軟式庭球部

2017.11.29

早慶秋季定期戦 11月26日 埼玉・早大所沢キャンパステニスコート

男女ともに優勝!

 雲ひとつない冬空のもと、ことしも所沢キャンパステニスコートにて早慶秋季定期戦が行われた。団体戦で男子は5組、女子は3組が出場。アベック優勝を決めた。

 1番で試合に挑んだのは山根幹太(スポ3=東京・早実)・田口将(社3=宮城・東北)組。序盤、緊張からなかなか二人のテンポが噛み合わず相手に押されてしまう。「とりあえずお互いに落ち着こうと声をかけあった」(山根)というように後半からは声を出し合い、流れを自分たちに引き寄せた。山根のサービスエースが決まり、田口もボレーで得点を重ねる。その後も主導権をわたさずゲームカウント5−2で勝利を収めた。2番の人見亮太(基理1=埼玉・松山)・岩本修汰(社2=大阪・上宮)組は敗北してしまうが、次の船水颯人(スポ3=宮城・東北)・星野慎平(スポ3=奈良・高田商)組、福井達輝(先理1=香川・丸亀)・大津悠平(スポ3=宮城・東北)組は相手を寄せ付けず実力を見せつけ圧勝。この勝利でワセダは早慶戦優勝を決めた。最後に登場したのは安藤優作(社3=岐阜・中京)・松本倫旺(スポ2=熊本・済々黌)ペアである。序盤、相手の捨て身の攻撃に攻めあぐねてしまい相手を突き放すことができない。2−2で迎えた5ゲーム目では相手の威力あるストロークに苦しめられる。その後アドバンテージを先に握るも安藤の甘い球を見逃さず相手前衛がボレーを決めこのゲームを取りきることができなかった。しかし相手に主導権を奪われたかのように思えたが前のゲームを引きずらず反撃を見せる。安藤の粘り強いラリーから松本が要所でボレーを重ねその勢いのまま3ゲームを連取し勝利を挙げた。

1番に登場し、勝利を挙げた山根

 女子部1番に登場したのは、山本沙奈(社2=和歌山信愛)・渡邊有希乃(社1=愛媛・済美)組。1ゲーム目を落とすが、2ゲーム目で粘りを見せた。先にアドバンテージを握るも、相手前衛の攻撃に対応することができずなかなかこのゲームを取り切ることが出来ない。均衡を破ったのは渡邊だった。山本がつくった好機にすかさず渡邊がポーチに飛び出し得点を決めるとその勢いのまま、サービスエースを決めてこのゲームを勝ち取る。その後4ゲームを連取。初戦で白星を挙げ、1番の役割を全うしチームに勢いをもたらした。つづく花園優帆(スポ2=東京・国本女)・上原由佳(社3=群馬・高崎健康福祉大高崎)組はファイナルにもつれる熱戦となる。ゲームカウント4-2と先に王手をかけるが、そこからミスが重なる。相手のカバーリングや緩急をつけた攻撃に翻弄(ほんろう)され勝負の行方はファイナルへ。ファイナルでは今までの悪い流れを断ち切り、上原が積極的にスマッシュをミドルに打ち込んでいく。花園もツイストを駆使して相手のミスを誘い、ファイナルではカウント7-3と相手を突き放し早慶戦優勝を決めた。最後に登場した村上紗莉奈(社3=愛媛・済美)・長内夏海(社3=北海道・札幌龍谷)組は序盤村上の安定したラリーで2ゲームを奪い取り、好調な滑り出しをするが、相手も奮起し左右の揺さぶりをかけてくるなど、思うように試合を運べず2ゲームを献上。しかしその後は村上の粘り強いラリーに加え、長内の力強いボレーで相手を苦しめる。「やることを絞れたのが良かった」(長内)と迷いなくポーチに飛び出し、得点を積み重ねた。ゲームカウント5−2で勝利し、全勝で早慶戦を終えた。

攻めの姿勢を貫いた長内

 伝統のある早慶戦でことしもアベック優勝を守りきることができた。現体制で迎える残りの団体戦でも優勝を収め、インカレ優勝をかけた来シーズンに備える。

(記事・写真 山浦菜緒、栗林桜子)

結果

▽男子部

○早大 4-1 慶大

○山根・田口 5-2 栗原・須藤

●人見・岩本 1-5 伊藤・野口

〇船水・星野 5-1 尾崎・津田

○福井・大津 5-0 新保・松本

○安藤・松本 5-3 今泉・竹本

▽女子部

○早大 3-0 慶大

○山本・渡邊 5-2 勝又・花岡

〇花園・上原 5-4 黒見・草野

○村上・長内 5-2 荒木・秋本

コメント

山根幹太(スポ3=東京・早実)

――1年ぶりに試合に出るにあたってどういう気持ちで挑まれましたか

1番に出るのが初めてでペア(田口将、社3=宮城・東北)も緊張していたので、どうにか後衛が試合をつくらないといけないなという気持ちがありました。僕も逆に勝ちたい勝ちたいって思いすぎて力むと全然ダメになってしまうので気楽にいこうと考えていました。

――田口さんとペアを組んでいかがでしたか

元気にやってくれて僕も乗りやすいというかお互いに刺激しあえるペアだったと思います。すごく良い感じにコミュニケーションをとって試合ができました。

――きょうの試合振り返って

序盤がちょっと二人とも緊張してて。僕はそこまで緊張してなかったんですけど田口が緊張してたみたいで噛み合わない部分もあったんですけど、後半から二人で声出して元気にやって二人の力で一本を取ったりなどして良いゲーム展開になったのかなと思います。

――声をかけあってる様子が多く見られました

田口とはとりあえずお互いに落ち着こうって声かけたり良いプレーしたらちゃんと「ナイスボール」っていうようなことを言い合いました。

――来季に向けて強化したい部分などありますか

良い後衛が多くいるので来年試合に出れるかわからないんですけど出るときまでに後衛のトップで引っ張ってる船水(颯人、スポ3=宮城・東北)や安藤(優作、社3=岐阜・中京)などと刺激し合って一緒に練習して上手くなっていけたらなと思います。

長内夏海(社3=北海道・札幌龍谷)

――優勝が決まってからの出場となりましたが、試合に臨むにあたって意識したことはありますか

私は結構ダブル後衛と試合をするとき、ボールを深追いしたりしないので守備範囲が狭くなってしまいます。どうにか本番の試合でこれを打開できたらなと思って試合に臨みました。自分が一発で決められないようなボールもしっかりと追いかけることを意識しました。

――攻め方などで意識したことはありますか

きょうは自分の後衛がすごく安定していました。ただ相手が振り回してきた後の攻めとかが結構強かったので、しっかり自分がそういうところを取って決めれたらいいかなと思っていました。あと相手の後衛が私のことを見てくれていたので、ポジションとかで邪魔しようとしました。

――後半になるにつれて攻撃が増したように思います

やることを絞れたのが良かったかなと思います。いろんなところを追おうとしてしまうのですが、しっかりと自分の後衛がここに打ったらこういう動きをすると最後は整理して動けたので割り切って取れたのかなと思います。ゲームを進めていく中でさっきこのボールここだったよななど相手の癖が後半になるにつれて見えていたのでそれもあるかなと思います。

――これから強化したいところはありますか

きょう監督さんにも言われたのですが、体の使い方としっかりとボールを追いかけようという意識が低いのでそういうところを少しずつなくしていきたいです。無理してでもボールを追うように、また無理してボールに当てるだけになってしまわずに、それで得点を決めれるように練習していきたいです。