庭球部

2018.03.14

三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント 3月13日 早大・東伏見三神記念コート

シングルスで田中、ダブルスで古賀・安上組が2回戦進出!

 三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント(早稲田フューチャーズ)は本戦2日目を迎え、早大からは3人がシングルス、1組がダブルスに登場。田中優之介(スポ1=埼玉・秀明英光)、古賀大貴(スポ2=大分舞鶴)・安上昂志(スポ2=福岡・柳川)組が初戦を突破した。早大勢は2日後、2回戦に臨む。プロ選手相手に、学生の力を見せつけることはできるか。

★髙村は接戦の末、初戦敗退。田中が同士打ちを制し2回戦へ!

あと一歩及ばなかった髙村

 髙村佑樹(スポ2=千葉・東京学館浦安)が本戦ワイルドカードで登場。守谷総一郎(あきやま病院)との一戦に臨んだ。ファーストセットは第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後はなかなかチャンスが来なかったが、ブレークは許さず、6-4でこのセットを奪った。一転してセカンドセットでは相手のペースにのみ込まれる。積極的に前に出てプレッシャーをかけてくる相手に思ったようなプレーができず、勝負はファイナルセットへ突入した。ファイナルセットでは2-1で迎えた相手のサービスゲームでブレークのチャンスを逃し、そのまま相手に流れを渡してしまう。最後は相手の片手バックハンドショットにも苦しめられ、フルセットまでもつれた試合を制することはできなかった。惜しくも初戦敗退となった髙村だが、ラリー戦はプロ相手にほぼ互角だったといえるだろう。あと少しの差、今大会で得た反省を生かし、今後のさらなる飛躍への糧としてほしい。


 早稲田フューチャーズの舞台で同士打ちが実現した。前日はペアを組んでダブルスに出場していた坂井勇仁主将(スポ3=大阪・清風)と田中。お互いに手の内を知り合っているだけに、意地と意地がぶつかり合う接戦が予想されていた。「坂井さんに気持ちよく打たせないように」と意識していた田中は、序盤から積極的に攻めてくる坂井に冷静に対応。ブレークされてもすぐにブレークバックし、そのままリードを広げた。ファーストセットは6-4で奪い、迎えたセカンドセット。今度は逆に田中が先にブレークに成功するが、大事なポイントで固くなってしまう場面が続き、なかなか流れをつかめない。3-4で迎えた第8ゲームでは、3本のブレークポイントを取り切れずキープを許し、そのまま4-6でこのセットを落とした。ファイナルセットでも一進一退の攻防が続いたが、次第に坂井がサーブとフォアハンドで押す場面が目立つように。しかし、田中から5-6で迎えたリターンゲームをものにし、タイブレークへ持ち込むと、ここから一気に流れが田中に傾いた。タイブレークでは田中の強烈なサーブが炸裂(さくれつ)し、連続ポイント。先輩後輩対決は、勢いに乗って思い切りプレーした田中に軍配が上がった。2回戦では韓国人選手との対戦となる。「坂井さんとは真逆のプレーをしてくる選手なので、しっかり頭を使ってやっていきたい」(田中)。早大からシングルスで唯一勝ち残っている田中には、早稲田フューチャーズでの躍進に大きな期待がかかる。

(記事、写真 松澤勇人)

★気合でつかんだ勝利

勢いのあるプレーを見せた古賀・安上(左)組

 安上昂志(スポ2=福岡・柳川)・古賀大貴(スポ2=大分舞鶴)組はプロとして活躍している奥大賢・小ノ澤新(ともにエキスパートパワーシズオカ)組と対戦。試合は壮絶な打ち合いとなった。相手ペアは巧みなショットを連発。だが、安上・古賀組も気合でボールをつなぎ試合の主導権を渡さない。しかし、徐々に点差をつけられ、ファーストセットを4-6で落としてしまう。

 迎えたセカンドセット。まさに一進一退の攻防が続いた。安上・古賀組は声を出して自らを鼓舞し、ミスを恐れず果敢に挑み続けた。その結果タイブレークに持ち込み、7-6でこのセットを獲得する。試合は10ポイント先取のスーパータイブレークへともつれ込んだ。「1本目に相手がダブルフォルトをしたので、相手が引いてるのが分かった」(古賀)。相手の状態をしっかりと見極めた早大ペアは、そこからは危なげなく点を連取。相手に付け入る隙を与えず、勝利をつかんだ。

  今回のプロ相手に勝利を収めた経験は安上・古賀組にとって成長のための好材料となるだろう。次戦の相手は数々の舞台で活躍している今井慎太郎(平28スポ卒=現東通産業)・仁木拓人(三菱電機)組。厳しい戦いになることは間違いないだろう。自分達の強みを前面に押し出して、格上相手にきょうの試合のように果敢に挑んでほしい。

(記事 小田真史、写真 松澤勇人)

結果

▽シングルス本戦1回戦

●髙村佑樹6-4、1-6、3-6守谷総一郎(あきやま病院)

〇田中優之介6-4、4-6、7-6(3)坂井勇仁


▽ダブルス1回戦

〇古賀大貴・安上昂志4-6、7-6(5)、10-3奥大賢・小野澤新(ともにエキスパートパワーシズオカ)


関連記事

「それぞれが成長できた」、早稲田フューチャーズ全日程が終了!/三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント(3/18)
早大勢の挑戦は終了。それぞれが収穫を得た大会に/三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント(3/16)
大会3日目も熱戦続く!/三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント(3/12)
坂井主将、古賀が予選決勝へ!/三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント(3/11)
早稲田フューチャーズ開幕!早大勢は全選手が予選1回戦を突破/三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント(3/11)

関連特集

【特集】『早稲田フューチャーズって、なに?』

コメント

古賀大貴(スポ2=大分舞鶴)・安上昂志(スポ2=福岡・柳川)

――いままでにフューチャーズにダブルスで出場したことはありましたか

安上 ないですね。

古賀 僕もありません。

――きょうの試合に対する意気込みは

安上 僕らはワイルドカードで試合に出場する権利をもらいました。早大でプレーしていたから、本来出場することができない大会に出場させていただいているので、自分達ができる思い切りのプレーしようと思っていました。

古賀 相手がプロの選手達だったとので、自分達の技術がどれくらい通用するのかというわくわくした気持ちがありました。

――実際にプロと対戦してみての感想は

安上 ツアーとかを周るプロとの対戦は今回が初めてでした。要所で相手は落ち着いたプレーをすることができていたので、そういう部分はさすがだなと思いました。相手はあまり声を出していませんでした。そのため、自分達は逆に声を出してどんどん押し切ってやろうという気持ちでプレーすることができたのがきょうの勝因になったのかなと思いました。

古賀 差はあんまり感じませんでした。安上が言ったことと被ってしまうのですが、僕らが声を出してプレーすることができたのでいい結果につながったのかなと思います。

――ファイナルの時の心境をお聞かせください

安上 インカレインドアでも結構な数の試合がスーパータイブレークにまでもつれ込んでしまったことが多くありました。いままでペアを結成してからスーパータイブレークで負けたことがなかったので、今回も勝てるという勝手な自信がありました。そのため、強気にプレーすることができました。

古賀 スーパータイブレークに入る前は安上と同じように勝てるだろうという自信がありました。1本目に相手がダブルフォルトをしてきたので、相手が引いているということが分かりました。ここで畳みかけることができれば勝てると思い、思いきりプレーしました。結果勝ちにつなげることができたので良かったです。

――打ち合いを制することができた理由は何ですか

安上 相手よりも元気よくプレーしたことだと思いますね。学生らしさを出すことができたことはよかったです。

古賀 やっぱり、学生の強みというのはずっと練習することができることだと思います。練習を重ねることができるので、安上がどこにいくか声を出さなくてもなんとなくわかるようになる親密度を形成することができたことの差がプラスに働いてくれたのかなと思います。

――次戦に向けて一言お願いします

安上 先週の亜細亜フューチャーズで優勝しているペアとの対戦なので、チャレンジャーとしての立場ですがしっかりと勝ちにいきたいです。

古賀 間違いなく強いことはわかっていますが、僕らにもできることはあると思います。そこで相手に対して引かずに自分達のプランを確認し合っていって、点数を離されることなくついていければチャンスはあると思います。

田中優之介(スポ1=埼玉・秀明英光)

――きょうは坂井勇仁主将(スポ3=大阪・清風)との対戦でしたが、なにか意識していたことはありましたか

主将でしたね(笑)。きのうおとといと坂井さんの試合を見ていて、調子がいいなとは感じていたので、坂井さんに気持ちよく打たせないようなプレーをすることをこころがけました。

――実際にできていましたか

最初はできてたんですけど、僕のブレークポイントになると守りに入って甘くなってしまってたたかれるということもあったので、全体的にはよくできていたと思うんですけど、できてない部分もありましたね。

――終始試合を楽しんでいる様子でした

楽しみましたね。全然余裕じゃなかったんですけど、余裕ぶってました(笑)。

――ファーストセットを振り返って

最初に僕がブレークされてしまったんですけど、すぐブレークバックすることができて、さらにもう一回ブレークできて5-3だったんですけど、そこでキープできなかったので、締めるところをちゃんと締めなきゃなと思いました。セカンドセットも同様に僕がブレークしてもすぐブレークバックされてしまったので。ブレークポイントでなかなか点が取れなかったなと思います。

――ファイナルセットは5-6で相手サーブと追い詰められましたが

もう終わったなと思って(笑)。ニューボールになって、坂井さんはサーブがすごいよかったんで、もう無理かなと思ったんですけど、リターン返してラリーを続けたら意外とミスしてくれて。坂井さんもニューボールに合ってなかったみたいで、助かりました。

――タイブレークは振り返っていかがですか

ファイナルはファーストサーブの確率がよくなかったんですけど、タイブレーク入ってからはファーストサーブがバンバン入って、2-1から2本続けてサーブでポイントを取れて相手にプレッシャーを与えられたかなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

韓国人選手なんですけど、きょうの坂井さんとは真逆のプレーをしてくる選手なので、しっかり頭を使ってやっていきたいと思います