矢 0.00
東京六大学春季リーグ戦星取表
順位   慶 大 立 大 明 大 早 大 法 大 東 大 勝ち点 勝率
慶 大 ●2-3
○1-4
○7-1
○4-3
●0-2
○5-4
○3-1
●0-9
●0-1
○6-3
○5-4
○15-3
○5-1
.692
立 大 ○3-2
●1-4
●1-7
○4-3
●6-8
●1-3
○2-1
○4-2
○3-2
△5-5
○2-1
○7-1
○4-1
.667
明 大 ●3-4
○2-0
●4-5
●3-4
○8-6
○3-1
●2-3
○15-3
○9-4
●5-6
●3-4
○9-2
○7-0
.538
早 大 ●1-3
○9-0
○1-0
●1-2
●2-4
○3-2
●3-15
●4-9
○5-1
●2-4
○2-1
○1-0
○5-3
.538
法 大 ●3-6
●4-5
●2-3
△5-5
●1-2
○6-5
○4-3
●1-5
○4-2
○17-1
○10-2
.455
東 大 ●0-15
●1-5
●2-9
●0-7
●1-7
●1-4
●0-1
●3-5
●1-17
●2-10
10 .000
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コメント

髙橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)

――まず、きょうの先発投手を徳山壮磨投手(スポ1=大阪桐蔭)に決めた理由は

昨日の最後のリリーフが非常に良かったですからね。

――小島投手も投げられる状態ではありましたか

(最長で)15回まであったので、なかなかどこでいくか、というのは難しかったですけどね。でも徳山、最後の西垣(雅矢、スポ1=兵庫・報徳学園)もよく1年生が頑張ってくれたと思いますね。

――徳山投手のきょうの投球を振り返っていかがでしたか

(8回まで)完封したんだから100点じゃないですかね。

――西垣投手を起用した理由は

徳山とそんなに球威も変わらないですし、落ちるボールがあるので。やっぱり一番安定度とか、そういうことを残りのピッチャーから考えたら。まあ15回もあるので、それも考えながら。もし徳山が駄目だったら、リーグ戦初(先発)登板ですから、それが早慶戦でああいう場面ですから、もしというときは早めに代えるつもりだったんですけど。ちゃんとリリーフできましたんでね。

――得点を奪った後の11回裏、先頭から二人続けて走者を出しましたが、そこで代えるという選択肢はありませんでしたか

いやありました。ありましたけど、やっぱり15回なので、とにかく同点まではもう西垣でいこうと。同点になったら小島か、もしくは他のピッチャーでいってたかも分かりません。

――徳山投手と西垣投手で切磋琢磨してほしいというお話をされていましたが、今後に向けていい試合になりましたか

そうですね。秋に向けて非常に楽しみな一つの希望ができましたね。

――打線としては、なかなか一本が出ない状況でした

そうですね。まあそこが課題でしょうね。

――本塁打を放った小太刀緒飛選手(スポ4=新潟・日本文理)について

やっぱり長打力あるんでね。きょうも代えようかなと思いましたけど、やっぱり15回あるので。守備力が彼あるので、最後まで使い続けましたね。

――慶大相手に久しぶりの勝ち点ですが、今のお気持ちは

素直にうれしいですね。

――今季全体を振り返って、今季のチームはいかがでしたか

最初出だしは悪かったですけど、だんだん早慶戦に向けてよくなってきたと思いますね。

――同率3位という結果についてはいかがですか

最初に(勝ち点を)2点落としてるので仕方ないですけど、よくやったと思いますね。

小島和哉主将(スポ4=埼玉・浦和学院)

――早慶戦で勝ち点を獲得しましたが、今のお気持ちはいかがですか

1年生二人が頑張ってくれたのですごい良かったです。うれしいです。

――お二人には試合前にはどのような声掛けをしましたか

自分は先発ではないんですけど、「リリーフでいつでも行くから初回から全力で行ってこい」っていうことは言いました。

――きょうもずっとブルペンで準備していましたが、体の状態はいかがでしたか

それはまあ張ってないわけはないんですけど、気持ちだけは強く持って、二人にも技術じゃなくて最後は気持ちだぞっていうのはずっと言っていたので、自分も気持ちだけは強く持って準備していました。

――3試合を通して投手陣の失点が少なかったですが、その点は振り返って

春のリーグ戦の中では一番良かった週じゃないかなと思うので、ちゃんと秋のリーグ戦の1カード目から同じことができれば本当に優勝争いが絶対できると思うので、そこをできるように、夏は練習を頑張りたいと思います。

――また早慶戦では4年生の気迫を強く感じました

やっぱりここぞっていう時に頼れるのは4年生だなと、4年間一緒に野球をやってきたので。4年生に背中を押されて下級生が踏ん張れたような気がしたので、練習とかでも4年生が率先してやっていきたいなと思います。

――これで今季は同率3位で終えましたが、リーグ戦全体として振り返っていかがでしたか

優勝できなかったのはやっぱり一番悔しいんですけど、Aクラス入り、去年よりも多少なりとも順位を上げて兆しも見えているとは思うので、秋は必ず優勝したいと思います。

――秋につながる早慶戦となったと思います。夏はどのように鍛えていきたいですか

ミーティングとかをしてもう一回全体で課題を出して、個人的にももう一回見直して課題を出して、練習をしていきたいと思います。

岸本朋也副将(スポ4=大阪・関大北陽)

――早慶戦で勝ち点を奪った今のお気持ちは

一つの目標にしてたので、早慶戦に勝てたことは率直にうれしいです。

――徳山選手と西垣選手の好投は捕手から見ていかがでしたか

1年生なんですけど、頼もしくしっかり腕振って思い切り良く投げてくれたので、受けていて1年生らしいというか、すごいいいピッチャー二人が入ってきてくれたなと思います。

――4打数1安打という結果でしたがご自身の打撃を振り返って

チャンスをつくるっていう場面で、打ち切れなかったので、そこは今後の課題ではあるかなと思いますし、ランナー二塁の場面でレフト前ヒットじゃランナーを返せないので、そこで逆方向の当たりだったりっていうのをもっと練習していく、今後の秋の課題になってくるかなと思います。

――三塁まで進んでも得点に至らない場面が何回かありましたが

これも秋に向けてのチームの課題になってくるかなとは率直に思います。このリーグ戦はやっぱりピッチャーに助けられたことが多かったので、この夏でそこを何とか一本出せるチームにしていけたらいいなと思います。

――この早慶戦では4年生の活躍が光りましたが、同学年としていかがですか

同級生の活躍っていうのはうれしいですし、小太刀もあそこで打てるのはこれだけ積み重ねてきたものがあるからだと思うので、そういった面で、4年生の代に恵まれたなって思います。

――春季リーグ戦全体を振り返って

やっぱり後半3つ勝てたので、入りっていうのが非常に悔しいんですけど、秋に向けてのいいステップを踏めたかなとは思うので、絶対秋、優勝できるように、夏にしっかり努力したいと思います。

小太刀緒飛(スポ4=新潟・日本文理)

――きょうもナイスホームランでした。打った瞬間はいかがでしたか

ありがとうございます!フライ気味だったので入るか分からなかったんですけど、レフトが下がっていっててもしかしたら入るかもしれないと思って全力で走りました。入ってくれて本当にうれしかったですね。

――相手はストレートが武器の石井雄也投手(慶大3年)でした。ストレートは狙っていましたか

前の打席と、他のバッターの打席も見ていてほとんど真っ直ぐだったので、あの打席は真っ直ぐだけを狙っていました。高めに来たボールをうまく叩けたのでよかったです。

――逆方向にぐんぐんと伸びていきました

ビックリの方が大きかったですね(笑)。でもとにかく1点入ったのが本当にうれしくて。裏の守備のこともあったんですけど、とにかく先制できてよかったです。

――2日連続の本塁打です

いやーまあ、たまたまだと思います、出来過ぎですよね(笑)。日頃の練習でやってきたことが結果としてかたちに出たと思うので、それはよかったと思います。

――きょうも4年生のガッツあふれるプレーが随所で見られましたが、力になりましたか

1年生がゼロに抑えてくれていて、自分はチャンスを何度も潰して迷惑をかけていたんですけど、上級生が引っ張っていこうと声を掛け合っていました。あまり試合に出ていない4年生もプレーで引っ張ってくれたので、チーム全員が一体となって戦えていたと思います。

――これまで苦しい時期もあったと思います。苦労してつかんだ早慶戦のスタメンで、決勝本塁打です。どんな心境ですか

入学してからリーグ戦で試合に出て活躍することを目標にずっとやってきました。4年生になってようやく試合に出れて、自分が活躍する姿をこれまでお世話になった人たちに見せることができて、本当によかったと思います。

――チームの目標でもあった早慶戦での勝利を達成しました。チームとしては秋に向けてどう進んでいきたいですか

3連戦でここまで戦えたというのはチームとしてもすごく自信になったと思います。優勝したチーム相手にここまでできるんだというのはみんな感じていると思うので、その自信を秋に向けて、春は最初は不安も多かったと思うんですけど、秋はスタートから自信を持って臨んでいきたいと思います。

――個人としての春季リーグ戦を振り返っって

いいときもあれば悪いときもあって、波が大きかったので、そういう波を少なく、安定したプレーをしていきたいです。

――最後に今後への意気込みをお願いします

まだ時間はあるので、もっとレベルアップできるように練習して、秋はチームとしても個人としてももっといい成績を挙げられるように頑張っていきたいと思います。

山岡仁実(スポ4=東京・早実)

――まず、早慶戦での勝利となりましたが、きょうのチーム全体を振り返っていかがですか

もう絶対勝つしかなかったので、もう誰がとかじゃなくて、チーム全員で最終的に勝ってればいいかなというような話し合いをしてきょうの試合に臨めました。0-0という均衡した試合だったんですけど、いい集中力が全員もててたというふうに思います。

――昨日からスタメン起用されましたが、緊張というのはありましたか

そうですね。(リーグ戦で)初めてのスタメンでしたし、こうやって守備に就いて守るというのもかなり久々だったので。かなり緊張したんですけど、しっかり緊張した中で、いい集中力というのが発揮できたなというふうには思えましたけど、バッティングとかに関してはやっぱり課題の残る結果にはなったので、またそこは秋に向けてもう一回、1からやっていきたいなというふうに思います。

――5回に安打が出ましたが、あの打席を振り返っていかがですか

前の打席で変化球で三振取られてたので、チームとして打席の前に立って変化球が落ちる前にたたこうということを徹底すると決めていました。自分も打席の前に立って、変化球を狙って思い切り振っていったらああいうかたちになったので、とりあえずホッとしました。

――ルーキー投手のお二人がきょう無失点で切り抜けるというかたちでしたが、守っていていかがですか

頼もしいな、という一言だったんですけど、やっぱり1年生というのもあったので、内野で先発で守ってる4年生は自分だけだったので、声をしっかり掛けて守備でもり立ててバックアップしていこうという感じでやりました。それに応えてくれたので、良かったなというふうに思います。

――昨日ときょうを振り返って、ご自身の守備はいかがでしたか

エラーがなかったので、それも終盤でも結構何回も飛んできたんですけど、無事にアウトが取れました。自分は守備が課題だったので、そこは良かったなと思います。普段練習とかはサード中心でやってて、いきなりパッとセカンドで出されてもうまく対応できたかなというふうには自分のなかでは思ってます。でもまだまだなところはあるというか、他の選手に負けてると思うので、そこはやっぱり秋もう一回、今季早慶戦しか(スタメンで)出れてないですけど、開幕から最後までスタメンでずっと出れるようにもう一回頑張っていきたいと思います。

――今季のチーム全体を振り返っていかがでしたか

秋から日本一目指してやるってなった中で、最後のかたちは良かったですけど、こういう全体的に悔しい結果だったので、チームとしても個人としても悔しかったのでもう一回秋に向けて練習するだけだと思います。しっかり(練習を)やって、秋なんとしても優勝して、まず(リーグ戦で)優勝して、そこから日本一目指したいなというふうに思います。

――最後に、秋に向けての個人の目標を教えてください

はい。レギュラー取ります。

加藤雅樹(社3=東京・早実)

――まずは今のお気持ちを教えてください

もう最後にチームとしていいかたちで終われたので、秋につながるなという気持ちです。

――今季のチームはどんなチームでしたか

前半は勝てなかったんですけど、後半はしっかり追い返せました。ベンチの雰囲気もいいですし、いいチームだなと思います。

――後半に向けてチームの雰囲気が良くなったということですか

前半から明るくしようというのはあったんけですけど、後半はより磨きがかかったと思います。

――きょうの打席を振り返って頂きます。まずは4回に安打を放った打席を振り返っていかがですか

(打席の)前の方に立って、変化球に対応しようと思ったら真っ直ぐがきました。差し込まれたんですけど、いいところに落ちてくれたなと思います。

――好機で二度打席が回ってきました。どんな気持ちで臨みましたか

とにかく走者を返したいという気持ちでした。でも結果が出なかったので、そこは課題かなと思います。

――小太刀緒飛選手(スポ4=新潟・日本文理)が試合を決める本塁打を放ちました

いやもう本当に0対0だったんで、なんとか打ってくれという気持ちで見ていましたし、うれしかったです

――シーズン前に思い描いていたものと、シーズンを終えての現状を比較して、うまくいった点や逆にギャップを感じている点はありますか

そうですね。もうギャップしかないですね。また明日から秋に向けて頑張りたいと思います。

――今後、来季へ向けてお願いします

来季はチームの優勝のために、自分がもっとしっかりしないといけないと思います。もっと練習して優勝したいです。

檜村篤史(スポ3=千葉・木更津総合)

――三日間の早慶戦を終えた今の気持ちは

打つ方が10打数1安打。きょうなんかはチャンスで回ってきた場面が3回もあったんですけど、全部打てなかったのが悔しいというのがあります。

ーー特に最後の打席では、粘り続けましたが結果は三ゴロとなってしまいました

前の打席で一本出たんですけど、その時に比べると投手の球も気合いが入っていて最後はインコースで力負けしてしまったのが、秋への課題かなと思います。

ーーきょうは3回にも守備で球際の弱さが出てしまいました

あの場面は前に出て起こってしまったことなので、割り切るしかないのかなと。でも今季は2失策で、1つはきょうのと同じようなミスなんですけど、もう1つが送球ミスだったので、送球のミスの方は課題だと思います。

ーーこの春から1番を背負って臨んだシーズンでしたが、振り返っていかがですか

まだまだ1番らしい仕事ができていないので、これから頑張りたいです。

――檜村さんにとって1番らしい仕事というのは

例えば守備だったら早慶2回戦の入りであった小原和樹(3年)の打球を積極的に前に出て処理できたこととか、ああいったプレーで投手を助けられるようにしたいです。

――今季の収穫と課題は

個人としては、打撃の面で粘るところでは粘れているので、そこで(粘れるところと粘れないところでは)何が違うのかを明確にして、秋ではしっかり粘りの打席ができるようにしたいです。

――最後に今後への目標をお願いします

今回目標にしていた打率3割と無失策ができなかったので、次の秋こそはそれが達成できるように、最初から練習していきたいと思います。

福岡高輝(スポ3=埼玉・川越東)

――慶大から勝ち点を奪いました

チーム発足からの目標でしたし、優勝チームから勝ち点取れたことは素直にうれしいです。

――3回には良い守備がありました。振り返っていかがですか

徳山(壮磨、スポ1=大阪桐蔭)がすごく頑張ってくれていたので自分たちが盛り上げられればと思って捕りました。

――守備に関して成長してるという実感はありますか

身体が動くようになって積極的にボールを捕りに行けるようになったので、そこは成長したと思います。

――きょうのご自身の打撃を振り返っていかがですか

崩されてしまって自分の打撃はできなかったです。この悔しさは秋につながるかなと思います。

――春季リーグ戦をチームとして振り返っていかがですか

後半3カードは勝ち点を獲ることができました。秋につながる大会だったと思います。

――個人として振り返っていかがですか

ぼちぼち打てたと思います。守備も1つエラーしたんですけど、もう少しするかなと思ったので守備はいい方だったかなと思います。

――守備、打撃共に昨季より成長を感じられましたか

打撃よりも守備が秋より成長できたかなと思います。

――今後に向けて一言お願いします

秋はリーグ戦で優勝できるように期間は短いんですけど練習していきたいです。

徳山壮磨(スポ1=大阪桐蔭)

――リーグ戦初先発の経緯はどのようなものでしたか

きのうの試合が終わった後、寮で投手全員が集められて「先発したい者は」と聞かれた時に、ずっと先発したい気持ちがあったので、素直に手を挙げました。先発を任された試合でケイオーに勝てたのは凄く良かったと思います。

――調子自体は良さそうに見受けられました

そうですね、きのうの状態も良かったので、普段通り投げようという気持ちでいました。落ち着いて投球できたかなと思います。

――初先発で優勝校相手に8回を投げ無失点、かなり自信になったのでは

そうですね、このシーズンで先発したいという気持ちはあったので、この春で8回投げられたことは秋にもつながると思います。この経験を無駄にせずに秋に向けて体づくりからしっかりやっていきたいです。

――6回のピンチの場面を振り返って

ノーアウトの場面でピンチを迎えましたが、点を取られたら自分は負け投手になってしまうと思っていたんで、どんなかたちでもいいから抑えようと、粘り強く丁寧に気持ち込めて投げられたと思います。

――同級生の西垣雅矢投手(スポ1=兵庫・報徳学園)が徳山投手の後を抑えてくれましたが、思うところはありましたか

そうですね、やはり同級生として互いに刺激しあって頑張れたと思うので、先輩たちもいますが、1年生としてこれからも思い切り投げていきたいです。

――徳山投手の力投もあり、2年ぶりに慶大から勝ち点を得ることができました

ケイオーから勝ち点がずっと取れていないということは聞いていたので、勝ち点を取れるチャンスがある3戦目を任されて、しっかりやり切れたことは本当にうれしいです。

――今季全体を振り返っていかがですか

立教戦から全カード登板させてもらえて、六大学のレベルが高いことも分かりましたし、まだまだ力不足だということも痛感したので秋に向けてレベルアップしたいと思います。

西垣雅矢(スポ1=兵庫・報徳学園)

――きょうの登板は準備はできていましたか

そうですね、この三日間とも5、6回から中盤までの辺りでいくぞ、と言われていたので、この三日間とも準備だけはずっとしていました。

――きょうの9回の登板はいつ頃告げられましたか

8回が終わった後に、次いくぞ、と言われました。

――緊張されましたか

そうですね、すごく競った場面でしたし、緊張はしましたが、自分の力を出そう、思い切って当たろうと思っていきました。

――調子自体は良かったですか

そんなにいいボールがいっていたわけではないと思うのですが、気持ちだけは負けないように、推していけ、と徳山からも言葉を貰っていたので。

――徳山投手の投球は刺激になりましたか

そうですね、おとといから小島さん(和哉主将、スポ4=埼玉・浦和学院)も2連投していましたし、きょう徳山が投げたい、と言っての先発だったので、同級生が頑張っていますし、先輩のためにも徳山の頑張りのためにも絶対に点をやらない、という気持ちでいました。

――9回裏2死満塁になり、慌てることはなかったですか

そうですね、ランナー1、2塁の場面で、カウントが悪くなってしまって、ファーストが空いている、とキャッチャーとも連絡を取ったのですが、それ(その打者)は出して次のバッターで勝負だ、ということで、早めに追い込むことができたので、そこは舞い上がった部分もありましたが、そこの冷静さは残っていました。

――最後はストレートですか。ボール球でしたが

そうですね、ボール球です。狙ったところには全然いかなかったのですが。

――少し抜けた感じですか

そうですね。

――サインはどこで出ていましたか

外角のまっすぐです。

――きょうの審判は外角を広めに取っていたので、岸本選手も<外角を要求したのでしょうか

そうですね、投げたかったのですが。思いっ切りやろうと思って、腕を思いっ切り振ったら、あのような球がいきました。振ってくれて良かったです。

――これが秋に向けて自信になるのではないでしょうか

そうですね、早慶戦を経験させてもらったということは自身になると思います。

――岸本選手からウイニングボールは貰いましたか

小島さんから、徳山投手と話し合って決めろ、と言われたので、徳山に聞いたところ、徳山から、きょうはあげるよ、と言われたので貰いました(笑)。

――ウィニングボールはどなたに

両親にあげます。

――(シーズンの)締めの試合で勝ち投手になれたことは秋につながりますね

きょうは徳山が本当にすごいピッチングをして、とても刺激になっているので、1年生は二人ではないのですが、二人で頑張ろう、という話はごはんを食べながらいつもしているので。

――今季の振り返りをお願いします

法大戦から(ベンチに)入らせてもらって、最後はいいピッチングができたので、まだ力は足りないので、秋に向けて夏しっかり練習して、秋はしっかりと重要な場面を任せてもらえるようになりたいです。