バスケットボール部

2017.11.30

第69回全日本大学選手権 11月30日 宮城・カメイアリーナ仙台

全員バスケで快勝!明日の3回戦へ

 肌寒い仙台の地で、熱い戦いが繰り広げられている。全日本大学選手権(インカレ)2回戦、早大は地元・仙台を拠点とする東北学院大と対戦した。立ち上がりこそ相手に自由な攻撃を許したものの、第3クオーター(Q)から素早いパス回しで点差を広げていく。最終的にはベンチメンバー全員がコートに立ち、初戦の勢いそのままに86-52で快勝した。

 「本当だったら出だしからもっと圧倒したかった」とG大西胡桃(スポ3=茨城・水戸第二)が語るように、試合序盤は相手も早大に負けじと食らいつき、なかなか点差が広がらない。加えて早大の強みであるインサイド陣が徹底的にマークされ、思うように攻撃できない場面も見られた。しかし、F萩尾千尋(スポ4=愛知・桜花学園)を中心に徐々にディフェンスからリズムをつくっていく。引いて守る相手に対して素早いパス回しを展開し、内外問わない得点を見せ、42-29で試合を折り返した。

バスケットカウントを獲得するなど大いに貢献した中田

 第3Q、C田中真美子(スポ3=東京成徳大)やG砂川夏輝(教4=沖縄・西原)が強気のドライブから相手のファウルを誘い、フリースローを獲得。このプレーがチームを勢いづけた。C今仲杏奈(スポ4=大阪薫英女学院)、C中田珠未(スポ2=東京・明星学園)がゴール下で強さを見せさらに点差を広げると、早大は大幅にメンバーを変更。コート上のメンバーが全員2年生になると、互いにコミュニケーションを取り、確実なプレーで得点していく。さらに試合終盤、G崎上あやね(スポ4=東京・早実)がスリーポイントシュートを沈め、早大ベンチは大いに盛り上がりを見せた。試合を通して「全員バスケ」を展開し、見事3回戦進出を決めた。

4年生としての意地を見せた林靖子副将(社4=福井・足羽)

 34点差をつけて快勝した早大。きょうは特にベンチメンバーの活躍も光った勝利であり、よりいっそう価値のある白星だと言える。しかし、「相手にボールを持たせる前のディフェンスができなかった」とF長谷川玲子(社3=福井・足羽)が語るように、相手に1対1からの得点を許すなど、課題も同時に見られた試合であった。ここからは強豪校との対戦が続くため、きょう出た課題はすぐに修正したいところだ。明日の3回戦は拓大との対戦だ。手の内を知り尽くしている相手と、連戦という厳しい状況下でどのように戦っていくのか注目したい。

(記事 下長根沙羅、写真 阿部かれん)

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第69回全日本大学選手権 11月30日(vs東北学院大)
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

21 21 30 14 86
東北学院大 15 14 11 12 52
◇早大スターティングメンバー◇

G# 2 砂川夏輝(教4=沖縄・西原)
F#10 萩尾千尋(スポ4=愛知・桜花学園)
C#  24  今仲杏奈(スポ4=大阪薫英女学院)
C#  14  田中真美子(スポ3=東京成徳大)
G#  21 高田静(スポ3=山形市立商)

コメント

F長谷川玲子(社3=福井・足羽)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

相手が結構小さいチームだったので、出だしからこっち(早大)が圧倒して、出だしを大事にしていきたいなということだったんですけど、なかなか相手にボールを持たせる前のディフェンスだったりとか、1対1のところを守れなかったりで、出だしは上手くいかなかったんですけど、後半にかけてやることを徹底したり、交代で出た人たちも思い切りプレーできたので、明日につながる試合だったかなと思います。

――3ピリオドから点差が開きましたが、一番の要因は何だと思いますか

1対1で守ることができ始めたというのもあるし、相手がピックやスクリーンに対してスイッチしてきたのを、上手く使ったプレーができていたからだと思います。

――きょうは何を意識してコートに立ちましたか

最後3分くらい出させてもらったんですけど、とりあえず思い切り走ることと、チームでディフェンスリバウンドのボックスアウトを徹底しているので、そこは自分も頑張ろうと思って入りました。

――最後に明日への意気込みをお願いします

明日はすごいトランジションが速いチームなので、そこの部分でピックアップを速くするのと、勢いで負けないようにチーム全員で戦います。

G大西胡桃(スポ3=茨城・水戸第二)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

チームとして、本当だったら出だしからもっと圧倒して、特に相手にやりたいことをやらせないディフェンスと、自分たちのトランジションをやりたかったんですけど、1、2本相手の31番の方(中村朱里、東北学院大)にやられてしまって、そこから対応して後半はやられることが少なくなったんですけれども、明日は拓大でもっとトランジションが速いチームなので、出だしから圧倒できるディフェンスをしなきゃなと思ってます。

――前半の展開はベンチから見ていていかがでしたか

相手が中を守ってくるディフェンスをしてきたので、もっと本当は動かしてカッティングとか、センターのところで攻めたかったけれども、単発にセンターが面取ってとかじゃなくて動きの中で点を取ろうと監督もおっしゃってたんですけど、上手くズレを作れなくて、良いプレーもあったんですけどそこに乗っかっていくことができなかったので、前半はもっと(点差を)広げられたかなって印象はありました。

――試合に3Qから出た時はどのような意気込みで臨まれましたか

楽しもうっていう感じでした。せっかく(試合に)出してもらえるし、ユニフォームをもらえない子たちもいるので、そういう子たちに「もっとできるよ」って思わせないように。ルーズボールだったら飛び込むし、リバウンドも思い切り行くし、ディフェンスもプレッシャーかけるし、とりあえず楽しんで全力でやろうってことを考えてました。

――そのご自身のプレーはいかがでしたか

楽しむっていうことは大丈夫でした。全力でやろうと思っていても、細かい判断だったり、自分のディフェンスとの駆け引きとか、ヘルプに来るディフェンスとの駆け引きが冷静にできない部分があったので、そこは課題かなと思います。

――明日からは強豪との対戦が続きますが、意気込みをお願いします

本当に一戦必勝で、どの相手とかは関係無いので。とにかく明日は1本目から圧倒して、ワセダの動きのあるフリーランスからの得点、あとはボックスアウトでリバウンドルーズも絶対取らせないっていうことを1年間やってきたので、ワンプレーごとにそれをやれたら勝利につながるかなと思います。