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2018.04.14

イタリア共和国五輪チーム事前トレーニングキャンプ地視察・レセプション 4月12日 早大所沢キャンパスほか

イタリア共和国競歩チームが早大所沢キャンパスを視察

 2020年の東京五輪でイタリア代表の事前トレーニングキャンプ地となる予定の所沢市。その地でイタリア共和国競歩チームよるトレーニングキャンプ地の事前視察、レセプションが行われた。イタリア共和国競歩チームはキャンプ地となる予定の早大所沢キャンパスを視察したのち、所沢航空記念公園内のエコトコ・ファーマーズカフェに場所を移し、歓迎レセプションパーティに参加した。

 昨年10月、2020年東京五輪の事前トレーニングキャンプを実施することに関し、埼玉県、所沢市、そして早大と合意したイタリア共和国。今回はことし5月に中国・太倉で開催されるIAAF世界競歩チーム選手権へ向けたコンディション調整の合宿も兼ねて、イタリア代表選手団による視察が行われた。イタリア共和国競歩チームは早大所沢キャンパスに到着すると、陸上競技場を見学したのち、スポーツホールの視察を行った。トレーニングジムやプールなど各施設を周り、熱心に説明に耳を傾けていた。その後、早大所沢キャンパスに新たに建設される合宿所の建設予定地を視察。その開業に先立ち、陸上や水泳、フェンシングの代表など、200人以上のイタリア代表の選手たちがキャンプ地として利用する予定だ。イタリア共和国競歩チームはその地に植生していた紅葉の木に感銘を受けるなど、日本の風土にも強い興味を抱いていた。視察を終えると、イタリア共和国競歩チームは早大競走部の競歩選手の高橋和生(社4=岩手・花巻北)、溝口友己歩(スポ3=長野東) と交流。イタリアの競歩代表はこれまで五輪で12個のメダルを獲得しており、そのうち5つが金メダルという強豪チーム。今回の代表選手団にもリオ五輪4位、2017世界陸上3位などの成績を残したアントネッラ・パルミサーノ選手をはじめとして実績のある選手たちが参加していた。世界トップクラスの選手たちと交流できたことは高橋と溝口にとっても、貴重な経験となったはずだ。

イタリア共和国競歩チームと交流する高橋と溝口

 所沢キャンパス周辺の視察後は、所沢航空記念公園内にあるエコトコ・ファーマーズカフェにて、イタリア共和国競歩チームの歓迎レセプションパーティが開かれた、このレセプションに出席した本学オリンピック・パラリンピック事前推進担当理事である村岡功スポーツ科学学術院教授は、上田清司埼玉県知事の後に続くあいさつの場で、IAAF世界競歩チーム選手権に向けて、選手らを激励した。乾杯後に披露された赤荻一也氏などによるピザ生地を回すパフォーマンスでは、選手らも手拍子で大いに盛り上がった。また、秋草学園高校の生徒4人による「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」の取組状況報告では、スマートフォンや携帯電話などの小型家電のレアメタルを全国各地で回収し、2020年東京五輪のメダルをつくる活動について紹介。3択クイズなども交えながら、「東京五輪では、わたしたちが回収した小型家電からつくったメダルを、イタリアの選手のみなさんにぜひ首からかけてほしい」と笑顔で締めくくった。最後には記念品が授与され、イタリア代表がアシックスと提携していることもあり、早大からはアシックスのTシャツが贈られた。

村岡功理事からアシックスシャツを贈呈されるイタリア代表選手団

 ことし10月には、イタリア共和国と本学で正式に契約を結ぶ調印式がおこなわれる予定だ。東京五輪へ向けた動きが早大でもいよいよ本格的に始まる。早大が世界とどう関わっていくか、今後も目が離せない。

(記事、写真 林大貴、松谷果林)

集合記念写真

コメント

(通訳を介してのコメントとなります)

アントネッラ・パルミサーノ選手(イタリア)

――早大所沢キャンパスを見学していかがでしたか

明日から始まるトレーニングのために必要な場所や色々なスポーツ施設を見させていただきました。トレーニング用のシューズも履いて試したりもしましたが、非常に良い印象でした。周りの環境も、歓迎ムードでとてもよかったです。更衣室やシャワー室、トレーニング室なども見せてもらいました。

――早大競走部の溝口友己歩選手と会ってお話をされていましたが、どのようなお話をされましたか

彼女とは、どの距離をやっているのか、その距離ではどのくらいのタイムなのかというような話をしました。写真も撮りました。

――中国で行われるIAAF世界競歩チーム選手権に向けての意気込み、目標などがあればお聞かせください

今までの事前練習よりも少し歩行距離を伸ばしているので、いつもほど元気というわけではないです。試合もかなりきついレースになると思いますが、頑張りたいと思っています。もちろん、ホームで迎える中国人選手も非常に強敵です。

――東京五輪への目標はありますか

東京五輪は私にとって2度目の五輪になります。1回目の五輪、つまりリオ五輪は経験としてということで参加したので、あまり大きな目標は特に掲げていませんでした。しかし、2度目の東京五輪については非常に重要な大会だと位置づけています。そのためにも、こういった良い場所を選んでトレーニングを積んでいます。最大限の努力をするつもりです。