バスケットボール部

2018.05.11

関東大学女子選手権 5月11日 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

攻守がかみ合い、決勝リーグ初戦突破!

 関東大学女子選手権4日目を迎え、決勝リーグが始まった。快勝した日体大戦から一夜明け、きょうは強豪・白鷗大との戦いに挑んだ。序盤から優勢が続き、最後まで一度もリードは許さず白鴎大を撃破。目標としている優勝、そして連覇へと大きくつながる貴重な白星を挙げた。

 開始早々にC中田珠美(スポ3=東京・明星学園)がスリーポイントを沈め最高の立ち上がりを見せる。中田は続けて得点を重ね、チームを勢い付ける。昨日の課題として残ったディフェンス面やリバウンドでも改善が見られた。C田中真美子(スポ4=東京成徳大)を筆頭に、リバウンドを着実に奪い守りでも勢いに乗る。コートでもベンチでも「ディフェンス!ディフェンス!」の声が何度も飛び交い、ディフェンスへの意識の高さがうかがえた。早大の堅い守りに対して、白鴎大は思うようなプレーができずファウルもかさむ。パスカットやスティールなど守りでの良いプレーがオフェンスにも良い波をもたらし、早大のゴールラッシュは止まらず。第1クオーター(Q)終了時点ですでに勝利を予感させる16点差。しかし第2Q、両者得点が凍りつく。先に得点を奪うのはどちらのチームか、と緊張感が漂う。第2Q開始2分半、G長谷川玲子(社4=福井・足羽)がスリーポイントラインから放ったボールは美しい放物線を描きネットに吸い込まれる。このクオーター最初の得点を奪い、試合の流れは完全に早大のものに。直後にF内山未悠(社3=愛知・桜花学園)がルーズボールに気迫のダイブを見せ、早大ベンチは大いに盛り上がる。今大会、絶好調の内山は3連続でシュートを決め存在感を放った。スコアは49-27で後半に臨む。

持ち前の高さと速さでチームに貢献する中田

 そのまま早大のペースで試合は続くかと思われたが、前半のリードで油断もあったか。「出だしは良かったんですけど、後半少し緩んで相手のペースになってしまった」と試合後に田中も語ったように、第3Qはリングに嫌われる時間帯が続き、一時ゲームは白鷗大ムードに。しかしここで、きょうの勝利の立役者と言える中田と田中の連携プレーが光る。田中のカットインで敵を引き寄せ、フリーになった中田にすかさずパスを出し、ゴール下シュートで得点。再び流れを手繰り寄せる。すると、第4Q、ここまでくすぶってきたきたG高田静主将(スポ4=山形市立商)のシュートがついに決まり始める。中盤の不調が嘘のように、得点を量産し相手を突き放す。最後は試合経験の少ない選手たちを投入する余裕も見せ、最終スコアは89-64で試合終了のブザーが鳴る。

4年生らしくチームメイトに声がけをする長谷川

 決して派手なプレーが多いわけではない。それでも、フリースローを確実に決める。速攻のレイアップシュートを外さない。そのような簡単なプレーを疎かにせずにつかみとったきょうの勝利は、非常に意味のある勝ち星である。明日以降の試合に向けて、「一戦一戦を大事にしていきたい」と意気込みを語った田中と中田。試合を終えた選手たちからは笑みがこぼれたが、気の緩みは全く感じられなかった。女王の冠を譲り渡すわけにはいかない。決勝リーグも残すところあと2試合。強い気持ちを持ち、悲願の連覇へとひた走ってほしい。

(記事 小林理沙子、写真 阿部かれん、森田和磨)

第52回関東大学女子選手権 5月11日(vs白鷗大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

28 21 17 23 89
白鷗大 12 15 20 17 64
◇早大スターティングメンバー◇
G#21 高田静(スポ4=山形市立商)
C#14  田中真美子(スポ4=東京成徳大)
F#23 澁谷咲月(スポ3=大阪薫英女学院)
C#33 中田珠未(スポ3=明星学園)
F#37 内山未悠(社3=愛知・桜花学園)
コメント

C田中真美子(スポ4=東京成徳大)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

決勝リーグに入ったんですけど、一戦一戦大事にしようと入っていたので、まず一勝できたことは良かったと思うんですけど、内容は改善点もあるしこれからもまだ2戦続くので気を緩めずに、きょう勝ったことはしっかり喜んで明日からまた切り替えてやっていけたらいいかなと思います。

――改善点とは具体的に何ですか

出だしは良かったんですけど、後半少し緩んで相手のペースになってしまったので、気が緩んだ時に自分たちのペースに持って来れるように、40分間自分たちのバスケをやり続けることがまだできていなかったので、ボックスアウトだったりディフェンスの声だったりもっと徹底していかなければなと思います。

――きのうに比べて出だしが良かったと思いますがきのうとの違いは

監督(土橋比呂志氏、昭59卒)からも出だしが大事だとすごく言われていて、みんなも共通認識できて、ベンチもコートも全員がいい形で入れたからかなと思います。

――ディフェンスリバウンドについて振り返っていかがですか

個人的には大きい相手に対して取られてしまうことがあったので、もっと押し込まれない強さだったりをつけていかなければいけないなと思いました。全体としてはフォワードの子も飛び込んで取ってくれたりしたのでそういうのは継続していけたらいいなと思います。

――いつも安定感のあるプレーが印象的ですがご自身のプレーを振り返っていかがですか

個人的にきのうファウルトラブルで全然試合に出られなかったので、きょうはノーファウルということでやっていたんですけど、内山や中田が点数を取る能力がすごい高い選手なので、その2人がやりやすいように自分が動くというのも最近心がけていて、自分がそんなに1対1能力がないので周りを生かせるようにやっていけたらなと思います。

――4年生で最後のトーナメントですが意気込みをお願いします

あと2戦あるので、一戦一戦勝って優勝できたらいいなと思います。みんなで頑張ります(笑)!

C中田珠未(スポ3=東京・明星学園)

――きょうから決勝リーグが始まりましたが、どのような意気込みで臨みましたか

トーナメントで勝つだろうと言われていたシード校が上がってこなかったこともあったので、相手がどうこうではなくて自分達のバスケをして勝てればいいなと思って試合に入りました。

――きょうの試合を振り返っていかがですか?

白鴎大という強い相手なので、出だしから自分は自分らしいプレー、チームは自分達らしいプレーをするっていうのと、きのうの試合でディフェンスリバウンドがあまり取れなくて、スイッチした後にセンターに取られたりすることが多かったんですけど、きょうはさらに身長が高い相手なんですけどみんなでしっかり頑張ろうと挑みました。

――リバウンドが取れる機会が多かったように思えますが

倉石さん(平氏、昭54卒)が試合前にサイズがおおきいこともあって昨日できなかったリバウンドのところを全員が意識してやるようにと話があったので、前以上に意識してできました。

――試合中コート内外でディフェンスへの声がよく聞こえましたが、意識されていたんですか

相手がすごく力のあるチームだし得点力のある選手が多いので、得点が20点離れていてもいくらでもひっくり返せる離れていても離れていないような点差なので、すぐ10点代になってしまうこともあったので、みんなから声が出ていたのだと思います(笑)。

――代表合宿で得られたものはなんですか

ワセダでは5番4番はあまり関係ないんですけど、代表では5番4番て呼ばれていて、自分はワセダでは大きい方なんですけど代表にいったら別に大きい方ではなくて、このくらいが普通でもっと大きい相手もいるので当たりの強さとか、ここならボックスアウトしないでもなんとなく取れていたものが取れないっていうことが起きてきたし、自分のポジションでも外回りのシュートを求められることがすごい多くて、ワセダとのギャップをすごく感じました。

――田中選手との連携がうまくいってるように見えましたが、意識されていましたか

真美子さんとのプレーをという意識はないけど、真美子さんからいいパスがきたり自分がドライブでいってパスした後に決めてくれたりすると凄く嬉しいです(笑)。

――明日への意気込みをお願いします

決勝リーグなのでしっかり1戦ずつなんですけど、きょうみたいに出だしから自分達らしいプレーをして、リバウンドとかディフェンスで粘って1戦1戦勝って優勝したいです。