卓球部

2018.05.03

関東学生新人選手権 5月3日 神奈川・座間市立市民体育館

期待のルーキーペアがベスト4入り

 注目の新戦力や、団体戦ではサポートに回る選手たちにとって絶好のアピールの場となる関東学生新人選手権。この日はダブルスの決勝までと、男子シングルスの1回戦、女子シングルスの2回戦までが行われた。ダブルスでは、川上尚也(スポ1=静岡学園)・福田純大(スポ1=福岡・希望が丘)組が見事ベスト4入りを果たし、岩越帆香(スポ1=福岡・希望が丘)・笹尾明日香(社1=神奈川・横浜隼人)組もランク入りを達成した。

 男子部期待のルーキーペアが今季最初の公式戦で早速結果を残した。2回戦から登場した川上・福田組はお互いの持ち味を存分に発揮してトーナメントを順調に勝ち上がった。川上が前陣での打点の早いカウンターで厳しいコースを突き相手を揺さぶり、福田が中陣からの強力なフォアドライブで得点を重ねる。まだ結成してから間もないが2人の得意パターンは早くも確立されつつある。迎えた準決勝、相手は第1シードの明大ペア。試合序盤こそ川上の鋭いバックドライブなどで得点し競った展開となるが、徐々に攻め急ぐ川上・福田組のミスが目立ち始め、明大ペアに主導権を握られてしまう。立て続けに2ゲームを奪われてあとがなくなった川上・福田組は「粘って一本ずつ丁寧にプレーできた」と語るように冷静さを取り戻し、1ゲームを奪い返す。第4ゲームも川上・福田組が攻める展開となったが、実力のある明大ペアの粘りのラリーの前に惜しくも及ばず敗戦。目標としていた優勝には届かず、試合後に「自分たちのプレーができていればもっと競れた」と悔しさをにじませた。

ベスト4入りを果たした川上・福田組

 女子部ではこちらもルーキーペアの岩越・笹尾組が公式戦デビューを飾った。岩越・笹尾組の特徴はパワフルなフォアドライブ。返球が少しでも甘くなれば迷わずに腕を振り抜く姿勢は相手にとって脅威だろう。持ち味の攻撃的な試合展開で危なげなくランク入りを果たし、そのまま駆け上がるかと思われた岩越・笹尾組だが、準々決勝で思わぬ苦戦を強いられた。相手のピッチの早いラリーに押されて左右に振られてしまい、なかなか自分たちから攻めていくことができない。なんとか粘って流れを引き戻そうとしたが、勝負所で攻めにいったボールがネットにかかってアウトになるなどミスをしてしまい、悔しい準々決勝敗退となった。結果は残念であったが、まだペアを結成してから1か月余りと日は浅い。さらに練習を重ねて成長した姿を見せてくれることだろう。

さらなる成長が期待される岩越・笹尾組

 大会2日目は男女シングルスの決勝までが行われる。数多くの強豪がそろう今大会、男女とも混戦模様となることが予想される。「優勝するつもりで一戦一戦頑張っていきたい」(川上)。頂点を目指し、奮闘する早大勢の活躍から明日も目が離せない。

(記事、写真 吉田寛人)

結果

▽男子ダブルス

1回戦

○泉・海崎組3―0安藤・工藤組(東京理科大)

○小川・青木組3―1木村・田村組(白鴎大)

○内田・大野組3―0高橋・田崎組(筑波大)

○漆畑・巽組3―0田中・大石組(創価大)

●吉田・清水組0―3久道・橋本組(慶大)

●久保田・坂本組1―3杉山・山本組(東洋大)

2回戦

●川上・福田組2―3工藤・安本組(神大)

○村上・飯沼組3―1岡部・坂口組(東洋大)

○伊志嶺・廣田組3―1相沢・斉藤組(大正大)

●泉・海崎組2―3山崎・岩河組(東京経済大)

○小川・青木組3―2佐藤・熊谷組(埼玉工業大)

●内田・大野組1―3大谷・川上組(日体大)

○漆畑・巽組3―0遠藤・根上組(埼玉工業大)

3回戦

○川上・福田組3―1喜納・久保組(駒大)

○村上・飯沼組3―2木内・角井組(神大)

●伊志嶺・廣田組0―3鈴木・林組(明大)

●小川・青木組0―3大畑・竹崎組(明大)

●漆畑・巽組1―3大口・岸組(東京経済大)

4回戦

○川上・福田組3―2東・石澤組(日大)

●村上・飯沼組2―3小林・吉田組(専大)

5回戦

○川上・福田組0―3伊佐治・船山組(大正大)

準々決勝

○川上・福田組3―1村上・森廣組(駒大)

準決勝

●川上・福田組1―3出雲・沼村組(明大)

▽女子ダブルス

2回戦

○岩越・笹尾組3―0神郡・久富組(和洋女子大)

○伊藤・須黒組 不戦勝

○小笠原・荒井組3―0宇都宮・市川組(順大)

3回戦

○岩越・笹尾組3―1田添・安藤組(東京富士大)

○伊藤・須黒組3―2小野寺・嶋津組(大正大)

●小笠原・荒井組0―3阿部・小島組(国学院大)

4回戦

○岩越・笹尾組3―0佐藤・手塚組(東洋大)

●伊藤・須黒組1―3小野寺・嶋津組(大正大)

準々決勝

●岩越・笹尾組1―3畠山・松岡組(東京富士大)

コメント

川上尚也(スポ1=静岡学園)・福田純大(スポ1=福岡・希望が丘)

――第1シードとの準決勝でしたが振り返っていかがですか

川上 自分たちのプレーができていればもっと競れたと思いますしチャンスはあったんじゃないかなと思います。

――3セット目から攻めていけましたが何か戦術の変更はあったのでしょうか

川上 1、2セット目はあまり向かっていくような気持ちではなくて、ただただ取りたいという気持ちで自分たちが一方的にミスをしていたんですけど、3セット目以降は粘って一本ずつ丁寧にプレーできたのでそれが良かったんじゃないかなと思います。

――今日の試合を通して攻めの形が見えてきたように感じたのですが

川上 自分がコースを突いてチャンスを作って、福田が決めるというパターンがよくあるので、それが良い戦術になっていると思います。

――福田選手のサーブがよく効いていました

福田 サーブの種類を一球ずつ変えるようにしていて、それが良かったのかなと思います。

――ペアとしての課題は見つかりましたか

川上 出だしで離されてしまうと流れに乗れずにお互いミスが増えてしまうので、最初から2人でしっかり攻めることが重要だと思いますし、簡単にレシーブミスなどをしなければ同じぐらいの実力の選手には負けないと思うので、そういう部分をもっと突き詰めてやっていきたいです。

福田 まだお互いが何をするのか分からない部分もあったので、長い時間組んでいけばもう少し競った場面とかで自分たちのパターンに持ち込めるのかなと思います。

――明日のシングルスに向けて意気込みをお願いします

川上 ダブルスは残念ながらベスト4で負けてしまったんですけど、まだシングルスがあるので、優勝するつもりで一戦一戦頑張っていきたいと思います。

福田 明日の相手は強い選手ばかりだと思うんですけど、ダブルスと違って1人なのでしっかり自分で考えながら戦いたいと思います。