庭球部

2018.02.20

関東学生新進選手権 2月19日 神奈川・慶大日吉蝮谷コート

藤原・米原組が決勝進出!タイトル獲得まであと1勝!

 関東学生新進選手権(新進)も残り2日。この日は各種目準決勝が神奈川・慶大日吉蝮谷コートで行われ、多くの熱戦が繰り広げられた。早大からは男子シングルスに安上昂志(スポ2=福岡・柳川)が登場。フルセットまでもつれた接戦をものにできず、これで男子部は全選手が敗退となった。女子ダブルスでは二次予選から勝ち上がってきた藤原早気(社1=大阪・城南学園)・米原さくら(スポ1=埼玉・秀明英光)組が日大の野田凪葉・加藤慧組と対戦。こちらもフルセットの接戦の末、決勝進出を果たした。これで早大勢で勝ち残ったのは藤原・米原組のみとなった。学生王者・早大として、新進でもタイトル獲得を果たしたいところだ。

★安上は大接戦の末、準決勝敗退

安上は相手との長いラリー戦の末、力尽きた

 きのう法大の主力・前崎直哉(3年)を破り、ベスト4に進出した安上。このまま流れに乗るかと思われたが、藪巧光(法大2年)に長時間にわたる接戦を制され、決勝へと駒を進めることは叶わなかった。

 ファーストセットは10ゲームにも及ぶブレーク合戦となった。粘り強いラリーを得意とする相手から2回ブレ―クバックをするも、「自分からポイントを取りにいけてなかった」(安上)とキープし切れず、4-6でこのセットを落としてしまう。このまま流れを渡すまいと臨んだセカンドセットは、持ち前のボレーで果敢に攻め、5-1まで追い込んだ。しかし、相手の粘り強さに苦戦し、3ゲームを連続で取られてしまう。それでも最後は意地を見せ、このセットをものにする。そのままの勢いで挑みたいファイナルセットであったが、相手に先にブレークされてからキープが続き、終始自身の持ち味が発揮できず。3時間に及ぶ大接戦の末、惜敗した。

 「ベスト16が最高だったのでそこを超えられたというのはよかった」と語った安上。しかし、メンタル面が改善できていないと自身の課題を冷静に分析していた。次に挑むのは2カ月後の関東学生トーナメント。この試合での反省を生かし、さらなる躍進を目指す。

(記事 千葉洋介、写真 吉田優)

★激闘制し、決勝進出!

勝利を決め、喜ぶ藤原・米原組

 藤原・米原組が新進準決勝に挑んだ。試合は双方打ち合いの大熱戦となり、スーパータイブレークまでもつれ込む。最後は壮絶な打ち合いを制し、早大ペアがあすの決勝へと駒を進めた。

 序盤は2ゲームを連取される苦しい展開に。それでも、「内容自体は悪いものではなかった」(米原)というように徐々にその内容の充実ぶりが得点につながっていった。リターンエースなど好プレーが続出。すると、ここから6ゲーム連取でファーストセットを獲得した。セカンドセットは5―3のリードを奪い、このまま勝利を手にするかと思われたが、ここから追いつかれ、さらには逆転を許す。そのまま流れを自分たちに引き寄せることができず、スーパータイブレークにもつれ込んだ。「1本目のポイントを取ることが非常に大きかった。この1点のおかげで、気軽にプレーすることができた」(藤原)。スーパータイブレークは相手にリードを許さず、終始リードを保ったままこのセットを奪い、決勝進出を決めた。

 初めてペアを組んだ二人が新進で決勝まで勝ち進んだことは、二人にとって、ひいては早大にとってもとても有意義なことだろう。今大会で早大から決勝に勝ち残ったのは藤原・米原組のみ。惜しくも散っていった早大の仲間のためにも、優勝という結果で今大会を終えてほしい。新進気鋭の二人のプレーに注目だ。

(記事 小田真史、写真 佐々木一款)

結果

▽男子シングルス準決勝

●安上昂志4-6、6-4、4-6藪巧光(法大)


▽女子ダブルス準決勝

○藤原早気・米原さくら6-2、5-7、10-5野田凪葉・加藤慧(日大)


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コメント

安上昂志(スポ2=福岡・柳川)

――お疲れ様でした。いまの率直なお気持ちはいかがですか

今回はベスト4まできたんですけど、試合の内容的にはどの試合もいまいちというか、緊張して自分のプレーができない中で勝ち上がってきていたので、きょう負けてしまってまだまだ練習でできるテニスを試合で発揮できるメンタルや技術がついてないなっていうのをすごく感じました。

――きょうの相手とは対戦経験はありましたか

ジュニアの頃にあったんですけど大学に入ってからは初めてやりました。つないでくるタイプだっていうのを聞いていたので、こっちが先に攻めて前に出てポイントを取らないといけないなというのは考えてました。でも実際やってみて予想通りではあったんですけど、すごい緊張したしストロークも全然振り切れなかったです。相手はムーンボールでずっとつないできていたのでなおさら打てなくなって、相手の得意なパターンをずっとさせちゃったなと思います。打開しようとは思ったんですけど、やっぱりびびっててなかなか打開できなかったです。

――ファーストセットはブレーク合戦でしたが、振り返っていかがですか

ファーストゲームはサービスエースが3本あって出だしがよかったんですけど、すぐブレークされてしまって、ブレークバックしたのにキープできなくて・・・。流れを自分が引き戻せそうだったのに自分のミスや攻めることへの躊躇(ちゅうちょ)で相手に流れを戻してしまいました。自分からポイントを取りにいけてなかったので、ファーストセットは取られるべくして取られるセットだったのかなとは振り返ってみれば思います。

――セカンドセットは先に流れをつかみました

セカンドセットはファーストセットで自分のプレーができずに落としちゃったので、ミスしてもいいからもうちょっと積極的にいこうかなと思っていました。相手のミスも増えていたので要所要所でポイントを取れたのはよかったかなと思います。でも5ー1までリードして6-1、6-2で取り切れなかったっていうのは後々響いたし、相手が息を引き返すきっかけにもなったと思います。そこが僕がまたなかなか思い切ったプレーができなくなった原因かなと思います。

――積極的に攻めるというのはストロークの部分ですか

ストロークもそうですし、ボレーもボレーにいこうと思って出たのではなくて、ボレーじゃないとポイントが取れないかもと思ってなんとなく前に出ちゃってる部分がありました。ボレーでポイントを落とすことも結構あったので、やっぱり迷いがありましたね。

――ファイナルセットは先にブレークされてからはキープキープの展開でした

相手が全然サーブを打ってこなくて緩いサーブでした。僕が緊張してるっていうのは分かっていたと思うんですよね。そこで僕が打てばよかったんですけど思い切り打てなかったので、リターンで足も止まってしまったし、いつもだったら中に入って高い打点で打っていたところも一回下に落としてから打っちゃっていました。なかなか最後までブレークできなかった一因でもあるかなと思います。

――終盤は足の痛みも出てきてしまっていたようですが

ファイナルに入ったくらいで足がきつくて、3-4くらいでボレーに飛び付いた時に右太ももをやってしまいました。

――今大会はベスト4まで来れたという部分ではいかがですか

今回は上位20人が出てないですけど、シングルスはいままでベスト16が最高だったのでそこを超えられたというのはよかったと思います。でも今回はベスト4までは来たけどこんなもんかっていう・・・。自分のプレーができなかったですし、自分の目指しているテニスっていうのは全然できていなくて。強いて言うならネットプレーはよかったかなと思うんですけど、いいボールは打てなくていいから強気で振り切れたりとか、メンタル的な部分がまだまだ改善できていないっていうところをすごく感じました。1回戦からすごく緊張したりびびってる中で勝ってきたので、そこが悔しいというか、こんなもんなのかっていうのをベスト4に入っても感じました。

――次はまずは関東学生トーナメント(春関)に照準を合わせていくのでしょうか

そうですね。次の学生大会は春関なので、まずは春関でインカレ(全日本学生選手権)本戦出場を決めることを目標として、そこからは今回制限者だった人たちも出てくるので、その人たちに食らいついて必死に戦っていきたいです。シングルスはベスト4。ダブルスは本当に大好きで負けたくないので、優勝したいと思っています。優勝します。

藤原早気(社1=大阪・城南学園)・米原さくら(スポ1=埼玉・秀明英光)

――きょうの試合に向けての意気込みは

藤原 いつも通り思い切りいこうと思ってました。

米原 どんな時も強気で攻めようと考えてました。

――どのようなゲームプランでしたか

藤原 とりあえず、自分達よりも相手の方がラリーの部分が強かったので、先にポーチで仕掛けました。あとはストロークでロブを入れたりとか、自分たちから仕掛けることを意識してプレーしました。

――ファーストセットでは2ゲームを連取された状況でしたが、その時の心境をお聞かせください

米原ゲームは取られてしまっていましたが、内容自体はとても攻めることができていたので、このまま継続して強気で攻めていこうということを思っていました。

藤原 波に乗れていたと思います。特にあの時点から変えようとしたことはないです。

――セカンドセットではリードした展開から追いつかれて逆転されてしまいましたが、追いつかれてた時に心境をお聞かせください

藤原 それまで自分たちが引いてしまって、苦しく感じて追いつかれてしまって。でもそこでパートナーが盛り上げてくれて、お互いに盛り上げていこうと声を掛け合いました。

米原 少し弱気になってた部分があったかなと思います。そのせいで追いつかれてしまったので、お互いに攻めていこうという意思の確認をしました。

――スーパータイブレーク中はどんな心境でしたか

藤原  もう一回始まる前に思い切りいこうという声をお互いにかけました。1本目のポイントを取ることが非常に大きかったです。そのおかげでその後追いつかれても気軽にプレーすることができたと思います。

米原 きのうの試合もタイブレークまでもつれ込んでいたので、そのきのうの試合の経験のおかげで、きょうの試合がタイブレークにもつれ込んでも気楽に捉えることができたかなと思います。

――あすの決勝への意気込みは

藤原 初めてペアを組んだ間柄だったので、まさかここまで勝ち残れるとは思っていませんでした。決勝に進むことができたので、ここまで来たら勝ちにこだわりたいです。自分たちからポイントを積極的につかみにいく勢いで、また声出して二人で勝利を獲りにいきたいと思います。

米原 そうですね、間違いないです。