バスケットボール部

2018.05.01

関東大学選手権 4月29日 東大駒場キャンパス

関東大学選手権開幕!上々の滑り出し

 ことしも大学バスケットボールの季節がやってきた。関東大学選手権(トーナメント)が開幕し、本格的にシーズンが始まった。きょうの相手は関東大学リーグ4部に所属する千葉商大。1部に所属する早大にとって手こずる相手ではない。前半だけで80点をもぎとり、終わってみれば堂々の100点ゲーム。『快勝』とまではいかなかったが、危なげなく初戦を突破し、上々の滑り出しを見せた。

 第1Q(クオーター)開始直後から身長や選手層で勝る相手を圧倒し、ゴールラッシュが続く。ハイペースに淡々と得点を重ねていく中で、印象的だったのはG長谷川暢(スポ4=秋田・能代工)の声掛けだった。「今の時間、ディフェンスやらないとだめ!」、「ハードにプレー!」とチームを鼓舞する。たとえ格下の相手でも全力で戦おうという姿勢でチームをけん引する。次に魅せてくれたのは、もはやチームの貴重な戦力となっている、ルーキーF津田誠人(スポ1=京都・洛南)。ダンクで観客をどよめかせると、直後にスリーポイントを沈め、とどめはノールックパスでのアシスト。インサイドでもアウトサイドでも万能さをアピールし、多彩な攻撃を展開する。第2Qに入っても攻撃の手はゆるめない。C富田頼(スポ4=京都・洛南)、C小室悠太郎(社2=石川・北陸学院)のセンター陣がゴール下でのシュートを着実に押し込む力強さを見せる。早大が試合の主導権を握り続けたまま前半終了のブザーが鳴り、スコアは82-25。50点以上の点差で前半を折り返す。

スターターに起用されたG森定隼吾(商4=岡山・倉敷青陵)

 フルメンバーチェンジで迎えた後半。前半は有利に働いた身長で勝る点が、裏目に出る。小回りが利く相手にリバウンド後を狙われ、ボールを奪われる。試合後に選手が反省点として挙げていたように、前半のようなタイトなディフェンスはできず、1対1で抜かれる場面も多くなる。しかし、普段公式戦に出ない選手たちの緊張もあったのだろう。第3Q中盤からは、徐々にガード陣の連携を生かしたプレーが目立つ。G長谷川仁哉(教3=東京・早実)の絶妙なアシストでG三島大河(文2=神奈川・桐光学園)がシュートを決める。三島はその後も果敢にアウトサイドからシュートを打ち、1か月後の新人戦に期待がかかる。前半の大量リードを守り切り、最終スコアは133-73でタイムアップ。しかし後半だけのスコアを見ると、その差はわずかに3点。やや課題の残る内容となってしまった。

きらりと光るオフェンスを見せた三島

 大差で勝利はしたものの、イージーシュートの取りこぼしや、ディフェンスの甘さも見えた初戦。試合後の選手たちからは「良い部分も悪い部分も出た試合」という言葉が漏れた。それでも昨年は「足元すくわれて負けた」(富田)というトーナメント初戦で無事に白星をつかみ、2回戦に駒を進めることができた。次戦の相手は、日体大。まさに昨年のトーナメント初戦で苦杯をなめさせられた因縁の相手である。昨年の借りを返すときがついにやって来た。課題を修正して、いざリベンジへ。

(記事 小林理沙子、写真 阿部かれん)

◇早大スターティングメンバー◇

第67回関東大学選手権
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

41 41 23 28 133
千葉商大 13 12 20 28 73
C#7 宮本一樹(スポ1=神奈川・桐光学園)
F#8 津田誠人(スポ1=京都・洛南)
G#13 長谷川暢(スポ4=秋田・能代工)
G#15 森定隼吾(商4=岡山・倉敷青陵)
C#26 富田頼(スポ4=京都・洛南)
コメント

C富田頼(スポ4=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

まず勝てたというのは良かったと思うのですが、内容に関しては色々修正すべき点というのが出て良い部分も悪い部分も出たかなと思うので明日の練習で修正できればと思います。

――その修正すべき点というのは具体的には何ですか

まず自分たちがシュートを決めた後にキャッチアップが遅くてトラップを仕掛けに行くのができなかったりとか、簡単なシュートを落とす場面とか修正しようと思えばすぐ修正できる軽いミスが多かったかなと思います。

――トーナメント初日でしたがどのような気持ちで臨まれましたか

昨年初戦で足元をすくわれて負けたというのがあるので一戦一戦しっかり目の前の相手に対して全力を尽くすという部分で気持ちを入れてやろうという話をしたのですが、色々と課題が出たので。でも勝ててよかったと思うので、その課題を次に引っ張らないようにして修正できればいいと思います。

――新チームでプレーして感触はいかがですか

下級生が入ってきて新しいチームになっているのですが、昨年とオフェンスのシステムとかも色々変わって新しい部分も増えて、新鮮な気持ちでできていていいかなと。今までのワセダと違うチームスタイルが出て新鮮な気持ちでやれています。

――きょうのご自身のプレーはいかがでしたか

ディフェンスの部分でボールサイドカットだったり、決められなかったから良かったもののやられてる部分もあって、シュートも2、3本落としている部分もあったのでそこら辺をもっと修正して詰めていけたらなと思います。

――明後日以降の意気込みをお願いします

明後日の相手が昨年ちょうど負けた日体大なので、やはりそこでリベンジを果たしてその後一戦一戦を目の前の相手に集中して自分たちの成績を出していければ自ずと現時点の自分たちの結果が表れるかなと思うので、まず目の前の相手に対してしっかり頑張って行きたいと思います。

G長谷川仁哉(社3=東京・早実)

――きょうはトーナメントの初戦でしたがどのような意気込みで臨まれましたか

初戦なので、、まず入りからワセダらしく泥臭くとかチームルールとか色々ある中で、やっぱり相手を圧倒していくっていうのを重視して頑張っていこう、となっていました。

――きょうの試合をチームとして振り返っていかがですか

前半は前からディフェンスできたりしたんですけど、途中から点差がついちゃって気持ちが切れて、ちょっとずつ受け身になっちゃって途中からあまり良いプレーはできなかったんですけど、まあ良いところも悪いところも出た試合でした。

――アシストやカットインで目立っていましたが、ご自身のプレー振り返っていかがですか

自分はそんなにシュートが得意じゃないし、身長も小さいのでやれることが限られているんですけど、その中できょうはドライブと、パスとか通ったんですけど高いレベルに行くにつれてきょうできたプレーもできなくなってくると思うので、もっともっと練習から力をつけていきたいと思います。

――先ほどの話にもあったように、後半ディフェンスが甘い部分も見られましたがディフェンス面に関しては

ディフェンスは、きょうは相手が小さかったので、いつも練習している感じじゃなくてみんな相手チームも走ってくるチームで、切り替えが遅かったと思うので、もっと切り替えを速くしてどんどん前からディフェンスできれば、良い形になるかな、と思います。

――次の試合に向けて意気込みをお願いします

次は日体大なので、黒人もいるし大きいチームだと思うので、ベンチから声を出して会場中をワセダの雰囲気にできるように頑張りたいと思います。

G萩原圭(先理1=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

自分は後半から出たのですが、きょうはチームプレーを大事にしろと言われた試合で、チームプレーが最近の試合で発揮できていないので、自分がガードとして起点になる部分はたくさんあるので、やらなければいけないという意識があるのですがきょうはできていなかったなと思います。

――トーナメント初戦でしたがどのような気持ちで臨まれましたか

自分はまだ1年なので試合に絡むこと自体が貴重で大切な時間なので、すごく緊張したのですが、先輩たちが色々声をかけてくれてあまり緊張はしませんでした。

――試合の中でゲームメイクしたり得点源の印象ですがご自身がチームの中で求められている役割は何だと思いますか

今のワセダは全ポジションの選手が点を取れるメンバーなので僕も点を取れるときは取らなければいけないのですが、これからはもう少し周りを見てチームプレーができるような選手になることが求められていると思います。

――きょうのディフェンス面はいかがでしたか

ディフェンスは今練習で1対1を大事にするように言われているのですが、きょうは1対1で抜かれてしまう場面が多かったので修正したいなと思います。

――次の試合への意気込みをお願いします

次も勝つことを目的にして、自分はたぶん応援から入るので応援からしっかり入れればいいなと思います。