庭球部

2018.05.01

関東学生トーナメント 5月1日 東京・有明テニスの森ほか

白熱の男子シングルス、10人が3回戦進出!

 関東学生トーナメント(春関)は本戦二日目を迎えた。東京・有明テニスの森公園をはじめとする会場で、この日も多くの選手たちがインカレ本直の権利をかけて激しい戦いを繰り広げた。早大からは、古田伊蕗副将(スポ4=静岡・浜松市立)、安上昂志(スポ3=福岡・柳川)ら多くの選手がインカレ本直をぐっと手繰り寄せた。

 男子シングルスは本戦2回戦。本直者が初戦を迎え、15人の早大勢が登場した。この日最も注目を集めたのが坂井勇仁主将(スポ4=大阪・清風)と勝島陽希(東海大)の一戦。坂井にとっては格下の相手との対戦だったが、この日絶好調だった勝島の勢いに押され、第1セットを0-6で落としてしまう。第2セットも積極的なショットを決められるが、焦らず自分のテニスを貫いた坂井。徐々にミスも減りこのセットを取り返す。最終セットもお互いに厳しいコースをつきあう接戦が繰り広げられたが、最終的にはゲームカウント6-4で坂井に軍配が上がった。

バックハンドショットを放つ坂井

 自身初めてのインカレ本直を目指して試合に臨んだのは佐藤祥次(スポ3=大分舞鶴)だ。第一セットでは一時リードを奪われたものの、そこから4ゲームを連取する。すると、第2セットも危なげない戦いを見せ、6-3、6-4で勝利を挙げた。昨年はこの2回戦で敗退しているが、今年はこの勝利でインカレ本直に向けて大きく前進した。年々成績を上昇させている要因として、粘り強くプレーする持ち味を磨きつつ、攻撃の技術を高めている点を挙げてくれた佐藤。「声を出して自分自身を鼓舞しています」と語る佐藤はそのガッツポーズも魅力の選手。プレー中以外は穏やかな印象を与える佐藤の熱いプレーに注目だ。。この他にも前年覇者・島袋将(スポ3=三重・四日市工)をはじめ、10人が3回戦に進出。どの選手が勝ち残っていくのか楽しみだ。

熱いガッツポーズを見せる佐藤

 勝利を収めた選手が多くいた一方で、悔しい敗戦を喫した選手もいる。藤井颯大(スポ2=京都・同志社国際)は先輩の古賀との対戦。「全然負ける気はなかった」と気合十分で挑んだが、緊張から消極的なプレーが目立ってしまう。互角なラリーを続けていただけに悔しさが残る試合となったが、「インカレでしっかり勝てるように頑張っていきたい」と前向きに語った。また名越大地(社1=兵庫・相生学院)は畠山成冴(慶大)と相対したが、1-6、0-6と完敗。実力者との対戦に力の差を見せつけられたかたちにはなったが、1次予選から勝ち上がった今大会を今後の糧としていきたい。

(記事、写真 佐々木一款、吉田優)

結果

▽男子シングルス2回戦

〇坂井勇仁主将0―6、6-4、6-4勝島陽希(東海大)
〇古田伊蕗副将7-5、6-1小峰良太(中大)
●町田亮副将1-6、6-3、1-6平山浩大(慶大)
●松本貫太朗副将4-6、2-6坂本光(青学大)
〇齋藤聖真6-3、6-2伊藤竹秋(慶大)
〇古賀大貴7-5、6-藤井颯大
〇小林雅哉6-3、6-3中村公宣(専大)
〇佐藤祥次6-3、6-4宇佐美皓一(中大)
〇島袋将6-1、6-2神房成仁(日大)
〇髙村佑樹6-1、6-2松尾魁人(法大)
〇安上昂志6-4、6-4日野勇人(駒大)
〇田中優之介6-0、6-4中村彰平(明大)
●千頭昇平0-1(RET)伊達佳佑(日大)
●名越大地1-6、0-6畠山成冴(慶大)

▽男子ダブルス1回戦

●松本貫太郎副将・藤井颯大4-6、4-6奈良部駿・峰岸晃希(専大)

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コメント

佐藤祥次(スポ3=大分舞鶴)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

今までやったことがない相手だったんですけど、中大のリーグ戦に出場している主力メンバーということで、結構緊張しながらも自分のテニスができたかなと思います。最後の方に勝ちを意識して引いてしまった部分があったので、そこが反省点かなと思います。

――今日の勝利でインカレの本直が大きく近づきましたね

昨年はこの2回戦で負けてしまって、(インカレでは)予選から苦しい戦いをしてしまいました。まだ試合は続くので、油断せずに本直を確実に決められるようにしたいと思います。

――佐藤選手は年々成績を伸ばしていますが、ご自身は何が要因だと思いますか

粘り強くプレーするということが自分の持ち味だと思うので、簡単なボールをミスしないことや球際をしっかりコートに入れるという粘り強さを練習で積み重ねながら、ネットプレーなど攻撃の部分も少しづつ鍛えていることがこういう成績につながっているのかなと思います。

――試合中はよくガッツポーズで感情を表現していますが、意識的なものなのでしょうか

ポイントを落としてネガティブに、悪い方向に行ってしまう癖があるので、自分で声を出して鼓舞して悪い方向に行かないように、そういうところは意識して声を出そうと頑張っています。

――3回戦への意気込みをお願いします

次は同士討ちになるんですけど、思い切ってプレーして勝てればいいかなと思います。頑張りたいと思います。

藤井颯大(スポ2=京都・同志社国際)

――まずはダブルスから振り返っていただけますか

(前日の日没サスペンデッドの影響で)2セット目からスタートでイメージ的には結構相手の出方も分かっていたのでいいイメージで入れたと思ったんですけど、やっぱりコートの違いだったりもあって、自分たちのプレーに持っていくことができなかったです。相手はツーアップでボレーしてきて僕たちは逆に後ろでラリーというかたちなんですけど、僕たちの流れに持っていけなかったのが敗因だと思います。特にレシーブゲームは1回もブレークできなかったので、レシーブから展開できるように意識していきたいです。

――松本貫太朗副将(社4=東京・早実)とのペアリングはいかがでしたか

僕は松本さんと一緒に後ろでいることで安心感がありますし、僕たちはプレースタイルも似ていると思うのでいいペアだと思います。

――シングルスでは古賀大貴選手(スポ3=大分舞鶴)との対戦でしたがどんなことを意識して臨みましたか

全然負ける気なかったんですよね(笑)。でも相手の方が集中して挑んできたかなと思います。結構自分の課題がしっかり見つかったので、インカレ(全日本学生選手権)でしっかり勝てるように頑張っていきたいと思います。

――どういった部分が課題に挙げられますか

試合になるとちょっと緊張して消極的になってしまうことが元からの課題なんですけど、やっぱり打っていかないと強い人には勝てないなっていうのを感じました。とにかく自分から展開、ポイントを取りにいくことを意識していきたいと思います。

――今後はインカレの予選通過を大きな目標としていきますか

そうですね。インカレ予選の前に夏関(関東学生選手権)もあるのでそれもです。あとはJOPでポイントを稼いで全日本選手権の予選にかかれるように頑張ろうと思います。