水泳部

2018.05.27

ジャパンオープン2018(50メートル) 5月26日 東京・辰巳国際水泳場

竹内がまたも表彰台に!一方の幌村は夏に優勝を狙う

 競泳のジャパンオープンは早くも3日目を迎えた。男子200メートルバタフライ決勝には幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)が登場。先月に行われた日本選手権を制した幌村だが、この日は体調面でも万全とはいえずに惜しくも4位にとどまった。また今大会好調の竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)は、男子200メートル個人メドレー決勝で3位に入り、今大会2度目の表彰台に上った。

 

★竹内が今大会2度目の表情台に!

自己ベストを更新した竹内

 男子200メートル個人メドレーに登場した竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)がまたしても活躍を見せた。朝の予選を終え「全体的に自己ベストのタイムよりも遅かったので心配な部分がありました」という竹内だが午後のアップからは体が動き始める。体の調子も上がった状態で、強豪ひしめく決勝に挑んだ。竹内はスタートで良い反応を見せると、レース序盤のバタフライを終えた時点で2位となる。続く100メートルは7位で折りかえしたが、平泳ぎで再び巻き返すと最後の自由形も勢いそのままに泳ぎ萩野公介(JAPAN)、藤森太将(木下グループ)に続く3位に。今大会二度目の表彰台に上った。決勝を終え、「疲労がある中でもその日本選手権と変わらないタイムで泳げたというのはかなり強化の一環としてですが良い状態でジャパンオープンという試合を繋げて泳げているという感じはします」とレースを振り返り、確かな手応えをつかんだ様子を伺わせた。今大会400メートル個人メドレーに引き続き自己ベストを更新した竹内。勢いがある早大のホープがさらなる躍進を予感させた。

(記事 糸賀日向子、写真 村上萌々子)

★世界を見据え課題を収穫

日本代表としてレースに臨んだ幌村

 男子200メートルバタフライには先月日本選手権を制した幌村尚が登場。日本代表としてレースに臨んだ。体の不調を感じ予選から力を出すも思うようなタイムが出ない。迎えた決勝では1位が激しく入れ替わる混戦に。先頭付近でレースを進めるも「ラスト50メートル、体が重かった」と最後伸びることができず4位に終わり、表彰台を逃した。「たくさん課題がある。しっかり修正して夏に金メダルをとれるように頑張りたい」(幌村)。今レースを「すごくいい経験」と振り返った。明日の100メートル、そして夏のパンパシフィック選手権につなげることができるか。
 未だ代表の座が空く中行われた女子200メートルバタフライ。代表入りを目指した牧野紘子(教1=東大付中京高)だが、予選が10位に終わり決勝に進むことができずB決勝へ。予選、B決勝ともに「前半が思うように入れなかった」と自身のレースを振り返った。代表入りは逃したが「区切りをつけて、来年きちんと代表に入れるように」と、その目は先を向いていた。

(記事 齋藤夏生、写真 大島悠輔)

★渡部、佐藤はともに表彰台を逃す

個人メドレー決勝で力泳する渡部

 女子200メートル個人メドレーに出場した渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)。予選を1位で通過し、大橋悠依(JAPAN)や寺村美穂(JAPAN)ら日本の強豪たちとともに決勝レースに挑んだ。しかし「すごくきつかった」と渡部。前半にリードを許すと、最後まで差は縮まらず5位でフィニッシュした。最終日に行われる女子200メートル平泳ぎでは、日本代表としての意地を見せられるか。
 女子800メートル自由形決勝には佐藤千夏(スポ1=埼玉栄)が登場。前日の予選をトップし、決勝のレースに臨んだ。「予選からタイムを上げようと言う意識で泳いだ」と語った佐藤。しかし、レース序盤からやや遅れをとり、先頭からは距離が開いてしまう。最後も追い上げきることはできず、6位でこの種目を終えた。今後については、「安定した結果が出せるようにしていくのが課題」と佐藤。秋のインカレでは表彰台に上る姿を期待したい。

(記事、写真 大島悠輔 )

結果

◇決勝

女子800メートル自由形

佐藤千夏 8分41秒86【6位】

男子200メートルバタフライ

幌村尚 1分56秒31【4位】

女子200メートル個人メドレー

渡部香生子 2分11秒49【5位】

男子200メートル個人メドレー

竹内智哉 1分59秒17【3位】

◇B決勝

女子200メートルバタフライ

牧野紘子 2分10秒92【2位】

◇予選

男子50メートル背泳ぎ

大芦知央 27秒20【58位】

男子400メートル自由形

井上奨真 3分56秒11【19位】

古畑海生 3分58秒20【27位】

女子200メートルバタフライ

牧野紘子 2分11秒68【10位】

志賀珠理奈 2分16秒00【37位】

男子200メートルバタフライ

幌村尚 1分57秒19【6位】

女子200メートル個人メドレー

渡部香生子 2分12秒61【1位】

男子200メートル個人メドレー

竹内智哉 2分01秒44【7位】

丸山優稀 2分05秒53【38位】

野田飛雄馬 棄権

コメント
決勝後

渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)*囲み取材より抜粋

――レースを振り返っていかがですか

とにかくすごくきつかったです。前半置いていかれてしまった分がそのまま全体の結果につながったかなと思います。

――国内トップの選手と久々に2個メを泳いだ気持ちは

トップの試合で2個メを泳ぐのが久しぶりだったので、こうやってみんなと競って泳げたのはすごく楽しかったなと思います。

――また改めてこの2個メで世界に勝負したいという思いは芽生えてきましたか

一時期の時よりはありますけど、もう少しよく考えてから決めたいなと思います。

――平泳ぎをメインにやっていく中で気分転換という意味では2個メというのは楽しい種目ですか

はい、そうですね。気分転換にもなりますし、自分の体力がどれくらいなのかとかそういう目安にもなると思うので、定期的にこれからも2個メには出場して行きたいなと思います。

――個人メドレーで世界にというところまでは個人メドレーの感覚はきてないですか

しばらく遠ざかってはいるので、まだそういう気持ちにもなれないですし、それだけできるという自信も全然ないので今後の種目はしっかりよく考えて選択していきたいと思っています。

幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)※囲み取材より抜粋

――激戦のレースとなりましたが、決勝を振り返っていかがでしたか

思ったより体が重くて、今回は納得のいくタイムではなかったです。これからしっかり練習を積んで8月の本番では自分の良いレースができるように頑張っていきたいと思います。

――日本チャンピオンとしてのプレッシャーはありましたか

いや、そういうのはあまりなかったです。自分のレースをしっかりしてあまり周りを見ないようにしていました。

――夏に向けてどのようなことに重点を置いて取り組んでいきたいですか

前半のスピード強化や後半のスタミナなど沢山課題があると思います。そこをしっかり修正して夏に金メダルを取れるように頑張りたいと思います。

――きょう泳いで何メートルからが一番キツかったですか

ラスト50メートルがいつもだったら耐えることができるのですが、今回は諦めないようにしてもどうしても体が重いと感じました。これがすごくいい経験になると思っていてまた明日あるので、明日の100メートル(バタフライ)はしっかりいい結果を出せるように頑張りたいと思います。

――重さを感じたのは飛び込んだ瞬間ですか

アップの時から(日本)選手権の時とは違う体のキツさだったり重さだったりというのがありました。それでも今出せる力は出したつもりなので明日にしっかりつなげたいと思います。

――ちょっと肩が回りづらいだとかそういう感覚はあったのでしょうか

肩に関しては今までそういうことがなかったので原因が何かはまだ分からないのですが、早く治せるようにしたいです。来週からまたヨーロッパグランプリに行くのでそこで大会は冷静になると思うのですが、安定したタイムで泳げるようにしていきたいです。

竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)

――きょうのレースを振り返っていかがでしたか

予選でちょっと調子が悪いかなと思って全体的に自己ベストのタイムよりも遅かったので心配な部分がありました。でも午後のアップから体が動き始めてほぼベスト、ベストなのかな?で終わることができたので結構満足のいく結果だったかなと思います。

――男子400メートル個人メドレーをメインとしてその後は強化の一環ということでしたが、その点から見てこのタイムはいかがですか

日本選手権の時も男子200メートル個人メドレーに出場したのですが、それは結構400メートル個人メドレーよりも前で疲れがあまりない状態でのタイムでした。ですが今回は前に400メートル個人メドレーと200メートル自由形のふたつがあって、疲労がある中でもその日本選手権と変わらないタイムで泳げたというのはかなり強化の一環としてですが良い状態でジャパンオープンという試合をつなげて泳げているという感じはします。

――1日目から泳いで感覚はいかがですか

疲労があって結構しんどい感じはあるのですが午後になったら体が動いたので体の感覚としては結構良い感じかなと思います。

――最後に明日に向けての意気込みをお願いします

明日は200メートル平泳ぎで出場させていただくのですが、個人メドレーや自由形に比べるとちょっとあまり僕のレベルが高くないので決勝に進むのはだいぶ難しいと思います。だから予選からしっかりいくということを重点的に考えて明日のレースを頑張りたいと思います。

佐藤千夏(スポ1=埼玉栄)

――きょうのレースプランは

特に細かいことは決めずに、前半は周りが速いと思っていたので、できるだけついていって、後半どれだけ粘れるかっていうのと、予選からタイムを上げようと言う意識で泳いだんですけど、実際には上がらなくて残念だなと思っています。

――予選からタイムを上げるために何か変えたことは

特にはないんですけど、昨日は割と前半が楽にいけていたので、その楽だった部分を少し上げられたらなと思っていました。

――予選後、泳ぎを崩さないようにという話でしたが

疲れてくるとどうしても進もう進もうとしか考えられずに、泳ぎがめちゃくちゃになってしまうのが昔からあったので、今は調子が良くても悪くても泳ぎをできるだけ崩さないように意識しています。

――今後の課題はそういった部分でしょうか

そうですね。あとは最近大会も安定して結果が出せてなくて、いい時と悪い時とですごい差があるので、そこをできるだけ安定していい結果が出せるように、調子が悪くてもそこそこの結果が出せるようにしていくのが課題だと思っています。

B決勝後

牧野紘子(教1=東京・東大付中教高)※囲み取材より抜粋

――自身のタイムを見ていかがですか

前半が思うようには入れないのと、それに伴って後半も全体的に0.5秒以上遅いという感じです。

――理由はあるのでしょうか

ゆっくり泳ぐペースとかは結構良いのですが、レースペースとか少し強度の高い練習だとやっぱりまだ自分が思うような泳ぎができていない感じがします。今はこの結果をちゃんと受け止めます。

――フォーム的なものなのか、それとも力的なものなのか

ちょっとよく分かっていないです。

――夏に向けて個人メドレーとバタフライの比重については考えていますか

2バタ(200メートルバタフライ)か2個メ(200メートル個人メドレー)か4個メ(400メートル個人メドレー)かだと思うのですが、インカレで何の種目に出るか決まっていなくて。今回はバタフライだったのでバタフライの練習をやってきていたのですが、4個メの練習をして出た方が良いのかなというのは感じるところもありました。バタフライの練習をしていてどうしても涼香(長谷川、日大)と比較してしまう部分があって精神的にきつかったかなというのはあります。

――4個メのトレーニングをしていく中でバタフライもレースに出て上げていくという感じでしょうか

バタフライに出始めた頃も個メの練習中心でやってバタフライも出てみたらという感じで泳いだので、そっちの方が自分には合っているのかなと思います。

――予想していた夏とは違う夏になってしまうかもしれませんが、そのあたりはいかがですか

(代表に)選ばれないとは思うので、そこはちゃんと区切りを付けて夏に向けて練習していって来年きちんと代表に入れるようにしたいなと思います。

予選後

井上奨真主将(スポ4=県岐阜商)

――タイム的にはいかがですか

タイム的には遅いので、ショックですね。

――200メートルから気持ち的にはどう切り替えましたか

気持ちは切り替えて頑張ろうと思っていたんですけど、体調が悪くて、心の中で不安があったままのレースになりました。

――そんな中レースプランはありましたか

前半からいくのはきついと思ったので、少し周り見ながらっていうレースを心がけようと思ったんですけど、全体的に遅かったので少しペース配分を失敗したかなと思います。

――後半追い上げましたが、周りのペースがそれほど速くなかったということでしょうか

そうですね。

渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)*囲み取材より抜粋

――久々に泳ぐ200メートル個人メドレーのレースを振り返ったいかがですか

すごい久しぶりだったので決勝には残りたいと思って、どれくらいで泳げるかわからなかったのでとにかく今できる全力では泳げました。

――その中で一位通過、いかがですか

決勝ではもっとみんな記録を上げてくると思うので、私もそれにしっかりくい込めるように頑張りたいと思います。

――今の感覚だと決勝ではどのくらいの記録が出そうですか

2年前のジャパンオープンで(2分)10秒真ん中くらいだったのでそれくらいは出せるんじゃないかなという感じです。

志賀珠理奈(スポ4=埼玉・武南)

―― 先月よりもタイムは上がりましたが、振り返っていかがですか

今回のジャパンオープンでは選手権よりも確実にタイムを上げて9月のインカレに向けるレースをしようと思って臨みました。練習で出たタイムからしたら2分16秒というのは少し遅いかなと思います。

――レース中に意識したことは何ですか

始めから飛ばしていったら持たないなというのはあったので、余力を残しながら200メートル持たせる泳ぎをしようと思いました。でも逆に始めにセーブしすぎて、上がりきらなかったかなと思います。

――プランとは別に泳ぎの面で意識したことはありましたか

キックが水の上から出ないようにすることと、頭を上げすぎないようにすることの2点を最近は意識していたので、試合でもそれを考えながら泳ぎました。

――明日以降に向けて意気込みをお願いします

明日100メートルがありますが、インカレの出場タイムを切っていないので、まずはそのタイムをしっかり切りたいなと思います。

大芦知央(スポ3=大阪・関大北陽)

――きょうのレースを振り返ってもらってもいいですか

3年ぶりくらいに長水路で50メートルを泳ぐということで久々ということもありスピードを意識して泳ごうかなとは思ってました。

――久しぶりということで感覚的に違うものはありましたか

結構僕は苦手で難しい競技だなと改めて実感しました。

――きのうレースで大学入学後のベストタイムが出ましたが監督やコーチから何か言われましたか

大学に入ってから一番良いタイムが出たということはよかったとは言ってもらえたんですけど、まだまだ目指してるところはもっと上だということを強く言われたんで気を引き締め直して浮かれることなくこの先につなげていけたらいいかなと思っています。

――明日は200メートルがありますが意気込みをお願いします

200メートルは日本選手権で準決勝にも残れなかったのであしたはせめてB決勝には残れるようにということとベストで泳げたらいいかなと思います。

竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)*囲み取材を含む

―― 400個メを終えて自信になった部分はありましたか

そうですね。400メートルでは日本選手権の時に比べて少しだけベストを更新したんですけど、200メートルの個人メドレーと400メートルの個人メドレーは別物だと考えているので、400メートルで自信がついたからといって200メートルが確実に速くなったとも思えないですね。

――決勝ではどのくらいのタイムを目指していますか

自己ベストは狙っていきたいですけど、3日目ということで疲労もたまってきているので、ベストの更新か、それに限りなく近いタイムを狙っていけたらなと思います。

幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)*囲み取材より抜粋

―― 今のレースを振り返っていかがですか

体の調子があまり良くないので、予選から結構いったつもりだったんですけど、思ったよりタイムが良くなかったので、決勝では今出せる力を十分に出したいです。

――かなり疲労感があるように思えますが

体のバランスが良くないです。それも含めて調整できなかったのは自分のダメなところだと思うので、決勝ではしっかり頑張りたいなと思います。

――決勝への抱負をお願いします

今までとは違う立場で臨むジャパンオープンですが、日本選手権では勝っているので頑張りたいなと思います。

牧野紘子(スポ1=東京・東大付中教高)✳囲み取材より抜粋

――今まさに順位の方が出ましたがどんな気持ちですか

ちょっと前半が思ったよりいかなくて、後半が上がらなかったかなという感じです。

――率直に今の結果をどのように受け止めていますか

しょうがないのかなと思っています。

――まだ結果が出たばかりですけど次への思いというのを聞かせてください

インカレもあるので200メートル個人メドレーの練習をしていきたいと思います。

丸山優希(法2=埼玉・大宮)

――レースを振り返ってもらってもいいですか

バックまでは良かったんですけどフリーがちょっとダメだったのでダメだったです。

――ダメだった要因としてはどのようなところが挙げられますか

練習不足しかないかなと思います。

古畑海生(スポ1=千葉・市川)

――レースを振り返ってもらってもいいですか

自己ベストにわずかに届かない結果だったので悔しい気持ちでいます。

――初日に1500メートルを泳いでいますが重点的に取り組んでいるのはどちらですか

今は1500メートルをやっているんですけど、1500メートルに活かせるように400メートルも強化しているというところです。

――あした800メートルのレースを残しています、意気込みをお願いします

今後の1500メートルにつながるようなレースにしたいです。