競走部

2017.11.19

第30回2017上尾シティマラソン 11月19日 埼玉県上尾総合運動公園ほか

入賞者ゼロ。箱根へ危機感募る結果に

 雲一つない青空と、冷たい風の中行われた第30回上尾シティマラソン(上尾ハーフ)。東京箱根間往復大学駅伝(箱根)のメンバー選考にも使われるこの大会には、例年早大からも多くの選手が出場している。また毎年コンスタントに入賞者、好記録を輩出してきた相性の良い大会だ。今回も上位入賞を目指した選手たちだったが、結果は厳しいものとなった。藤原滋記(スポ4=兵庫・西脇工)がチーム内トップの1時間3分22秒の全体10位、続いて石田康幸(商4=静岡・浜松日体)が12位の1時間3分28秒でゴール。主力の4年生は力を発揮したが、このままではチームが掲げる『箱根総合優勝』の目標達成は容易でないことを感じる1時間となった。

 強い向かい風の影響で、序盤は比較的抑えめのペースでレースが進んだ。途中外国人留学生2名がペースを上げ先頭集団を形成すると、藤原、石田康の両者は積極的に第2集団を引っ張っていく。「2人でチャンスがあれば狙っていこう」(藤原)。5キロを14分55秒、10キロを29分55秒前後で通過し、順調に前を追う。しかし18キロすぎに日本人トップ集団から離脱すると、入賞圏内まで再び浮上することはできず、10位、12位でのゴールとなった。ただ全日本大学駅伝対校選手権(全日本)の疲労が残る中でのレースで、自己記録を更新し調子の良さをうかがわせた2名。「チームの力になれるように、もう一段階殻を破っていきたい」(石田康)。箱根の大舞台で有終の美を飾るべく、残り1カ月半駆け抜けていく。

部内トップを譲らなかった藤原

 Bチームの選手たちは箱根のメンバー入りに向け、63分台を狙ってレースに挑んだ。しかし強い向かい風の影響もあり、各々10~15キロに課題を残したようだ。20キロの距離ではAチームと渡り合える力を持っている谷口耕一郎(スポ4=福岡大付大濠)はこの大会を箱根のリハーサルと位置づけ、日本人先頭集団に食らいついていく。ことし3月に記録したこれまでの自己ベストをおよそ1分更新する1時間4分9秒で走り切り、最上級生としての意地を見せた。2回目のハーフマラソンとなった遠藤宏夢(商2=東京・国学院久我山)は前半10キロを想定よりも遅く入ったことで勢いに乗り切れず、思ったようなレースを展開することができない。しかし最後まで大崩れすることはなく、自己ベストをおよそ30秒更新した。また、真柄光佑(スポ2=埼玉・西武文理)は初めてのハーフマラソンながら遠藤に続いてチーム内6番手でフィニッシュ。目標タイムには遠く及ばなかったものの、伸びしろを感じさせる走りを見せた。

4年生の谷口も積極的な走りでチームを鼓舞

 「チーム全員が危機感をより一層感じている」(藤原)。出雲全日本大学選抜駅伝、全日本と苦戦を強いられ、箱根に向けてチーム全体の底上げと意識改革が急がれる中迎えた今大会。主力の4年生はしっかりと走りで覚悟を示し、Bチームで箱根のメンバー入りを虎視眈々(たんたん)と狙う面々も強風の中全力を尽くした。しかし全体として見ればややもの足りない印象だ。これから始まる伝統の集中練習で個人として、チームとして、どこまで成長できるか。勝負の1カ月半が始まる。

(記事 太田萌枝、写真 宅森咲子、岡部稜)

結果

▽男子学生ハーフマラソンの部

藤原滋記(スポ4=兵庫・西脇工)    1時間3分22秒(10位)自己新記録

石田康幸(商4=静岡・浜松日体)    1時間3分28秒(12位)自己新記録

谷口耕一郎(スポ4=福岡・福岡大付大濠)1時間4分09秒(31位)自己新記録

清水歓太(スポ2=群馬・中央中教校)  1時間4分16秒(36位)

遠藤宏夢(商2=東京・国学院久我山)  1時間5分10秒(67位)自己新記録

真柄光佑(スポ2=埼玉・西武文理)   1時間5分25秒(83位)自己新記録

西田稜(政経3=埼玉・早大本庄)    1時間5分58秒(120位)自己新記録

吉田匠(スポ1=京都・洛南)      1時間6分05秒(126位)自己新記録

河合祐哉(スポ4=愛知・時習館)    1時間6分06秒(127位)

三上多聞(商2=東京・早実)      1時間6分48秒(154位)

光延誠       DNS
安井雄一駅伝主将  DNS
小澤直人      DNS
永山博基      DNS
尼子風斗      DNS
大木皓太      DNS
太田智樹      DNS
新迫志希     DNS
宍倉健浩     DNS
渕田拓臣     DNS

コメント

藤原滋記(スポ4=兵庫・西脇工)

――きょうのレースの位置付けはどのようなものでしたか

全日本(全日本大学駅伝対校選手権)が終わって疲れを取り切ることなくそのまま練習を上積みした状態で臨んだので若干体の重さはあったんですけど、レースの中で大崩れすることはなくて地力がついていることが分かったので、後は箱根(東京箱根間往復大学駅伝)に向けて自信を上乗せしていきたいなと思います。

――レースプランはどのようなものでしたか

他大の選手と競える貴重な機会ということで常に先頭集団でレースを進めようと思ったので、そこはできてよかったなと思います。

――実際のレース展開はいかがでしたか

風が強かったのでどうしても先頭のペースは落ちてしまったんですけど、その中でも自分で引っ張る場面をつくれたことはよかったと思います。

――外人選手2人が飛び出してから、第2集団でどのようにレースを進めましたか

東海大の選手や駒大の選手が集団にいる中で早大では僕と石田(康幸、商4=静岡・浜松日体)が集団にいたので、2人でチャンスがあれば狙っていこうと思っていました。

――今回のタイムは自己ベストですが、このことについてはいかがですか

1時間2分台を出したかったというのが正直なところで少し物足りないんですが、出せるだけの力があるということは感じることができました。

――今回はチームトップでゴールしましたが、このことについてはいかがですか

全日本の結果を受けてさらに身が引き締まったというか、自分が背中でもっと引っ張っていかなければいかないと感じたので、他大との戦いですけどチームトップはもちろん譲るつもりはなかったです。

――さきほど相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)とお話ししていましたが、どういったお話をされていましたか

今回の結果を受けて箱根に向けてどうするかという話をして、監督からも「お前はもう主要区間で戦う選手なんだぞ」と言われたので、そういう自覚を持っていきたいと思います。

――これから集中練習が始まると思いますが、箱根に向けてどういった準備をしていこうと考えていますか

出雲(出雲全日本大学選抜駅伝)、全日本と結果がふるわなかった中でチーム全員が危機感をより一層感じているので、その思いを常に忘れないようにして、背中で引っ張っていきたいと思います。

石田康幸(商4=静岡・浜松日体)

――全日本大学駅伝対校選手権から間があまりありませんでした。調子はいかがでしたか

 調子自体はいつも通りの感じで、この前の全日本で20キロを速いペースで走れたので疲労が結構溜まっていて。無いと思っていたんですが、走ってみたら体が重かったというのはありました。

――今大会の位置づけや相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)の方から言われていたことはありましたか

 位置づけとしては箱根(東京箱根間往復大学駅伝競走)の主要区間に走る選手が何人か出場するので、その選手と後半競り合ったときに勝ち切り最低限入賞するというのを目標にしていました。

――前半、第2集団を引っ張る様子も見受けられましたが、そちらに関してはいかがでしょうか

 最初、前の方にスルスルと行けて余裕があったので留学生が前に飛び出るところでチャレンジしてみようかなと思って前の方に出ていったんですが、思い切りのよさが無く、日本人の先頭の風よけに使わされたので力を余分に使ってしまったのかなと思います。

――後半はいかがでしたか

 10キロくらいからペースが落ちてジョグ感覚で走っていたんですが、16キロくらいから一気にペースが上がって、そこで付いていけたんですが、その先に更にペースをあげた駒大の片西景だとかに比べると力の差を見せつけられたと思います。

――具体的にどの辺で離されてしまったのでしょうか

 18キロ過ぎですね。電車の橋の下って上るところです。

――今回のタイムは自己ベストだとは思いますが、どのように評価されてますか

 疲労があっても62分台が出せる力があるんじゃないかと思っていたんですが、他大の選手もタイムが出ていなくて。風の影響もあったと思うので、タイムとしては良くないですが、そこまで悲観することは無いように思います。

――これから集中練習がありますが、そちらに向けて何かありますか

 ことしの箱根は人数少ないですし、層が薄いことで自分の果たす役割が大きくなったというのを感じているので自分の中で往路の区間を区間3番以内、5番以内で走って、チームの力になれるように、もうひと段階殻を破っていきたいと思います。

谷口耕一郎(スポ4=福岡大付大濠)

――この大会の位置づけを教えてください

自分は全日本大学駅伝(全日本大学駅伝対校選手権)で走ることが出来なかったので、これが箱根に対してリハーサルと言いますか、この大会が試金石となると思っていました。僕以外のBチームも大事な試合として位置づけていました。

――ご自身の今大会の目標はどのようなものでしたか

タイムが63秒30で、最低でも63分台という目標を持っていました。

――相楽監督(豊駅伝監督、平15人卒=福島・安積)からは何か言葉はありましたか

特に今Bチームを見てくれている駒野コーチ(亮太長距離コーチ、平20教卒=東京・早実)から言われていることは、例えば何分で通過してというのを考えるのではなく、先頭集団に食らいついて良い意味で馬鹿になるというか。自分の常識を打ち破って考えずに攻めたレースをするように言われていました。

――レースプランと、それを踏まえて走ってみていかがでしたか

最初10キロは力を使わずに前の集団に付いていこうと思っていました。でもちょっとスタートでごたごたして前の方から遅れてしまったんですけど、8キロで追いつくことができました。そこから先頭集団のペースが落ちたこともありまして、15キロ過ぎまでついていくことができたので、そこからはAチームの選手も周りに3人いて、これは勝てるチャンスだと思ってそのメンバーに勝とうと走りました。

――15キロ以降のレース展開を教えてください

15キロはペースがゆっくりで正直自分でもいけるかと思ったんですけど、やはり周りも力のある選手ばかりでハーフマラソンのスピードが上がりにくい中でもペースが急激に上がるというのがありました。でも今まで自分が先頭集団に付いていくことはなかったので、すごく良い経験にはなったんですけど、やはりそこで康幸(石田、商4=静岡・浜松日体)だったり滋記(藤原、スポ4=兵庫・西脇工)が前にいったのを見ると自分自身まだ負けているなと感じました。

――ラップタイムはいかがでしたか

スタートラインを超えてからの10キロが29分50秒前半で、15キロの通過が45分15秒とかで、そこから集団としてペースが上がって。僕は15キロはからもイーブンくらいでいってしまいました。

――今回のタイムについてどう思われていますか

自己ベストをだいたい1分くらい更新することが出来て良かった反面、もう少しで63分台に届いたということがあったので、60から70点くらいだと思います。

――レース内容を振り返っていかがですか

3月の立川ハーフ(日本学生ハーフマラソン選手権)もそうだったんですけど、ハーフマラソンでAチームの選手と走れることができるようになってきていて、今回もそういう風に出来ました。今回、Aチームの人に勝つことが出来て、ちょっとずつハーフマラソンではAチームの人と戦えるという実感が出てきています。

――4年生としての思い入れは何かありましたか

全日本駅伝見ててやっぱり1年生が走らざるをえない状況とかを作ってしまって、自分も走れなくて悔しい思いがありました。1年生が走り終わって泣いているのを見て、自分が彼らに重責ばかりを負わせてはいけないなと思って、20キロは4年間やってきたという思いがあったので走らなきゃいけないと考えていました。4年生とも選手6人とマネージャー2人と人数が少ない中で一緒にやれるのもあと少しということもあって、周りも自分が苦しい時に声をかけてくれたりとかしていたので、今度は自分が走りで見せたいなと思っていました。

――今後の目標を教えてください

僕は競技が大学で終わりで、走れる大会は箱根(東京箱根間往復大学駅伝)だけなので、そこをしっかり走るのと走るだけではいけないと思います。自分としては復路のどこを任されても走れるように、区間順位は5位以内に走る選手になるという目標を持っています。

清水歓太(スポ3=群馬・中央中教校)

――まずはきょうのレース展開を教えてください

きょうは15キロまで先頭集団に付いていけたんですけど、そこから5キロ離れてしまって、そのままずるずる行ってしまったという感じです。

――ラップタイムは

だいたい10キロ30分ぐらいで通過して、15キロも45分10、20秒くらいで、20キロが60分50秒ちょっとでフィニッシュタイムは64分15秒くらいだと思います。

――この大会にはどのような位置づけで臨まれましたか

夏合宿以降に僕自身試合に出ていなかったので、箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)の予行練習だと思ってそれなりに調整して臨んだんですけど、思うような結果がいかなくてすごく悔しいです。

――具体的な目標は

それまでの過程で練習があまりできていなかったので最低限63分台を出せたらなと思っていたんですけど、そこにも届かずで最低限の走りもできなかったんですけど、今の状況を見る上では出て良かったなと思います。

――相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)から事前に言われていたことはありましたか

最初からガンガン攻めて先頭集団で勝負しろという話はもらっていました。

――結果についてはどのように受け止めていますか

悔しさしかないですね。もうちょっと行かないといけないと思いましたし、行けると思っていたので、悔しさしかないです。

――最後に今後の目標をお願いします

ことしは箱根一本なので、箱根で最高のピークを合わせられるようにしっかり調整して、箱根で今日の悔しさを含めてしっかり返せるように頑張っていきたいと思います。

西田稜(政経3=東京・早大学院)

――今大会の位置付けというのは

早大記録会はあったんですけど、Bチームはあまり対外試合がない中でAチームよりもここに合わせて何カ月も練習してきたので、対外試合というところで周りと勝負する中で結果を出すことが求められていました。

――個人の目標としてはどのようなことを定めていましたか

集団をしっかり使うところと、まとめて63分台で帰ってくることを考えていました。でもそことの乖離(かいり)が結構あったなとレースが終わってから感じました。

――監督やコーチから個別に言われたことは何かありますか

僕の毎回のレースの反省として後半を言われることが多いので、駅伝を走るにあたっても後半を意識して走ることは駒野コーチ(駒野亮太コーチ、平20教卒=東京・早実)と相楽さん(相楽豊駅伝監督、平15人卒=福島・安積)のどちらにも言われていました。

――きょうのレースプランは

20キロまで無心で走って、ラストは他大の選手に競り勝つところです。

――終盤を意識されていたのですね

そうですね。

――実際のレース展開を振り返っていかがですが

ラップを見ても分かるように10〜15キロが1番きつくて、そこの粘りで1分違えばタイムも1分違ってくるというところをきょうの結果を受けた直後に感じました。

――ラップタイムはどのくらいでしたか

5000メートルの入りが14分台で、1万の通過が30分10秒くらい。10〜15キロがきついのは自分でも自覚していたんですけど、それ以上にタイムが落ちていて10分台にかかっていたので、そこは一番課題に思ったところです。一方で15〜20キロは気持ちを切り替えて、気持ちを切らさずにできたことは少なからず収穫だったかなと思います。

――改めて今回の結果について感じていることを教えていただけますか

人一倍練習を積んできたという意識はあったので、チーム内で見るとケガで途中で抜けた選手に負けてしまったり、他大との勝負という意味でも途中まで一緒に走っていた駅伝を走っているような選手にも食らいつけなかったなと思います。

――最後に今後に向けての目標を聞かせてください

やっぱりどんな結果を受けようとも箱根を目指す思いは揺らぐことはないですし、10〜15キロのところがテーマになってしまいましたけど、後半のところは集中練習で補うことを相楽さん駒野さんがおっしゃっているので、それをテーマに集中練習を完璧にやって少しでも箱根に向けてというところを意識してやっていきたいです。

遠藤宏夢(商2=東京・国學院久我山)

――きょうのレースの位置づけは

箱根(東京箱根間往復大学駅伝)に向けてということで、目標としては63分台を目指していました

――相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)から指示などは

タイム設定については特にありませんでした

――レースプランと実際のレースについては

最初の10キロを29分台で入りたかったのですが、スタートで出遅れてしまって、前に行けなかった部分があって、30分を少し超えてしまいました。そこが計算外だったと思います。10キロあとは大崩れしなかったのですが、そこからあまりペースを上げられることができず、思ったような走りができなかったです。15キロの通過が46分10秒で、10キロから15キロが結構かかってしまったので、そこが反省点です

――自己ベストという結果については

2回目なので、ベストは出て当たり前かなと思います

――今回のレースの課題は

駅伝の実際のレースを考えると、突っ込んで入るのは大事なので、今回突っ込んで入れなかったのは課題が残ると思います

――今後に向けて

ここまで1カ月間で調整してきたので、もう1カ月あれば、強化は十分できると思うので、頑張って箱根までに合わせたいと思います

真柄光佑(スポ2=埼玉・西武文理)

――初めてのハーフマラソンとなりましたが、振り返っていかがでしたか

思ったよりスピードが出なくて、目標にしてたタイムから計算して、1キロ3分とかで行こうとしていたのですけど、なかなか出なかったので、3分半くらいでずっと走っている感じで。10キロから15キロが一番苦しくて、ラスト5キロくらいは(ペースを)あげることができて、まとめることができたかなと思います。

――現在の調子はいかがですか

夏に腰をケガしたのですが、そこから考えたらまあまあ上がってきているので、集中練習ももうちょっと調子を上げていきたいです。

――レース前の目標や相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)からかけられた言葉などはありましたか

目標は63分20秒台で、最低でも63分台でした。監督からは、「今までやってきた練習に自信を持って、積極的に行け」といわれました。

――レース展開を詳しく教えてください

10キロまで30分30秒くらいで思っていたより30秒くらい下がってしまって。その後の5キロは向かい風がすごくて。ラスト5キロはあげれたという感じです。

――きょう出た結果について、改めていかがですか

タイムだけ見たら全然思っていたより駄目だったのですが、初ハーフで、まだ伸びしろというか、改善ができればもっとタイムを縮められたと思うので、まあまあでした。

――今後の目標を教えてください

今後は、(箱根エントリーの)10人争いに絡むことが目標です。

――そのためにはどのような練習をしていきたいですか

付いて行くだけではなくて、先頭で引っ張っていけることが必要だと思います。

三上多聞(商2=東京・早実)

――今日のレースの意気込みを教えてください

自分が今どこまで前の人に食らいついていけるのかどれだけしっかり走れるのかというのにこだわりを持ち、積極的で収穫のあるレースをしたいと思いました。いかにペースを落とさずに粘れるかについても考えながら臨んだレースでした。

――レースを振り返ってみていかがでしたか

最初から積極的に行こうとしましたがうまくいけず、前半の集団から離れてしまいました。だんだん集団が崩れてきた時も前の人についていく事ができませんでした。立川ハーフ(日本学生ハーフマラソン選手権)の時の改善点が残ったままになってしまったことや、今回最後にペースを上げる事ができなかったことなど全体的に悔いが残るレースとなってしまいました。

――ハーフマラソンは立川ハーフ以来でしたが、振り返ってみていかがでしたか

立川ハーフでは積極性に欠けるレースだったので今回は何も考えずにスタートをしました。タイムは立川ハーフのときの方が良かったので残念です。

――7月の夏以来のレースでしたが久しぶりのレースはどうでしたか

暑い時期から寒い時期へと移行してのレースでしたが、久しぶりにエンジのユニホームを着て走ることができたのはとても嬉しかったです。でも結果を出す事ができなかったのはやはり悔しいです。

――今後の目標を教えてください

11月末あたりから箱根に向けた合宿や本格的な集中練習が始まります。きつい夏合宿のような練習なのでそれに向けてしっかり対策をしていきたいと思っています。全てメニューをこなせるようにケガをしない体づくりも行っていきたいです。箱根に向けてモチベーションを上げてこれからも頑張っていきます。

吉田匠(スポ1=京都・洛南)

――この大会の位置付けは

僕にとっては、初めてのハーフということで、箱根(東京箱根間往復大学駅伝)に一番近い距離の初めてのレースで、箱根の適性というか、今の実力でどれくらい押せるのかというのを確認するためでもあり、実力を測るレースでした。

――レース前に相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)から何か指示はありましたか

監督からは、初レースというのがあるので、それでもビビりすぎずにしっかりと、自分の走りで突っ込むくらいのレースをして、どれくらい押せるかということで、後半たれてもしまってもいいのでどこまで持つか確かめるようにと言われていて。自分の中ではいつも守りに入ってしまうことが多いので、最初から攻めるレースができたらなと思って走りました。

――タイムの具体的な目標はありましたか

63分台です。

――レースプランはありましたか

63分台を出そうと思ったらアベレージで表したら3分2秒切っていかないと駄目だったので、最初に貯金を作って後半どれだけ耐えられるかという考えで走りました。

――きょうのレース展開を教えていただけますか

10キロくらいまでは、ちょっと遅かったとしても、自分の中では許容範囲でいい感じで押せていたんですけど、13キロあたりからきつくなってしまって、差し込みとかも来てしまったことによって、後半一気にたれてしまいました。最初から遅かったというよりは、最初速く入って後半バテてしまい、タイムも遅くなってしまったという感じです。

――初ハーフということでしたが、きょうの走りを振り返ってご自身ではどのように評価されていますか

それはもう全然駄目なので、本当にこのままだったら箱根は通用しないですし、チーム内でも僕よりもっと適した人がいると自分で思うくらいなので、最悪に近いレースをしてしまいました。ここから立て直していくことが必要だと思います。

――今後の目標を教えてください

箱根まであと1カ月半くらいとなっている中で、きょうのレースはさっき言ったよう良くないレースになってしまいました。でも、箱根の日は変わらなくて、あと1カ月という決まった日数があるのでその中でしっかり力を付けるということと、当日力を出し切れるような準備をして、なおかつ走るということが必要なので、チーム内争いに捕らわれるのではなくて、他大と戦える力を残りの1カ月半で付けていきたいと思います。