ラグビー部

2017.12.01

関東大学対抗戦 対明大 12月3日 秩父宮ラグビー場

早明戦展望

 ことしもいよいよこの時期がやってきた。関東大学対抗戦(対抗戦)を締めくくる早明戦が、12月3日に秩父宮ラグビー場で行われる。早大は勝てば2位通過が決定する伝統の一戦。先日の慶大戦で勝利し、現在2位につけている早大は、勢いそのままに明大に勝利することができるのか。

 先週行われた早慶戦では、2点差の接戦を制した早大。前半は流れをつかめなかったものの、後半になり自分たちのリズムでボールを回すことで、攻撃のテンポを作った。持ち味であるテンポの速い攻撃に欠かせないのは、SH齋藤直人(スポ2=神奈川・桐蔭学園)、SO岸岡智樹(教2=大阪・東海大仰星)のハーフ団である。豊富な運動量に加えキックでも高い決定力を誇る齋藤直と、確かな判断力でチームの攻撃の軸となる岸岡。この2年生コンビが、明大相手にどのようなゲームメークをするのか期待したい。また、セットプレーの仕上がりも試合の命運を大きく左右しそうだ。慶大戦では相手のプレッシャーに押され、特にスクラムでは優位に立つことができなかった早大。FW陣がマイボールをしっかりとキープし、いい形でBKにボールを回せるかが勝負のカギとなるだろう。

ハーフ団のゲームメイクに注目だ

 対する明大は、ここまで対抗戦で2敗しているものの、高い攻撃力を武器としている強敵である。年代別の日本代表選手も数多く在籍し、選手層の厚さは大学ラグビー界でもトップクラスだ。FWでは井上遼と前田剛の両フランカーに気をつけたい。その体格を生かし、ブレイクダウンでの攻防では無類の強さを誇る。一方のBK陣は、大学ラストイヤーとなるCTB梶村祐介が攻撃の起点となり、これまで多くのトライを奪ってきた。機転の利いたパスさばきに、フィジカルを生かしたタテへの突破。どれをとっても早大には脅威となるだろう。また、FB髙橋汰地にもフリーでボールを持たせたくない。自分一人で、ディフェンスを抜き去るだけのランスキルと突破力を兼ね備えたプレイヤーだ。明大は課題としているFWの連携面で不安を払拭(ふっしょく)できれば、勝利に大きく近づけるだろう。

早大は勝って2位を守りたい

 ここ数年は接戦となっている早明戦。絶対に負けないという選手一人一人の強い想いがグラウンド上でぶつかり合い、これまでに数多くのドラマが生まれてきた。春の早明戦では明大が圧勝しているものの、これまでの戦績が一切関係ないのがこの伝統の一戦である。自分たちがやってきたことを信じ、持っているもの全てを出し切り勝利を収めるのはどちらのチームなのか。

(記事 大島悠輔、写真 大庭開)

関東大学対抗戦Aグループ星取表(12月1日現在)
  帝京大 早大 明大 慶大 筑波大 青学大 日体大 成蹊大
帝京大 〇40-21 〇41-14 〇31-28

〇64-26

〇89-5

〇70-3

〇70-0

早大 ●21-40

12/3 14:00

秩父宮

〇23―21 〇33-10 〇94-24 〇54-20 〇99-14
明大 ●14-41

12/3 14:00

秩父宮

●26-28 〇68-28 〇108-7 〇101-7 〇87-0
慶大 ●28-31 ●21―23 〇28-26 〇43-26

12/3 14:00

東京ガスG

〇49-22 〇61-7
筑波大

●26-64

●10-33 ●28-68 ●26-43

〇38-12

〇41-10

〇57-5

青学大

●5-89

●24-94 ●7-108

12/3 14:00

東京ガスG

●12-38

●12-40

〇26-19

日体大

●3-70

●20-54 ●7-101 ●22-49

●10-41

〇40-12

〇41-10

成蹊大

●0-70

●14-99 ●0-87 ●7-61

●5-57

●19-26

●10-41

※秩父宮は秩父宮ラグビー場、三ツ沢はニッパツ三ツ沢球技場、相模原は相模原ギオンスタジアム、帝京大Gは帝京大学百草園グラウンド、足利は足利市総合運動公園陸上競技場、海老名は海老名運動公園陸上競技場、秋葉台は秋葉台公園球技場、明大Gは明大八幡山グラウンド、浜川は高崎市浜川陸上競技場、キヤノンGはキヤノンスポーツパーク、東京ガスGは東京ガス大森グラウンド、敷島は群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場、NECGはNEC我孫子グラウンド、江戸川は江戸川区陸上競技場。
関東大学対抗戦Aグループ順位表(12月1日現在)
順位 チーム 試合 得点 失点 得失 トライ
帝京大 405 97 308 58
早大 324 129 195 47
明大 404 111 293 59
慶大 230 135 95 33
筑波大 226 235 -9 35
日体大 143 337 -194 20
青学大 86 388 -302 14
成蹊大 55 441 -386 9
勝ち数の多い大学を上位とし、勝ち数が並んだ場合は同順位とする。