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漕艇部

2018.04.14

歓漕会 4月14日 埼玉・戸田ボートコース

いざ隅田の地へ、仕上がりは上々

 春の風物詩・早慶レガッタまで1週間。前哨戦となる歓漕会が戸田ボートコースで行われた。毎年恒例の早大対校エイト対慶大第二エイト、慶大対校エイト対早大第二エイトの2レースに加えて今年は女子エイトの対決も行われ、集まった関係者を大いに盛り上がらせた。

 両校のOB・OGが見守る中、隣り合った艇庫から最初に滑り出したのは女子エイト。早慶レガッタ本番の半分である500メートルという短距離かつレートも指定された差の出にくいレース設定だったが、5秒以上の差をつけての勝利を収めた。「相手がいても自分たちの船に集中してしっかり進めることができた」(米川志保女子主将、スポ4=愛知・旭丘)。29連覇に向けて、視界は良好だ。

安定した強さを見せた女子エイト

 続いて行われたのは早大第二エイト対慶大対校エイトのレース。スタートダッシュには成功したものの、横の慶大を意識したのか少し硬い漕ぎとなってしまう。うまくトップスピードに乗った慶大対校エイトに終盤追い抜かれ、2着となった。そして最後に出艇したのは早大対校エイトと慶大第二エイト。およそ1艇身の差をつけ勝利となったが、「メンタル面でぶれが生じてしまった」(伊藤大生主将、スポ4=埼玉・南稜)と満足はしていない。最後の1週間でどれだけ課題を解決できるかが、対校レースでの勝利ひいては2年連続の完全優勝のカギとなる。

終始そろった漕ぎを披露した対校エイト

 早大と慶大。切っても切れない永遠のライバルを下すべく、両校クルーはここから最後の調整期間に入る。毎年およそ2万人もの観客を集めるボートレースは、日本においては早慶レガッタの他に類を見ない。ひしめく観客を沸かせるのは、果たしてどちらのクルーか――。決戦の舞台は1週間後、隅田の地だ。

(記事、写真 石塚ひなの)

結果

【女子エイト】

C:澤田夏実(スポ4=東京・小松川)
S:北村綾香(スポ4=滋賀・膳所)
7:青木華弥(教4=東京・本所)
6:三浦彩朱佳(文2=青森)
5:米川志保女子主将(スポ4=愛知・旭丘)
4:南菜月(教3=新潟南)
3:尾嶋歩美(スポ2=埼玉・南稜)
2:宇都宮沙紀(商2=愛媛・今治西)
B:松井友理乃(スポ2=愛媛・今治西)
1分40秒23 【1着】

【第二エイト】

C:菱谷泰志(スポ2=鳥取・米子東)
S:井踏直隆副将(文構4=東京・早大学院)
7:川田翔悟(基理3=東京・早大学院)
6:高山格(スポ3=神奈川・横浜商)
5:堀内一輝(スポ3=山梨・富士河口湖)
4:菅原諒馬(商3=東京・早大学院)
3:鈴木利駆(スポ2=静岡・浜松西)
2:舩越湧太郎(社2=滋賀・膳所)
B:土屋夏彦(スポ3=山梨・吉田)
3分0秒58 【2着】

【対校エイト】

C:徐銘辰(政経3=カナダ・St.Andrew‘s highschool)
S:田中海靖(スポ2=愛媛・今治西)
7:飯尾健太郎副将(教4=愛媛・今治西)
6:鈴木大雅(スポ4=埼玉・県浦和)
5:伊藤大生主将(スポ4=埼玉・南稜)
4:金子怜生(社4=東京・早大学院)
3:坂本英皓(スポ3=静岡・浜松北)
2:藤井拓弥(社3=山梨・吉田)
B:尾崎光(スポ4=愛媛・今治西)
2分58秒86 【1着】

コメント

伊藤大生主将(スポ4=埼玉・南稜)

――クルーの仕上がりはいかがですか

だいぶ仕上がってきてはいるんですけど、初めてケイオーさんと(艇を)並べまして、今までできていたものができなかったというところが課題として出てきてしまいまして。ここから1週間立て直しと確認をやっていかないといけないなと思いました。

――具体的にどういった面でしょうか

精神的にというところですかね。やっぱり普段は自分たちのセカンドの艇としか並べていなかったので、違う大学の人と並べるとかなと思います。

――慶大の印象はいかがでしたか

やはりちゃんと仕上げてきているなと思いました。コースでは勝てるんですけど隅田川ではまた全然違うクルーとなってくるので、まだまだ気が抜けないなと感じました。

――あと1週間でどういった部分を詰めていきたいですか

今まで積み重ねてきたものがあるので、それをさらに積み重ねていくのと、きょう出てきてしまったメンタル面でのぶれというのを立て直して本番に臨んでいきたいと思います。

井踏直隆副将(文構4=東京・早大学院)

――最近のクルーの仕上がりはいかがですか

特に今週にかけてなかなかよくなってきたかなと思います。先週が疲労のピークだったのもあるんですけど、先週はちょっとまとまりに欠けた部分もあったんですけど、そこは1週間で修正できたかなと思います。

――きょうは戸田でしたが、川での練習の感触はいかがですか

コースと違って川の流れがあるので、本番と同じ流れで練習できているので非常にいい環境だなと思います。

――慶大の印象は

やっぱりトップスピードはあるなという印象でした。僕たちも最初は出たんですけどやはり後半突き放されてしまったので、そこは研究もしつつ僕らも頑張っていきたいと思います。

――残り1週間でどう詰めていきたいですか

きょうは1000メートルでやってきて、4000と比べると短いなという印象だったので、終盤でどれだけしっかり漕げるかというのが肝になってくると思うので、あと1週間詰めていきたいなと思います。

米川志保女子主将(スポ4=愛知・旭丘)

――クルーの仕上がりはいかがですか

だんだんやっぱり船の動きがよくなってきて、全員がそれを共有できるようになってきて、スピードも出てきて、少し課題はあるんですけど、だんだんいい仕上がりになってきたのではないかなと思います。

――きょうは短い距離でしたがレースとしてはいかがでしたか

500メートルでレートも指定で、すごく差がつけにくいかなと思っていたんですけど、相手がいても自分たちの船に集中してしっかり進めることができたので、いいレースができたのではないかなと思います。

――慶大の印象は

コースと隅田川では違うので何とも言えないんですけど、きょうは勝ったんですけど全然侮れないなと思いました。

――あと1週間でどのような点を詰めていきたいですか

船の動きとか全体的にはよくなっているので、残り1週間でもっと(漕ぎを)シンクロさせることができるかだと思うのでそこをもっと詰めていきたいなと思います。