バドミントン部

2017.11.19

関東学生新人選手権 11月17日 葛飾区総合スポーツセンター

男子は全員が敗戦。女子は躍進し最終日に駒を進める

 関東大学新人選手権(新人戦)のベスト8、4決めがこの日行われた。早大からは男子複で2ペア、単で2人。女子は複で1ペア、単で2人の計7名が試合に臨んだ。男子は、単複ともに大会最終日に残ることはできなかった。一方女子は、単複で1つずつが勝ち残りベスト4入りを決めた。

 吉村徳仁(スポ2=富山・高岡第一)と渡辺俊和(スポ2=埼玉栄)の2人が単に出場。吉村はベスト16決めで、関東大学秋季リーグ戦と全日本学生選手権で敗戦した山下(日体大)との再戦となった。今回はファイナルゲームの末リベンジマッチを制し、喜びを語った。この勢いでベスト8決めも勝利し、迎えた準々決勝。相手は筑波大の西野。必死に食らいついていくが「自分が苦手なプレースタイルの相手だった」(吉村)と振り返ったよう、なかなか自分の流れを作ることができず敗戦。ベスト8で今大会を終えた。吉村は「今の自分の現状を知ることができた」と今大会を振り返り、すでに先の大会を見据えていた。一方、渡辺は第1ゲームをジュースの末勝ち取った。しかし、後の2ゲームを落としベスト16にとどまった。そのほか、男子複は2組ともに準々決勝に進出するも勝つことはできなかった。男子は誰一人として最終日に駒を進めることができず、悔しい結果で新人戦の幕を閉じた。

単複ともにベスト8で終えた吉村

 女子シングルスの松本茜(社2=福岡・九州国際大付)は、準々決勝で法大の東久留望と対戦した。1ゲームビハインドで迎えた第2ゲーム、持ち前の粘り強さを発揮する。追う展開の中4連続得点する場面もあったが、なかなか並ぶことができない。最後は身体の正面を狙われたショットを拾い切れず、ここで敗退となった。一方シングルスの準々決勝を突破した吾妻咲弥(スポ1=福島・富岡)は、桃井伶実(スポ2=石川・金沢向陽)と共にダブルスにも出場。準々決勝の第1ゲームを21-12で制したが、第2ゲームは序盤から競り合った。先にイレブンを奪われると、そこからは勢いに乗られてしまう。「相手がレシーブから攻めてくるのに対応できなかった」(吾妻)。相手ペアの間を抜けるショットを放つなど反撃を試みたが、そのまま逃げ切りを許してしまった。ファイナルゲームも前半は流れをつかめなかったが、後半から巻き返しを見せる。5連続得点で逆転に成功すると、相手のミスを誘うなどして着実に点差を広げる。勝ちへの強い思いをもって戦った二人に勝利の女神が微笑み、ついにベスト4入りを決めた。

単複の両方で最終日に駒を進める吾妻

 最終日は、各種目の準決勝と決勝が行われる。毎年早大の選手が上位に食い込んでいるこの大会で、桃井は「優勝したい」と意気込んだ。一方ルーキーの吾妻は、単複二冠も夢ではない。次世代を担う選手たちの熱き戦いから、最後まで目が離せない。

(記事 佐藤菜々、橋本望、写真 橋本望)

結果

▽Aブロック男子シングルス

▼準々決勝

吉村徳仁(スポ2=富山・高岡第一)●0-2(14-21、10-21)

▼4回戦

渡辺俊和(スポ2=埼玉栄)●1-2(23-21、17-21、14-21)

吉村徳仁(スポ2=富山・高岡第一)〇2-0(21-13、24-22)

▽Aブロック男子ダブルス

▼準々決勝

渡辺俊和(スポ2=埼玉栄)・鈴木朋弥(商2=宮城・聖ウルスラ学院英智)●0-2(14-21、16-21)

浅原大輔(スポ2=宮城・聖ウルスラ学院英智)・吉村徳仁(スポ2=富山・高岡第一)●1-2(13-21、21-14,13-21)

▼3回戦

渡辺俊和(スポ2=埼玉栄)・鈴木朋弥(商2=宮城・聖ウルスラ学院英智)〇2-0(21-15、21-13)

浅原大輔(スポ2=宮城・聖ウルスラ学院英智)・吉村徳仁(スポ2=富山・高岡第一)〇2-0(21-18、21-19)

▽Aブロック女子シングルス

▼準々決勝

松本茜(社2=福岡・九州国際大付)●0-2(13-21、16-21)

吾妻咲弥(スポ1=福島・富岡)〇2-0(21-11、21-14)

▼4回戦

松本茜(社2=福岡・九州国際大付)〇2-0(21-19、21-18)

吾妻咲弥(スポ1=福島・富岡)〇2-0(21-16、21-13)

▽Aブロック女子ダブルス

▼準々決勝

桃井伶実(スポ2=石川・金沢向陽)・吾妻咲弥(スポ1=福島・富岡)〇2-1(21-12、17-21、21-15)

▼3回戦

桃井・吾妻〇2-0(21-15、21-13)

コメント

吉村徳仁(スポ2=富山・高岡第一)

――きょうのシングルスを振り返っていかがですか

きょうではないんですが、関東大学秋季リーグ戦(秋季リーグ)と全日本学生選手権で負けてしまった山下くん(日体大)にリベンジすることができました。きょうは最終日まで残ろうと思って試合に臨んだんですが、西野くん(筑波大)との試合は終始相手のペースでした。相手は自分が苦手なプレースタイルでもあったのでどうしようか考えていたんですが、結局最後まで相手のペースでした。自分の嫌いなプレースタイルの相手でも勝っていかなければいけないので、そういう状況でも勝てるようにこれから練習をしていこうとおもいます。

――ダブルスを振り返っていかがですか

第1ゲームは普通に負けてしまいました。第2ゲームは自分たちのペースで試合を組み立てることができたのでよかったです。ファイナルゲームでは、相手がパワーで押してくるプレースタイルだったので、そんなに上げないでいこうと思っていました。しかし、自分たちは日頃から練習の時に上げたり、ドライブ合戦をしたりする感じなのでうまく対応できませんでした。強いスマッシュを打ってくる相手にも対応する力を練習で身につけていかなければいけないと感じました。

――ベスト4決めの試合の第2ゲームで自分たちの流れを作ることをできた要因は何ですか

自分たちはレシーブをして相手を振っていくプレースタイルなのですが、第1ゲームはドライブで相手の前衛に捕まって差し込まれるという展開でした。なので第2ゲームでは自分たちのトップアンドバックの形を多く作るようにしようと話し合ったら、自分たちのペースになったので、ここが要因だと思います。

――今大会のシングルス、ダブルスともにベスト8という結果はいかがですか

もっと上を目指さなければいけないなと思いました。山下くんにリベンジできたのでこの調子でいけるかなと思ったのですがうまくいきませんでした。でも、今の自分の現状がわかったので良かったです。来季の最初の大会は春季リーグ戦なので、そこでチームで勝てるように頑張りたいと思います。

――来期に向けて意気込みをお願いします

強い1年生が入っては来るんですが、総合力が一番大切だと思います。なので、強い人たちに任せるのではなくて自分が出るときはプライドを持って確実に一本取れる選手になれるように頑張っていきます。

桃井伶実(スポ2=石川・金沢向陽)、吾妻咲弥(スポ1=福島・富岡)

――まずきょうの1試合目を振り返って、いかがでしたか

桃井 出だしが悪かったので、そこで相手に先制されたのがもったいなかったかなと思います。

吾妻 出だしは悪かったのですが、ファイナルゲームまでもつれることなく勝ち切ることができたので、そこは良かったと思います。

――2試合目は、第2ゲームの中盤から相手が流れに乗ってしまいました。原因は何だったと思いますか

桃井 第1ゲームは自分たちがミスしないで球をつなげられたのですが、第2ゲームは相手も慣れて分かってきたことで対応されてしまいました。自分たちのミスも出てきてしまっていたので、そこで流れがいってしまったのだと思います。

吾妻 第2ゲームで連続失点してしまうことが自分たちの課題でした。きょうもそこが出てしまったので、次までに改善したいと思います。あと、第1ゲームは自分たちが主導権を握っていたのですが、第2ゲームは相手がレシーブから攻めてくるのに対応できなかったので、それが原因だったと思います。

――ファイナルゲームは巻き返しに成功しましたが、どのように切り替えていったのですか

桃井 特に二人でどうしようかと話したわけではないのですが、こちらの勝ちたい気持ちが相手ペアよりも強かったのだと思います。あと吾妻が後ろから声を掛けてくれたことで程よく力が抜けて、あまり焦らずにできたところが良かったのだと思います。

吾妻 11点目を先取されて、もう我慢するしかないと思いました。相手が途中ミスしてくれたときにしっかり我慢できたことと、やはり自分たちの勝ちたい気持ちが相手よりも強かったのが勝因だと思います。

――吾妻選手、シングルスに関してはいかがでしたか

吾妻 この大会中ずっと出だしがずっと悪いので、それを最終日までに改善したいと思っています。自分らしいプレーで最後までチャレンジしてきたいです。

――最終日に向けて意気込みをお願いします

桃井 一週間ほど時間が空くので、そこで二人の動きの確認などを細かく行って、優勝したいと思います。

吾妻 一つ一つのプレーを大事に、優勝まで二人で戦っていきたいです。