アーチェリー部

2018.04.24

関東学生リーグ戦 女子第5戦 4月22日 神奈川・慶大レンジB

2週続けて大台を突破!自信を手に、いざ優勝決定戦へ

 5週にわたって行われた関東学生リーグ戦(リーグ戦)もいよいよブロック最終戦。先週の試合で創部史上歴代最高得点を記録した女子部は法大との一戦に臨んだ。この日も出場選手たちが好調ぶりを発揮し、盤石の戦いを見せる。応援に駆け付けた男子部員やOB・OGの声を背に、積み重ねた得点は2606点。2週続けての大台突破に加えて8人の平均得点もチーム新記録をマークし、確固たる自信を手に優勝決定戦へと駒を進めた。

 30度に迫る暑さの中行われたリーグ戦第5戦。この試合に勝てばブロック全勝となり、優勝決定戦への進出が決定する。この日も出場選手をけん引したのは舩見真奈女子主将(スポ4=山形・鶴岡南)。初戦で自己新記録をマークした舩見の絶好調ぶりは健在だった。50メートルから50点代後半を何度も記録すると、30メートルでもほぼミスのない行射を披露。ラスト2エンドでは自己新記録の更新を意識してしまい「普段と同じようなテンポで射てなかった」(舩見)と振り返ったが、それでも自己記録タイの678点をマークした。この射には応援に駆け付けたOB・OGも「本当に上手」と感嘆。絶対的エースの存在が今の強い女子部の原動力となっている。舩見のみならず各部員が力を出せたこの試合では、上位4名の2600点の大台突破に加え、8人の平均得点も625.8点とチーム記録を更新。全選手が勝利に貢献できた一つの証といえるだろう。

抜群の安定感を誇る舩見

 今年の女子部の強さのもう一つの要因は、頼もしい1年生たちの入部にある。第2戦で鮮烈デビューを飾った中村美優(スポ1=北海道・旭川)からは連戦の疲れが全く感じられない。この日も664点とチーム2位の得点を記録した中村は「射つこと、この試合に出ることがすごく楽しい」と笑顔で語ってくれた。また高木陽菜(スポ1=東京・ICU)はリーグ戦初出場。緊張からずっとあまりいい射ができなかったという高木だが、「またたくさん練習して優勝決定戦のメンバーに入れるように」と意欲を見せた。この他にも2名の経験者が入部。新しい環境に慣れない部分もあるはずだが、スコーパーやタイム計測、弓持ちなど積極的にサポートする姿は、人数の少ない女子部にとって欠かせないピースとなっている。「非常にいい風となっている」と舩見も太鼓判を押すルーキーたち。今後もその活躍から目が離せない。

リーグ戦デビューを飾った高木

 リーグ戦開幕前の目標通り、優勝決定戦進出を決めた女子部。次なる相手は関東の絶対女王・日体大だ。長年勝つことのできていない強敵だが、目標を着実に達成してきた今の彼女たちには十分に勝機があるだろう。また優勝決定戦ではこれまでの5戦とは異なる70メートルでの試合となる。確かな自信を手にした上で「勝つイメージを持ってしっかり調整していきたい」(舩見)と万全の体制で臨むつもりだ。最大の目標である全日本学生王座決定戦制覇に向けて、2週間後、ライバルに挑む。

(記事、写真 吉田優)

結果

○早大2606-2403法大

コメント

舩見真奈女子主将(スポ4=山形・鶴岡南)

――リーグ戦5戦全体を振り返っていかがですか

初戦は1年生もいなくて人数もいない中であったので、5戦積み重ねていく中でどんどん雰囲気も良くなっていきましたし非常に良い5戦だったのかなと思います。

――きょうのご自分の射はどうでしたか

比較的良かったとは思うんですが、後半の方に自己新(記録)が出るんじゃないかと自分で自分にプレッシャーをかけてしまってなかなか思うように射てなかったのは反省点かなと思います。

――やはりそこは意識しましたか

ちょっと考えましたね(笑)。「あと何点!」っていうのをすごく計算してしまって普段と同じようなテンポで射てなくて、そこを射てたら記録が出たのかなと思うのでそこは反省したいと思います。

――今年は1年生が4人増えましたが、チームにとって4人はどういった存在でしょうか

4人全員経験者ということもあってアーチェリーの試合の流れを分かっているっていうのもありますし、すごく活気があるというか、大学に入ったばかりで慣れない部分もあると思うんですけどそこをあまり感じさせないで、先輩とかにもどんどん話しかけてコミュニケーションも取ってくれますし、非常にいい風となってくれるのかなと思っています。

――2週間後には優勝決定戦(優決)があります。先週の試合後には対戦相手となる日体大に勝てる点数を出せてきているとおっしゃっていましたが、改めてチーム状態はいかがでしょうか

前回だけではなくて今回もしっかり点数を出せたっていうことはみんなも自信を持ってもらいたいところなんですけど、優決からは70メートルになりますし、より日体大さんの方がレベルは上がってしまうと思います。ただそこに引け目を感じることなくあと2週間あるのでしっかり調整できる期間だと思いますし、勝つイメージを持ってしっかり調整していきたいなと思います。

――今は70メートルの調整はどのくらいやっていますか

個人によるんですが、リーグ戦が日曜日にあるので週の初めの方とか、週に1、2回やるくらいですね。でもここから本格的にシフトしていきますし練習量も増えるのでまだまだ間に合うとは思います。

――きょうはOB、OGの方もたくさんいらしていましたね

そうですね。やはりリーグ戦になると応援に来てくださる方もたくさんいらっしゃいますし、「部のブログを見たよ」というようなお声もいただくので、OBさんOGさんの支えがあることをすごく感じますし、期待してくださっていることもすごくありがたいなと思うので、そういう方々の期待に応えられるように57代全体でしっかりやっていければと思います。

――最後に改めて優決、王座への意気込みをお願いします

まずは優決の方が先に来るのでまずそこで今まで長年倒せなかった日体大をしっかり倒して、王座の制覇に向けて一人一人調整していってもらいたいです。チームの雰囲気っていうのもどんどん良くなっていっていますしこのチームならまだまだ成長していけると思うので、王座に向けてチームの雰囲気をつくりながらしっかり取り組んでいきたいなと思います。

中村美優(スポ1=北海道・旭川)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

リーグ戦の最終戦ということで今までやってきたことの一つの終わりみたいなところが自分の中であったので、王座はもう決まっていたんですが2600点っていうチームの目標があるのでそこをしっかり超えられるように望んでいこうと思っていました。

――ご自分の射は振り返っていかがですか

50メートルは安定していたんですけれどもその中でも小さなミスがあったり、30メートルでも納得がいかなくて射とうと思ってやめてしまったりした射があったので、完全に自分の力を出し切れたかというとそうではないと思うので、まだまだ上を目指して頑張りたいと思います。

――リーグ戦は2戦目から4週間続けて出場していましたが、新しい環境に入った中での連戦はどうでしたか

休みの日がないので体力的には無意識の中で疲れているかもしれないんですが、やっぱり射つこと、この試合に出られることがすごく楽しいのでよかったなと思います。

――次戦は空き週を挟んだ後、日体大との優勝決定戦です。そこに向けては

もともと50メートル、30メートルという距離は高校ではあまりやっていなくて大学に入ってから練習を始めたということで、70メートルは今までずっと練習していた距離でもあるので、自分の感覚を取り戻しつつベストを出して優勝決定戦も勝利したいなと思います。

――点数としてはどのくらいを出したいですか

自分は652点っていうのが70メートルでは今までだと最高なはずなのでもちろんそれを超えるつもりで、660点はとりあえず目指していきたいです。

高木陽菜(スポ1=東京・ICU)

――きょうはリーグ戦初出場でしたが緊張などされましたか

最初の方は緊張してあまり自分が思っていた射ち方ができませんでした。

――試合が進むにつれて射ち方は戻せましたか

戻ったエンドもあったんですけど、リーグ戦の雰囲気っていうのに選手として初めて参加してあまり慣れがなかったので、ずっとあまりいい射ができなかったかなと思います。

――高校の時は団体戦というのはあまりなかったですか

高校の時も3人で交代して射つ試合はあったんですけど、8人まとめてっていうのがなかったので新しい環境でした。

――きょうは応援の方もたくさんいらっしゃっていました

今までこんなに応援が多かったことが高校ではなかったので元気はもらえたんですけど、もうちょっと慣れが必要だなと思いました。

――2週間後には優勝決定戦がありますが、距離が70メートルに戻ります。そこの調整はいかがですか

最近は練習できていないんですけど高校の時は70メートルの試合だったので、またたくさん練習して優勝決定戦のメンバーに入れるように頑張っていきたいと思います。