射撃部

2018.05.15

東日本学生選手権 5月10〜13日 埼玉・長瀞射撃場

団体2位!下級生も活躍!

 今年も東日本学生選手権が、自然豊かな地、埼玉・長瀞射撃場で開催された。時期は例年より1カ月早まった。本大会は本選に向けた試合ではなく、またファイナル競技も含まれていない。とはいえ、早大からは50mライフル三姿勢60発競技で団体2位、女子10mエアライフル立射60発競技でレギュラーとして出場した前田留那(スポ1=埼玉・栄北)の個人3位という結果が出た。

 男女混合50mライフル三姿勢60発競技のレギュラーの選手は、千葉朔海(スポ4=埼玉・栄北)、北嶋 亮太(商4=神奈川・桐光学園)、そして田中美沙(スポ3=埼玉・栄北)という実力者だ。結果は2位であるものの、田中は試合終了直後、首を傾げ満足のいかない表情を見せた。SB(スモールボアライフル)マスターの北嶋は、50mライフル伏射60発競技で安定の強さを見せた。

頼もしい新人の前田

 女子10mエアライフル立射60発競技では特に今年4月にスポーツ推薦で入学したばかりの新人・前田留那が、練習時から「不安」を抱き、高校時代の異なる環境での試合であるものの高得点を出した。好調かと思われるが、前田は手応えが「ない」とストレートに口にした。下級生の活躍はこれだけでない。平田華(基理2=大阪・四天王寺)は、10m立射60発競技で自己ベストを更新。5シリーズ全体の平均は100点を超える。「いつもと違うフォームで撃っていたので、もうちょっといつも通りの射撃ができたらよかった」と反省点を挙げるが、安定に試合を進められた。また、加藤モナ(スポ2=埼玉・栄北)は伏射競技で597.8点を取ったのだが、今大会が初めてとは思わせない点数である。

笑顔を見せる新美

 射撃は、対人ではなく自分との戦いだ。それでも時折、背後で見守る早大射撃部員にほほ笑み掛ける選手がおり、雰囲気の良さを感じ取られた。1年生から4年生まで、おのおのが既に先の大会を見据えて練習している。そんな選手たちの今後の活躍に目が離せない。

(記事 成澤理帆、写真 成澤理帆、柴田佑佳)

全出場選手結果

【男子10m立射60発競技】

▽団体 1749.9点(6位)

橋本龍太朗 593.1点

濱本 和樹 581.0点

後藤  樹 575.8点

▽個人

北嶋 亮太 581.1点

清水 拓海 573.1点

亀山 祥吾 572.2点

保坂 剛志 572.0点

池田 佳悟 562.2点

加藤  東 558.0点

梅津  怜 556.3点

熊田 圭祐 547.1点

大貫 裕矢 542.3点

井手 悠太 539.7点

新美 航平 535.0点

石田 和輝 530.3点

田曽 雅也 DNS

【女子10m立射60発競技】

▽団体 1812.1点(4位)

前田 留那 616.0点

(個人3位)

田中 美沙 607.4点

加藤 モナ 588.7点

▽個人

平田  華 609.7点

大芝 嶺花 585.0点

満井 菜月 579.3点

澤井 祐音 575.7点

【女子エアピストル10m立射60発競技】

▽個人

高木  薫 519点

【男子50m伏射60発競技】

▽個人

北嶋 亮太 606.7点

波多 秀馬 587.5点

加藤  一 583.1点

【女子50m伏射60発競技】

▽個人

加藤 モナ 597.8点

田中 美沙 DNS

【50m三姿勢60発競技】

▽団体 1675点(2位)

田中 美沙 563点

千葉 朔海 560点

北嶋 亮太 552点

▽個人

加藤 モナ 544点

波多 秀馬 542点

橋本龍太朗 529点

加藤  一 507点

コメント

加藤モナ(スポ2=埼玉・栄北)

――10m立射60発競技の振り返り

わたしは自分の射撃が全然できずすごく悔しい思いをしているので、来週また東京六大学(春季東京六大学射撃競技会)の試合があるのでそれに向けて猛練習したいと思います。

――具体的に「自分の射撃」とは

頰付けのところから撃つところまでのルーティーンが、緊張や点数が出ない不安とかでコントロールできなくなっていたのかなというのがあるので、それをしっかりできるようにしたいです。

――50m三姿勢60発競技で最も苦手な姿勢は

S(立射)が一番苦手です。3×20は(今回が)大学で初めての試合だったので結構不安とかあったんですけど、点数をあまり気にしないで撃ち方を重視してやりました。

――50m伏射60発競技について

伏射も初めての試合で、時間配分やペースがあまり分からなかったしレギュラーじゃなかったから後ろに誰か見ててくれる人もいなくて、ちょっと緊張もしてたし周りの人を見ながら焦ったりしちゃったけど、ちゃんと反動を感じながら撃てたと思います。

平田華(基理2=大阪・四天王寺)

――試合を振り返って

点数は自己ベストだったのですが、3シリーズ目(31点から40点まで)の点数が100点に乗らなくて個人的には微妙かなと思いますが、2シリーズ目で104点をという今までで一番高い点数が出てたのと、全体で102点くらい平均でとれたので良かったと思います。

――2シリーズ目で点数が低かった原因は

(全体を通して)いつもと違うフォームで撃っていたので、もうちょっといつも通りの射撃ができたらよかったかな。

――今後の目標は

6月の春の関東大会(関東学生スポーツ射撃選手権春季大会)で(7月に開催される)選抜大会(日本学生選抜スポーツ射撃競技大会)の出場者が決まるんですけど、それに出場することです。

前田留那(スポ1=埼玉・栄北)

――試合を振り返って

高校から(射撃を)やっていたんですけど、高校では、監督が練習のときも大会のときも後ろで教えてくれていましたが大学に入ってからは自主練で、自分で考えて練習するので不安とかあったんですけど安定した点を撃てたなという気がします。

――高得点を出して手応えはあるか

ないです。

――今後の目標は

学生の大会で優勝をすることです。