準硬式野球部

2018.04.08

東京六大学春季リーグ 4月7日 東京・法大多摩グラウンド

久郷が乱調で開幕戦は黒星スタート/立大1回戦

立大1回戦
立大

早大
(早)●久郷、古賀、大津、江藤、福川―吉田
♢(二塁打)森田、永井 

 ついに東京六大学春季リーグが開幕した。3月に行われた関東地区大学選手権(関東大会)で3位という好成績を残しているワセダ。東京六大学の大学の中では1番上の成績だった。自信を胸に東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)で優勝を目指し戦う。しかし開幕戦は思わぬ試合展開となった。先発を任された久郷太雅(創理3=静岡・沼津東)が初回から4点を奪われると打撃陣も相手投手を打ち崩すことができず敗戦。悔しい開幕戦となった。

 冬の間の地道なフォーム固めにより関東大会では好投を披露していた久郷。きょうの試合でも好投を期待されたがそれに応えることはできなかった。初回、連打で1死一、二塁のピンチをつくる。この場面で左翼を守る永井隆太(スポ4=石川・七尾)に好守備が飛び出し二死とする。しかし、四球で満塁とすると続く打者に左翼手の頭を超えるフェンス直撃の適時三塁打を打たれ3点を先制されてしまう。その後も1点の追加点を許し初回に4点を奪われる厳しい展開。ワセダの反撃は2回。先頭の池上倫平副将(政経4=東京・早実)が内野安打で出塁し、加藤大(人3=大分上野丘)の犠打などで好機を演出すると、森田達貴主将(スポ4=埼玉・県浦和)の打球が土のグラウンドでイレギュラーし内野安打となり1点を返す。味方が点をとり迎えた3回。流れをつかむためにも必ず無失点で終えたいイニングだった。しかし、この回からマウンドに上がった古賀湧也(スポ4=佐賀西)は簡単に2死を奪うが3人目の打者を四球で塁に出すとそこから2連打で2点を追加される。反撃ムードができていただけに残念な失点となった。

きょう3打数3安打の森田

 ミスが重なり追加点を許したのが6回だ。3回には2点を奪われたもののそこから粘りの投球を見せていた古賀が1死から安打を許すと、投手を大津杜都(文構2=東京・宝仙理数インター)に交代。しかし大津は思うような投球ができない。暴投で走者を二塁に進めてしまい、さらに大津が投げた牽制球は逸れてしまう。バックアップに入った中堅手もその球をトンネル。もったいないミスから1点を取られてしまった。二回以降安打わずか一本に抑えられていた打撃陣だったが7回につながる。先頭の吉田龍平(スポ3=東京・小山台)が安打で出塁すると森田も内野安打で出塁し好機を広げる。すると、きょう2番で起用された高木寛人(基理4=東京・早実)が適時打を放ち1点を返す。さらに永井に左中間を真っ二つに割る適時二塁打も飛び出し、この回3点。永井は打撃だけでなく守備でも二度好プレーを見せるなど攻守でチームに貢献した。反撃ののろしを上げるワセダだったが、その後は交代した相手投手を前に好機はつくるも得点はできず敗戦。黒星スタートとなった。

好守を見せた永井

 残念ながら開幕戦を落としてしまったワセダ。きょうのワセダは防げるミスで失点をしてしまうなど関東大会のチームとは全く別のチームのようだった。ここぞの場面で粘りを見せ勝利をつかんできた時のチームの姿は見られなかった。チームの力は間違いなくある。本来の姿を取り戻して優勝に向かって突き進んでほしい。

(記事 藤本壮汰 写真 金澤麻由)

コメント

池田訓久監督(昭60教卒=静岡・浜松商)

――初回から4点リードを許す試合展開となりましたが

あれは想定外でしたね。なんとか2死までいって、確かに走者を四球もあり溜めてしまったのですが、関東大会では彼(久郷)はあの場面で打ち取ってたんですよね、打ち取ってたからこそ(3位決定戦で対戦した)中大相手にも完投で1点に抑えていますし。なかなか的を絞りづらいという特徴がある投手だと期待して投げさせたのですが、そういう的を絞るうんぬんの前に好球必打で立大の打線に打たれたという感じですね。

――久郷選手の課題が出てしまった投球と言えますか

投手の立ち上がりというのはどんなにいい投手でも不安定になる部分はあるので、そこをきちんと自分のリズムに持っていって乗り切ってこそ本当の核になる大黒柱になる投手になれると思うので彼はきょう学んだんじゃないですかね。

――非常に勿体無いミスからの失点がありましたが

もったいないミスが出ている試合は勝てないですよね。そこは学生の集中力なのか気持ちなのかわからないですけど。していいミスはないんですけど、やってはいけないミスはあると思うんです。1つはきょうの中堅手(加藤大)のカバーリングの後逸で許した一点とかは最たるものでしたね。

――打撃ではなかなか相手投手を打ち崩せませんでした

相手の投手も良い投手なので(的を)絞りきれないというか何を狙えば良いかというのもね。例えば直球を狙っていけ、と言ってもそのストレートが想像よりもきていたりしてタイミングを合わせるのも難しいものがありました。相手投手が良かったというところですね。

――永井選手がきょう攻守で活躍しましたが

打撃については、最初の打席でフライが続いたのでちょっとどうかなと思ったんですけど、いいところで一本出てくれたので、リーグ戦は続きますから期待したいなと思いますね。

――今後に向けての抱負をお願いします

スタートちょっと黒星になっちゃいましたけど、課題も見えたわけなのでしっかり修正してあすに臨みたいと思います。