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ウエイトリフティング部

2018.03.16

第14回全日本学生選抜選手権 3月10・11日 埼玉・上尾スポーツ総合センター

安嶋ら3人が優勝。ジュニアも合わせ調子は上々

 3月8日から開催されていた全日本ジュニア選手権大会に併せて、全日本学生選抜選手権が上尾スポーツ総合センターで開催された。ついに最上級生になろうとしている3年生たちを中心に、6人が出場。安嶋千晶(スポ3=茨城・大子清流)、知念勇人(スポ3=沖縄・豊見城)、柏木麻季(スポ3=京都・鳥羽)の3人がそれぞれ女子53㎏級、男子56㎏級、女子75㎏級で優勝し、全日本ジュニア選手権で活躍した1年生たちに続いて早大の強さを見せつける結果となった。

 1日目は全日本ジュニア選手権に引き続いての開催。会場の熱気も冷めやらぬまま、女子48㎏・53㎏級が開始する。53㎏級に出場した安嶋は、クリーンを3本全部成功させて調子の良さを見せた。3本目のクリーンは自己ベストとなる73㎏。プラットフォームから降りる際には 続いて知念勇人が男子56㎏に、生頼永人が男子75㎏級に出場。知念勇人は減量しての挑戦であったが、同じ組で行われた他の階級に負けず劣らずの活躍を見せる。ベストはクリーン99㎏、クリーン&ジャーク131㎏のトータル230㎏で1位をつかみ取った。この冬怪我に悩まされていた生頼は本来の実力を発揮することが出来ず、スナッチ125㎏クリーン&ジャーク160㎏で5位となった。

スナッチを成功させる知念勇人

 

 2日目は柏木、田中季恵(スポ3=香川・香川中央)、池田祐介(社3=滋賀・安曇川)の3人が出場。女子75㎏級に出場した柏木は、同時刻スタートの他の階級とも大激戦を繰り広げる。スナッチを88㎏、90㎏と安定して成功させ、3本目では自己ベストかつ大会記録タイの93㎏に挑戦し成功。クリーン&ジャークも3本すべてを成功、かつこちらも自己ベストを更新し、スナッチ93㎏、クリーン&ジャーク113㎏のトータル206㎏で優勝。一方田中は重量が振るわず、スナッチ79㎏クリーン&ジャーク100㎏。1位の選手に差をつけられての2位となった。最後を務めたのは男子105㎏の池田。忙しい時期ということもあり練習できないまま迎えた試合となったが、5本成功かつ自己新記録を出すなどいい意味予想を裏切られる展開となった。結果は4位だったものの、スナッチ130㎏クリーン&ジャーク164㎏と300㎏まであと少しのトータルとなった。

柏木はベストとなる113㎏を挙げ、ガッツポーズを見せた

 優勝が2人、2位が2人と戦績的にはいい結果を残すことができた。その一方で自身のプレイを厳しく振り返る選手もおり、シーズンインへ向けて課題を見つめなおす機会となったこの大会。出場した選手たちの各々が、得た収穫をもとに成長した姿を見せてくれるだろう。

(記事、写真 伊東穂高)

結果

▽男子

56㎏級

知念勇人 スナッチ99Kg C&J131Kg トータル230Kg 1位

75㎏級

生頼永人 スナッチ125Kg C&J160Kg トータル285Kg 5位

105㎏級

池田祐介 スナッチ130Kg C&J164Kg トータル294Kg 4位

▽女子

48㎏級

安嶋千晶 スナッチ73Kg C&J92Kg トータル165g 1位

75㎏級

柏木麻季 スナッチ93Kg C&J113Kg トータル206Kg 優勝

90㎏級

田中希恵 スナッチ79Kg C&J100Kg トータル179㎏ 2位

コメント

安嶋千晶(スポ3=茨城・大子清流)

――この試合を振り返ってみて、感想等はいかがですか

この試合前に高校生とかの試合(全日本ジュニア選手権)があって、そこで同じ階級の人たちがすごい強かったから、これは先輩として頑張らなきゃいけないっていうプレッシャーもあって。ものすごい今までにないくらい緊張したんですけど、でも以外に(プラットフォームに)上がったら落ち着けて、スナッチも試合ベスト更新してすごい嬉しかったです。スナッチはすごい良かったんですけど得意のジャークがちょっと重くて、あまり良くなかったのが課題で。私は53㎏級なんですけど48㎏の人が100㎏やってたのを見てすごい刺激になったから、頑張ります!

――スナッチでベストを挙げたときはいかがでしたか

え~もううれしかったです!すごくうれしかった(笑)。久々にこんなうれしい気持ちになりました!

――1位という結果に対して、どのようにお考えですか

正直下の階級に負けたから、なんか金メダルもらっちゃいけない気持ちになりました。一緒に戦ってるのに、ただ体重上なのに負けてるのに金メダルは貰いたくないと思いました。勝って金メダル貰いたかったです。

知念勇人(スポ3=沖縄・豊見城)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

今回の試合はかなり減量しての挑戦だったので、脚が動かなかったというか。思うような試技が出来なかったんですけど、それでも重たい重量触れたのは良かったかなと思います。

――今回の自分のパフォーマンスについてはどう思われますか

総合的にみると中の上くらいですかね。いつもできる重量ができなかったっていうのがちょっとダメだったかなあと思います。

――1位という結果に対して、どのようにお考えですか

今回の1位は印象的に言うとそんな良い1位ではなかったなと。2本目をスナッチ・クリーン&ジャークともに落としてしまったので、そこでしっかり2本目取って3本目につなげるということが課題になるんじゃないかなと思います。

――これからの1年の抱負を教えてください

この1年は最後の年なので、着実に記録を伸ばして、インカレに向けて1㎏でも重たい重量を成功できるようにするのと、あとは大会の中での1本1本を大切にとっていくようにしっかり練習を。挙げていきたいと思います。

柏木麻季(スポ3=京都・鳥羽)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

6本成功で、自己新…スナッチとクリーン&ジャークどっちも自己新だったので、パーフェクトな試合ができたと思います。

――高い成功率の試合でしたが、自分の中で心掛けたことはありますか

もともとすごく調子が良かったので。ライバルもいたんですけど、この試合と次の個人戦(全日本学生個人選手権)と全日本選手権が世界大学とか世界選手権、アジア大会に繋がっていくので、まずはその記録を…。高いトータルを出すことを意識したので、勝負というよりは自分のやりたい重量をやりたい順番でやったという感じで。自分のペースのジャークして、あとは相手の重量を引き上げるというような感じだったので、むりやりジャークで相手のペースに自分が合わせないようにしました。

――1位という結果に対して、感想等はいかがですか

いつも同じライバルなので勝ったり負けたり繰り返してるんですけど、成功率が高かった人、6本ちゃんと取った人が優勝できるんじゃないかなと思うので、結果に対する順位だと思います。

――この1年の目標を教えてください

今までずっと怪我が多かったので、まずは怪我しないこと。怪我しなかったら自然と記録も上がってきてくれると思うので、しっかり1個1個の試合を大切に。記録もどんどん伸ばして、大学生のうちにナショナル入りができたらいいなと思います。