ボクシング部

2018.05.22

第53回関東大学トーナメント 5月20日  東京・駒沢大学玉川キャンパス

土田、三輪が準決勝進出。トーナメント開幕!

 今年も関東ボクシングトーナメント(トーナメント)が始まった。この大会では階級の異なる5選手が出場し、1回戦出場で1点が与えられ、その後勝利ごとに1点ずつ加点されていき、その合計点で順位が決定する。1位になったチームには2部昇格の権利をかけた入れ替え戦に挑むことができる。3部リーグに所属しているワセダは去年惜しくも2位に終わってしまった。今年こそ3年ぶりの2部復帰を目指すワセダは、関東大学トーナメント・リーグ4年間連続優勝して卒業した大黒柱、岩田翔吉(平29スポ卒)の卒業もありチームを一新、主将土田大輔(教4=富山・呉羽)を中心に2年生が4人と若い布陣で挑んだ。

 まず一人目としてリングに上がったのはフライ級・津田大賀(人2=香川・高松第一)。1ラウンド(R)目の序盤こそ相手にカウンターを打たれるなど劣勢にも思われたが、ラッシュを浴びせるなどいい形で1Rを終えた。迎えた2Rはコンビネーションや左フックなどセコンドから聞こえる声通りしつこく攻撃の手を緩めない。3Rも積極的な姿勢を見せこのままの勢いで行くかと思われたが、徐々に相手のパンチを受ける回数が多くなってきてしまう。判定は2-3とあと一歩のところで勝利は逃してしまったが、今後に期待ができるそんな試合内容だった。続く二人目に登場したのはバンタム級・井上雄太郎(商2=東京・明大中野)、序盤から相手の速さに翻弄されペースを握られてしまい、RSCで敗北を喫した。三人目のライト級・三輪裕之(文2=神奈川・鎌倉学園)は不戦勝で勝利した。

チームに貴重な1勝をもたらした土田

 四人目、ここで主将土田大輔(教4=富山・呉羽)がライトウェルター級のリングに上がった。「勝って当たり前の立場になので緊張した」と土田は語ってくれたが、そのような素振りを全く見せつけない戦いだった。相手に強烈なボディを叩き込み、相手の懐に潜り込みラッシュを浴びせる。そんな主将の戦う姿はまさにワセダを背負って立つ男だった。攻撃の手数を減らさず、終始流れを渡さなかった土田は5-0で勝利した。最後の5人目としてはウェルター級・上野秀樹(教2=神奈川・横浜国際)が試合に臨んだ。相手がコンビネーションで流れをつかみ始めた場面でも落ち着きを見せ、左フックを中心に反撃を見せる。徐々に調子を上げてきたと思われたが、途中で不運にも相手が負傷してしまい、2R合計での判定で勝敗が決まることに。結果4-0で悔しさが残る敗戦となってしまった。

今後の可能性を感じさせた上野

総合してみると2勝3敗。決して満足のいく結果では無いが、得ることのできた収穫は大きい。「デビュー戦に比べたらみんなよくなっていたし、勝てる可能性もあった」そう土田主将が言うように2年生の奮闘が目立った。この大会は個人個人のトーナメントではあるが、チーム戦である。昇格は厳しくなってしまったが準決勝に臨む三輪、土田の両選手はチームのために粘り強く戦ってほしい。

(記事、写真 森田和磨)

結果

▽1回戦

フライ級      ●津田大賀 2-3(28-29、28-29、29-28、28-29、29-28)

バンタム級     ●井上雄太郎 RSC(1R1分34秒)

ライト級      ○三輪裕之 不戦勝

ライトウェルター級 ○土田大輔 5-0(30-26、30-27、30-27、30-27、30-26)

ウェルター級    ●上野秀希  0-4(18-20、18-20、18-20、19-19、18-20)

コメント

土田大輔(教4=富山・呉羽)

――きょうから関東大学ボクシングトーナメントが始まりましたが、どのような気持ちで臨みましたか

主将なので勝って当たり前なんで、そうやったらみんなが盛り上がる勝ち方ができるかを第一に考えて頑張りました。

――主将としてのプレッシャーはありましたか

そうですね、勝って当たり前の立場になるんでそこでしょうもない試合をしたらチーム全体がしょぼくなるのでそこは結構緊張しました。

――試合内容を振り返っていかがでしたか

僕としてはもっとカッコよく圧倒的にパンチももらわずっていうのを予定していたんですけど、なかなかドロドロした感じの試合になってしまったので申し訳ないなと思ったんですけど、みんな手数が出てたと言ってくれていたので気持ちは見せることができたかなと思います。

――トータルでワセダは2勝1敗という結果になりましたが、それについてはどうお考えになりますか

負け越してしまって結果的には微妙なんですけど、みんな4月はじめのデビュー戦と比べたらよくなっていたし勝てる可能性も全然あったので、自分を含めみんなでもっと練習して頑張っていきたいと思います。

――2年生が多く若いチームだと思いますが、やりづらさや難しさなどはありますか

やりづらさは特に感じてないです。自分は自分でしっかり頑張って、それを見てみんなが頑張ってくれれば嬉しいですし、そんなに偉そうにすることも無いので楽しく同級生感覚でやっています(笑)。

――次回への意気込みをお願いします

次回はもっと圧倒的な戦い方でストップしたいと思います。