バドミントン部

2018.05.06

関東大学春季リーグ戦 5月4日 神奈川・日本体育大学健志台キャンパス

男子は2位!女子は4位で悔しさ残る

 最終日を迎えた関東大学春季リーグ戦(春季リーグ)。男子、女子共に2勝2敗で日体大との対戦に臨んだ。男子は今大会全勝中の相手に対し、早大の底力を見せる。ダブルス2に出場した小野寺雅之(スポ2=埼玉栄)・大林拓真(スポ1=埼玉栄)組が昨年の全日本学生選手権(インカレ)チャンピオンに対して全く引けを取らない見事な試合を繰り広げ、白星をつかみとる。3-1で日体大を撃破し、2位で春季リーグを終えた。一方の女子は、マッチカウント1-4で敗北。最終日を勝利で飾ることはできず、4位。悔しさの残る結果となってしまった。

 シングルス1の大林は第1ゲームこそ点を取り合う互角の戦いを見せるも、その後は流れをつかみ快勝。ルーキーとして初めて挑んだ今大会だったが、大林は堂々としたプレーで早大に勝利をもたらした。全試合でシングルス1を任されチームを勢いづけた大林は、最優秀新人賞を獲得し、今後の活躍に大きな期待がかかる。シングルス2の古賀穂主将(スポ4=富岡・福島)も若干リズムに乗れない様子も伺えたが、圧倒的な実力で勝利。マッチカウント2-2でダブルス1に登場したのは渡辺俊和(スポ3=埼玉栄)・鈴木朋弥(商3=宮城・聖ウルスラ学院英智)組。劣勢が続き敗北を喫してしまうが、昨年のインカレベスト4の日体大ペアに対して善戦した。「失うものは何もなかった」と試合後に小野寺が語ったダブルス2は、終始速い展開のハイレベルな一戦となる。第1ゲームでは先にゲームポイントを奪うも、20-21と相手に追い上げられる。それでも早大ペアの気迫が勝ったか。25-23と接戦をものにし勢いに乗る。そのまま第2ゲームでも終盤で相手を突き放し、早大の勝利を決定づけた。

接戦をものにし、有終の美を飾った小野寺(左)・大林組

 平野紗妃(スポ1=福岡・九州国際大付)がシングルス1で敗戦し、後のシングルス2は今大会全勝中の吾妻咲弥(スポ2=福島・富岡)が任される。勝利を強く意識したことにより序盤は動きが硬くなってしまったが、しっかりと立て直しストレートで相手を下した。続くダブルス1を落とし、ダブルス2には吾妻・鈴木ゆうき(社1=宮城・聖ウルスラ学院英智)が出場。相手の前後の揺さぶりに対応することができず第1ゲームを落とす。第2ゲームでは18-18まで接戦を繰り広げたが、そこから連続得点を許し敗戦。チームの望みをシングルス3の松本茜(社3=福岡・九州国際大付)につなげることはできなかった。しかし、今大会3勝1敗であったダブルスに関して吾妻は「時間がない中でやってきたのですが、しっかりと成果が出たのですごく手応えを感じています。」と今後に期待が持てる言葉を残していた。

今大会大いに活躍した吾妻

 男子は劇的な勝利で最終戦を白星で飾るも2位、女子は惜敗し4位で全日程が終了。男女アベック優勝は叶わなかった。しかしルーキーの大林と鈴木ゆがともに最優秀新人賞を受賞するなど、選手一人ひとりの活躍を見ることができた。今大会での反省点や収穫できたことを踏まえ、早大の今後の大会での飛躍に期待したい。

(記事 小林理沙子、佐藤菜々、写真 千葉洋介)

5日間の熱き戦いを終えた選手たち

結果

▽男子団体〇3―1日体大

シングルス1 大林拓真(スポ1=埼玉栄)〇2-0(21-14、21-14)

シングルス2 古賀穂主将(スポ4=福島・富岡)〇2-1(21-16、15―21、21-13)

ダブルス1 渡辺俊和(スポ3=埼玉栄)、鈴木朋弥(商3=宮城・聖ウルスラ学院英智)●0-2(17-21、16-21)

ダブルス2 小野寺雅之(スポ2=埼玉栄)、大林〇2-0(25-23、21-18)

▽女子団体●1-4日体大

シングルス1 平野紗妃(スポ1=福岡・九州国際大付)●0-2(9-21、10-21)

シングルス2 吾妻咲弥(スポ2=福島・富岡)〇2-0(21-13、21-10)

ダブルス1 中村幸女子主将(スポ4=富山国際大付)、桃井伶実(スポ3=石川・金沢向陽)●1-2(21-19、12-21、17-21)

ダブルス2 吾妻咲弥(スポ2=福島・富岡)、鈴木ゆ●0-2(17-21、18-21)

シングルス3 松本茜(社3=福岡・九州国際大付)●1-2(17-21、21-18、17-21)

 

関連記事

優勝の夢絶たれるも次につながる一手に/関東大学春季リーグ戦(05/04)

男子は快勝するも、女子は惜敗/関東大学春季リーグ戦(04/30)

コメント

小野寺雅之(スポ2=埼玉栄)、大林拓真(スポ1=埼玉栄)

――今大会ここまで4連勝中の日体大に対してどのような意気込みで臨まれましたか

小野寺 相手は全勝しているので、こっちはチャレンジャーの気持ちで、もう失うものはなかったので、全部出し切って、2人で話し合っていけたので、やっぱりそこが勝ちにつながったのかなと思います。

大林 自分も先輩と一緒で、挑戦者の気持ちで。でもシングルス
相手も同級生でしたし、ナショナルBに入っているっていうことで負けられないっていう気持ちもあったんですけど、ダブルスはどっちが勝っても自分の中では相手がもっと強いですし、だからシングルスは勝たなきゃいけないという気持ちでやって、ダブルスは挑戦者の気持ちで挑みました。

――ダブルスの相手は昨年のインカレチャンピオンでしたが、勝利できて率直なお気持ちは

小野寺 自分の中では、去年インカレ3位だったんですけど、パートナーを変えて挑戦者の気持ちでやりながらも、絶対勝つという気持ちでやっていたのでそれが、相手よりも自分たちの方が、勝ちたい気持ちが上だったと思うので、そしたらせった場面でもミスせずやっていけて勝利できたのかな、と思います。

大林  もちろん負けたら最後(のシングルス3)にまわるので、まわらせたくないって言ったら変ですけど、そういう気持ちもあったり、あと、相手はインカレチャンピオンで自分はまだ団体戦のダブルスが今回初めてで、挑戦者の気持ちでいったんですけど本当に緊張していて、勝てて嬉しいんですけど逆にこれから研究されたりそういうこともあると思うので、そういう場面ではちょっと怖いなという気持ちもあるので、先輩と力を合わせて、自分もダブルスはあまり練習できないですけど頑張っていきたいと思います。

――今大会お二人のダブルスは4勝1敗ですが調子は

小野寺 まあ良い方だと思っていて、やっぱり最初の方はガチャガチャして全然コンビネーションができていなかったのに、徐々に試合を重ねていくうちにお互い話し合ったりして息のあったプレーができたので、評価的には結構良い方なのかなと思います。

大林 練習も先輩とあまり組めなくて、少し正直不安な気持ちでダブルスに挑んだんですけど、最初はちょっとだめだったんですけど、先輩が上手いのでリードしてくれて勝ててそこからは調子も上がってきたので、最終日の日体大戦でもやっと自分の力がダブルスでも出せて勝てたので、最終的には本当に良かったと思います。

――今シーズンの目標は

小野寺  目標はインカレ団体優勝とダブルスも優勝という形で、関東学生秋季リーグとか東日本学生選手権とかあるんですけど、そこでもやっぱり自分たちがダブルス1として負けたら負けという思いで、これからも練習に臨んでいきたいと思います。

大林 目標はもちろんインカレ優勝なんですけど、それまでにもリーグだったりたくさん大会があるので、そこでも優勝するのと、今回負けてしまったんですけど、負けたことは終わったことなので、またこれからシングルスもダブルスもあるんですけど、たくさん練習してこれからの大会全部優勝できるようにというのが目標です。

吾妻咲弥(スポ2=福島・富岡)

――きょうのシングルスを振り返っていかがですか

個人的に今回のリーグは全勝だったので、最後まで負けないことを目標にしていました。そのため少し硬くなってしまったのですが、しっかり立て直して入ることができたのでそこは良かったと思います。

――ダブルスを振り返っていかがですか

きょうの相手のようなプレイヤーとの戦いは初めてだったのですが、自分たちが対応できなかったし、最後勝負どころでしっかり勝ちきることができませんでした。ダブルスも全勝だったので最後勝つことができなかったことは課題であり、反省点だと思います。

――今年からは後輩とペアを組んでいますが、先輩として声かけなど意識している点はありますか

自分はパートナーとすごく話したい方なので、後輩にも声をかけてもらっています。後輩の方から声をかけてくれることもあってすごくやりやすいです。先輩と後輩として組んでいるというよりは2人でやろうと話し合ってきたので、やってきたことは間違いではなかったんだと思いました。

――今大会で収穫はありますか

ダブルスは時間がない中でやってきたのですが、しっかりと成果が出たのですごく手応えを感じています。シングルスもオフシーズンを明けてあまり衰えていなかったのでしっかりと次の試合までに、ダブルスとシングルスともに体力的にもあげていきたいなと思います。

――今シーズンの目標を教えてください

全日本学生選手権のダブルスと団体戦で優勝することです。