水泳部

2017.11.20

関東学生新人戦 11月19日 神奈川・慶大日吉プール

後半で流れを取り戻し、成蹊大に勝利。5位決定戦へ進む

TEAM 1P 2P 3P 4P
成蹊大 10
早大 14
▽得点者
田中6、眞板5、山田3
   

 関東学生新人戦(新人リーグ)も終盤へとさしかかり、順位決定トーナメントに突入した。前日まで行われた1次リーグを0勝5敗で終えた早大は、5~8位決定戦へと出場。この日は成蹊大と対戦した。2部のチームである相手に実力の差を見せたいところだったが、前半、試合の流れに乗れないまま連続失点を喫し、一時リードを許す展開となる。しかし、後半で持ち直すと安定した得点力を見せ、14-10で勝利を収めた。「点差をつけられなかったのが、悔やまれるところではある」(寳田皓貴、人3=東京・城北)。前半に想定以上の失点が重なり快勝とはならなかったが、キーパー不在という状況を乗り越え、新人リーグでの連敗を脱した。

 試合は冒頭から早大のペースで進んでいく。カウンターによるすばやい攻撃に徹し、早大が誇るシューター・眞板晃生(スポ2=東京・明大中野)と田中要(スポ1=埼玉・秀明英光)がしっかりとゴールを決め、開始1分半で一挙に4得点。試合の主導権を完全に握ったかに思われた。しかし、第1ピリオドの終盤で、早大のシュートミスやボールキープミスからカウンターを出され3連続で失点。リズムを崩されるとすぐには立て直すことができず、第2ピリオドの序盤で4-5と相手にリードされる展開となった。その後、持ち直して得点を返したものの、6-5とわずかな差をつける形で試合を折り返す。

試合序盤はテンポ良く得点を重ねた

 前半の悪い流れを断ち切りたい第3ピリオド。第2ピリオド途中で接触による負傷から一旦ベンチに上がるなど本調子ではないであろう眞板が、開始30秒でミドルシュートを綺麗に決める。その後も早大は相手の退水(※)を生かして連続得点を決め、前半に失った流れを取り戻した。成蹊大もカウンターを狙ってくるが、早大は守備を固め、ゴールを割らせない。「高い位置から打たせないために、プレスを意識していた」と土橋玄(教1=埼玉・秀明英光)が戦略を振り返るように、ディフェンスで相手のパスを急かし、ミスをしたタイミングでカウンターへと転換していった。点差を縮められる場面もあったが、リードを守りきり14-10で試合終了。新人リーグでの初白星を飾り、来週行われる5位決定戦に駒を進めた。

持ち前の泳力でチームに貢献する眞板

 最終戦となる来週の試合で迎え撃つのは、慶大。今季力をつけているチームであり、1次リーグで一度敗れた相手だ。選手のケガや人数差など早大が抱えるマイナス面もあるが、勝ちにこだわる姿勢が揺らいではいけない。「1週間でそんなに変われないとは思うが、詰められるだけ詰めたい」(寳田)。今季の総決算として、臨む一戦。早大の『全員水球』を体現し、宿敵から勝利を収めたい。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

   

(記事、写真 井嶋梨砂子)

コメント

  

寳田皓貴(人3=東京・城北)

――きょう成蹊大との対戦となりましたが、目指していたゲームプランはありますか

格下の相手だったので、最初から差をつけられるようにと考えていました。僅差になるような試合にはしたくなかったんですが、途中リズムが崩れてしまったり、人数が少ない部分が響いてしまったりで点差をつけられなかったのが、悔やまれるところではあります。

――リズムを崩された要因はどのようにお考えですか

自分たちのミスで相手に行かれてしまい連続失点というのが多かったので、連携がもっとしっかりとれていれば良かったと思います。

――オフェンスの戦略としては、いつもと同じくディフェンスからのカウンターという形でしょうか

カウンターを出せる相手だったので、ディフェンスからの攻め切りで終われると思っていたんですが、そこで決めきれなかったので、また相手が波に乗ってしまったのだと思います。

――退水時のディフェンスが課題と伺いましたが、きょうの試合ではいかがでしたか

キーパーがフィールダーということもあって何とも言えないんですが、試合では何度もやってきていることなので、何とかできているんじゃないかと思います。

――来週には慶大との試合が控えていますが、修正したい部分はありますか

キーパーが不在なのでその対策と、7人でやっているのでいかに退水者を出さないようにできるかという点ですね。1週間でそんなに変われないとは思いますが、詰められるだけ詰めたいと思います。

土橋玄(教1=埼玉・秀明英光)

――きょうの成蹊大との対戦にあたって、意識していたことはありますか

キーパーもケガをしていて、それをカバーするためにシュートを打たせないということを意識していました。

――シュートを打たせないための戦略というのは

高い位置から打たせないために、プレスを強くするようにしていました。

――相手ペースになる場面もありましたが、その要因はどのようにお考えですか

こっちがしっかりとシュートを打てずに、相手のリズムに飲まれてしまっていて、そのせいでもっと焦ってミスをしてカウンターを出されるという感じになってしまい、そこで相手に流れがいってしまったのだと思います。

――退水時のディフェンスについてはいかがですか

みんなハンドアップをして、ゴールを守るという意識が強かったと思うので、その点は良かったと思います。

――来週の試合に向けての改善点はありますか

きのうと同様、キーパーがいない状態なので、まずはシュートを打たせないということを徹底して、退水者を出さないように全員で戦えれば良いかなと思います。