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バレーボール部

2018.05.21

春季関東大学リーグ戦 5月19日 神奈川・日体大健志台キャンパス米本記念館

フルセットを制し、2季連続の全勝優勝を決めた!

 4月7日に開幕した春季関東大学リーグ戦(春季リーグ戦)もとうとう最終日を迎えた。既に32年ぶりの春季リーグ戦優勝が決まっている早大は、全勝優勝をかけて筑波大と対戦した。両者の意地のぶつかり合いから試合は拮抗した展開が続き、勝負は第5セットへ。アタックライン踏み越しのミスや被ブロックが響き、先に相手にマッチポイントを握られながらも、リバウンドをもらいながら何度も攻撃を展開し、最後は宮浦健人(スポ2=熊本・鎮西)が相手レシーバーを弾き飛ばすほどの力強いスパイクで16点目をもぎとりゲームセット。セットカウント3-2(25-20、23-25、25-19、22-25、16-14)で勝利し、2季連続のリーグ戦全勝優勝を決めた。

 昨年の全日本大学選手権(全日本インカレ)決勝と同じ対戦カードで、会場は試合前から緊張感と熱気に包まれていた。試合開始を告げる笛の音が響き渡り、小林光輝副将(スポ4=長野・創造学園)が今大会絶好調のジャンプサーブを放った。宮浦のスパイクで1点目を早大が取り、幸先の良いスタートを切る。第1セットの山場はなんといっても早大の14点目だろう。ラリーが続く中、チャンスボールが上がり、レフト方向にトスを上げるかと思いきや、小林は体を回転させながらライト方向へバックトスを上げたのだ。そのトスを宮浦がノーブロックの状態で打ち切り、得点へと繋げた。会場はざわめき、拍手と歓声が起こった。この一連の攻撃から流れは一気に早大へ。村山豪(スポ2=東京・駿台学園)のネットぎりぎりのサーブなどで相手を崩しつつ連続得点を奪い、5点差をつけて第1セットを先取した。続く第2セットは、逆に筑波大がセッターの酒井と主将の樋口を中心とした手堅いバレーを展開する。特にセンターがスパイクを打つ体制をとって早大のリードブロックを引き寄せ、レフトやライトがスパイクを打ち込む時間差攻撃になかなか対応できない。そして、序盤に宮浦がクロス方向へのスパイクを2連続でシャットアウトされたことやなかなかセンターとのトスが合わないことで攻撃の幅が狭まり、攻撃面でも守備面でも苦戦を強いられた。最後に村山のブロックやサービスエースで猛追を見せるも、最後は早大のミスで相手に点を献上し、第2セットを落とすこととなった。

高さのあるブロック相手にスパイクを打つ宮浦

 互いに1セットずつ取って迎えた第3セットも、筑波大に後れを取るスタート。5-8と点差を広げられてしまうが、ここで流れを変えたのは藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)の2連続得点だ。苦しい体勢のなかでも、ブロックアウトや軟打でしっかり決めきった。この藤中の連続得点を含む4連続得点で9-8とすると、第1セット同様に早大は流れをつかんだ。第2セットでスパイクのシャットやミスに苦しんだ宮浦は「もう開き直って思い切りやるしかないと思った」という言葉の通り思い切ったスパイクで何本も攻撃を決め、安堵の表情を見せた。その後も鵜野、宮浦、村山ら攻撃の要となる3人がバランス良く得点を重ねて徐々に点差を広げていく。第2セットで噛み合っていなかったセンター陣とのトスもきっちりと合い、そのおかげでパイプ攻撃も機能するようになった。最後まで流れは渡さず、25-19で第3セットを奪取した。第4セットは試合中盤までサイドアウトの押収が続くも、中盤で4連続失点。この失点から筑波大に流れを奪われ、一時7点差をつけられてしまう。相手のミスや鵜野のスパイクからの4連続得点で挽回を図るも、結局筑波大が逃げ切り、勝負を振り出しに戻した。

 最終セット。コイントスの結果、筑波大がサーブ権を手にした。ここまでの4セット、奇しくも最初のサーブを打ったチームがセットを取っていた。幸先が悪いスタートを感じさせ、その予感は的中する。小林はここまで好調だった鵜野に1本目のスパイクを託したものの、まさかのアタックライン踏み越しのミスでいきなり相手にポイントを献上してしまった。続く2点目は小林がツーアタックを決めてすかさずサイドアウトを取って振り出しに戻すも、依然として第4セットを奪取した筑波大に流れが傾いているように思われた。両者譲らぬ展開が続くが、その拮抗を破ったのはやはり筑波大。小澤(筑波大)のスパイクで連続得点を重ねて、10-12まで差を広げられてしまった。早大は連続でタイムアウトを要求して巻き返しを図る。タイムアウト明けのサイドアウトもなかなか切ることができずラリーにもつれ込み、武藤がなんとかブロックして11-12。そして、ここで満を持して登場したのはこれまで何度もチームを救ってきた宮下諒大(社4=東京・早実)だ。「いつ呼ばれても出られるよう、準備してきた」(宮下)。狙い通りに相手を崩し、チャンスボールをしっかり得点に繋げ、同点に追いついた。この瞬間、早大のギアが1段階上がった。サイドアウトの応酬が続き、筑波大がマッチポイントを握り、絶対にサイドアウトを取らなければならない場面、小林がトスを託したのは鵜野だった。相手ブロックをアンテナに当ててきっちり得点を決めた。そして早大にサーブ権が移ると、筑波大のスパイクを堀江が体全体を投げ打ってレシーブし、チャンスボールへとつなげる。藤中が何度もリバウンドボールをもらいながら、万全の体勢で村山が力強いクイックをコートに叩きつけた。15-14。ついに早大がマッチポイントを握った。痛いくらいの緊張感、静寂のなかで鵜野がジャンプサーブを打ち、相手を崩したところで早大に攻撃のチャンスが回ってきた。小林が最後にトスを上げたのは宮浦の頭上。最後の力を振り絞って打ったスパイクは相手レフトを弾き、そのボールが床に落ちた。ゲームセット。フルセットの激闘を制したのは早大だった。

勝利が決まり喜びを爆発させる選手たち

 1回のミス、1回の攻撃が流れを左右する、昨年の全日本インカレ優勝チームと準優勝チームにふさわしい試合だった。選手たちは「基礎的な部分でできていないところがあった」と反省を口にするも、何度もピンチに陥るも集中力を切らさずにフルセットを戦い抜いた強さは「個の力を高める」という目標のもとで個人が努力してきた成果の表れだ。全日本インカレまで、あと約半年。連覇に向け、これからも1歩ずつ歩んでいく。

(記事 松谷果林、写真 杉山睦美、平川茜音、松谷果林)

 

★影の立役者

 チームの状況をずっとコートの外から見てきた熊野秀人主務(スポ4=大阪・河南)。大会エントリーやタイムスケジュール管理など、選手が試合だけに集中できる環境を作っている。春季リーグ戦、黒鷲旗を通して常にチームを裏からずっと支え、励ましてきた。早大が勝ち続けてこられたのは、熊野主務やその他色々なメンバーの支えがあったからにほかならない。

 熊野はインタビューで「今回の春季リーグ戦は75点」と答えた。残りの25点は「雰囲気づくりの不足と基礎的なことの抜け」だという。確かに、第5戦の駒大戦や第9戦の日大戦など、連続失点のあとに雰囲気が悪くなり、ディグがなかなか上がらないという多々見られた。こういった場面をいかに改善し、チーム全体のモチベーションを上げていくかが今後の課題となるだろう。コートで得点を決めて活躍することがない、日の目を浴びない影の立役者は冷静にチームを分析した。

黒鷲旗で中村に声をかける熊野(右)

(記事、写真 松谷果林)

 

セットカウント
早大 25-20
23-25
25-19
22-25
16-14
筑波大
スタメン
レフト 藤中優斗(スポ4=山口・宇部商)
レフト 鵜野幸也(スポ4=東京・早実)
センター 武藤鉄也(スポ3=東京・東亜学園)
センター 村山豪(スポ2=東京・駿台学園)
ライト 宮浦健人(スポ2=熊本・鎮西)
セッター 小林光輝(スポ4=長野・創造学園)
リベロ 堀江友裕(スポ3=和歌山・開智)
最終結果

優勝 11勝0敗

集合写真

個人賞

最優秀選手賞 藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)

会長特別賞 藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)

スパイク賞 村山豪(スポ2=東京・駿台学園)

セッター賞 小林光輝副将(スポ4=長野・創造学園)

レシーブ賞 藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)

賞を受賞した3人。左から藤中、小林、村山

 

コメント

藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)

――主将として臨んだ初のリーグ戦で優勝されました

結果として優勝できて安心はしていますが、僕自身情けない試合ばっかりで。後輩や同期に助けられてばかりだったので、そこは感謝ですし、有難いと思っています。

――きょうの試合を振り返って

お互いに簡単に勝てる試合ではないということは分かっていましたし、手ごわい相手だったので分析して戦ったつもりでしたが、試合の中で対応できなかったボールや、自分たちの思うようなプレーができなくて5セット目までいってしまいました。勝ちましたけど、やっぱり甘かったかなと思います。

――先にマッチポイントを握られてからの逆転でしたが、勝ち切れた要因は何だと思われますか

周りは4年生のおかげだ、と言ってくれているんですけど。僕からしたら、後輩やほかの同期に助けられたというのが1番です。自分としては課題が残ったなと思います。

――4年生としてチームを引っ張れていけましたか

自分のプレーだけでなくみんながいいプレーをできるよう引き出してあげられるようなキャプテンでありたいと思っていました。自分自分ではなく周りの人たちがいいプレーができればよかったなと思えるので。自覚して、そういう思いでやってきたので少しは声で貢献できたかなとは思いますけれど、やっぱりまだまだの部分もあります。監督(松井泰二監督、平3人卒=千葉・八千代)からももっと声を出そうという指示がきょうもあったので、このあとも頑張っていこうと思います。

――今回は最優秀選手賞や会長特別賞に加えてレシーブ賞を受賞されました

基本的にセンターレシーブをやらせてもらっていて、ワンタッチボールを拾っています。僕のスキルとかではなく、ブロックがしっかり出してくれたり、アナリスト陣が細かくデータを出してくれていて、そこに僕が入っているだけです。状況判断とかもありますが、周りの方々に取らせてもらったというのが1番大きいですね。

――春季リーグ戦中での目標だった「個の力を高める」については

チームはあまり作ってこず、個人個人の力を大きくしようということで(やってきました)。個人で課題が見つかったことは成長の証だと思いますし、よかったです。

――次の東日本インカレに向けて

僕と光輝(小林、スポ4=長野・創造学園)が教育実習期間で抜ける期間もありますし、その間は早慶戦を通して3年生中心で取り組んでもらうことになります。そこで良いチームとしてまた作ってくれると思っています。また、東日本インカレに向けて、春(春季リーグ戦)は30%、東日本インカレでは50%までもっていかないといけないので、全日本インカレ優勝を最終的に目標においた中で内容も結果も求めていけたらと思っています。

小林光輝副将(スポ4=長野・創造学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうはチームとしてうまく回っていなかったのでスパイカーが打っても決まらない状況からスタートしてしまいました。自分たちから崩れてしまった試合だったと思います。

――最後の最後まで勝敗のわからないフルセットの試合となりましたが、最終セットはどういう思いでプレーしましたか

最終セットはこの試合の優勝とかよりも自分たちの今ある力を全てぶつけるという思いで臨みました。

――秋季リーグ戦、全日本インカレに続いて、春季リーグ戦も全勝優勝ですが、その点についてはいかがですか

チームとしては負けないというよりかは、一戦一戦に全力でぶつかるという、まずは一つ一つということを重視していて、先を見ないで目の前の試合にかけるというのを全員でやっていました。それが積み重なって結果的に優勝という形になりましたが、課題が多く見つけられたいいリーグだったと思います。

――今年は4年生としての参加ですが、昨年までとは違う点などありますか

やはり、プレッシャーは大きかったです。4年生としてチームを引っ張らないといけなくて、最上級生としてのプレッシャーはありましたが、それも面白さではあって、初日から楽しめたリーグでした。

――秋リーグに引き続き、セッター賞の受賞となりましたがその点はいかがですか

どこにあげても決まりますし、このチームは勝てると思うので、その中で自分がどれだけスパイカーにいい状況を作って打たせるか、ゲームを運んで行くかというところを詰めていけたらなと思います。

――今後の課題や目標について教えてください。

精度だと思います。1本目やコンビの精度を詰めていかないといけないですね。

鵜野幸也(スポ4=東京・早実)

――全勝優勝という結果となりました

目標は優勝だったのですが、それが全勝優勝というかたちで達成できたのは今年のチームの滑り出しとしてはとても良かったと思います。

――最後の試合は苦しい試合となりました

4セット目までは相手のブロックもよく見えてとてもいい調子でプレーできていたのですが、最後の大事な場面でラインクロスしたりとか、被ブロックが多くなってしまったのは個人的にすごく課題が残る部分だと思います。

――4年生としてコートに立っての優勝ということで、去年とは違った思いもありますか

去年優勝したチームから加賀さん(優太、平30商卒=東京・早実)が抜けて代わりに自分が入るということでプレッシャーはとてもありました。優勝したチームだということで、周りからの目も違ってくる中で全員が一つになって頑張ろうというのは自分もとても感じていたので、それに乗っかるようなかたちでした。今後は4年生として、もっと自分を出してチームを引っ張っていけたらいいなと思います。プレー面でも、声かけでもしっかりやっていきたいです。

――5セット目勝ち切れた要因はどのようなで点にありますか

劣勢な場面はたくさんあったのですが、練習してきたことを全部出そうと思っていました。春季リーグ戦ですし、全部出すということを意識した結果だとは思いますが、気持ちの部分も大きかったと思います。

――1番印象に残っている試合はありますか

初戦の国士館大戦ですね。初戦で始めてコートに立つということですごく緊張していました。セットも落として、ヤバイなという気持ちが大きかったです。あの試合を勝ち切れたからこそ、こういう最終的な優勝という結果につながったのだと思います。

――東日本大学選手権に向けて

教育実習などで練習に出られない4年生もいます。そういう時期に3年生と残った4年生でしっかりチームをつくっていけるようにしたいです。春季リーグ戦で優勝したチームだという力を東日本でも出せたらいいと思います。

宮下諒大(社4=東京・早実)

――全勝優勝が決まりました

優勝は先週から決まっていましたが、きょうしっかり1勝取り切れたことが、自分たちの成果として現れたので嬉しいです。

――きょうも最後のピンチの場面で貴重なブレイクをとるサーブを打ちました。あのブレイクがあったからこそ勝てたと思いますが、どのような心境で臨まれたのでしょうか

今季を通して自分の中でも手ごたえのあるプレーがあったので、あのように競った場面で呼ばれるかなと思い、いつでも出られるよう準備してきました。きょうに関しては自分が入ったことで何かが変わったとかはあまり思っていませんが、ブレイクが取れたという意味ではよかったと思うので、この結果に満足せずもっともっと上を目指していくべきなのかなと思いました。準備はしていたんですけれど、きょうはあまりうまくいかなかったというか。そういう反省もあります。

――今回は4年生として、後輩をまとめる立場でリーグ戦に臨みましたがいかがでしたか

今まで選手として全然試合に出ていなくて。4年生になってようやく試合にでるチャンスをいただけて、後輩にすごくうまい人が多くて、頑張ってくれているのでそれに対して自分たちも負けないように練習していきたいと思っていました。背中で引っ張っていく、じゃないですけど。最後の1点とかは上級生の思いとかもすごく強く出ると思うので、そういった僕らの思いも後輩に見せてあげたら、という気持ちでした。

――次の東日本インカレに向けて

今回完全優勝したということで、他のチームからもかなり研究されて、向こうがガンガン攻めてくる状況もあると思います。あくまで、最終目標は全日本インカレでの優勝で、(それに向けて)すべての大会で1戦1戦チャレンジャーとして相手にしっかりぶつかっていくようなバレーができればと思っています。

熊野秀人主務(スポ4=大阪・河南)

――チームを支える立場として、今回の優勝をどう捉えていますか

難しかったです。僕たちが強い、というよりは周りがまだあまり完成していないという状態だったので、今後頑張るとしたらBチームの強化とケガを治すことですね。そこさえできれば全日本インカレで優勝できると思っています。一言でいうと、難しいリーグでした。

――春季リーグ戦中の目標は達成されましたか

80%くらいは達成していたと思います。春までに、基礎を固めると言っていたのが、2段トスだったり、疎かになってしまっているではないですが、あまりうまくいかなかった部分が20%くらいあります。

――今回のリーグ戦に点数をつけるとしたら何点くらいでしょうか

75点くらいです。残りの25点は雰囲気づくりですかね、バレーボールは流れのスポーツなので、いかに雰囲気をもっていくかというところが。誰か1人に頼ってしまうというか、チームとしてもう少し雰囲気を変える何かがあればと思っています。それと基礎の部分です。

――4年生として下級生をまとめる立場になりました

やっぱり下級生との意思疎通ができないと難しいですよね。できる選手はガンガン行って、ケガのところも隠したりすることもあって。そういう時はちゃんと気づいて声をかけてあげることをしないといけないですし、控え、メンバー外の選手を全部ほったらかしにしたらモチベーションが下がることになります。チーム一丸となるためには、そういう選手のケガへの配慮だったり、控え選手、メンバー外の選手に対する働きかけをすることが大事でした。例えば、練習を全くさせないのではなくて、お前も頑張っているからチームでも頑張ってくれ、という声掛けをしたりとか。モチベーションを高くすることによってチームを引っ張っていこうと思って頑張ってきました。それが自覚ですかね。

――次の東日本インカレに向けて

早慶戦までは3年生主体で、藤中(優斗)、小林(光輝)という主力選手が抜けることになって他の選手が自覚するようになることや、冬からやってきた個の選手を高めるというのに加えて、さきほども言ったBチームの強化がもう少しできるのではないか、という期待があります。東日本インカレに向けて、この2つを強化できればなと思っています。

武藤鉄也(スポ3=東京・東亜学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうはミスが多かったという印象で、フルセットでは勝ったのですが僕らとしてはあまりいい試合ではなかったかなと思います。

――フルセットの試合となりましたが、最終セットはどういう思いでプレイしましたか

競り勝つというのは今後の自信にもなると思うので、競っている中でもきちんと勝てればいいかなと思っていました。もともとフルセットになる予定で準備して来ていたので、その中でもちゃんと勝ちきらないとなとは感じていました。

――きょうのサーブを振り返っていかがですか

怪我が多くて、サーブだけでなくプレーも本調子でできていないので、騙し騙しにはなっているのですが、ちゃんとケアをして、ベストコンディションを作れるようにしたいなと思います。

――秋季リーグ戦、全日本インカレに続いての春季リーグも全勝優勝となりましたが、その点はいかがですか

去年から大学相手にあまり負けていないというのはあるのですが、勝たなきゃいけないというプレッシャーは感じずに、もっと高いレベルを目指していきたいです。天皇杯で企業のチームに勝つくらいの完成度を目指してやっていけば、大学相手だったら勝てると思うので今の結果に満足せずに、もっと上を目指していきたいと思います。

――今後の課題や目標について教えてください。

1本目の精度やコンビの精度は、まだ春で全然高くないのでそこの精度を上げていきたいです。また、これから4年生の何人かが教育実習で練習にいない状況が続くので、3年生が中心となって、自分たちに何が足りないのかをしっかり考えてメニューを決めていきたいです。目標を明確にして、練習に取り組んで、もっといい、強いチームにしていきたいです。

堀江友裕(スポ3=和歌山・開智)

――全勝優勝が決まった瞬間はいかがでしたか

結果的には連勝ですが、一戦一戦大切に戦っていく中で、きょうの試合を勝ち切れたことは嬉しいです。

――最後の試合はとても苦しい試合となりました

自分の中で、4セット目などチームがうまくいかない中で集中力が切れそうになる部分がありました。そこは4年生の力に助けられながら、何とか勝ち切れたということで、自分の力不足を痛感しました。勝ったことは嬉しいですが、同時に自分の力不足もすごく感じたので、そこは反省したいと思います。

――流れ次第で連続得点が行ったり来たりする試合展開でした

筑波大がサーブを戦術的に打ってくることは分かっていました。それでも、自分が取りに行けない範囲にボールが来て、自分がボールを触れない状況での連続失点が続いてしまいました。そこは、僕が取りに行くのか、それとも指示を出して連続失点を防ぐのか、まだ東日本などの試合があるので、そういうところで実践していきたいです。

――最後勝ち切れた要因は何が挙げられますか

筑波大も勝ちたいという気持ちが強いのは伝わってきたのですが、宮下さん(諒大、社4=東京・早実)がピンチサーバーで出てきて、その時点でチームが盛り上がりました。宮下さんは僕も慕っている先輩なのですが、そういう風にチームが盛り上がった中で連続得点も取れて、12ー12と得点でも並ぶことができました。何で勝ち切れたのかはっきりしたことは分かりませんが、それが一つの要因になったと思います。

――負けなしの優勝ということですが、この強さはどのような点にあると思われますか

4年生が強さの要因だと思います。そういう中で、自分が4年生になるの嫌だなと思ったりもします。4年生についていっているだけで、3年生は一応上級生ではありますが、後輩でもあるという、1番やりやすい立場です。そういう立場だからこそ今のプレーができているので、4年が強さの要因だと思います。

――東日本インカレに向けて

リーグと違ってトーナメント形式で、負けたら終わりという中で、全日本インカレに向けてのいい予行演習にもなると思います。一発勝負で、1回負けたら終わりなので、いい準備をして優勝できたらいいですし、優勝できなければ全日本インカレに向けての良い課題にもなると思うので、前向きに頑張りたいと思います。

村山豪(スポ2=東京・駿台学園)

――全勝優勝おめでとうございます

ほっとしています。

――ほっとする気持ちの方が大きいですか

ああいう試合展開で、とても苦しかったので勝ててほっとしたという気持ちの方が強いです。

――流れ次第で連続得点が行ったり来たりする試合展開でしたが振り返って

そうですね、我慢をし合うような試合でした。早大の方が最後に一歩我慢できたから最後に逆転できたのだと思います。

――序盤はスパイクが決まらず苦しんでいる印象でした

相手のブロックがとても良くて、なかなか決めることができませんでした。精神的にも、思うように行かない部分があったのですが、先輩たちが声でフォローしてくださって、最後の大事な場面でああいう風に決められたのかなと思います。

――きょうは特に小林選手と良くコミュニケーションを取っていました

トスもそうなのですが、相手のブロックの付き方だったり、プレーにおける全体的な話を2人でいつもしています。

――この春季リーグ戦を総括していかがですか

結果としては優勝できましたが、個人としては課題もたくさん見つかりました。まだここで気を抜かずに、これからの試合に向けてもう一段階自分のプレーを磨ければなと思いました。

――スパイク賞を受賞しました

やはりスパイク賞を取れたのは、1本目を綺麗にセッターに返すサーブレシーブをしてくれている人たちや、2本目の光輝さん(小林)が打ちやすい所にトスを持ってきてくれたり、というのがあったからこそ取れたものだと思います。本当に自分は何もしていないのですが、そういう人たちにすごく感謝しています。

――昨年の優勝とはまた違った思いなどもありますか

学年が上がったので、役割も変わってきています。ただ、コート上ではまだ下級生なので先輩たちに必死に付いて行って、健人(宮浦)と2人で勝ちに貢献したいという気持ちでやっています。

――東日本インカレに向けて

東日本インカレは昨年は3位だったのですが、自分的にはすごく悔しい思いが残っています。最終的に優勝というかたちになればいいですが、まずは自分たちのプレーができるようにしたいです。残り1ヶ月しかないのですが、このリーグ戦よりもレベルアップできるようにまた練習していきます。

宮浦健人(スポ2=熊本・鎮西)

――優勝が決まりました

優勝はしましたが、課題が多く残るリーグ戦になりました。

――きょうの試合では序盤で被ブロックが多かったですが、その原因は

通過点が低くて、相手の手に当たってシャットされてしまうことが多かったと思います。

――筑波大のブロックが高かったということでしょうか

高かったこともありますが、自分がダメだったと思います。

――ブロックされたあとは悔しそうな表情もされていましたが、焦りなどはありましたか

最初はちょっとやばいな、とは思いました。ですが、接戦になるにつれて、開き直ってやるしかないなという考えになって、開き直ってプレーできた部分があります。

――久しぶりのフルセットでした

5セット目はもう15点で終わってしまうので、全部勝負しに行くしかないなという気持ちでコートに入りました。

――最後の16点目、小林選手からトスが上がった時のお気持ちは

あの場面は自分にしかトスをあげる人がいなかったと思いますが、最後は思いっきり打っていこうという感じでした。

――決めた直後は

(自分のスパイクで)きょう勝って全勝優勝できたことでほっとしました。

――今回の春季リーグ戦で成長できたところは

成長というよりかは課題が多く残ったリーグでした。

――どのようなところで課題を感じたのでしょうか

大事なところのスパイクだとか、2段トスを託された時に決められないというのが1番の課題でした。

――今回のリーグ戦の目標であった「個を高める」については

自分は反省しかないですね、本当に。優勝は決まりましたが、反省ばっかりです。

――東日本インカレにむけての意気込みはありますか

この反省をしっかり次の練習で修正して、東日本インカレではちゃんと勝てるよう、頑張っていきたいと思います。

北川諒(教1=東京・早実)

――入部してから初めての春季リーグ戦を振り返っていかがですか

仕事もしなければいけない中で大変で、試合に出る責任感もあって、いっぱいいっぱいになっていたところもあったのですが、同じリベロの堀江さんなどの先輩に多く助けてもらったなという印象です。

――一年生ながら試合に多く出場しましたが、どういう思いで試合に臨まれていましたか

出れない先輩やユニフォームを着ていない人もいるので、自分のできる限りのことをしようと思っていました。

――このリーグを通して自分が成長できたなと思う点はどこですか

高校の時よりも球の質やパワーが違って手だけで受けると弾いてしまうので、体でどのように受けるかなど、レベルの高いものを感じられたのが収穫かなと思います。

――今後どのような選手になっていきたいですか

堀江さん(友裕、スポ3=和歌山・開智)みたいになりたいです。

――今後の課題や目標について教えてください

まずはチームに慣れたいです。