競走部

2018.03.04

第21回日本学生ハーフマラソン選手権 3月4日 東京・陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営昭和記念公園及びその外周コース

ロードシーズン最終レース、課題の残る結果に

 春一番も過ぎ去った3月4日。20度を超える陽気の中、東京・立川にて日本学生ハーフマラソン選手権(立川ハーフ)が開催された。数が少ないハーフマラソンの大会として注目度も高いこの大会に、早大からは渕田拓臣(スポ1=京都・桂)や清水歓太駅伝主将(スポ3=群馬・中央中教校)らが出走。渕田が健闘する中、他の選手は思うように結果が出ず課題の残るシーズンの締めくくりとなった。

 ケガで欠場する選手が多い中、早大からは8人が出走した。チーム内トップは先日の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で1年生ながら6区を任された渕田だ。「先頭で勝負するというのがきょうの目標だった」と言うように、序盤は先頭集団に付いてペースを保つ。しかし、スタートから7キロ付近で徐々に遅れ始めると、ずるずると後退。それでも記録は1時間4分54秒、全体28位と、暑さの影響をあまり受けることなくゴールする。箱根を終えた後、立川ハーフに調子を合わせて1カ月間練習してきた成果をチームトップという結果で示すことができた。後半の失速を課題に残してはいるものの、早大の主力を担うメンバーとして今後も期待が持てそうだ。

箱根から調子を上げている渕田

 渕田が健闘した一方で、この大会に向けて準備をしてきたものの結果を出せずに終わってしまった選手が多かった。全体45位、チーム内2位の大木皓太(スポ2=千葉・成田)は、先日の青梅マラソンでは好走したものの、その疲労を引きずる結果に。全体90位、チーム内3位に終わった清水は「この順位で、チームで3番目なのは大丈夫なのかなと(不安に)思います」と話し、今のチームのレベルに対して焦りをあらわにした。またケガで出れなかった選手が多いことについて、相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)は「ケガをしている本人もそうだし、チーム全体として危機感をもってほしい」と苦言を呈した。

西田はラストイヤーでひと花咲かせられるか

 この立川ハーフで、今年度のロードシーズンは終わった。箱根で総合3位とそれまでのロードシーズンでの不調を覆す結果を出した早大は、ここでもロードの集大成として、また新体制の始まりとして底力を見せたいところだった。しかし、結果はついてこず、代わりに他大との実力の差が浮き彫りになる形に。このことを強く受け止め、足りないものをそれぞれ考えながら、この先のトラックシーズンでは挽回してほしい。

(記事 今山和々子、写真 岡部稜、齋藤夏生)

結果

▽ハーフマラソンの部(大学男子)

渕田拓臣(スポ1=京都・桂)     1時間04分54秒(28位)自己新記録

大木皓太(スポ2=千葉・成田)    1時間05分09秒(45位)自己新記録

清水歓太(スポ3=群馬・中央中教校) 1時間05分55秒(90位)

西田稜(政経3=東京・早大学院)   1時間07分10秒(185位)自己新記録

平子凛太郎(創理2=福島・盤城)   1時間07分25秒(202位)自己新記録

三上多聞(商2=東京・早実)     1時間08分04秒(261位)

岡田望(商3=東京・国学院久我山)  1時間08分14秒(274位)自己新記録

辻本活哉(人1=大阪・早稲田摂稜)  1時間12分58秒(順位不明)自己新記録

※順位は分かり次第更新します。

小澤直人(スポ3=滋賀・草津東)   DNS

車田颯(スポ3=福島・学法石川)   DNS

尼子風斗(スポ2=神奈川・鎌倉学園) DNS

伊澤優人(社2=千葉・東海大浦安)  DNS

遠藤宏夢(商2=東京・国学院久我山) DNS

真柄光佑(スポ2=埼玉・西武学園文理)DNS

石川諒(スポ1=香川・観音寺第一)  DNS

黒田賢(スポ1=東京・早実)     DNS

宍倉健浩(スポ1=東京・早実)    DNS

住吉宙樹(政経1=東京・早大学院)  DNS

武士文哉(文1=群馬・高崎)     DNS

本郷諒(商1=岡山城東)       DNS

森田将平(スポ1=広島・修道)    DNS

吉田匠(スポ1=京都・洛南)     DNS

コメント

相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)

――今大会の位置づけはどのようなものでしたか

箱根(東京箱根間往復大学駅伝)が終わって、1、2月と強化の大事な時期で、きょうはそれを測るレースだということでした。また、他大も全員ではありませんが主力も出てきますし、それを含めた自分たちの現状確認、春の成果を確認するレースでした。

――春の成果というのは具体的には合宿ということでしょうか

学校が終わって、2月の1カ月はトレーニングに集中できる環境がありましたので、箱根に出たメンバーも出てないメンバーもそれぞれ課題を設定してきょうここで確認するという意味でやってきました。その中間テストではないですがそういう位置づけでやってきました。

――では、その結果を踏まえてチーム全体としてはいかがでしょうか

箱根を走った3人を出しましたけど、良かった点悪かった点がありましたし、この一連の流れを見ても、良かった点悪かった点と思うところが出ました。全体で見たときに他の学校と比べて足りないものが多かったように感じましたので、きょうの結果を踏まえて鴨川合宿で修正してシーズンにつなげていかないと、と思います。

――その中で、渕田拓臣選手(スポ1=京都・桂)がチーム内でトップでしたが、そちらはどのように評価されていますか

ハーフマラソンが初めてでレース展開としても途中までは先頭についていくことができたのでその点に関しては評価していますが、他の学校と比べたときに渕田もうちの主力選手の1人ですから、足りないものが見つかったんじゃないかと思いますので満足しないで更に努力をしてほしいと思います。

――箱根を走ったメンバーがチーム内では2、3位と上位に入りました

レースとしては力を出し切れなかったような気がします。それについては彼らについて反省してほしいと思います。そういったときにBチームのメンバーが追い抜くような場面が見られても良かったような気がしますので、A、Bチームともにこの結果に関しては重たく受け止めてほしいと思います。

――話にありましたがBチームのメンバーはチーム内でも上位に食い込むことができませんでした

やはり、この2カ月間練習できたメンバーだけがこの大会に出場できたはずで、青梅マラソンを見てもいい練習ができていたはずでした。それでも結果が出せないというのはプロセスを含めてどう改善していくか考えてほしいと思います。そもそも、B、Cチームはこの大会に全員出場していくはずでしたが、インフルエンザとかケガとかがありましたがスタートラインに立てていないメンバーも多数いるというところでチーム全体の反省材料は多いのかなと思います。

――ケガをしている方が多いと聞きましたが、そちらに関してはどのように捉えていますか

ことしは2月が寒かったこともありまして、特に新2年生にケガが多い状況です。ケガをしないチームあるいは対抗戦やこういった節目の大会にベストのメンバーで出場するチームを目指そうと言っていることとは程遠いのが現状としてありますので、ケガしてる本人もそうだしチーム全体として危機感を持ってほしいと思います。

――話は変わりますが、今大会に出場されていないAチームのメンバーの現在の状況はいかがでしょうか

今、居残りをして練習していますのでAチームのメンバーに関してはケガをして遅れているというようなことは無いです。他のレースを目指していて出てないというだけですが、きょう出てないから良し、ではなくきょう出たメンバーの現状を踏まえて自分がやるべき仕事や立ち位置というのを見失わないで自分たちの役割を果たせるような準備をしてほしいと思います。

――新入生の方も練習に参加してくる頃かと思いますがそちらはいかがでしょうか

ことしは実績のあるメンバーが入ってきますので、環境が変わって戸惑う部分も出てくるでしょうけども、それでもトップクラスだということに自信を持って取り組んでいってほしいと思います。それでも1年生なので、上級生たちはその1年生に負けないで頑張ってほしいと思います。

――ことしの目標は学生三大駅伝3位以内ということですが

きょうの結果を考えるとまだまだ甘いと思いますが、まずはトラックシーズンでどれだけの成果が出せるかというところを去年と比べても試されると思いますので、まずは関カレで去年以上の成績が出せるようにしっかりと準備していきたいと思います。

清水歓太駅伝主将(スポ3=群馬・中央中教校)

――今大会の目的、位置付けはどのようなものだったのでしょうか

今回はロードシーズン最後のレースだったので、僕の中では入賞を狙って走りました。

――レースプランは決めていましたか

暑かったので出来るだけ最初は温存して、後半18キロから19キロあたりでロングスパートが出来れば持ち味が出せるかなと思っていました。

――ラップタイムなども含めて実際のレースはいかがでしたか

最初の5キロが14分50ぐらいだったのですが、そのタイムにしては体がキツくて。10キロでは30分ちょっとぐらいかかっていて、体も10キロ手前から動かなくて、残りの11キロは惰性というか動かない中で無理やりという感じでした。

――唐津10マイルロードレースで「(日本学生ハーフマラソン選手権では)63分台を出して、タイム以上に順位を狙いたい」とおっしゃっていましたが、今回のタイムや順位についてはどのようにとらえていらっしゃいますか

タイムも順位も自分が最低限まとめようと思っていたものよりもかなり下回っているので不甲斐ないのですが、なぜ駄目だったかという原因は自分の中ではなんとなくは特定出来ているので。ゴールしてから何が駄目だったかというのはしっかり自分の中で理解できているのでこの先につながるレースにはなったかなと思います。

――その原因というのは具体的にどのようなものなのでしょうか

練習はしっかりやれていたんですけど、私生活であったり、練習以外の面で自分の行動が陸上に対して少し甘かったかなという面を感じていて。僕自身、適当にやってできる人ではなく、生活も陸上の練習もしっかり築いた上で結果が出ると思っています。陸上の練習だけ頑張っていて生活が蔑ろになってしまっていたかなというのが原因かなと少し思うのでそれでは駄目なんだなと改めて感じました。

――チーム全体の結果に関してはいかがですか

あまり良くないと思います。僕自身の結果が悪いのであまり言えないですが僕がこの順位でチームで3番目なのは本当に大丈夫かなと思います。でも一人ひとりがこの結果を受けて反省して、自分に何が足りなかったのかというのを考えた上でトラックシーズンに行けたらまたチームも変わってくると思うのでそんなにみんなに悲観してもらいたくないなと思います。

――今大会でロードシーズンは終了ですがシーズンを振り返っていかがですか

秋の駅伝シーズンから遡ってみると上手くいかないことばかりでした。でも1つ箱根で上手くいって、唐津10マイルもそこまで悪くなくて。そこでちょっと自分の中で「なんだかんだ練習しっかりしとけばいけるんじゃないか」という甘い考えが後半出て、結果的に立川(日本学生ハーフマラソン選手権)につながってしまったかなと思います。全体的に見るとうまくいったことの方が少なかったのですが、うまくいかなかったこともうまくいったことも含めてすごくいろんなことが得られたロードシーズンになったので、結果は良い悪いありましたが自分の陸上選手としての経験値はかなり上げられたかなと思います。

――最近も合宿を行っていましたがそこでのチームの雰囲気や練習の消化具合などはいかがでしたか

上のチームだけで集まって鹿児島に行ったんですけど結構良い雰囲気でやれました。ケガ人も連れて行ったのですが徐々にケガを治してみんなが走り込むような良い雰囲気で練習も消化出来ていたので、僕たち出た選手以外の選手もトラックに向けて良い練習が出来たかなと思います。

――トラックシーズンの目標があれば教えてください

このロードレースで感じたことなどをしっかりトラックにつなげて、4月に5000メートル、1万メートルを1本ずつくらいは走ると思うので自己ベストに近い走りをしたいです。関カレ(関東学生対校選手権)は何に出るかまだわからないですが4月のレースを関カレに繋げられたらなと思います。

岡田望(商3=東京・国学院久我山)

――今回の大会は、ご自身の中でどういう位置付けのものとして臨まれましたか

最終学年になって最後の立川ハーフ(日本学生ハーフマラソン選手権)ということで、やっぱり結果が一番求められる大会だと思うので。箱根(東京箱根間往復大学駅伝)とほぼ同じ距離を走るということで、結果が全ての大事な大会という位置付けで走りました。

――青梅マラソンを経て、どのような状態で今大会に臨まれましたか

青梅マラソンは設定を守って(走ることができて)、その後疲労で潰れるということもなく、いい練習ができたという感覚でその後の調整も行うことができました。

――比較的良い状態で大会に臨まれたということですか

はい、そうですね。

――実際のレースを振り返られていかがでしたか

良い調整も出来て、比較的良い状態でスタートラインに立てたんですけど、去年のハーフマラソンでもそうだったんですが、自分の中で結果として勝負ができなかったということに尽きるんですけど。準備をしっかりしたのに結果が出せないという所が、自分の中で難しかったです。

――その原因はご自身の中で分析されていらっしゃいますか。

単純に20キロもつ脚ができていないというのが一番で。それ以外としては、この1月、2月は良い準備ができたんですけど、そこから遡って3年間しっかり練習を継続できたかというと疑問なので、そこが原因かなと思います。

――先程、駒野亮太長距離コーチ(平20教卒=東京・早実)とお話をされていましたが、そこで今大会の振り返りや次回への修正点などは話されましたか

今まで3年間やってきた最終学年で満足のいく結果が出ていない状況の中で、ここからどのように次のステップに行くかというのを、次に鴨川で合宿があるので、そこまでに考えをまとめて鴨川でもう一度話そうということになりました。

――岡田選手はBチームを引っ張っていくような存在だと思いますが、そんな中で今回のチーム内順位をどう捉えますか

今回故障者がBチームで続出する中、レースに出たのがその中で5人ということで、故障している選手に叱咤したりとか、Aチームを見てそこへ向けて引っ張っていくような役割を意識したんですけど。やっぱり最上級生は結果を示してこそだと思うので、そういう意味では今回、僕を含めそういった役割を果たせなかったのだと思います。

――この大会でロードのシーズンが終了となりましたが、シーズンを振り返られていかがでしたか。

今回は青梅と立川ということで。青梅は練習だったので、本当に立川が全てと言っても過言ではないんですけど、その立川での結果が全てということで。プロセスがいくら良かったからと言っても、結果がついてこないことには、外から見る人にとってはプロセスは意味のないものなので。これからは結果にシビアにというか、上級生の役割はそこにあると思うので、そういうところを僕も含めた4年生でしっかりと組み立てていければと思います。

――これからの目標についてお願いします。

まだ(自分の考えが)まとまっていなくて、鴨川合宿の時にコーチと話す予定なんですけど、自分としてはやっぱり最後のシーズンを、抽象的になってしまうんですが、『悔いのないように』。どのような形であれ、終わった時に一片の後悔も残したくないという思いがあるので、まず結果を求めるというのもそうですけど、そのために自分が何をすべきか、何を求められているのかというのを考えていくこれからにしないといけないと思います。

西田稜(政経3=東京・早大学院)

――きょうはどのような位置づけでレースに臨みましたか

昨年の集中練習の初回のところで故障してしまって、そこから3カ月間はこの立川(日本学生ハーフマラソン選手権)に向かうという気持ちで3カ月ずっとここを見据えてやってきたので、練習の成果を100パーセント出しきれなかったなと今は感じてしまっているのがとても悔しいです。

――先々週の青梅マラソンはどのように臨みましたか

1月の中旬から下旬にかけては復帰していたので、青梅は練習の位置付けではあったのですけど、それも全て立川のために、ということで考えていました。

――青梅マラソンからきょうにかけて、調子はいかがでしたか

練習の中では、1月下旬はケガ明けであまりポイント練習を100パーセントつけないというところもあったのですけど、そこから青梅で段階を踏んで、青梅で7割くらいだったところをどんどん上げてこれていたかなという意識はありました

――きょうのレースの調子は何割くらいでしたか

100パーセントの状態で臨むという気持ちでやってきて、ポイント練習の消化率も全てやり切れていたので、不安なくスタートラインに立てました。

――駒野亮太長距離コーチ(平20教卒=東京・早実)や、指導陣から何か指示はありましたか

事前に出た指示としては、練習を積めているので、アクシデントなくしっかりやってきたことをそのまま出す、ということでした。

――きょうのレースの目標はありましたか

最初速く入ると予想はしていたので、そして2、3キロのところでいったん自分のペースで落ち着いて、そのまま(1キロ)3分5秒切りくらいで押していって、ラスト上げられればと考えていました。

――レースの展開はいかがでしたか

そこは反省点としてあるんですけど、2、3キロ過ぎて、まだ滑走路のところなんですけど、そこで走りの流れを崩したくないという思いから、徐々に落としていこうと考えていたのですけど、入りの5キロで速く入り過ぎたところはあります。事前に駒野さんからも前半落ち着いて後半で公園に入ってからが勝負だと言われていたので、その注意されていたところと、実際の調子を見て、自分がどのように走るのかというところで反省が残ってしまったのが悔しいです。

――ペースの流れはいかがでしたか

まだ正確には把握していないのですが、かなり5キロを速く入って。そこから10キロである程度ペースが落ち着いたのですが、そこから前回も課題として得た10〜15キロでかなり落ちてしまったのだと思います。

――気候などのコンディションは走りに影響しましたか

かなり暑いということは前々からわかっていました。タフな練習をコーチに組んでもらって、やってきたことを結果としてしっかり出すことでやってきたことは間違っていなかったと証明したかったのですけど、コンディションというより自分に勝てなかったことが、今思っていることです。

――きょうのタイムについてどのようにお考えですか

目標としていたペースには及ばなかったし、公園に入ってからの粘りというのは今回課題として残ってしまいました。ずっと後半の粘りは自分のなかで掲げているので、そこをどう埋めていくのかというのは、ずっと考えていかなければいけないと思います。

――Aチームの三人に次ぐ4位でしたが、チーム内順位についてはどのようにお考えですか

年始にチーム分けがされて、Aチームを食ってやるという気持ちでやっていましたけど、駒野さんからも指摘されたように、最終学年としての覚悟というのをもう一度見つめ直さなければいけないと思います。昇格する一つの大きなチャンスを失ってしまったという結果は変えることができないので、ここからチームを見ることはもちろんですが、自分の取り組みをもう一度考え直す必要があるように思います。

――次のレース予定は

例年は3月の末のトラックレースに出るんですけど、これからスピード移行になるのですが、目指しているのは駅伝であったり、タフなレースをするというところなので、スピードを上げていくのはもちろんですけど、そこで脚をつくることも忘れずに、トラックレースの中でも後半の粘りを意識して練習を積んでいきたいと思います。

――最終学年となりますが、目標は

昨年、谷口さん(耕一郎、スポ4=福岡大大濠)という一番のモデルケースがいて、自分たちも勇気づけられたところがあるので、それに次ぐという気持ちでは谷口さんを超えられないと思いますし、最終学年としての覚悟をもう一度考え直して学生三大駅伝に向けてということを常に念頭に置いて、ここからあと9ヶ月取り組んでいきたいと思います。

大木皓太(スポ2=千葉・成田)

――2週間前の青梅マラソンでは「状態はある程度戻ってきている」と伺いましたが、調子はいかがですか

青梅マラソンが2週間前にあって、それまでは調子は上がっていたんですけど、青梅マラソンで疲労がたまってしまって調子が上がらないままここまで来てしまったので、今日は正直スタートも不安でした。身体は最初から重くてつらくて、結果もそれほどよくなかったので、来年は青梅マラソンに出たくないっていう気持ちがあります(笑)。

――今回の大会はどのような気持ちで臨まれましたか

箱根(東京箱根間往復大学駅伝)でスタミナ不足を感じたので、20キロ以上のレースでしっかり結果を出したかったのでそれなりに意気込んではいたんですけど、直前の練習もあまりこなせなくて、調子が悪い中でだったので、最低限の走りはしようと思っていました。

――この大会の位置付けはどのようなものでしたか

一応、トラックシーズンの前のロードシーズンの最後の締めくくりだったので、ある程度の結果は出して良い状態で終わろうと思って、トラックシーズンに勢いをつけられればいいかなと思っていましたが、結果は納得いかなかったです。

――目標やレースプランはありましたか

もともと先頭で勝負する気はなくて、自分のペースで1キロ3分のペースで行ければいいかなと思っていたんですけど、10キロまでは余裕を持ってそのペースで行けたんですけど、後半は空回ってしまってそのペースでは行けなかったです。

――レースを振り返っていかかですか

10キロまではある程度余裕を持っていたんですけど、後半は疲労や足の重さもあって固まってしまったので、そこは課題かなと思います。

――タイムや順位はどのように捉えていますか

タイムは目標より1分半くらい遅かったので、すごく悔しくて、順位は数えていないのでわからないですけどタイムはすごく悔しいです。

――ロードシーズンはこれで一区切りとなりますが、このシーズンを振り返っていかがでしょうか

点をつけるなら30点くらいですね。

――春に向けて、この一年の目標をお願いします

今年こそ3000メートル障害でワセダの記録更新を狙っているのでそれを切れるように持っていきたいと思います。

平子凛太郎(創理2=福島・磐城)

――青梅マラソンから2週間どう過ごされましたか

今回が本番と思い、狙っていた大会だったので様子を見ながら調整して、しっかりと走れるように調整してきたつもりだったのですが、直前の仕上げの練習などで思うように走れなかったりしたことで、少し弱い気持ちや後ろ向きな姿勢で挑んでしまったのかな、と思います。

――今大会の位置付けは

立川ハーフ(日本学生ハーフマラソン選手権)は箱根を見据えて、20キロ以上のレースなのでしっかりと走りたいと思っていて、自分の中で1番大切にしたかったレースでした。

――今回の目標は

64分台前半(が目標)で、(1)キロ3分からそれを少し超えるようなペースで押していけたら良かったのですが、思うようにいきませんでした。

――きょうのコンディションはいかがでしたか

気温が高いというのはあったのですが、それは皆、一緒なので。完全に力不足でした。

――実際のレースを振り返っていかがですか

最初の5キロは3分を少し超えるくらい(のタイム)で押していて、結構いけるかな、と思ったのですが、10キロから15キロでずるずると落ちてしまい、そのまま下がっていって、結局最後まで持ち直すことができずに終わってしまったので情けないと思います。

――青梅マラソンの時は「現状にある程度自信を持っている」とお話されていましたがいかがでしたか

自信はあったのですが、過信かな・・・。練習を積めているという自信はあったのですが、それをうまく出せなかったので。過信していたわけではないですが、(練習を)積めていることに満足して、(本番で)結果を出していくということができなかったな、と思います。

――今回早大から出走した選手の中では5番目の順位でしたが、きょうのタイムや順位についてはどう捉えていらっしゃいますか

そもそも(早大には)スタートできる選手が少なかったので、(チーム内の)順位などはあまり気にしてなくて、むしろ大切だったのはいかに他大(を意識すること)だったり、自分の力がついているのかを確かめるのが大切だったので、あまりチーム内の順位などは気にしていなかったのですが、もっと上のレベルで戦いたかったな、と思います。

――この大会でロードシーズンは終了となりますが今シーズンを振り返って

そうですね、秋口に5000メートルで自己ベストを出して、そのまま勢いに乗りたかったのですが、乗れなくて、箱根のメンバーにも選ばれず、飛躍しきれなかったと思っています。来年は3年生になり、(大学での時間も)残り半分になるので、一昨年と昨年で蓄えたものをしっかり生かしていけたらな、と思います。

三上多聞(商2=東京・早実)

――きょうのレースの位置づけは

箱根が終わって、1月、2月と一度リセットしてしっかりと練習を積んで、その成果を発揮してトラックシーズンや次のロードシーズンにつなげていくつもりで走りました。

――具体的なレースプランは

5キロまで集団で自分に合ったペースを見つけて(1キロ)3分くらいで押して、その流れで後半も落とさずに押し切ろうと思っていました。64分半あたりを目指していたんですけど、厳しい結果となってしまいました。

――厳しい結果となった要因というのは

2月序盤から足に痛みが出てしまって、もともと計画していた練習計画が大幅に狂ってしまったのが1つの原因としてあります。そもそも練習の割にはなかなか結果を出せていないのが入学してから続いているので、絶対に勝ってやるという気持ちの面の問題も真剣に考えていかなければと思っています。

――きょうのチーム内での自分の位置についてはどのように捉えていますか

ここまで2年間やってきて、そろそろ14分半あたりを出して上位と勝負していかなくちゃいけない中で、Bチームの中でも平子(創理2=福島・磐城)や西田さん(政経3=東京・早大学院)に全然勝つことができなかったので、納得していないです。

――きょうでロードシーズンは終わりですが、このシーズンを振り返って

夏合宿までいい流れでしたがそれを断ち切ってしまって、前半の箱根までのロードシーズンも全く歯が立たなくて。1月から一度切り替えて、それでも今回のような結果だったので、しっかり結果を出すことについて考えなければいけないなと思わされたロードシーズンだったと思います。

――春からのトラックシーズンが始まりますが、春へ向けての意気込みは

トラックの方では初戦で14分25秒あたりで走っていきたいです。あくまでまだトラックで勝負していけるような選手ではないので、ロードや20キロをしっかり見据えた練習をしていきたいと思います。そのうえで、5000メートルではスピードで押していける、10000メートルでは1キロ3分切りで押していける力を身に付けたいなと思っています。

辻本活哉(人1=大阪・早稲田摂陵)

――ハーフは初めてだったのでしょうか

市民マラソンのようなものでは2回走りましたが、ワセダに入って本格的に練習を始めてからは初ですね。

――どのような位置付けで臨まれたのでしょうか

東京箱根間往復大学駅伝(箱根)に出れなかった人は箱根を走るような感じで位置付けている人が多い中で、トップに食らいつくというのは難しかったんですけど、その雰囲気の中、自分がどこまで力を発揮できるか、1年間やってきたことを出し切るという気持ちでいました。

――青梅マラソンからはどのような調整をしてこられましたか

青梅では自分なりに結構走れた代わりにダメージが来てしまって、足が張っていました。苦しくなったてから付こうというところで、付けなかったり、B、Cチームの先輩に付けよと言われても付けなかったりすることが多かったです。なんとか(きょう)走れる状態にはなったんですけど、後半粘るところで粘りきれなかったと感じでした。

――目標タイムは設定されていましたか

68分と思っていて、周りの人からは70分を切るぐらいには頑張れと言われていましたが、切れなかったというのは自分の中では本当に悔しいです。

――駒野亮太長距離コーチ(平20教卒=東京・早実)からはどのようなコメントがありましたか

自分なりにのいうのは初心者の枠の中にある、これからは自分なりにというのは禁止だと言われました。他の人に自分はこれくらいやってるんだけど、どう思うとか、周りの練習を見るようにするというふうに言われています。お前をここにいさせているのは壊れにくいからだ、B、Cチームの1年生で僕だけが走ったというのは評価すると言っていただいたので、そこはプラスに考えていこうと思います。

――1年間競走部で過ごしてみて、今シーズンはどのようなものでしたか

ハイレベルなところで戦っていくなかで初心者の僕が練習をさせてもらっているというのは光栄なのことなので、そこは感謝しています。その中で結果を出さないといけないという世界なので、ワセダにふさわしくないタイムを出してしまうというのは申し訳ない気持ちでいっぱいですが、割り切ってやって行くしかないと思っています。

――今後の目標を教えてください

去年は基礎体力とか、慣れとかいうのが大きかったのですが、ことしは強い新入生がたくさん入ってくるので、新入生たちにこの人なんでいるのかなと思われたくないので、タイムは遅いですけど、僕が引っ張っていくぐらいの気持ちで、振り返ると結構な人を抜いてきたなとようになりたいです。なおかつ3年生、4年生に上がっていくにつれて、箱根や学生三大駅伝につなげる練習をしていきたいです。

渕田拓臣(スポ1=京都・桂)

――箱根(東京箱根間往復大学駅伝)が終わってからの調子はいかがですか

1月いっぱいは満足に練習が出来ていなかった状態で、2月の頭に千葉クロカン(Ⅹ-RUN CHIBAクロスカントリー大会)というのに出場させて頂いたのですけど、そこから徐々にだんだん調子が上がってきて、1カ月きょうに向けて練習してきました。

――どのような練習をされてきましたか

2月の前半は長い距離を踏む練習で、箱根から距離を踏めていなかったのでそういった練習が多かったです。その後の1週間は、身体にキレを入れるというか、スピードを入れていくといった形の練習でしたね。

――きょうのレースプランはどのようなものでしたか

自分の中では先頭で勝負するというのがきょうの目標だったので、タイムとかあまり気にせずに、付けるところまで先頭に付こうと思っていて、結構7、8キロで離れてしまったんですけど、そこからは単独走でした。付けるところまで付いていこうという感じで臨みました。

――きょうはすごく暑かったのではないですか

最初3キロくらいまでは暑いなと思っていたんですけど、そこからはあんまり気になりませんでした。全体としてはやっぱり暑かったといえば暑かったのですが、そんなにレース中には気にもならずに(走れた)という感じですね。

――実際のレースを振り返っていかがでしたか

まだ後半の5キロであったり、(スピードが)落ちてからの課題っていうのが多くあるので、これからしっかり練習を積んでいく必要があるなと感じました。

――きょうのタイムや順位についてはどう思っていますか

そうですね。きょねんと比べて先頭のタイムが遅いというのもあるんですけど、自分の目標としていたタイムよりも遅かったですし、順位はいまいち把握できてはいないんですけど、順位自体は悪くなかったと思うので、あとはどこまで先頭と勝負できる力をつけていくかという感じです。

――チーム内順位は1位でしたが、意識されてはいましたか

今回ワセダの中で出る人が少ない中ではあったので、自分の中で歓太さん(清水、スポ3=群馬・中央中教校)とか大木さん(皓太、スポ2=千葉・成田)らに食らいついていくというつもりではいました。レース途中にそういうの(チーム内1位)を狙えるというのは自分でも分かっていたので、そういうのも意識しながら走っていました。

――この順位で走ることができた要因は何だったと思いますか

調子はあまり良くなかったんですけど、本当に1週間前くらいからだんだん上がってきて、自分の中でもいけるんじゃないかとは思っていたので、体もそうなんですけど、気持ちの方でいけるかなとは思っていました。

――今回の大会でロードシーズンが終わりますが、シーズンを振り返っていかがでしたか

前半シーズンは全然結果を残せなかったですし、練習も満足に積めてなかったですけど、夏の3次合宿が終わってから自分の中で手ごたえもつかめてきて、箱根も経験できましたし、立川でもチーム内トップということで、後半シーズンは非常に濃いものになったかなと思うので、その勢いのまま2年目の前半シーズン良い形で迎えられるようにと思います。

――春に向けて意気込みをお願いします

自分の中で今後どういった試合に出るかというのは未定なんですけれども、しっかりと出る試合全部ベストを出すくらいのつもりで、これから準備していきたいと思います。