ラグビー部

2018.05.11

関東大学春季大会 対中大 5月13日 早大上井草グラウンド

中大戦展望

 今週日曜日、早大は関東大学春季大会(春季大会)第3戦、昨年関東大学リーグ戦(リーグ戦)5位の中大との一戦を迎える。先週行われた筑波大戦は、序盤に筑波大に主導権を取られて24―0で試合を折り返す。後半途中からSO/FB岸岡智樹(教3=大阪・東海大仰星)を投入すると、以降は早大が追い上げを見せたものの前半の失点が大きく響き、21-38で春季大会2連敗を喫した。2連敗という状況のなか迎える春季大会第3戦の注目ポイントを挙げていきたい。

 今シーズンここまでの試合で気になる点は試合の立ち上がりの部分だ。初戦の日体大戦では開始わずか3分で失点を許し、快勝を収めた朝日大戦でも前半はペナルティーが多発し自陣での攻防が続いた。そして、筑波大戦でも相手にボールポゼッションを許し、自陣に押し込まれてしまう展開となった。「ファーストファースト、って言ってそれが体現できなかった」(フランカー佐藤真吾主将、スポ4=東京・本郷)と話すように、試合の立ち上がりはチームでも意識している部分ではあったが、結果としてはその立ち上がりで相手に主導権を握られる戦いが続いている。中大戦ではペナルティーやミスを減らしてボールポゼッションを高めていくことで改善を図りたいところだ。

立ち上がりで押し込まれる時間が続いた

 対する中大は春季大会を1試合消化し、こちらも黒星スタートとなった。初戦の法大戦は、前半を7-26と大きく点差をつけられて折り返すと、後半に追い上げを見せたが28-47で敗れた。しかし、後半では法大のミスを起点にしてトライに結び付けるシーンも散見された。早大は特に自陣から中盤にかけてのミスが多く出ているだけに、不用意なミスから失点につなげられないように注意を払いたい。また、昨季のリーグ戦では5位に終わった中大だが、昨季リーグ戦王者の大東大戦では前半は7-0、東海大戦も前半は14-0と強豪校を相手にも前半は拮抗(きっこう)した試合を見せているのが特徴だ。早大は先述の通り試合の立ち上がりの部分で課題を抱えているだけに、序盤で相手を勢いづかせないようにしなければならないだろう。

ここまでSHとしてスタメン出場を続けている貝塚

 「AチームとBチームで去年は力の差があったので、そういった力の差を縮めたい」(相良南海夫監督、平4政経卒=東京・早大学院)という意図もあり、昨季までAチームでのチャンスが少なかった選手たちも多く試合に出場している。その中で芽を出しつつある選手も出てきており、この春を通して選手たちが成長していくことでチームの選手層にもさらに厚みが増していくだろう。ただ、結果としては2連敗を喫しているのもまた事実。初勝利を挙げて今後のシーズンに弾みをつけたいところだ。

(記事 新開滉倫 写真 石名遥、千葉洋介)