体操部

2018.05.01

第72回全日本個人総合選手権 決勝 4月29日 東京体育館

全日本、内山個人総合7位、高橋つり輪3位!2人は次のNHK杯へ!

 超新星、谷川翔(順大)が内村航平(リンガーハット)の11連覇を阻止し、19歳2か月で史上最年少優勝を果たした衝撃の全日本個人総合選手権。早大からは女子個人総合に内山由綺(スポ2=東京・帝京)が、男子決勝、種目別つり輪に高橋一矢主将(スポ4=岐阜・中京)が出場し、こちらも熱戦を繰り広げた。

 24名が次の第57回NHK杯に進める女子個人総合。予選7位で決勝に向かった内山は、順位変わらず7位の結果となり、危なげなくNHK杯への出場権は獲得したが、ケガの影響もあってか、十分な練習を積んでくることが出来なかったという内山にとって、満足とはいかない結果となった。予選、決勝それぞれでただ1人14点台をマークし、1位を獲得した得意種目、段違い平行棒では、「14.5点を狙っていたので正直悔しい」(内山)と本来の実力が発揮できなかったことに悔しさを見せた。今大会は、第48回世界選手権大会(世界選手権)と、第18回アジア競技大会(アジア競技大会)の日本代表第2次選考競技会を兼ねており、最終的な代表は、5月19、20日に行われる、NHK杯で決定される。熾烈な代表争いが予想される中、代表入りを目標にしている内山は、今回の結果を受けて、「まだ(代表入りに)手が届くところにいる、毎日継続した練習を積んでいきたい」(内山)と語り、代表入りに強い意気込みを示した。

得意種目の段違い平行棒の演技を披露する内山

 続いて、種目別つり輪に出場した高橋は圧巻の演技を見せた。予選では個人総合54位と悔しい結果に終わったが、その悔しさを見事晴らす全体3位の大健闘。14.700の高得点をマークした高橋は、「素直にうれしい」(高橋)と演技を振り返る。今回の結果より、高橋は見事NHK杯種目別つり輪への出場権を獲得した。この大会に向け、「上の2人はまだまだ僕より強い、次は1番上を目指したい」(高橋)とさらなる高みを目誓った。

高橋、つり輪で全体3位の高得点をマーク

 今大会を終え、2人は次のNHK杯に駒を進める。すでに次の目標へと前を向いて進み出している両者。それぞれの目指す場所へとノンストップで突き進め! 次のNHK杯まで、目が離せない。

(記事 脇田真悠子、写真 脇田真悠子)

結果

 

                    

女子個人総合決勝
選手名 跳馬 段違い 平均台 ゆか 予選、決勝の合計点 順位
内山由綺(スポ2) 13.300 14.000 12.333 11.666 103.064 7位
つり輪
選手名 結果(順位)
高橋一矢(スポ4) 14.700(3位)
コメント

内山由綺(スポ2=東京・帝京)

――今日のコンディションはいかがでしたか

2日前に試合があって疲れもあったんですがうまく合わせられたかなと思います。

――個人総合7位という結果を受けていかがですか

どこをどうすればよかったかは明確になったし、もう少しこうすればいいという部分はとてもたくさんあるんですが、これが今の自分の実力だと思いますし、練習もあまりできていない中での試合だったので、ボチボチの結果かなとは思います。

――段違い平行棒では14.000という得点でしたが

点数的には14.5を狙っていったんですが、緊張感から自分の実力を発揮できなかったので正直悔しいです。

――平均台の演技を振り返っていかがですか

平均台は予選では点数が伸びなかったんですが、今回は修正点もカバーできて、ふらつきも予選より少なくまとめられたので、点数的には不満なところが多いですが、演技には満足しています。

――ゆかの演技を振り返っていかがですか

1本目の技で、まあ失敗はギリギリ免れたんですが、ほぼ失敗のような出来だったので、そこをNHK杯では修正していきたいです。

――跳馬の演技を振り返っていかがですか

跳馬はそこまで緊張する種目でもないので、まあ練習通りしっかりまとめられたなと思います。

――今回は世界選手権への代表入りを狙っての試合でしたが、大会を振り返っていかがですか

まだ代表には手が届くところにいるので、NHK杯までに、あとどのくらい点数を取ればよいのかをしっかり考えて、代表に余裕をもって入れるようにしていきたいです。

――NHK杯への意気込みを教えてください

今回はあまり練習ができなかったので、「どうすればいい」っていうのも明確ですし、ケガにも気を付けて毎日継続した練習を積んでいきたいです。

高橋一矢(スポ4=岐阜・中京)

――14.700という点数について率直にいかがですか

素直にうれしいですね。やっぱりおととい6種目で悔しい思いをしてたので、きょうはいい点数を出せてちょっと満足してます。

――おとといのつり輪では着地が乱れてしまいましたが、きょうはそこを意識して演技されたのでしょうか

おとといの時点で一番減点されてた技が、降りのところと、もう1個十字倒立だって明らかに分かったので、きょうは十字倒立も抜いて、0.1ですけどDスコア(技術点)を下げる代わりに着地は絶対に止める、そこを意識はしてました。

――昨年からつり輪の技を増やしたりはしましたか

そうですね、去年からは増えてますね。後転中水平っていう最初の技が、去年も最初の方は使ってたんですけど、肘を痛めちゃってシーズン通してできなかったので、そこを戻して、勝負できるEスコア(出来栄え点)にはなったかなと思います。

――きょうの結果でNHK杯につり輪で出場できることになりました

きょうだけでも上に2人いて、上2人(の演技を)生で見たんですけど、自分よりまだまだ強いなっていうのが分かったので、もっと強くならなきゃいけないなって思います。自分の演技はまだまだ未熟なところがあって反省点もいくつかあるので、そこを直して、次は一番上に立てるように頑張りたいと思います。

――1カ月後に迫る東日本インカレ(東日本学生選手権)に向けて意気込みをお願いします

個人で一人で頑張ってたんですけど、ここからはチーム全体でもっともっと強くなっていかなきゃいけません。きのうトライアルに出た選手たちもまだ自分の力じゃ全日本の舞台で戦えないなって少しは実感したと思うので、もっと全員で目指していけるように、僕が引っ張っていきたいと思います。