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ラグビー部

2018.05.21

関東大学春季大会 対法大 5月20日 早大上井草グラウンド

積極的なプレーを随所で見せるが、終盤に課題を残す/法大戦

 関東大学春季大会第4戦。この日、早大は法大を相手に52-24で勝利を収めた。 試合開始直後、法大に先制トライを許すが、その後は流れを取り返し早大中心とした試合展開が続く。今季のスローガンである『Moving』のもとに80分間動き続けていきたい早大であったが、後半には疲労からかペナルティーが増えてしまう。そのペナルティーを起点に法大に押し込まれる場面がみられるなど、勝利を収めた一方で前回の反省点である試合終盤の戦い方がまたしても課題になった。

 先制点を奪ったのは法大だった。3分、自陣10メートルの位置から右大外に展開され、1対3と数的不利をつくられるとそのまま被トライ。先制点を許した早大だが、慌てずに試合を立て直す。先週から引き続き取り組んでいる前に出るディフェンスで以降は敵を自陣ゴール前まで踏み込ませず、アタックでも積極的に攻め込んでいく。すると14分には敵陣ゴール前スクラムで獲得したボールをWTB桑山聖生(スポ4=鹿児島実)、WTB安部勇佑(スポ2=東京・国学院久我山)とつなぎインゴール右隅へトライ。試合を振り出しにし、流れを取り戻すと17分にはモールからトライを奪った。勢いに乗った早大はその7分後、敵陣左ゴール前のラインアウトから、SO岸岡智樹(教3=大阪・東海大仰星)が右大外の安部にロングパス。そのまま安部がインゴール右へ滑り込み、7点を追加して19-5で後半へと試合を折り返した。

前半だけで2トライを挙げた安部

 前半の勢いそのままに後半も戦いたい早大。5分、FB南徹哉(文2=福岡・修猷館)からWTB桑山聖生(スポ4=鹿児島実)、CTB桑山淳生(スポ3=鹿児島実)へ素早くパスをつなぐと、桑山淳がタッチライン際の狭いスペースを鮮やかに駆け抜けトライ。11分には相手のミスキックでチャンスを得ると岸岡が左大外をゲイン。FWでフェーズを重ねると最後はロック松井丈典(スポ4=愛知・旭野)がインゴールにねじ込んだ。その直後にもさらにトライを挙げて38-5まで点差を広げたが、18分、自陣ゴール前のスクラムでペナルティーを取られると、法大にクイックスタートから仕掛けられてそのまま中央にトライを許してしまう。その後は失速し始めた早大が法大に押される展開になる。30分には自陣ゴール前ラインアウトから左に展開されて失点を許し、45-17と点差を詰められる。そして、試合終了を前に主導権を法大に握られてしまう。ミスやペナルティーが増加し、法大に自陣ゴール前まで攻め込まれ、背水のディフェンスが続く。そして、ラストワンプレーではゴール前ラインアウトから認定トライの判定により7点を献上。後半途中までの優勢が一転して試合終盤は攻め込まれ、52-24という結果で試合を終えた。

CTBとして初の出場となった桑山淳。兄・桑山聖と兄弟揃ってのスタメンとなった

 敵陣へ切り込む場面が多く見られた今回。日体大戦、筑波大戦での敗北、そして中大戦で得た課題をもとにプレーを修正していくことで、敵陣でのプレーを増やすエリアマネジメントや積極的に動くプレースタイルがしっかりと効果をあげるようになってきたといえる。その一方で後半でのミスやペナルティーの多さなど、まだまだ粗い部分も目立ったこの試合。来週は慶大、それ以降も天理大、明大といった強敵が控えている。強豪校を相手にどのように主導権を奪っていくか。「春はチームの軸を、土台を固める時期」(フランカー柴田徹、社3=神奈川・桐蔭学園)と語るように、この試合で得た収穫と課題をもとに一戦一戦しっかりとチーム作りを進めていきたい。

(記事 伊東穂高、写真 萩原大勝、小田真史)

☆PICK UP PLAYER

成長、そして奪取へ。松井が見せた昨季との違い

 松井にとっての昨季は悔しさの残る一年だった。春シーズンではAチームの全試合で5番としてスタメン出場していたが、秋にはBチームが主戦場になっていた。そんな昨季を松井は「レッグドライブのところで成果を出せなかった」と振り返る。ボールを持ってもなかなかゲインできず、倒されてしまうことが多かったのだ。しかし、きょうの松井は昨季と比べて一皮むけた予感を感じさせた。ボールをもらうと、相手ディフェンスのプレッシャーを受けながらも、着実にレッグドライブをしながらゲイン。結果として目に見える形にも表れ、この試合では2トライを挙げた。まず足をしっかりと踏み出したうえで相手にヒットすることを意識した結果、簡単に倒されなくなったという。「チームを前に出せるプレーヤーになりたい」。昨季の悔しさを胸に、松井が再び定位置奪取へ挑む。

関東大学春季大会
早大 スコア 法大
前半 後半 得点 前半 後半
19 33 19
52 合計 24
5/5 2/3 スクラム成功率 2/2 4/4
5/5 4/4 ラインアウト成功率 4/6 4/4
【得点】▽トライ 安部2、松井2、桑山淳2、宮里、鷲野 ▽ゴール 岸岡(5G)、島本(1G)
※得点者は早大のみ記載
早大登録メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
鶴川 達彦 文構4 神奈川・桐蔭学園中教校
後半22分交代→16井上
宮里 侑樹 スポ4 沖縄・名護商工
後半12分交代→17鷲野
久保 優 スポ2 福岡・筑紫
後半37分交代→18黒田
中山 匠 教3 東京・成城学園
後半27分交代→19三浦
松井 丈典 スポ4 愛知・旭野
◎佐藤 真吾 スポ4 東京・本郷
後半0分交代→20幸重
柴田 徹 社3 神奈川・桐蔭学園
沖野 玄 商3 北海道・函館ラサール
堀越 友太 社4 東京・早実
後半16分交代→21貝塚
10 岸岡 智樹 教3 大阪・東海大仰星
後半35分交代→22島本
11 桑山 聖生 スポ4 鹿児島実
12 平井 亮佑 スポ2 福岡・修猷館
13 桑山 淳生 スポ3 鹿児島実
14 安部 勇佑 スポ2 東京・国学院久我山
15 南 徹哉 文2 福岡・修猷館
リザーブ
16 井上 大二郎 スポ4 愛知・千種
17 鷲野 孝成 基理4 神奈川・桐蔭学園
18 黒田 瑛大 社2 埼玉・早大本庄
19 三浦 駿平 スポ3 秋田中央
20 幸重 天 文構3 大分舞鶴
21 貝塚 陸 スポ4 東京・本郷
22 島本 雄太 創理2 神奈川・桐蔭学園
23 伊藤 大貴 スポ4 愛知・春日丘
※◎はゲームキャプテン、監督は相良南海夫(平4政経卒=東京・早大学院)
コメント

プロップ久保優(スポ2=福岡・筑紫)

――筑波大戦の敗北から2連勝でした。どこを意識したのでしょうか

まず、ディフェンスのところで前に出られていないとチームで言われていたので、前に出るディフェンスという点を修正できたと思います。そして、チーム内で、最初のゲームのファーストプレーをやろうと意識してやりました。

――先週の中大戦から、意識が変わったところはありますか

僕は3番なので、セットプレーのところを改善しようと思っていました。中大戦で修正しようとしたところをもう一度出そうと思ったんですけど、特にスクラムで優位に運べなかったところが課題に残ってしまいました。

――チーム全体として、きょうのスクラムを振り返っていかがですか

きょうのスクラムは、最初のヒットのところはよかったんですけど、ヒットの後のプレスがちょっと弱くて。特に僕の方がもう少しかけれたら自分側の1番ともっと優位に押せたんじゃないかなというのがあります。

――前半をリードして折り返しました

ファーストプレーを意識していて、相手にすぐ1トライ取られてしまって。そこは慌てないようにっていうところをハーフタイムで言われていて。ディフェンスは今の流れでいいということだったので、今週意識していた前に出るディフェンスを意識できたので良かったかなと思います。

――来週の早慶戦への意気込みをお願いします

まず、僕は3番なので、しっかりセットプレーのラインアウトとスクラムを確実に、自分たちのチームが有利になるように運ぶというところです。あと、チームの目標である『Moving』というところで、しっかり動き続けて1対1のところで自分たちのチームが勝てるようなプレーをやっていきたいです。

ロック松井丈典(スポ4=愛知・旭野)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

アタックの部分でFWとして前に出られたので、そこについては良かったんですが、ディフェンスのところではキック後のチェイスで遅れて抜かれてしまう場面があったので、そこは課題かなと思います。

――アタックに関して先週までに比べてゲインできていましたね

ボールを持って4番目のプレーヤーに当たるということで、ベーシックランニングができて外に切れたので前に出られたかなと思うので、そこは継続してボールをもらうときのスピードと、もらった後のスピードをしっかり継続していきたいですね。

――レッグドライブについても意識はしていましたか

試合中にコーチからも言われたんですけど、足を最初に踏んで良い姿勢で当たることを意識して、先に当たることを意識した結果上手くいったかなと思います。

――ディフェンスについてはいかがですか

チームとして前に出るディフェンスを意識していて、本当はもっとできるんですけど、FWの内側からロックしていってもっとプレッシャーをかけていきたいので、ディフェンスに関しては自分はあまりよくなかったかなと思います。

――昨年も春はAチームでプレーしていましたが、秋はAチームでのプレー機会がありませんでした。今季はどのような意気込みで臨んでいますか

昨年は春にレッグドライブのところで成果を出せなかったので、今年は成果を出してチームを前に出せるプレーヤーになって、秋も出られるようにしたいと思います。

――昨年と今年で変えている部分はありますか

少し減量して、今年のチームスローガンは『Moving』なんですけど、動くということで個人としても動き回れる選手になりたいので、体重を少し落として動き回れるようになったので試合中もプレーに参加できるようになったかなと思います。

――これから強豪校との戦いが続きますがどのようなことを意識して臨みたいですか

強豪校になるにつれて今のスタンダードを落とさないように、同じプレーができるかが勝負になってくると思うので、そのレベルを落とさないようにやっていきたいと思います。

ロック三浦駿平(スポ3=秋田中央)

―― 途中出場でしたが、どんな気持ちで試合に入りましたか

チームもきょう調子良かったので、その流れを落とさないように、むしろもうちょっとチームを向上させられるようにピッチに入りました。

―― きょうの試合は、チームとしてどんな目標がありましたか

やることは決まってて、ディフェンスで前に出ることと、アタックの形をしっかり整えることで、それをしっかり遂行できるように試合をしました。

――スクラムの手応えはどうでしたか

前半を見てて、押されはしなかったんですけど、押し切れる場面が少なかったので、圧倒できればいいなと思ってました。

――ラインアウトはいかがでした

取れてはいたんですけど、ゴール前のモールの場面で押し切れなかったりしました。来週から相手も慶大、明大と強くなってくるので、しっかり勝ち切るにはモールとかラインアウトをしっかりする必要があると思います。

――試合を終えて個人的に反省点は見つかりましたか

キックチェイスからディフェンスで抜かれてしまったところがあるので修正したいです。出場時間が少なかったのでボールをあまりもらえなかったですけど、ボールキャリーは自分の強みなのでボールをもらえるよう積極的にプレーしたいと思います。

――来週の慶大戦に向けて一言お願いします

伝統の一戦なので、しっかり勝ち切るということと、その中でも課題があると思うので、直していけるように頑張りたいです。

フランカー柴田徹(社3=神奈川・桐蔭学園)

――きょうの試合の意気込みは何でしたか

この1週間の練習の成果を出そうということで臨みました。全員が動き続けることを意識して取り組みました。運動量を求められるポジションなのでたくさんタックルしていこうという気持ちで挑みました。

――試合を振り返ってみていかがですか

タックルの回数はそれなりに多く出来たのですが、質が良くなかったです。もっと自分から当たりにいけるよう修正していきたいです。

――自身が思う修正点は他にありますか

チームとしても個人としても反則が多かったので、そういった細かいところを修正していきたいです。

――自身の強みは何だと思いますか

僕が強みとして出していきたいのはタックルです。

――ポジション争いが激しいフランカーですがいかがですか

丸尾崇真(文構2=東京・早実)とかU20に行っている下川甲嗣(スポ2=福岡・修猷館)などフランカーはたくさんいます。それぞれの強みがあるので、僕の強みを出しながら勝負していきたいです。

――今後に向けて一言お願いします

春はチームの軸を、土台を固める時期だと思うのでしっかりここまでやってきた全員が動き続けるラグビーをやり切りたいと思います。

NO・8沖野玄(商3­=北海道・函館ラサール)

――今試合のチームとしての課題は何でしたか

ペナルティーをしないようにしようというところですね。最後ペナルティーが続いて認定トライになってしまったのですが、監督からも話しがあったんですけど、疲れているときにも質の高いプレーをし続けなきゃいけないなということが課題ですね。

――個人の課題としては何ですか

チームとしてしっかりディフェンスで前に出ようということだったので、僕はそこが一番見せ場かなと思っていました。ただ、(タックルを)外しちゃったり、弾き飛ばされたりされた場面があったので。もう一回自分を見つめ直していかなければと思います。

――今シーズンはスタメンとしての出場が多いですね

新しいチームになってすごく雰囲気はいいんですけど、まだまだ修正点、課題がいっぱいあるので。やっぱりそこはチーム全員で、Aチームだけじゃなくて下のカテゴリーのチームも一緒になって課題を修正しなければいけないかなと思います。

――ブレイクダウンはいかがでしたか

二人目の見極めを意識したんですけど。その部分ではまあまあだったんじゃないかと思います。

――ジャンパーとして、モールの軸となる場面がありました。モールの安定度はいかがでしたか

取り切れないとこが何個かあって。姿勢が高かったり、押す方向に統一ができてなかったりっていうのがあるんで。成功した部分もあるんですけど、まだまだまとまれるかなって感じです。

――そこの部分の修正はどのようにしていきたいですか

全体的に姿勢が高かったと思うので、まずはきちんと相手のプレッシャーに耐えれる姿勢をつくるところからかなと思います。

――試合全体を振り返っていかがですか

個人的には体の当てのところで負けた部分があったんで。そこは直さなきゃなと思います。

――次戦は早慶戦という節目になりますが意気込みをお願いします

メンバーが流動的で僕はまだ選ばれるかわからないですけど、早慶戦ということで、負けられない試合なのでそこはしっかりこの1週間ちゃんと良い準備して臨みたいと思います。

SO岸岡智樹(教3=大阪・東海大仰星)

――今日の試合の中でどういったゲームメイクを心掛けていましたか

チームとして3つ決めたことがあって。前に出るディフェンスと、ブレイクダウンでしっかりワンキルして、あとはアタックのところでは先週は9番からのアタックを整理したので、今週はその次の10番からのアタックを整理をしたというところの3つをテーマとして考えていました。

――ディフェンスは先週に比べていかがでしたか

先週で大幅に変えて、これを自分たちのチームのスタンダートにしようっていって上手くいったんですけど、それより一段階強くなった相手にしっかり(同じことが)出来るかっていうところで。うまく自分たちのものに出来るかという話だったので、相手が強くなったところでも、今週は出来るのかっていう。やることは変わらなくて、質の向上といったものをきょうは求められていたかなと思います。

――コンバージョンキックの成功率が高かったですが、どういった練習を行っていましたか

実際あまり練習してないんですよ(笑)1年生のときに最初蹴っていたんですけど、その後は変わっちゃったので。今はキッカーがいない中で代理みたいな感じですね。まあ、練習しないといけないですね(笑)

――エリアマネジメントのなかでキックの活用が先週より少なく見えましたが、どういう狙いがありましたか

蹴れる場所に蹴ろうという狙いはありましたけどね。先週はエリアマネジメントが、アタックなどの中に入っていたんですけど、今週はそこを変えたので、しっかりアタックの部分をフォーカスしたところを出そうって。まあ先週よりはキックの場面がちょっと減るかなっていうのは試合の中で元々思ってたので、蹴るところは蹴るでしっかりエリア取れたので、全然良かったのかなとは思っています。

CTB桑山淳生(スポ3=鹿児島実)

――ポジションが昨年から変更になりましたが

高校の時はずっとCTBで、CTBをやりたかったので、やっとCTBでプレーできました。

――CTBとWTBでプレーの違いは何ですか

もちろんポジションが違うので、そこで違ってくる部分はありますが、どちらもBKの一部ですし、フェーズを重ねたときはあまり関係なくプレーしています。

――兄のWTB桑山聖生(スポ4=鹿児島実)選手と一緒に試合に出場しましたが、試合を終えた今の感想は

ずっと一緒にラグビーをやってきて、ほぼ初めて一緒に公式戦でプレーしたので・・・すごく楽しかったです。やっぱり合うなあというか、自分たちのイメージを共有しなくても共有できるというか。

――プレーしやすいと感じることはありますか

ありますね。

――前半に比べると後半の方がボールが回ってきたと思うのですが

前半はあまり中盤でアタックする場面が多くなくて。ディフェンスがメインになったので、自分の仕事をやろうと思ってプレーしていました。後半はボールが回ってきて、自分の強みのボールキャリーがうまくできたかなと思います。

――後半ではトライを挙げていましたね

トライを取れたことは結果としてうれしいですけど、トライまでの過程の部分をもっと重要視したいと思います。

――具体的にどのような過程なのでしょうか

もっとBKを使ったトライというか。BKとFWが一体になったアタックで、きれいにトライを取りたいです。

――個人としての今年の目標はありますか

いや、特にないです。チームの優勝という目標のために向かっていくという感じです。個人としては、試合に出続けるぐらいですね。試合に出続けて、活躍し続ける、頼りにされ続ける、ことです。

――強豪校との試合が続きますが、そこに向けての意気込みをお願いします

あまり相手のことは意識しないです。相手がどうこうというより、自分たちのラグビーをやれるかどうかというのが一番重要だと思っています。それがうまくいったら、どこが相手でも通用すると思います。

WTB安倍勇佑(スポ2=東京・国学院久我山)

――きょうの試合はどのような意気込みで臨まれましたか

中大戦としていい形ができたので、それを継続してもっとレベルを上げていこうと。

――中大戦から1週間どのようなところを意識して練習をされましたか

ディフェンスのところで前に出るところと、後は接点の速さっていうところと、アタックとディフェンスでこだわってもっと質を上げていこうっていうことでやってました。

――前半2トライされましたが、トライシーン振り返っていかがですか

前のスペースが空いていたので、そこで声出してそこにボールを運べたっていうのは良かったと思います。

――きょうのご自身のプレーを振り返っていかがですか

後半にボールキャリーが少なかったのと、ディフエンスでちょっと何度か抜かれるシーンがあったのでそこをもっと質を上げていかないといけないと思いました。

――チームとして良かった点はありますか

今週やってきたディフエンスのところで前に出るところと、前に出る意識があったのは良かったんですけど、後半の最後の方にペナルティが続いて、結果的にシンビンも出てしまったのでそういうところは修正していかなければいかないと、と思いました。

――昨年に比べて体が大きくなったと思うのですが、体づくりで意識していることはありますか

体重は出てきたので、筋肉の質とかスピードのところでキレが出るように意識してやっています。

――ここまではAチームでの出場が続いていますが、春ここまでやってきていかがですか

ケガ人とかいて、出さしてもらっているんですけど、相手のAチームのやっているところとやって、自分の足りないところだったり、強みとしているところが分かっているので、しっかり秋シーズンにも生かせるように取り組んでいきたいと思います。

FB南徹哉(文2=福岡・修猷館)

――Aチーム初スタメンとなりましたが、どのような意気込みで臨みましたか

すごく緊張してたんですけど、限られたチャンスなので、縮こまらずにやれることを思い切り挑戦しようと思って臨みました。

――ご自身のアタックを振り返っていかがですか

BKで外に立つことが多いので、外から相手の状況とか裏を見たりして、内側の選手に要求しようと思ってやりました。うまくいく場面もあったんですけど、できなかった部分もありました。

――エリアマネジメントはいかがでしたか

ディフェンスラインを前に上げようというのをチームとしてやっていたので、後ろから声を出してチームが前でディフェンスしやすいようにやりました。

――きょうの試合でうまくいったと思う部分はありますか

前に上がってタックルする場面であったりとか、裏のエリアをWTBとSOとうまくコミュニケーションをとってカバーができていたと思います。

――何か課題は見つかりましたか

もっと積極的に自信をもって声を出せたらいいなと思います。

――今後の試合への意気込みをお願いします

次はボールに積極的に絡んで、力強くやりたいと思います。