ラグビー部

2017.12.04

関東大学対抗戦 対明大 12月3日 秩父宮ラグビー場

紫紺のカベを打ち崩せず・・・痛恨の黒星で4位扱いに

 「明大の激しいディフェンスの中で、僕らがやりたいアタックを継続できなかった」、ロック加藤広人主将(スポ4=秋田工)の言葉通りの試合展開だった。序盤にミスから先制を許し、追いかける展開に。自慢のハイテンポなオフェンスで一時は同点に追いついたものの、明大の防御網を崩し切れず。19-29でノーサイドを迎え、関東大学対抗戦(対抗戦)最終戦、93回目となる早明戦を勝利で飾ることはできなかった。

 両校のファンがスタンドを埋め尽くした伝統の一戦ならではの異様な緊張感の中、先に仕掛けたのは早大だった。ピッチ中央付近のスクラムからワイドなアタックで揺さぶりをかけ、22mライン内へと侵攻。絶好の先制機とする。しかし、ここでSO岸岡智樹(教2=大阪・東海大仰星)が左サイドを目がけて放ったロングパスは梶村祐介(明大)の手の中に。そのまま早大陣のインゴールまで走り切られ、不運な形で先制点を奪われてしまった。ビハインドとなった早大は、前半10分。敵陣ゴール前のラインアウトからモールを形成すると勢いそのままにインゴールへとなだれ込み、最後はフッカー宮里侑樹(スポ3=沖縄・名護商工)がグラウンディング。すぐさま同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。この機に乗じて攻勢に転じたい早大は、CTB中野将伍(スポ2=福岡・東筑)らを中心に突破を試みる。しかし、明大の激しいプレッシャーの前に逆に自陣深くにくぎ付けに。10分以上ゴール付近で粘りのディフェンスを続けるが、最後はラックサイドを突破され、失トライ。7-14で前半を折り返した。

堅いディフェンスがうりの野口

 迎えた後半、開始早々にターンオーバーを起点に敵陣へ攻め入ると、FB桑山聖生(スポ3=鹿児島実)がトライを決め、点差を2点に詰める。しかし、13分。明大ボールラインアウトから素早く大外に展開されるとディフェンスの穴を突かれ、トライを奪われてしまう。さらに22分にも、自陣深くに攻め込まれると再びラックサイドを突かれ、失トライ。12-26と14点のビハインドを背負ってしまう。ここで終われない早大は決死のアタックを見せる。セットプレーを起点にゴール前へと攻め入ると、明大ディフェンスも対応が遅れペナルティーを連発、認定トライを勝ち取った。ここで時計は35分を過ぎ、試合は佳境に。逆転のため何としても1トライ1ゴール以上が必要な早大は自陣深くからアタックを仕掛ける。だが焦りからか、まとまりを欠いた攻撃陣は、自ら自陣中央でペナルティーを犯してしまう。ここで明大はショットを選択。ダメ押しとなる3点を奪われ、万事休す。19-29でノーサイドとなった。

今季対抗戦初スタメンでトライを決めた桑山聖

 「相手陣内の22mに入ってからの攻め方に関しては、行き急いでしまった」と山下大悟監督(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)が語るように、この試合では相手のプレッシャーに圧倒され、ここ一番の精度に欠けていた早大。ディフェンス面でも春季からの課題であるSHへのマークが薄れ、失点につながる大きな突破を許してしまった。控えるは、負けたら終わりの全国大学選手権(大学選手権)。同日に行われた慶大と青学大の結果から、早大、明大、慶大が同率2位になったが、総得失点数差で早大は4位扱いとなった。厳しい道のりとなったが2008年以来となる悲願達成のため、まずは課題点を修正し、次戦の相手・東海大を撃破したい。

(記事 浅野純輝、写真 矢野聖太郎)

☆早大は2位となるも、総得失点数差で4位扱い

 12月3日に対抗戦の全日程が終了。帝京大学が7戦全勝で対抗戦7連覇を果たした。早大はきょうの早明戦で敗北したことにより5勝2敗となり、早大、明大、慶大の勝ち数が並ぶという結果に。3校の直接対決の結果でも順位がつけられず、大会の総得失点数差で順位が決定した。大学選手権はトーナメント形式で行われる。早大は12月16日に秩父宮ラグビー場で、関東大学リーグ戦2位の東海大と対戦する。東海大、天理大、帝京大と強豪校の集まる山に入ったが、日本一になるためには避けては通れない道だ。まずは初戦を突破したい。

関東大学対抗戦
早大 スコア 明大

前半 後半 得点 前半 後半
12 14 15
19 合計 29
【得点】▽トライ 宮里、桑山聖、認定トライ ▽ゴール 齋藤直(2G)
※得点者は早大のみ記載
早大メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
鶴川 達彦 文構4 神奈川・桐蔭学園中教校
宮里 侑樹 スポ3 沖縄・名護商工
久保 優 スポ1 福岡・筑紫
◎加藤 広人 スポ4 秋田工
三浦 駿平 スポ2 秋田中央
佐藤 真吾 スポ3 東京・本郷
幸重 天 文構2 大分舞鶴
下川 甲嗣 スポ1 福岡・修猷館
齋藤 直人 スポ2 神奈川・桐蔭学園
10 岸岡 智樹 教2 大阪・東海大仰星
11 佐々木 尚 社3 神奈川・桐蔭学園
12 中野 将伍 スポ2 福岡・東筑
13 黒木 健人 教4 宮崎・高鍋
14 野口 祐樹 人4 群馬・太田
15 桑山 聖生 スポ3 鹿児島実
リザーブ
16 千野 健斗 人3 東京・成蹊
17 鷲野 孝成 基理3 神奈川・桐蔭学園
18 柴田 雄基 文4 愛知・千種
19 中山 匠 教2 東京・成城学園
20 西田 強平 スポ3 神奈川・桐蔭学園
21 吉岡 航太郎 スポ4 国学院栃木
22 加藤 皓己 創理2 北海道・函館ラサール
23 中野 厳 社4 東京・早大学院
※◎は主将、監督は山下大悟(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)
関東大学対抗戦Aグループ星取表(最終成績)
  帝京大 早大 明大 慶大 筑波大 青学大 日体大 成蹊大
帝京大 〇40-21 〇41-14 〇31-28

〇64-26

〇89-5

〇70-3

〇70-0

早大 ●21-40 ●19-29 〇23―21 〇33-10 〇94-24 〇54-20 〇99-14
明大 ●14-41

〇29-19

●26-28 〇68-28 〇108-7 〇101-7 〇87-0
慶大 ●28-31 ●21―23 〇28-26 〇43-26

〇119-5

〇49-22 〇61-7
筑波大

●26-64

●10-33 ●28-68 ●26-43

〇38-12

〇41-10

〇57-5

青学大

●5-89

●24-94 ●7-108

●5-119

●12-38

●12-40

〇26-19

日体大

●3-70

●20-54 ●7-101 ●22-49

●10-41

〇40-12

〇41-10

成蹊大

●0-70

●14-99 ●0-87 ●7-61

●5-57

●19-26

●10-41

※秩父宮は秩父宮ラグビー場、三ツ沢はニッパツ三ツ沢球技場、相模原は相模原ギオンスタジアム、帝京大Gは帝京大学百草園グラウンド、足利は足利市総合運動公園陸上競技場、海老名は海老名運動公園陸上競技場、秋葉台は秋葉台公園球技場、明大Gは明大八幡山グラウンド、浜川は高崎市浜川陸上競技場、キヤノンGはキヤノンスポーツパーク、東京ガスGは東京ガス大森グラウンド、敷島は群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場、NECGはNEC我孫子グラウンド、江戸川は江戸川区陸上競技場。
関東大学対抗戦Aグループ順位表(最終成績)
順位 チーム 試合 得点 失点 得失 トライ
帝京大 405 97 308 58
明大 433 130 303 63
慶大 349 140 209 52
早大 343 158 185 49
筑波大 226 235 -9 35
日体大 143 337 -194 20
青学大 91 507 -416 15
成蹊大 55 441 -386 9
勝ち数の多い大学を上位とし、勝ち数が並んだ場合は同順位とする。早慶明は同率2位だが各試合の結果より、総得失点数差で順位を決定。
コメント

山下大悟監督(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)

――きょうの試合を振り返って

アグレッシブにいこうと選手たちを試合に送り出しました。明大の前に出るプレッシャーに対して、ディフェンスの前で行った全てのプレーが裏目に出てしまった印象です。加えて、早明戦らしく、前に出てきた明大のプレーが素晴らしかったです。

――フェーズを何度か重ねるものの、トライを取り切れない場面がありました

想定はしていました。1、2本は取られてもいいかなと。ただ、早明戦らしい点の取り方をされたと思います。ディフェンスであおられて、早大が小手先のプレーをしてしまってそれがスコアになってしまう。後半はもっともっとアグレッシブにいこうと声をかけました。相手陣内の22mに入ってからの攻め方に関しては、行き急いでしまった部分もあると思います。判断に関する精度もよくありませんでした。

――点数を取られた要因は何だと考えていますか

前半の2つ目のトライに関して言いますと、FWのサイドを突く福田(健太)くんのプレーに対応できなかったことだと考えています。チームディフェンスの練習でラックサイドの選手と2人目の選手の幅が広かったため、修正した上で福田くんを抑えようと考えていました。その後に、SOの選手を抑えることで、明大の流れるアタックを防ごうとしました。しかし、前半と後半に福田くんにトライを決められてしまいましたね。ラインアウトから得点を取られた場面では、内側に寄ってしまい、黒木(健人、教4=宮崎・高鍋)と中野(将伍、スポ2=福岡・東筑)の間にスペースが開いたことが要因です。もう少し速くセットして、相手の枚数が何枚で、だから自分たちはこうしなくてはならないということをノミネートできていれば、防げたミスだと思います。いい経験だと思って次につなげたいと思います。

――大学選手権にはどのように臨みたいですか

自分たちがやろうとしてきたことは間違っていなかったと思います。しかし、精度の部分に問題がありました。やっていくことは変わらないので、しっかりと精度を上げて次の東海大戦にぶつけていきたいと思っています。

ロック加藤広人主将(スポ4=秋田工)

――率直にいまの気持ちを聞かせてください

悔しいです。

――ブレイクダウンは負けていなかったと思いますが、敗因は何だったと考えていますか

明大の激しいディフェンスの中で、僕らがやりたいアタックを継続できなかったことです。パスに逃げてしまってミスが重なったり、ディフェンスで間隔が広くなってしまったところのギャップを突かれたり、そういうところだと思います。

――ラックサイドを抜かれる場面がありましたが、その点に関してはいかがですか

起き上がりや次のセットが遅くなって広くなったところを、明大の福田くん(健太)がうまく突いてきたという印象です。

――大学選手権が始まりますが、どのようなところを修正しなくてはいけないと思いますか

一つ一つの精度を上げることです。自分たちがやることはもうぶらさないので、徹底して精度を上げて良いアタックしたいなと思います。

――東海大にはどういう印象を持っていますか

セットプレーが強いというのと、タレントがたくさんいるというイメージです。

――大学選手権に向けて意気込みをお願いします

やることはぶらさないので、精度をしっかり上げて、良いラグビーをしていきたいなと思います。

CTB黒木健人副将(教4=宮崎・高鍋)

――対抗戦最後で黒星となってしまいました

早明戦はやっぱり特別な舞台なのですが、後悔するプレーもありましたし本当に悔いの残る結果です。

――具体的にはどのようなプレーですか

後半のラインアウトからのプレーで、僕が内に寄ってしまって外につながれて一発でトライされたところです。そこは本当にやってしまったなと思います。

――明大のサインプレーに苦しめられた部分もありましたか

思ったよりはタテにタテにと向かってきて、いいところで外に振られてという感じだったんですけど、FWもスクラムを頑張ってくれましたし、スターターにやられてしまったのは本当に先ほど言ったプレーくらいです。

――ご自身は大きくゲインする場面がありました

最近はよくボールを見ていい感じでボールをもらえているので、そこは継続して裏に出てからもサポートを見るなり、自分で行くなりいい判断をできるようにしたいです。

――『タックルの黒木選手』というイメージが強かったですが、この秋はゲインが増えました

そうですね。僕もそのつもりでした。ハムストリングスのケガもそれほど怖くなくなって走れるようになりましたし、もっと走れるようにしていきたいと思います。

――対抗戦はきょうでかなり大きな順位変動がありましたが、試合中に慶大対青学大戦の情報は入ってきましたか

全然知らなくて、終わってから知りました。

――大学選手権は東海大と対戦することが決まりました

春、後半ブレイクダウンだったりFWの部分で圧倒されて終わったのでもう一度自分たちのやるべきことをさらに良くしていきたいと思います。負けたら終わりなので、勝ちたいと思います。

プロップ鶴川達彦(文構4=神奈川・桐蔭学園中教校)

――早明戦ということですが、きょうの試合はどのような気持ちで臨みましたか

内容も大事ですけど、まずは勝つということですね。

――実際に試合をしてみていかがでしたか

慶大戦の反省をいかして、最初から自分たちのテンポをしっかり出していくはずだったのですが、なかなかできなかったです。

――試合序盤、ポールが手につかないことが多かったですが、パスを出す方とのことも含めていかがでしたか

相手がかなり詰めてきていたので、やりづらかったです。

――スクラムについて、ファーストスクラムは大きく崩れましたね

バインドをしっかりしていなくて、崩されました。

――全体的にスクラムはいかがでしたか

僕と宮里(侑樹、スポ3=沖縄・名護商工)が前に出られる場面もあったのですが、前に出られなかった時にズルズルといかれてしまったのが反省です。

――ラインアウトについてはいかがでしたか

まだまだ精度が低いと思いました。だから、リフトやスローなど基本的なことをもっと改善したいです。

――モールを成功させてトライを取りましたが、振り返っていかがですか

トライは取ったのですが、自分たちの理想の形ではなく、次は東海大なので改善したいです。

――自陣のゴール手前でディフェンスの苦しい場面が続きました

ブレイクダウンのところでは負けてなかったと思います。東海大はFWが強くてそこで勝負きてくると思うので、もっともっと精度をあげたいです。

――特にきょうはディフェンスの時に、ノミネートをしたり素早く前進したりする場面が見受けられましたが何か意識はあったのですか

ディフェンスで前に出るということは意識していたのですが、最後のタックルの場面でずらされることがあって、それは横とのコミュニケーションなのでしっかりしたいです。

――東海大戦への意気込みをお願いします

次からは負けたらおしまいなので、絶対に勝ちたいです。FW勝負になると思うので、残り1週間くらいありますが、それに向けた対策にフォーカスして練習したいです。

フッカー宮里侑樹(スポ3=沖縄・名護商工)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうは当たり負けはしなかったと思うのですが、アタックが継続できなかったのと、セットプレーを安定させることができなかったというのがきょうの敗因だったと思います。

――前半にはラインアウトからトライを取る場面もありました

練習してきていて、あとは自分がしっかり投げるだけだったので、そこはしっかり投げられてよかったと思います。

――ラインアウトのミスが少し目立ちましたが

大学選手権があるので、そこまでにしっかり修正していければいいと思います。

――きょうのチームの敗因は改めて何だとお考えですか

自分たちは継続していくアタックをすればしっかりトライできていたので、やっぱりそこを継続していくということと、セットプレーを安定させるということが求められるものだと思います。

――今後改善していきたい点はありますか

きょう自分はブレイクダウンで引いた部分があったので、そこだったり、セットプレーを安定させることを意識していきます。

――次戦への意気込みをお願いします

いまの自分たちにはやはりセットプレーが要なのでそこで安定させて、アタックでも外のポッドダウンできょうはトライを取れなかったので、しっかりトライを取るということを意識したいと思います。

プロップ久保優(スポ1=福岡・筑紫)

――試合を終えての率直な感想は

悔しいのが1番大きいです。4年生のために勝ちたかったし、自分がチームの力になれたかと考えたときに、まだ力になれていなかったのではないかと思います。

――具体的にどこが足りていなかったですか

タックルを外してしまって、自分のミスでトライにつながる場面があって、チーム全体で「接点で戦おう」という話があったのに自分が倒し切れなくてミスが多かったです。スクラムで最初は押されてなかったのですが、後半どんどん押され始めて、要改善だなと思いました。

――実際に明大とスクラムを組んでみていかがでしたか

最初2、3本組んだときは押されてしまったのですが、先輩たちも横で助けてくれたのでだんだん戦えるようになってきて、組めるようになりました。ただ、それを継続できていなかったのが悪いところだと思います。

――チーム全体のディフェンスについてはいかがでしたか

相手が順目に来るのでみんなディフェンスに回って、激しく当たって接点のところで戦えたのですが、それでも自分たちがもう少し頑張ったら、というところで戦えなくて、トライされてしまっているので、もっと根気強くできるように頑張りたいです。

――早慶戦に続いて初めての早明戦でしたが、いかがでしたか

早明戦は人数が多くて、最初立った時はみんな気持ち的に盛り上がったのですが、校歌を歌うときにOBの方とかがご起立されてて、こんなにたくさんの人に見られてるんだから頑張ろう、という気持ちになりました。

――大学選手権に向けての意気込みをお願いします

さっきファンクションでも加藤さん(広人主将)が「課題がたくさん見つかった」と言っていたので、そこを僕もチームの一員として課題を修正して、あとは個人で自分のスクラムやディフェンスのブレイクダウンや戦えるようにまた頑張っていきたいです。

ロック三浦駿平(スポ2=秋田中央)

――初めての早明戦でしたがいかがでしたか

校歌を歌ってるときなどは人が多くてこれが早明戦かという感じだったのですが、試合に入ったらいつもと変わらず集中してプレーできました。

――相手の強力なBK陣に苦しめられたと思いますがいかがでしたか

SOを動かし過ぎてしまってそれでゲインされてしまったので、もっと自分たちが前に出て流れを止めなければいけなかったなと思います

――アタックではなかなか良いテンポをつくることができませんでした

アタックもミスが多くて自分たちで自分たちのリズムを崩していたので、そこを修正して大学選手権に臨みたいなと思います

――個人のプレーについてはどのように評価していますか

ディフェンスでターンオーバーするプレーもできたんですけど、押し返されたり力負けする部分もあったので、そこはもっと修正していきたいと思います

――次戦の東海大戦への意気込みをお願いします

やっぱりFW戦になると思うので、アタックでもディフェンスでもコンタクトして前に出るという自分のプレーをしっかりやっていきたいと思います。

フランカー佐藤真吾(スポ3=東京・本郷)

――早明戦に敗れました。今の心境を教えてください

僕らのアタックの精度や、セットプレーの重要性を改めて痛感しました。

――明大が主導権を握る試合でした

ディフェンスでは1発でターンオーバーできるようなタックルがなかなかできませんでした。ブレイクダウンは戦えていたかなと思うのですが、タックルで甘い部分があったかなと思います。

――ラックサイドを抜かれる場面もありました

あれは僕もそうなのですが、練習中から一番内側の意識が低かったかなと思っていて。だから試合で出てしまったかなと思います。

――ラックサイドでの居残り練習をやっているともうかがいましたが、なかなかできなかった部分があったんですね

通用した部分はあったんですけど、後半足が止まってきて体が動かなくなって飛び込んでしまうタックルもあったので、そこはまたまだだなと思いました。

――いよいよ大学選手権が始まります。初戦は東海大ですがどのような印象を持っていますか

多分FWぶつけてくるので、そこはFWが真っ向勝負で返したいなと思います。

――最後に意気込みをお願いします

きょうはあまりタックルが良くなかったので、もっと1発で決められるようなタックルを決めたいと思います。あとはアタックでもあまり前に出られなかったので、少ないチャンスをもっと生かしたいなと思いました。

フランカー幸重天(文構2=大分舞鶴)

――初めての早明戦はいかがでしたか

グラウンドに入った時に観客がいっぱいいて歓声も他の試合とは全然違って、すごく貴重な経験ができました

――明大に主導権を握られる場面が目立ちましたがいかがでしたか

アタックすればいける自信はあったのですが、ミスが続いてしまって自分たちのアグレッシブなアタックができなくて、相手に主導権を握られてしまいました。

――ラックサイドのディフェンスはいかがでしたか

明大のFWが強くてラックサイドのプレーがポイントになるのは分かっていたんですけどやられてしまいました。FWにはトライを取られなかったですけど、トライにつながってしまったのが課題ですね。

――東海大戦へ向けて一言お願いします

僕たちはもう上がって行くしかないと思うので、残り2週間くらいあるので、しっかり練習して分析して勝てるようにしたいです。

NO・8下川甲嗣(スポ1=福岡・修猷館)

――試合を終えた今の心境を聞かせていただけますか

自分たちのテンポが出せなかったと感じています。前半はゴール前では守れていたのですが、相手の勢いを止められなくて。後半はいい形で入ってテンポよくできていたのですが、いいリズムができた時に自分たちのミスでその流れを止めてしまって相手に流れを持っていかれてしまいましたし、それをひっくり返すようなディフェンスもできずにやられてしまいました。悔しいです。

――相手の鋭いタックルに苦しむ場面が度々ありました

体重が重くて大きな相手に対して、自分たちが人数をかけずに個人で戦っていた場面がいくつかあったので、そこで前に出られずに自滅してしまったと感じています。

――ラックサイドでのディフェンスに関してはいかがでしたか

(早慶戦の後)1週間練習をやって自信を持って挑んだのですが、強くて重い相手に対してタックルを受けて少しずつ前に出られてしまったので、そこは大学選手権までに修正したいです。大学選手権は初戦が東海大で明大よりも強いチームだと思うので、要改善という感じですね。

――相手のSHの巧みなパスダミーに対しては

相手のSHに対するプレッシャーが甘かったなと思います。SOばかり意識してしまってSHに対して緩慢になってしまいました。

――次戦の東海大戦に向けての意気込みをお願いします

大学選手権は後がないので、やれることを全部やって自信を持った状態で臨みたいと思います。

SH齋藤直人(スポ2=神奈川・桐蔭学園)

 

――きょうのゲームプランはなんでしたか

前半から積極的に攻めようと話していました。

――前半はオフェンスのテンポが出ていませんでしたが、原因はなんですか

分からないです。

――ラックサイドをよく抜かれていましたが、ディフェンスはいかがでしたか

試合前から意識しようとは言っていたんですけど、時間を重ねるごとに僕の声掛けとかも少なくなって、ディフェンスが薄くなったかなと思います。

――前半の最後のオフェンスでパスミスがありましたが、判断やコミュニケーションに問題があったのですか

覚えていないです。

――球出しでノックオンもありましたが、接点でプレッシャーはありましたか

自分のミスなので修正します。

SO岸岡智樹(教2=大阪・東海大仰星)

――この試合を振り返っていかがでしたか

敗因というか試合が終わった時の素直な感想は自滅でした。自分たちでテンポを生み出したかったのですが、アタックのミスでロスボールしてしまい、結果として相手の得点につながってしまいました。

――山下監督からは小手先のプレーが多かったとの指摘がありました

相手がディフェンスで強く出てくる中で、具体的には出てくる相手をかわしてやろうとか、パスフェイントで抜いてやろうみたいなプレーが当たると思います。強く当たってレッグドライブをしなければいけないところで違うプレーを判断してしまいました。

――相手のCTB陣に苦しめられた印象を受けました

相手の10、12番あたりが積極的に出てきて、内返しなどでラック際を突いてきたので、ディフェンスのラインを広くするのではなく内側からプッシュするよう修正しようと思いましたが相手のプレッシャーに負けてしまいました。

――キックでもかなりプレッシャーをかけられていた印象を受けました

ゴール前でチャージされてしまったのは僕のスキルの問題と、FWがブロックの位置に誰もいなかったので早急に改善したいと思います。

――SHの選手にかなりラックサイドを突かれてしまいました

ハードワークをずっと貫き通していたのですがラックサイドのプレーヤーのリロードが遅れてしまい、そこを狙われてしまいました。練習不足というか、相当大きな課題ですね。

――次戦の相手が東海大に決まりました。意気込みをお願いします

(試合を)きょねんもやって春もやって夏もやって。関係ないですけど、同じ高校の知り合いも多いですし。2週間まだあるので、できることをしっかりと積み上げて精度を上げていきたいと思います。

CTB中野将伍(スポ2=福岡・東筑)

――今のお気持ちを教えてください

勝てなかったということが、一番悔しいです。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

アタックでゲインするようにはしていたのですが、突破や相手のディフェンスを崩すことはできませんでした。そこでチームを勢い付けられなかったのが反省点です。

――相手のBK陣の印象はどうでしたか

タテに強い選手がいて、止めにくい部分がありました。

――相手のサインプレーに苦しめられる場面もあったと思いますが、その点はいかがでしたか

しっかりノミネートして内側から追っていこうと、FWとBKの間で話しました。

――大学選手権初戦の相手はは東海大になりました。意気込みを教えてください

どこが相手であろうと、ここからはトーナメントなので全て勝たなければいけません。試合までに、できる準備をしっかりしたいと思います。

WTB佐々木尚(社3=神奈川・桐蔭学園)

――試合を振り返っていかがですか

何回か自分たちが練習してきたことを出せた場面はありましたが、前半は自分たちのラグビーができませんでした。また、明大のやってきたディフェンスにはまってしまったというのはあります。

――後半になるとBKでボールをよく回していました

それが僕たちがやりたかったプレーなので、それを前半から出したかったです。

――フェイントで抜かれる場面がありましたが、対応はいかがでしたか

内からどんどん押し上げて、外で仕留めるというのを練習してきたんですけど、内が相手のフェイントに引っかかってしまい、そこはよくなかったと思います。

――対抗戦の振り返りと東海大戦に向けて意気込みをお願いします

自分たちのやりたいことができている試合は勝てていますし、逆にできていない試合は苦戦したり負けたりしているので、次の東海大戦では自分たちのやりたいことができるように準備していきたいと思います。

WTB野口祐樹(人4=群馬・太田)

――今回はどのような意気込みで臨まれましたか

早明戦は、4年前に自分が2年入部をするきっかけになった試合でした。感動してしまうタイプなので、今までやってきた4年間などはあまり考えないように、いつも通りやろうと思って臨みました。

――試合全体を振り返ってみていかがでしょうか

体を当てるという部分では、チームとしても個人としても、負けていなかったと思います。ただその中で、プレーの精度などが相手の方が上でワセダはミスをしてしまう、というシーンが全体を通してありましたね。

――ディフェンスについてはいかがでしたか

相手のキーマンであるCTB梶村祐介選手などを見るようにはしていましたが、止められたり止められなかったりで個人としては反省するところではあります。チームとしては、相手のスピードにやられてしまったなという印象です。

――相手はサインプレーを多用してきました

ビデオをよく見て研究してきたつもりだったのですが、止められていたなというシーンもありました。あとは自分たちのコミュニーケーション不足もあって、わかってはいたけれど抜かれてしまったという感じですね。

――キックでは狙われていた場面もありました

試合中に相手からミスマッチなどと言われていていました。おそらく向こうも研究していて、自分の体が小さいので狙っていこうと思っていたんだろうと思います。分かっていたことではあったので、そこは引かずにいけた部分とそうでなかった部分がありました。次の東海大は体が大きいので、あと2週間、できなかった部分をしっかり練習して臨みたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

次で負けてしまったら終わりなので、今まで以上にプレッシャーがかかると思います。体が大きい相手に自分が引いていたら負けてしまうので、自分や黒木(健人副将)を含めた4年生がしっかり体を張って試合に臨みたいと思います

FB桑山聖生(スポ3=鹿児島実)

――対抗戦初スタメンとなりましたが、どのような意気込みで臨みましたか

古賀(由教、スポ1=東福岡)が外れたので、その分古賀の気持ちも持って臨みました。出るからには良い結果を残そうと意気込んでいました。

――後半最初のトライを振り返っていかがですか

チーム全体として前に出ていたフェーズで、最後絶対に取るという気持ちでボールをもらってトライできたのですごく良かったです。

――ディフェンス面を振り返っていかがですか

セットプレーからとFWサイドを抜かれてビッグゲインからの押し込みでトライっていうのがあったのですが、全体的にはいつもやっているところが最後精度が悪かったというところだと思うので、そこは今後の課題かなと思います。

――きょうのご自身のプレーについては

前半最初のプレーで佐々木(尚)にパスしたところであったりとか、後半の途中からボールのもらい方がうまくいかなかった部分があったので、そこの精度を高めていきたいと思います。

――大学選手権への意気込みをお願いします

自分が出場できるかはまだわからないですけど、出場したら自分の持っている力がしっかり発揮できるように、良い準備をしていきたいです。