水泳部

2018.04.09

第94回日本選手権 4月8日 東京・辰巳国際水泳場

最終日は3名が表彰台へ!

 6日間にわたって行われた日本選手権も、いよいよ最終日を迎えた。この日のワセダ勢は、3人もの選手が表彰台へと上がる活躍を見せる。渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)、幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)、はそれぞれ2位に入り、渡部は夏に行われるアジア大会とパンパシフィック大会への出場権を獲得。また竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)は惜しくも3位で日本代表の切符は逃したものの、自己ベストを大きく更新する好記録で大会を締めくくった。

 

★渡部が2年ぶりの代表権獲得!

夏に向けて結果を残した渡部

  「久しぶりにレースが終わったときに『やった!』という感じで嬉しかった」。女子200メートル平泳ぎ決勝で2位となり、2年ぶりの日本代表となった渡部は喜びをあらわにした。青木玲緒樹(ミキハウス)や鈴木聡美(ミキハウス)、今井月(豊川高)など強豪がそろった決勝。戦いの火ぶたが切られると、女子100メートル平泳ぎで優勝した青木が積極的なレース展開で50メートル通過付近からリードを広げていった。一方激しい争いになったのが2位争いだ。初めのターンでは3位通過となるが、「本当に周りのことは気にしないで自分が納得できるレースができればいいと思っていた」とこの日も大きな泳ぎで進んでいく。2位集団がほぼ横一線で進んでいく中100メートル、150メートル時点で2位となると、そのまま2分22秒90でゴール。3位までが派遣標準記録を上回るハイレベルな戦いとなったが、悔しさも味わった今大会の最後に世界への切符をつかみ取った。ただここはまだ通過点、4カ月後にはアジア大会やパンパシフィック大会が待ち受けている。「ここからが頑張らなくてはいけないところだと思うのでしっかりまたこれからも頑張っていきたい」と夏に向けて意気込んだ渡部。再び世界にその名をとどろかせるため、自分の泳ぎに磨きをかけていく。

(記事 糸賀日向子、写真 宇根加菜葉)

★幌村2位となるが、代表権獲得ならず

100メートルでの代表入りは来月まで持ち越しだ

  男子200メートルバタフライで大会初優勝を飾り、代表権を獲得した幌村が男子100メートルバタフライに挑んだ。「前半からいかないと派遣記録は切れないと思っていたので、積極的にいったつもりでした」という前半を4位で折り返す。後半に2位に上がりゴールしたが、「思ったより後半の伸びがあまり無かった」とタイムが伸びず。この競技での代表入りを逃し、「100(男子100メートルバタフライ)でも代表を狙っていたのでタイム的にはあまり満足いかなかったです。ちょっと悔しいかなという感じです」と肩を落とした。しかし今大会では幌村だけでなく、1位の小堀勇気(ミズノ)も派遣標準記録を突破することができなかったため代表権2枠の行方は5月末に同会場で行われるジャパンオープンで決まることとなる。今大会で飛躍を果たした19歳が今度こそ男子100メートルバタフライでも代表権を得ることができるか注目したい。

(記事 糸賀日向子、写真 宇根加菜葉)

★竹内が自己ベスト更新で3位に入る!

 3位に入りガッツポーズをする竹内

 「本当に嬉しいの一言に尽きます」(竹内)。表彰式後のインタビューで、竹内は笑顔を浮かべながらこう語った。既に200メートル個人メドレーで自己ベストを更新している竹内だが、今大会の本命はこの400メートル。果たしてどんなレース展開となったのだろうか。男子400メートル個人メドレー決勝に出場した竹内と渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)。専門種目となる竹内は表彰台を目指して、一方の渡辺は持久力強化の一環としてこの種目にエントリーした。午前中に行われた予選では両者とも疲労が残る中、それぞれ6位と5位で決勝進出を決める。迎えた運命の決勝レースでは、今大会絶好調の竹内が大いに会場沸かせた。予選では背泳ぎを飛ばしすぎて、後半に疲れてしまったという竹内。奥野景介総監督(昭63教卒=広島・瀬戸内)からは「決勝ではペース配分をもっとしっかりしよう」という話もあり、決勝では後半に追い込むプランに変えた。「それが思うようにはまって、後半しっかり粘り強く追い上げられた」と、350メートル時点で4位だった竹内だが、ラスト50メートルで驚異的な追い上げを見せる。前を泳ぐ藤森丈晴(ミキハウス)を一気に捉え、瀬戸大也(平成29スポ卒=現ANA)まであと少しというところまで迫った。タイムはまたも自己ベストを更新する4分14秒49。昨年のインカレで出した自己ベストを2秒52上回るこの記録は、アジア大会とパンパシフィック大会の派遣標準記録突破相当の好タイムとなった。また一方の渡辺も自己ベストを更新する4分16秒29の5位でフィニッシュし、夏に向けて最高のレースをして今大会を締めくくった。
 竹内が萩野公介(ブリヂストン)、瀬戸に続いて日本の個人メドレー界をけん引する存在だということは今大会で証明された。「ほぼ100点に近い結果で終われたと思う」とこの大会を総括した竹内。冬場の泳ぎこみの成果をこの日本選手権で十分に発揮し、今シーズンを最高の結果でスタートさせた。そんな竹内は、今週日曜日に東京六大学春季対抗戦に出場する。今シーズン初となる団体戦については、「今度は自分のタイムだけでなく、周りとの勝負を一つ一つ大事にしたい」と抱負を述べた。今大会で著しい成長を遂げた竹内。ワセダとしてポイントを競う団体戦でも、遺憾なく力を発揮してほしい。

(記事 大島悠輔、写真 宇根加菜葉)

★自分の泳ぎを突き詰めて

今後の大会にも期待がかかる佐藤

  今大会3種目目となる女子1500メートル自由形決勝に出場した佐藤千夏(スポ1=埼玉栄)。この1500メートル自由形については「順位やタイムは気にせずに泳ぎだけ意識して、とにかく自分が全力を出し切れるように意識しました」と他人との勝負というよりは自分自身との勝負に重きが置かれていた。特に意識したのは、800メートル自由形後に課題として挙げていたフォームの改善。長い距離を泳いでいく中で、泳ぎが崩れないようにした。ただこのフォームに関しては「レースで使える泳ぎを探していきたい」と述べ、来月のジャパンオープンまでの取り組むべき課題でもあるようだ。この一方で、大会全体を通じて収穫も得られた。従来の大会であれば1本目で結果が出ないと気持ちが折れてしまうことがあったというが、今大会は違っていた。「今回は集中を切らさずに1500メートル自由形まで持ってこれていた」と佐藤。この日本選手権を通じ、メンタルの面では自信をつけていた。

(記事 大島悠輔、写真 宇根加菜葉)

結果

◇決勝

女子1500メートル自由形

佐藤千夏 16分40秒21【5位】

男子200メートルバタフライ

幌村尚 52秒04【2位】

男子400メートル個人メドレー

竹内智哉 4分14秒49【3位】 渡辺一平 4分16秒29【5位】

◇予選

女子400メートル個人メドレー

牧野紘子 4分56秒13【35位】

男子400メートル個人メドレー

渡辺一平 4分17秒87【5位】 竹内智哉 4分18秒69【6位】

コメント
決勝後

渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)※囲み取材より抜粋

――(ゴールに)着いたときどのように思いましたか

順位とかは結構心配で、タイムも切れるか正直不安なところがあったので久しぶりにレースが終わったときに「やった!」というような感じで嬉しかったです。

――2分23秒か2分24秒でと言っていましたが、2分22秒は想定外ですか

(2分)22秒出るというのは実際に泳いでみないと分からないところもあったのですが、前進したかなと思っています。

――全然入るのと入らないのとではやっぱり違いますか

そうですね、やっぱり早大のチームの中でも皆代表入りを決めたりしていて、自分も今年こそは入っておかないと次につながらないなとも思っていました。だから代表には入れたということが嬉しいなと思っています。

――レースでだいぶ青木(玲緒菜、ミキハウス)さんが前に行っていたと思うのですがどういうレース運びをしたのでしょうか

本当に周りのことは気にしないで自分が納得できるレースができればいいと思っていたので、自分のペースで泳げたかなと思います。ラップとかも36秒台でまとめられて久しぶりに200メートル(200メートル平泳ぎ)で良いレースができたなと思っています。

――100(女子100メートル平泳ぎ)の後はどのように気持ちを切り替えてここまでやってきたのでしょうか

正直200(200メートル平泳ぎ)とかも棄権したいくらい心が折れてしまったのですが、せっかく頑張ってきていたのでここで諦めてはいけないなと思いました。気持ちの切り替えというのは元々得意な方ではあったので200(200メートル平泳ぎ)に上手く流れでは切り替えることができました。

――決勝の前の気持ちはどのようなものでしたか

本当にチャレンジャーというような気持ちで、良くても悪くてもまた次頑張ればいいと思っていました。

――切り替えるきっかけになった人はいますか

200(200メートル平泳ぎ)の予選、準決勝が終わってから会う人会う人に頑張ってねとか応援するよとか言ってもらえて本当に嬉しいことだと思いました。

――今大会を振り返っていかがでしょう

50(50メートル平泳ぎ),100(100メートル平泳ぎ),200(200メートル平泳ぎ)と続いて、ちょっと泳ぎでは難しいところもありました。その中でも50(50メートル平泳ぎ)から100(100メートル平泳ぎ)にかけての泳ぎが縮こまっていたりとか、色々その中でも経験値というか色々学ぶことがあったので次からの水泳にも上手く活かしていきたいと思っています。

――100(100メートル平泳ぎ)にフォーカスしてこの大会に臨んでいたと思うのですが、200(200メートル平泳ぎ)での派遣標準突破というのは自分にとってどのような意味がありますか

正直複雑というか難しいですが、やっぱり自分は200メートル(200メートル平泳ぎ)なんだなというか、100(100メートル平泳ぎ)とかではテンポ上げるような意識をするのですがそれが合いませんでした。だからまた大きな泳ぎでスピードを上げるということを次からはやっていきたいと思います。

――2年ぶりの代表ということについてはいかがですか

代表に入ることができてほっとしているのですが、ここで満足せず、ここからが頑張らなくてはいけないところだと思うのでしっかりまたこれからも頑張っていきたいなと思います。

――この夏のアジア大会、パンパシフィック選手権に向けてどのようなタイムや目標を考えていますか

久しぶりの日本代表での試合なのでわくわくする気持ちなどもありますが、しっかり東京五輪に向けて世界での経験値をもっと積んで自信を付けていけたらいいなと思います。

――100(100メートル平泳ぎ)で悔しい思いをした中、200(200メートル平泳ぎ)へと切り替えて、自分の成長したなと思うところはどこですか

今回の100(100メートル平泳ぎ)でだめだった後の200(200メートル平泳ぎ)というのがロンドン五輪の選考会をすごく思い出しました。そのときも100(100メートル平泳ぎ)の後は苦しかったんですが、200(200メートル平泳ぎ)に向けてというのはすごく上手く切り替えられたと思っています。だからそのことも思い出しながらあまりくよくよしすぎずに。終わったことは仕方なかったので、上手く活かせたかなと思っています。

――夏に向けてどのようなところをさらにステップアップしたいですか

200メートル(200メートル平泳ぎ)で持久力が付いているのとかはすごく分かりました。あとは大きい泳ぎで出力を上げたときにしっかりスピードが出せるようにまだまだウエイトとかもあまりできていない練習もあるのでそのような練習もしっかりできるようにしてステップアップしていきたいと思います。

――リオ五輪後悔しい結果が続いていたと思うのですが今振り返ってまた代表に戻って来ることができたというのはいかがでしょうか

正直苦しいことの方が多くて、辞めたいなというくらい苦しかったです。でも諦めないで頑張って来ることができて、代表に戻れたということで本当に嬉しいのです。今回はここで満足していたら次にいけないと思うのでまたしっかり気持ちを切り替えて練習を毎日しっかり頑張っていきたいなと思います。

渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)※囲み取材より抜粋

――レースを振り返っていかがでしたか

すごく頑張りました。自己ベストも更新できましたし、2日間ですがきついなりに粘れたかなと思います。

――自分の中で決勝レース、テーマのようなものは持っていたのですか

僕の得意なところが平泳ぎと自由形なので前半落ち着いてという気持ちでした。あとは後輩の竹内(智哉、スポ2=神奈川・湘南工大付)が結果を出せればいいなと思って泳いでいました。

――個人メドレーは泳ぎこみの一環と言っていましたが、これから夏に向けてどのように強化していきますか

個人メドレーを泳げるというのはすごく練習の中での強みです。僕自身個人メドレーの方が、乳酸が出たりだとか粘れたりという練習が多々あります。この(男子)400メートル個人メドレーはすごく体もきつくて予選、決勝とどっちも全力で泳がないといけなかったのですが、しっかりと頑張れたかなと思います。

――この大会を振り返って総括するといかがですか

すごく悔しいレースがたくさんありました。でもここ2カ月くらい全力で頑張った結果がこうやって派遣標準を切れたりだとか、きょうの400メートル個人メドレーも粘れたりだとかそういうことにつながっていると思います。だからこの頑張りというのも夏まで続けて、年末に怪我をしてしまった分を取り返せればなと思います。

――怪我をしたり、きつい練習があった中で一番支えとなったものは何ですか

昨年の自分のふがいなさというか結果を出せない自分にすごく腹立たしい気持ちも持てたので、そういうことを思い出しながら頑張っていました。

――悔しさを忘れないために部屋に何かを置いていたりとかしたのでしょうか

部屋に何かを置いていたとかはあまりないです。でも目をつぶると出てくると言ったら変ですが、頭に浮かんでしまう悔しいレースなので。

――悔しかったレースというのは世界選手権ですか

そうですね。世界選手権もライバルの(アントン・)チュプコフ(ロシア)にラスト力の差を見せつけられるというか、悔しい思いもしていたので。

幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)※囲み取材より抜粋

――レースを振り返っていかがでしたか

200(200メートルバタフライ)からの100(100メートルバタフライ)で100(100メートルバタフライ)でも代表を狙っていたのでタイム的にはあまり満足いかなかったです。ちょっと悔しいかなという感じです。

――結構前半からいきましたか

前半からいかないと派遣記録は切れないと思っていたので、積極的にいったつもりでした。でも思ったより後半の伸びがあまり無くて、タイムも悪くなってしまいました。これからジャパンオープンでも100メートルバタフライは出場するので、そこに向けて200(200メートルバタフライ)、100(100メートルバタフライ)ともにベストを更新してさらに上のレベルにいけるように頑張っていきたいと思います。

――前半はいこうと思っていけなかったのか、それともあえていかなかったのか

自分的には前半から大きな泳ぎで行こうと思っていたのですが、ちょっと泳ぎがいまいちでした。

――身体が重かったとかそういう所はあったのでしょうか

ちょっと力んでしまったのでそのような感じですかね。

――日本選手権を振り返って、飛躍できた大会だったと思うのですが大会全体としていかがでしたか

今回200(200メートルバタフライ)は結構良い感じで、100メートル(100メートルバタフライ)はちょっと悔しい形だったんですけど、目標だった代表に内定することができました。来年はもっとレベルの高い争いになると思うので、来年の日本選手権や今年の夏の国際大会でももっとレベルの高いタイムを出すためにトレーニングを積んでいければいいかなと思います。

――今の時点で夏に向けてプランはありますか

200(200メートルバタフライ)や100(100メートルバタフライ)の前半からもうちょっといければいいかなと思います。あとは200(200メートルバタフライ)の後半の練習をすれば200(200メートルバタフライ)も100(100メートルバタフライ)もつながると思うので、そういう所でスタミナの強化などを意識しながらトレーニングを積んでいきたいと思います。

竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)

―― かなりベストを更新できましたが振り返っていかがですか

3位も少しは狙っていたんですけど、3番に入れてベストも大幅に更新できたので本当に嬉しいの一言に尽きます。

――後半の100メートルの追い上げが良かったですね

予選では強化してきた前半の背泳ぎを頑張ったんですけど、頑張りすぎて前半は疲れてしまったので、決勝ではペース配分をもっとしっかりしようと監督とも話していて、それが思うようにはまって、後半しっかり粘り強く追い上げられたと思います。

――泳いでいて周りの選手は見えていましたか

そうですね、背泳ぎまでは想定内というかこんなものだろうという感じで平泳ぎを泳いでいるうちに、大也さんと奥の丈晴さんが若干見えていたので、平泳ぎでそこから追い上げていこうと気持ちも切り替えて、さらにその中でも後半に焦らずに行くことができたのがこの結果につながったんだと思います。

――今大会はたくさんのベストを更新しましたが、大会を振り返っていかがですか

2月に高地合宿に行って、結構きつい練習の中頑張ってきたので、すごいこの結果、後半の4個メが僕のこの試合のメインのレースだったので、最後ということで気持ち的にも体力的にもきついと思ったんですけど、最後の最後にこうやってベストを更新できて表彰台にも乗れて、ほぼ100点に近い良い結果で終われたと思います。

――来週からは団体戦も始まりますが、ワセダで戦うという点ではいかがですか

すぐに六大学(春季対抗戦)があるので、六大学では個人メドレー以外も複数出場する予定なので、今度は自分のタイムだけでなく、周りと勝負っていうのを一つ一つ大事にして、六大学、早慶戦、最後のインカレとつなげていけるように頑張っていきたいと思います。

佐藤千夏(スポ1=埼玉栄)※囲み取材より抜粋

―― 泳ぎ終えていかがですか

今回の選手権全てにおいて、正直納得いくものでもないし、ベストからもかけ離れているので、嬉しい気持ちも負けてないんですけど、唯一良かったのは、いつもなら1本目がダメだと心が折れているんですけど、今回は集中を切らさずに1500(メートル自由形)まで持ってこれていて結構前向きに考えられたので、そこは成長した部分かなと思っています。

――調子はいかがでしたか

正直3月の合宿から泳ぎがめちゃくちゃ崩れていて、合わせられなかったのは自分の実力不足なので、ジャパンオープンまでに改善していきたいと思います。

――具体的にどういう風に崩れていましたか

正直疲れが取れていなくって、そのまま合宿に入って腕が上がらないだとか体が持たなかったりだとかで、進まない方の泳ぎになっていたというか、水をかける泳ぎになっていなくて、多少は改善されたと思ってきたんですけど、練習とレースじゃ全然違うので、レースで使える泳ぎを探していきたいと思います。

――その中で頑張れたのも大きかったですか

この1500(メートル自由形)は順位やタイムは気にせずに泳ぎだけ意識して、とにかく自分が全力を出し切れるように意識しました。実際に出し切れたので、納得はしていないですけど、とりあえず良かったかなとは思います。

――ジャパンオープンまで何をやっていきましょうか

少なからず泳ぎこみ自体はできていると思っているので、実力はついていると自分の中で信じて、とにかく泳ぎを整えるというか、レースを意識して取り組んでいきたいと思います。

予選後

渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)※囲み取材より抜粋

―― レースを振り返って

200メートルの疲れがあったんですけど、夏に向けての泳ぎこみはもうスタートしているという気持ちで予選を泳ぎました。

――4個メにエントリーした狙いはありますか

平泳ぎには日程的に支障がないので、持久力の向上もありますし、個人的には泳いでいて楽しい種目ですし、自分の強みを出せる種目だと思っているのでエントリーしました。

――予選から全力でいきましたか

けっこうレベルが高いのも分かっていましたし、タイムを見ても全力でいかないと決勝に進めないと思っていたので。

竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)※囲み取材含む

―― 泳いでみてどうでしたか

疲労感が抜けなくてきつかったんですけど、決勝には残ったと思うので、決勝ではベスト以上を狙って頑張りたいと思います。

――タイム的にはどうですか

悪くはないですけど、軽くこのタイムを出せたら合格点だったかなと思います。

――決勝はどんなレースにしたいですか

多分背泳ぎが調子いいので、背泳ぎから上げていくレース展開を想定しています。

――横で泳いでいた萩野さん(公介、ブリヂストン)は目安になっていましたか

萩野さんが速いのはわかっていたので、足元くらいにいればいいなと思ったんですけど、ちょっと足りなかった感じです。

――決勝での目標タイムはありますか

(4分)14秒台を目標に頑張りたいです。

――ラスト100メートルはまだ余力がありそうですか

まだ上がります。周りがいなかったので、流すほどではないですけど、余力を多少は残して泳いだと思います。

福岡清流(スポ2=大阪・桃山)

――レースを振り返っていかがでしたか

初めての選手権だったので、緊張するかなと思ったんですけどそんな緊張しませんでした。だから結構良いタイムが出ると思っていたのですが、後半バテてしまったのでそこが悔しいです。

――日本選手権の雰囲気というのはいかがでしたか

昨日来て、予選しか見ていなくて準決勝、決勝は見ていなかったのでそんなにピリピリしている感じもありませんでした。だからいつも通り臨めました。 

――きょうの目標はどのようなものでしたか

昨年の日本学生選手権(インカレ)が遅かったので、今年のインカレで最低でもB決勝に残ることのできるように意識して泳ぎました。

――どのような調整をしてきましたか

月曜日から会場に入っている人が多くて、所属でも僕が最後まで一人でいました。だからメニューはあったんですけど、監督がいなかったのでほぼ自己調整という感じで距離をそんなに落とさないようにして、強度も上げてきょうに臨みました。

――監督から言われたことは

1年時のインカレで調子が良かったのですが、前半にすごく突っ込んでしまって後半すごくバテました。前半は自分のベストを上回っていたのですが、タッチしたら+6秒とかだったのでその反省を生かして前半落ち着いて後半勝負に行けと言われていました。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

(次の試合は)春の六大学です。4個メ(男子400メートル個人メドレー)ではジャパンオープンも切っているのですが2個メ(男子200メートル個人メドレー)は何も切っていないので、ジャパンオープンを切れるように頑張ります。