庭球部

2018.02.21

関東学生新進選手権 2月20日 神奈川・慶大日吉蝮谷コート

ノーシードから勝ち上がった藤原・米原組が新進優勝!

 決戦にふさわしい晴天の下、関東学生新進テニス選手権(新進)の決勝が神奈川・慶大日吉蝮谷コートで行われた。決勝に唯一早大勢から出場したのは二次予選から勝ち上がってきた藤原早気(社1=大阪・城南学園)・米原さくら(スポ1=埼玉・秀明英光)組。会場は決勝戦ということもあり、観客も多く大きな盛り上がりを見せる。試合は藤原・米原組にとっては3試合連続となるスーパータイブレークにもつれ込んだ。だが、最後まで諦めなかった藤原・米原ペアが4-6、6-4、10-5で勝利。新進のタイトル獲得を果たした!

 「相手より先に仕掛けたい」(米原)と考えていた藤原・米原組だったが、ミスから相手に主導権を握られてしまう。ファーストセットは4ゲームを連続で落としてしまった。しかしここから徐々に反撃を開始。1ゲームを取った後、再び1ゲームを失うがそこから3ゲームを連取し、簡単に相手に流れをつかませなかった。ファーストダウンとなったものの、粘り強いテニスでここまで勝ち残ってきた早大ペアの強みが垣間見えたファーストセットだった。

大事なポイントで藤原(左)のサーブが決まった

 セカンドセットは一転。藤原・米原組が先に得点を重ねていく。しかし、2ゲームを獲得してから相手も反撃。ファーストセットとは正反対の展開が繰り広げられた。この試合のターニングポイントとなったのは2-2で迎えた第5ゲーム。このゲームは壮絶な打ち合いとなった。デュースにもつれ込むこと十数回。「1セット目を取られてしまって焦ってしまいましたが、相手の方が自分たちよりも焦っている様子でした。そのため、自分たちは焦らないようにしようと決めて、プレーしました」(藤原)というように、落ち着いてこのゲームを獲得。流れに乗った藤原・米原組はそのままこのセットを奪取し、3試合連続でファイナルセットにもつれ込んだ。スーパータイブレークでは、その3試合連続という経験が功を奏した。「とても落ち着いて迎えれた」(米原)と語るように安定したプレーでリードを奪い、スコアは10-5。フルセットの接戦の末、新進を優勝というかたちで終えた。

優勝を決め、駆け寄る藤原(左)・米原組

 今大会で優勝という成績を収めることができたのは1年生の二人にとって自信となっただろう。1年生ペアが優勝という成績を残したことは、上級生にとってもいい刺激になるに違いない。今大会で出た課題を整理し、克服することで早大全体に新しい変化をもたらしてほしい。次なる個人戦は、約2カ月後に控える関東学生トーナメントだ。藤原・米原組をはじめ、早大選手たちの一層成長した姿に期待したい。

(記事 小田真史、写真 吉田優、松澤勇人)

賞状とトロフィーを手に笑顔を見せる藤原(左)・米原組

チャンピオンスピーチ

藤原 まずはじめに、大会を運営していただいた皆さま、応援してくださった皆さま、そしてボーラーや審判をしてくださった各大学の皆さま、本当にありがとうございました。初めてのペアで、二次予選からのスタートだったんですけど、まさか決勝の舞台まで来れるとは思っていなくて、すごく緊張していたんですけど、最後の最後までペアを信じて、戦い抜くことができました。本当にペアにも感謝したいです。これをいいスタートだと思い、これからの試合も頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

米原 まずこの大会を開いてくださった皆さま、ボーラーや応援をしてくれた皆さま、ありがとうございました。今回の優勝を機に、春関(関東学生トーナメント)も全力で頑張って、勝ちにこだわって全力で取り組んでいきたいと思います。また、ペアを組んでくれた藤原に本当に感謝しています。本当にありがとう。春関も頑張ります。応援よろしくお願いします。

結果

▽女子ダブルス決勝

〇藤原早気・米原さくら4-6、6-4、10-5中沢夏帆・大西沙依(亜大)

最終成績

▽男子シングルス

ベスト4

安上昂志

ベスト8

藤井颯大

ベスト16

佐藤祥次

2回戦敗退

町田亮副将、木元風哉

1回戦敗退

松本貫太朗副将、小林紀輝、古賀大貴

▽男子ダブルス

ベスト8

古田伊蕗副将・町田亮副将、木元風哉・樋口廣太郎

ベスト16

松本貫太朗副将・藤井颯大

1回戦敗退

佐藤祥次・本多映好

▽女子シングルス

ベスト8

廣川真由副将

ベスト16

今村南、倉持美穂

2回戦敗退

森川菜花

1回戦敗退

大石真珠美、下地奈緒、山田菜津子、米原さくら

▽女子ダブルス

優勝

藤原早気・米原さくら

ベスト16

辻紘子・大河真由、倉持美穂・山田菜津子

1回戦敗退

今村南・大石真珠美

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コメント

藤原早気(社1=大阪・城南学園)・米原さくら(スポ1=埼玉・秀明英光)

――今の率直なお気持ちをお願いします

藤原 素直にうれしいです。

米原 あまり実感はまだ湧いてないです。あっ、優勝したんだって感じです(笑)

――決勝の舞台でしたが、緊張は感じましたか

米原 きのうの試合の方が緊張しました。きょうの試合の方が逆に思い切りいこうと割り切って臨むことができました。

藤原 大会の最後の試合だったので、思い切りいこうという気持ちの方が大きかったです。

――第2セットの第5ゲームでの壮絶な打ち合いになった時の心境をお聞かせください

米原 先に出た方が勝つという考えが自分の中であったのですが、なかなか前に出ることができませんでした。しかし、点を取ろうという気持ちがありました。

藤原  1セット目を取られてしまって焦ってしまいましたが、相手の方が自分たちよりも焦っている様子でした。そのため、自分たちは焦らないようにしようと決めて、プレーしました。

――苦しい場面が多かったと思いますが、何が支えになりましたか

米原 パートナーを信じる気持ちですね。その気持ちが自分の中でとても大きかったです。

藤原 本当にパートナーを信じることが出来たことですね。そのおかげでミスなどを恐れず、振り抜くこともできました。また、その時に強気の心があったことも重要だったと思います。

――藤原選手得意のバズーカショットはいかがでしたか

米原 炸裂しまくりでしたね!

藤原 すごく恥ずかしかったです(笑)でも、強気でプレーすることができたからバズーカショットも決まったと思います。

――3試合連続でタイブレークにもつれ込みましたが、いかがでしたか

藤原 前の試合もタイブレークまでもつれ込んだので、気負いすることはなく迎えることができましたね。2セット目を獲得したいい流れもあったので、すごくいいかたちでタイブレークに気持ちを持っていくことができました。

米原 とても落ち着いて迎えれましたね。よし、いくかという感じでした。

――今大会はお二人にとってどのような大会となりましたか

米原 1試合ごとに成長できた大会だったと思いますね。1試合ごとにお互いの仲も深めることができました。

藤原 この大会で終わりではありません。本戦に出場するのが初めてだった私にとってはすごくいい経験になりました。この経験を春関(関東学生トーナメント)に向けて生かせるように頑張っていきたいです。

――これから春関に向けてどういった部分を修正していきたいと考えていますか

人物 また、私が1歩引いてしまったので、その部分と、ストレートは見えているので、ボレーの技術を上げていきたいです。

藤原 気合に関しては自信を持っています。技術面に関してはまだまだダブルスのかたちができていないなと感じる部分がありました。早大の先輩方のプレーを見てもっと学んで、練習あるのみだと思います。