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ハンドボール部

2018.05.19

関東学生春季リーグ 5月19日 東京・東京女子体育大学体育館

日体大にリベンジ果たせず…。手痛い敗戦

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)は最終週に突入した。先週、日女体大相手に雪辱を果たした早大は勢いそのままに勝ち点をつかみ取りたいところ。きょうは1次リーグでは速攻に苦しめられ、大差で敗戦した日体大と対峙した。前半は速い戻りで対応しお互い譲らずロースコアの試合を展開したが、後半に入ると課題としていたミスからの逆速攻で連続失点を喫してしまう。「逆速攻には気をつけようという話になってたんですけど、結果としてはそれでやられてしまった部分が多かったと思います」(吉田瑞萌、スポ2=東京・佼成学園女)。またも速さに苦しめられ、白星を挙げることはできなかった。

 試合開始早々に3連続失点を許してしまい、いきなり暗雲が漂う。しかし、前半6分。伊地知華子副将(社4=宮崎学園)がパスをカットするとそのまま流れるようにボールをつなぎ久保涼子(スポ4=群馬・富岡東)がシュートを決めた。そして、吉田がディフェンスの空いた隙を見逃さず切り込んで2連続のカットインで得点。早大も3連続で得点を挙げすぐさま振り出しに戻した。この後はセットオフェンスで攻めあぐねる時間が続いたが、高田紗妃主将(スポ4=福岡・西南学院)が何度も「我慢しよう」と声をかけ、1カ月ぶりにコートに戻ってきた富永穂香(スポ4=東京・佼成学園女)がディフェンスで好プレーを見せるなど、相手にも簡単に得点は許さない。終盤で2連続で速攻を許し4点差をつけられたものの、残り5分で伊地知のカットイン、さらに「もうあれはいくしかないなと思った」と残り数秒の場面で吉田のミドルシュートがゴールに突き刺さる。点差を2点に縮め、前半を終えた。

この日4得点を決めた吉田

 後半に入ってもお互い一歩も譲らず、日体大の後半6分の得点を最後に両チーム共に8分間得点がないまま時間が過ぎた。早大は得意の粘りのディフェンスでゴールを守ったが、オフェンスではシュートチャンスを迎えても得点が奪えないまま機を脱してしまう状況が続く。ロースコアの試合。大きな大きなその1点が遠かった。早大の得点で均衡を破りたかったが、8分後に揺らされたのは自陣のゴールだった。タイムアウトの直後に「動きの中でのプレーを増やしていくように」という指示のもと、吉田と伊地知がパスランの動きで得点に結びつけたが、その後は小さなミスが増えはじめディフェンスでも精彩を欠いてしまう。警戒していた速攻を含む3連続得点を献上してしまい、ここで勝負の行方は決してしまった。残り5分を切ったところで杉山瑞樹(社3=神奈川・横浜創英)がサイドシュートを含む2得点、さらに吉田の気迫のプレーで得た7メートルスローを久保が決め追い上げを見せたが、もう時間は残されていなかった。

1カ月ぶりにコートに戻ってきた富永

 日体大相手にリベンジを果たすことはできなかったが下を向いている時間はない。あすは春季リーグ最終戦を控えている。対するのは1次リーグ8位ながら2次リーグでは連勝し、勢いに乗っている国士舘大だ。それでも、「相手がどうとかより自分たちがやることをやれば結果はついてくる」(吉田)。どんな相手であろうと彼女たちのやることは変わらない。きょうの試合、選手たちから「ディフェンスから!ディフェンスから!」という声が何度も聞こえてきた。鉄壁のディフェンスを軸に序盤から流れを味方につけたい。チームワセダ一丸となって戦い、春の集大成としてここまでの戦いで積み上げてきたものを出し尽くす。

(記事、写真 宅森咲子)

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関東学生春季リーグ展望/関東学生春季リーグ(4/10)

関東学生春季リーグ
早大 14 6−8
8−10
18 日体大
GK 北村早紀(スポ3=群馬・富岡東)
LW 杉山瑞樹(社3=神奈川・横浜創英)
LB 吉田瑞萌(スポ2=東京・佼成学園女)
CB 金庭亜季(社4=群馬・富岡東)
PV 楯如美(スポ3=岐阜・飛騨高山)
RB 伊地知華子(社4=宮崎学園)
RW 久保涼子(スポ4=群馬・富岡東)
2次下位リーグ星取表(5月19日現在)
早大 日体大 日女体大 国士館大
8位 早大 17●29 14●18 8●16 20○19 20○18
5位 日体大 29○17 18○14 25○16 17△17 18●22
7位 日女体大 16○8 19●20 16●25 26○24 17●23
6位 国士館大 18●20 17△17 22○18 24●26 23○17
コメント

吉田瑞萌(スポ2=東京・佼成学園女)

――きょうの敗戦はどのように受け止めていらっしゃいますか

絶対に勝ちたいと思っていた一戦なので悔しいです。でもあしたも試合があるので、あしたこそ本当に絶対負けられないと思うので、変にプレッシャーに思うのではなくて楽しんでやっていきたいなと思っています。

――みなさんの中でどのような話があったのでしょうか

日体大なので逆速攻には気をつけようという話になってたんですけど、結果としてはそれでやられてしまった部分が多かったのでそこはまだ詰めきれてなかったなと思います。

――オフェンスでは攻めあぐねる時間が続きましたが相手のディフェンスはいかがでしたか

相手のディフェンスがどうというよりかは、自分たちの集中力が切れて簡単なミスで終わってしまったりということが多かったので、そこの差だったかなと思います。

――早大のディフェンス面に関してはいかがですか

途中から出てくる左利きのエースの子に対して対策してたんですけど、そこは守れても次ポストに落とされてしまったりということが多かったのでまだ課題が残るかなと思います。

――相手はフェイントも多く使ってきているように見えました

そうですね。相手が速いスピードでくるのに待っててしまったりというのも結構ありました。

――きょう一番苦しめられた部分はどういったところでしょうか

やっぱり後半の10分から20分の間にお互い点が停滞していた時に粘りきれなかったという部分が一番苦しかったですね。

――吉田選手はカットインもミドルのシュートも決められていましたがご自身のプレーについてはいかがですか

決められたのは良かったんですど、まだまだ確率も悪いのでそこはラスト一戦思いっきりやっていきたいなと思います。

――前半は残り数秒でシュートを決められました。あの場面を振り返っていただけますか

時間も気にしつつ、もうあれはいくしかないなと思ったのでいきました。

――ハーフタイムではどのような話がありましたか

コーチのムラさん(高橋絵理奈コーチ、平21スポ卒=埼玉・浦和実)から「パスランとか動きの中でのプレーを増やしていくように」という指示があったので、後半はそういうのを意識して私と華さん(伊地知華子副将、社4=宮崎学園)でパスランの動きで一本決められたのはよかったと思います。

――あすの最終戦に向けて一言お願いします

今、高田キャプテン(高田紗妃主将、スポ4=福岡・西南学院)も言ってたんですけど、相手がどうとかより自分たちがやることをやれば結果はついてくると思うので頑張りたいと思います。