ハンドボール部

2017.11.20

第14回早慶定期戦 11月18日 神奈川・慶大日吉キャンパス蝮谷体育館

4年生全員が出場、定期戦で会心の勝利

 4年生にとって引退試合となる早慶定期戦(早慶戦)。女子部はことしで14回目を迎えた。早大は細かくメンバーを入れ替えながらも、終始慶大を圧倒。力の差を見せつけ、今の代にとっての最終戦を笑顔で締めくくった。慶大日吉蝮谷体育館で行われたアウェイ戦であったが、4年生の勇姿を見届けるためにあふれんばかりの観客が集まった。応援部を中心にシュートが決まるごとに大歓声を鳴り響かせ、彼女たちのプレーを後押しした。

 この日の早大の攻撃はとどまるところを知らなかった。先制点こそ慶大に許すものの、その後はLB橋本澪(スポ4=東京・佼成学園女)のミドルシュートを皮切りに早大のゴールラッシュ。PV今井季穂里(教4=千葉・昭和学院)のポストシュートからも2得点が生まれ、チームを活気づけた。一方のディフェンスは、慶大がミドルシュートで得点を狙う中しっかりと機能。この日スタメンのGK橋本佳那(スポ4=埼玉・市浦和)の好セーブもあり、失点を抑えながら着々と得点を重ねていった。早大は前半を終えて9-3でリード。攻撃で慶大を翻弄(ほんろう)し、流れを変える隙を与えなかった。

下級生の頃からチームを引っ張ってきた4年生たち

 後半、早大の攻撃がさらに加速する。カットインやサイドシュートなど、多彩かつ高レベルなプレーが数多く見られた。極めつけは後半18分、LB芳村優花(教4=愛知・星城)のスカイプレー。打ち合わせ通りといえよう、これ以上ないほど鮮やかに決まった。さらには、普段主務としてチームに貢献し、出場機会のなかった藤井さやか(文4=神奈川・湘南)もコートに。このメンバーでの最後の試合を、全力でプレーした。また、印象的だったのは、LW濱崎由佳子(スポ4=高知・土佐)が後半24分、シュートを決めた後に流した涙だった。引退試合終盤での悲願の1得点に、会場が最高潮に沸き上がった。点差に関係なく彼女にとって忘れられない得点となったことだろう。最終スコアは26-7。後半でさらに突き放し、慶大を寄せ付けなかった。

最後の試合で得点を挙げた濱崎(右)。思わず涙が溢れる

 この日の早慶戦は4年生10人全員がコートに立った。それぞれの思いを胸に、自身の集大成を披露すべく、最大限の力を発揮した。試合を終えて、選手たちが浮かべた満面の笑みが晴れやかな気持ちを物語っていた。このチームで得たものは一生の財産になるはずだ。4年生の背中を見てきた3年生以下の選手たちは、リーグ優勝、全日本学生選手権(インカレ)ベスト4の目標を果たすため、新たな一年のスタートを切る。彼女たちの躍動に、今後も期待が高まる。

(記事 小松純也、写真 宅森咲子、田中一光、佐藤慎太郎)

集合写真



第14回早慶定期戦
早大 26 9−3
17−4
慶大
GK 橋本佳那(スポ4=埼玉・市浦和)
LW 内海菜保(スポ4=香川・高松商)
LB 橋本澪(スポ4=東京・佼成学園女)
CB 安藤万衣子(教4=東京・文化学園大杉並)
PV 今井季穂里(教4=千葉・昭和学院)
RB 芳村優花(教4=愛知・星城)
RW 川上智菜美(スポ4=東京・佼成学園女)
対慶大 得点表
選手名 前半 後半 合計
#3 今井季穂里 3(1) 4(1)
#6 橋本澪
#2 安藤万衣子
#10 内海菜保
#26 岡崎麗
#30 山根萌
#4 川上智菜美
#5 土屋理子
#7 濱崎由佳子
#9 芳村優花
#14 伊地知華子
#17 金庭亜季
#18 久保涼子 1(1) 1(1)
#19 島崎愛
#21 鳥平知穂
#25 吉田瑞萌
#32 石川菜花
合計 9(1) 17(1) 26

※()は7メートルスローによる得点