準硬式野球部

2018.05.27

5月26日 東京六大学春季リーグ戦 東京・法大多摩グラウンド

優勝校相手に惨敗・・・守備のミス目立つ/法大1回戦

法大2回戦
早大
法大 12
(早)●江藤、福川、久郷、古賀-吉田

 早大はいよいよ東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)の最終カードを迎えた。きょうとあす、2試合共に優勝校・法大から勝利を手にすることができれば3位が決定する。しかし、1敗でもすれば4位。何とか初戦を白星で飾りたい早大であったが、初回、味方の失策からピンチを招くと6番打者に外野へ運ばれ、先制点を奪われる。続く2回も2本の適時打で追加点を許した。その後も得点を重ね主導権を握り続けた法大に、早大はなすすべもなく3―12と完敗を喫してしまった。

 きょうの先発のマウンドを託されたのは、江藤健太(教3=早稲田佐賀)。今季は、好成績を収めていたが、この日は制球に苦しんだ。初回、2死から味方守備の失策で走者を背負うと、突如乱れ2者連続四球。満塁の場面でストライクを取りにいった甘い球を6番打者に見事にはじき返された。2人の走者が生還し、いきなり先制を許した江藤。修正を図りたかったが、この日は球が言うことを聞いてくれなかった。2回にも先頭打者に四球を与えると、続く9番打者に右翼線へ二塁打を打たれ無死二、三塁。負けられない初戦、流れを法大に渡したくなかったが、1番打者への初球が甘く入ってしまった。中堅手の頭上を越える2点適時三塁打を許し、手痛い追加点を奪われる。さらには次打者にも適時打を浴びてしまった。調子をなかなか取り戻せない江藤は、4回にも2点適時打を許したところで降板。ベンチへ下がる江藤の背中は本来の姿ではなかった。打線好調の法大はこの回もう1点を奪い、8回にも4点を得てダメ押しに成功。早大投手陣は12失点と課題が残る試合になった。

好投を見せた福川千明(スポ2=兵庫・白陵)

 初回に先制点を奪われ、奮起したい早大打線。2回、先頭の5番・池上倫平副将(政経4=東京・早実)が内野安打で出塁すると、犠打で進塁し1死二塁。ここで7番・加藤大(人3=大分上野丘)が三塁側にセーフティバントを敢行。これが相手野手のミスを誘発した。三塁手の送球が逸れ、その間に池上が本塁へかえった。3回にも先頭の今駒顕二郎(教3=東京・早大学院)が四球で出塁すると、犠打と盗塁で三塁まで進んだ。すると3番・永井隆太(スポ4=石川・七尾)がきっちりと右翼へ犠飛を放ち1点を追加。2回、3回といい攻撃をした早大であったが、この日は大量失点が重くのしかかった。7回にも好機をつくり、内野ゴロの間に1点を追加したが、反撃はここまで。1回戦は法大に軍配が上がった。

堅守が売りの森田達貴主将(スポ4=埼玉・県浦和)だが、きょうはめずらしく失策が続いた

 この敗戦で今季の4位が確定した。きょうは投手陣が誤算であったが、打球処理の難しい土のグラウンドということあり、野手のファンブル、さらには失策も目立った。守備の乱れから傷口を広げ、失点。法大打線がよくバットを振れていたということもあるが、防げる失点も必ずあったはずだ。あすは何としてでも投手と野手、全員で最少失点に抑え、きょうのリベンジを果たしたい。

(記事 石﨑開、写真 金澤麻由 )

コメント

池田訓久監督(昭60教卒=静岡・浜松商)

――きょうの試合を振り返って

もうエラーが出てしまって、そのエラーが全て相手の得点になってしまいました。野球の基本は守備、あとは投手力ですね、そこがしっかりしていないとなかなかゲームになっていかないな、と改めて感じた試合でした。

――きょうは3位もかかっていました

そうですね、その通りでしたね。ここのところずっとバッテリーの調子が怪我などの影響もあり、全体的に良くなくて、結局一色端になってしまうような形で守備も調子の悪さが出てしまい、相手に得点を与えるような流れになってしましたね。実は、連勝で3位、という話は学生たちにはしなかったんです。学生は分かっていたと思います。これで4位が確定しました。秋は、春の反省を生かしてやるしかないということですね。ずっと(試合後のミーティングで)その話をしていたんですけどね。

――森田主将の失策が目立ちました

(きょう試合が行われた法大多摩グラウンドは)土の球場で、うち(早大東伏見グラウンドは)人工芝なので、森田の場合は今週少し練習不足だったということがあったんですよね。それが、影響してしまったのかな、と。森田はここまでしっかりとやってくれているキャプテンですし、自助努力もしっかりやっているということはわたしも良く分かっているので、2か月という長いシーズンの中では仕方がないかな、と思いました。

――江藤投手にはきょうの登板に最優秀防御率のタイトルが懸かっていたとお聞きしましたが

それは知らなかったですね。個人タイトルの件は、最後シーズンが終わった段階で、ということがあるので。全く知りませんでしたね。彼はいい勉強になったのではないでしょうか。

森田達貴主将(スポ4=埼玉・県浦和)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしたか

本当にふがいない試合というか、自分も含めてあれだけ守備のミスが生まれてしまうとは。その辺の細かいところをもっと詰めていかないと、と思いました。

――以前、池田監督がこのグラウンド(法大多摩グラウンド)は戦いにくいとおっしゃっていたのですが、それは地面が土であるから打球処理が難しいなど、そういったところなのでしょうか

それもあるのですが、ここでは負けている試合が多いので、イメージ的な部分もありますね。

――森田主将自身、今週は教育実習で練習にあまり参加できなかったとうかがったのですが、これも不安材料の一つであったりしましたか

正直それはあったのですけれども、それを言い訳にしていたら駄目なので。きょうエラーしてしまったのは実力不足といったところですかね。

――きょうは負けてしまいましたが、あすも試合があります。春季リーグ戦の最終カードということで、あすに向けての意気込みをお願いします

明日の試合は今後を占う大事な試合になってくると思います。秋に向けて必ず勝たなきゃいけない試合だと思うので、法政には3季連続で勝っているので、ここで勝っておきたいですね。このままでは終われないので。