米式蹴球部

2018.03.12

トモダチボウル 3月11日 東京・アミノバイタルフィールド

若きホープたちがトモダチボウルで躍動

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
TEAM RISING SUN 26 10 42
TEAM USA

 ことしで7回目の開催となった日米親善試合。19歳以下かつ1年生までの関東・東北選抜で構成されたTEAM RISING SUN(日本チーム)と米軍基地高校、ASIJ(アメリカンスクール・イン・ジャパン)から50人の選手を集めたTEAM USA(米国チーム)が熱戦を繰り広げた。早大からはDB大西郁也(法1=東京・早大学院)、WR和気航洋(商1=神奈川・鎌倉学園)ら5名が選出。「みんな楽しくフットボールをやりながらも勝ちにいこう」(DB石崎樹、人科1=早稲田渋谷シンガポール)と、試合では闘志あふれるプレーが多く飛び出した。

 TEAM USAのキックで試合開始。日本チームはオープニングドライブから短いパスを織り交ぜながら着実にゲインを重ねていき、幸先良くTDパスを決める。勢いそのままに続く相手の攻撃を3&アウトに抑え、上々の立ち上がり。しかしその後は敵陣に侵入するもレッドゾーンオフェンスがうまく機能せず、チャンスを生かし切れないドライブが続いたが第2クオーター(Q)に入ると展開は一変した。この日MVPに輝いた神優成(法大)らWR陣が存在感を見せTDを量産。前半終了間際にもインターセプトから好機を演出し、エンドゾーンへ飛び込んだ日本チームは32点の大量リードで前半を折り返す。

アグレッシブなタックリングを見せた竹

  後半に入っても攻めあぐねる相手とは対照的に獲得ヤードを伸ばすオフェンス陣。高い精度のパスとFGでさらに相手を突き放しワンサイドゲームの展開かに思われた。しかし、意地を見せた米国チームがアグレッシブなプレーを連発。ここまで堅守が光ったLB竹舞哉(社1=東京・早大学院)らのディフェンス陣のカベを突破されTDを献上。反撃ののろしを上げた相手は最終Qでもその勢いは衰えない。これまで精度を欠いていたロングパスが決まり、強烈なラッシュからQBサックも受けた。さらにはスペシャルプレーから得点を狙うプレーコールもあり、肝を冷やす場面が続く。それでも要所で相手を封じ込めるタックリングを決め、ピンチを脱した日本チームが逃げ切り白星を飾った。

広い守備範囲で相手に食らいつく大西

 「この経験を活かしてもっと上手くなって試合に出られるように頑張りたい」(OL橋口慶希、創理1=東京・早実)と、普段とは違う環境の中でのスキルやテクニックの学びは新たな発見をもたらした。悲願の日本一へ向け新体制となったBIG BEARS。チーム力を上げるためにも下級生の台頭が求められる。さらなる飛躍へ。若きホープたちの勝負の春がこれから始まる。

(記事 成瀬允、写真 秦絵里香)

コメント

OL橋口慶希(創理1=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

各校からいろんな選手が集まってきて、楽しい雰囲気の中ではあったのですが、勝ちにはこだわった試合でした。日本人とは違う桁外れなパワーを、アメリカ人選手の方々と試合することで体験できたので、よかったと思います。勝ててよかったです。

――きょうの試合にはどんな思いで臨まれましたか

勝ちたい、という思いで臨みました。他の学校の人たちと短期間でコンビネーションを組まなければいけないところがあったので、難しかったです。

――副将として出場されましたがいかがでしたか

自分が選ばれたことに驚きもあったのですが、選ばれたからにはしっかりやろうと思っていました。

――何か収穫はありましたか

この冬やってきた基礎的な部分やフィジカルな部分で、まだ足りない部分が多いなっていうのを感じました。そこは、チームに戻って1回やり直したいと思います。

――春の試合に向けて意気込みをお願いします

まだ出場できるかわかりませんが、この経験を活かしてもっと上手くなって試合に出られるように頑張りたいです。

WR和気航洋(商1=神奈川・鎌倉学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

アメリカの大きい選手と試合ができていい経験になったと思います。

――きょうの試合にはどんな思いで臨まれましたか

今は試合に出る機会がないので、こういう試合で頑張ろう、楽しもうと思って臨みました。

――メンバーに選ばれた時はどう思いましたか

メンバーになれなかった人たちの分まで頑張ろう、ワセダの看板を背負って頑張ろうと思いました。

――何か収穫はありましたか

周りの上手い人から、いろいろな技術を吸収できたので良かったと思います。

――春の試合に向けて意気込みをお願いします

この春活躍して、秋シーズンチームに貢献できるように頑張りたいと思います。

DB大西郁也(法1=東京・早大学院)

――どのような意気込みで試合に臨まれましたか

シーズンが終わってから日にちが経って行われた試合だったので、来シーズンに向けても、試合感を取り戻すといえ意味でもいい試合だと思って、コンディションを整えて試合に臨みました。

――きょうの試合振り返っていかがですか

全体的にパスが少なくて、自分としては不完全燃焼ですが、それでも何回かタックルはできたので良かったかなと思いました。

――トモダチボウルを通して見えたものはありましたか

普段と違う環境で練習に取り組む中で、監督さんやコーチの方々にスキルやテクニックを教わって、普段とは違う指導は新鮮で新たな発見をすることができました。

――春へ向けて意気込みをお願いします

昨年は甲子園ボウルに出られなかったということで、春から連勝して圧倒的な力で勝ちたいと思っていて、そのためには自分たち下級生が力を付けないといけないと思うので頑張りたいです。

LB竹舞哉(社1=東京・早大学院)

――トモダチボウルにはどのような経緯で出場されましたか

今まで自分が選抜に選ばれたことがなくて、そういうのに選ばれて他校の選手と競え合って刺激を得られたらいいなと思って、応募しました。

――きょうは多くの出場機会がありましたが、試合を振り返っていかがでしたか

久々の試合だったので楽しかったですし、その中で自分が思うようなプレーもあれば、うまくいかなかった動きもあったので、次回の自分たちのワセダの試合につなげていけたらなと思いました。

――試合前に行われた練習で発見はありましたか

コミュニケーションが大事だなと練習で思いましたし、チーム内でもコミュニケーションの大切さを感じたので、チームに持ち帰って活用したいと思います。

――春に向けて意気込みをお願いします

自分はまだ1本目で出られる立場ではないと思うので、試合を多く積み重ねてどんどん先輩を追い越せる選手になっていけたらなと思います。

DB石崎樹(人科1=早稲田渋谷シンガポール)

――試合に臨むにあたっての心境はいかがでしたか

ワセダで出場できなかった選手もいるので、その人たちのためにもワセダを背負って、しっかりプレーしようと試合に臨みました。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

最初は大きなバックもいてどうしようかと思ったけど、DLとLBがしっかりタックルをしてくれて助かりました。相手のレシーバーにも対応して練習通りプレーができたかなと思います。

――新たな発見や反省点などはありましたか

1部や2部のいろいろな選手がいる中で、みんな楽しくフットボールをやりながらも勝ちにいこうと、下級生だけど各チームで引っ張っていくという自覚が芽生えた試合だったかなと思います。

――春に向けて意気込みをお願いします

個人的には春の早慶戦に出場することを1番の目標にして、チームとしては立命大や社会人との試合もあるのでそこにもしっかり勝って今後につなげていきたいと思います。