ア式蹴球部

2017.11.19

第91回関東大学リーグ戦 11月18日 神奈川・三ツ沢公園陸上競技場

涙の逆転優勝、そして1部昇格。『古賀ワセダ』有終の美を飾る!

 勝てば逆転優勝と1部昇格が決定する最終節。早大は今季2度対戦し、いずれも苦杯を喫している首位・国士舘大との一戦に臨んだ。FW飯泉涼矢(スポ4=三菱養和SCユース)の2戦連続ゴールで先制した早大だが、7分後にPKを決められ同点に。しかし36分、こちらも2戦連発となったDF熊本雄太(スポ4=東福岡)のゴールで再びリードを奪う。その後52分に失点を許し、試合は同点のまま終盤へ。迎えた78分、相馬が自ら得たPKを冷静に決め、これが決勝点。宿敵にリベンジを果たし、最大8あった勝ち点差をひっくり返しての逆転優勝、そして悲願の1部昇格を成し遂げた。

 優勝を懸けた大一番は、序盤から激しい展開となる。国士舘大のダイナミックな攻撃に対し、早大も果敢にプレスを仕掛け譲らない。先制点が欲しい早大は22分、大一番に強いこの男が、またしてもゴールネットを揺らす。MF鈴木裕也副将(スポ4=埼玉。武南)のスルーパスに抜け出したのは、今季早慶定期戦MVPも獲得している飯泉。相手GKとの一対一を落ち着いて制し、早大が先にスコアを動かした。しかしその7分後、MF栗島健太(社2=千葉・流通経大柏)が相手をボックス内で倒してしまい、PKを与えてしまう。これを相手のキャプテン・MF平野佑一(4年)に決められ、早くも振り出しに戻ってしまった。その後も国士舘大は自慢のサイドアタックで、早大守備陣へ容赦なく襲いかかる。それでも必死のディフェンスで耐え続け、迎えた36分、MF相馬勇紀(スポ3=三菱養和SCユース)の右CKから最後は熊本がゴールネットを揺らし、再びリードを奪う。このまま前半を終え、2-1で後半へ突入した。

先制ゴールを決めベンチにいる仲間のもとへ駆け寄る飯泉

 後半に入ると、国士舘大の攻めに変化が見られた。前半以上に左サイドのMF荒木翔(4年)とDF飯野七聖(3年)にボールを集め、二人の仕掛けを起点にする場面が増えたのだ。すると52分、その左サイドから同点ゴールを許してしまう。サポートに来ていたFW山口和樹(4年)のスルーパスに飯野が抜け出すと、GK笠原駿之介(法2=埼玉・早大本庄)との一対一を決められてしまった。引き分けでも昇格が決まる早大。だが、あくまで目指していたのは国士舘大へのリベンジ、そして逆転優勝だった。ひたむきに3点目を目指すエンジイレブンに対し、国士舘大もプレーの強度を緩めることなく、真っ向勝負で受けて立った。それでもスコアは動かないまま、試合はこう着状態に。しかし78分、ついに決勝ゴールが生まれる。熱戦に決着をつけたのは、非凡な攻撃センスで幾度となくチームを救ってきた相馬だった。左サイドを自慢のスピードで突破すると、抜かれた相手はたまらず後ろから倒してしまい、これがPKの判定に。自らが獲得したこのPKを相馬が落ち着いて沈めた。試合終了間際には国士舘大の猛攻を浴びた早大。しかし、全員が最後の最後まで力を振り絞り、チーム一丸となってゴールを守り抜いた。3−2のまま試合終了を告げるホイッスルが鳴り響く。12年ぶりの2部リーグ降格から一年。選手とスタッフ、そしてア式蹴球部を応援する全ての人々の思いは、一年での1部リーグ復帰、そしてライバルを破っての逆転優勝というかたちで実を結んだ。

苦しみながらも成し遂げた逆転優勝と1部昇格。キャプテンの鈴木準も涙をこらえきれなかった

 今季の戦いを振り返ると、決して全てが順風満帆だったわけではない。天皇杯予選とアミノバイタルカップの二つの大会では、いずれも目標とは程遠い結果に終わってしまった。リーグ戦前期の最終節では、この日対戦した国士舘大にシーズン2敗目を喫し、首位の座を明け渡している。「苦しいこともたくさんあった。でも、みんなとだから乗り越えられました」(DF鈴木準弥主将、スポ4=清水エスパルスユース)。うまくいかない度に、歯を食いしばり、涙を流し、それでも前を向こうと励まし合う選手たちの姿があった。そしてそれらの経験を糧に、エンジイレブンは確実に力をつけてきた。それが証明されたのは、この試合も含めたリーグ戦のラスト3試合だろう。昇格を争う中大との直接対決をものにし、次の東京学芸大戦でも4年生の活躍で勝利をつかみ取った。そして迎えたこの日、後塵を拝してきた国士舘大に3度目の正直を果たし、有終の美を飾った。「紆余曲折があってこそ、大きな結果を勝ち取ることができるのだと改めて感じました。一つ一つの挫折や失敗が成長の大きな糧となり、試行錯誤しながら次に生かそうともがき続けたことが、最後にこうした結果を生んだのではないかと思います。部員一人ひとりの主体性と困難に立ち向かい続けた勇気に敬意を表したいと思います」。そう語る古賀聡監督(平4教卒=東京・早実)の目には光るものがあった。今季限りで退任が決定している指揮官にとっては、4年生と同じく、これがア式蹴球部の一員として迎えるラストゲームでもあったのだ。『チームとして、プレーヤーとして、そして何より人として一番であれ』。ア式蹴球部が長年掲げるそのスローガンを、まさに体現したチームだった。キャプテンの鈴木準を中心に結束し、明るく熱く、責任感が強い、本当に魅力的なチームだった。一年間取材を続けてきた筆者も、計り知れないほどの重圧と戦いながらこのチームをつくり上げた、監督をはじめとするスタッフの皆さん、そして4年生をはじめとする全ての選手の皆さんに、この場を借りて最大の敬意を表したい。そして来年、2年ぶりに立つ1部の舞台で、さらにスケールアップした姿を見せてくれることを楽しみにしている。

次に目指すは1部リーグの覇者、そして日本一だ!

 

(記事=栗村智弘 写真=田中佑茉/大山遼佳)


 

 

関東大学リーグ戦
早大 2-1
1-1
2 国士舘大
【早大得点者】22飯泉,36熊本,78相馬
早大メンバー
ポジション 背番号 名前 学部学年 前所属
GK 16 笠原駿之介 法2 埼玉・早大本庄
RB 安田壱成 スポ4 ベガルタ仙台ユース
CB ◎鈴木準弥 スポ4 清水エスパルスユース
CB 39 熊本雄太 スポ4 東福岡
LB 17 冨田康平 スポ3 埼玉・市浦和
CMF 32 栗島健太 社2 千葉・流通経大柏
CMF 10 秋山陽介 スポ4 千葉・流通経大柏
RMF 14 鈴木裕也 スポ4 埼玉・武南
MF →83分 今来俊介 商4 神奈川・桐光学園
LMF 相馬勇紀 スポ3 三菱養和SCユース
CF 石川大貴 スポ4 名古屋グランパスU-18
CF 飯泉涼矢 スポ4 三菱養和SCユース
FW →69分 武田太一 スポ2 ガンバ大阪ユース
◎=キャプテン
監督:古賀聡(平4教卒=東京・早実)
関東大学リーグ戦2部リーグ順位表
順位 校名 勝点 試合数 得点 失点 得失差
優勝 早大 47 22 14 62 27 +35
国士舘大 47 22 14 43 23 +20
中大 45 22 14 47 34 +13
拓大 35 22 39 24 +15
東農大 30 22 31 28 +3
東京学芸大 29 22 35 36 −1
青学大 28 22 10 40 41 −1
立正大 25 22 11 26 40 -14
神奈川大 24 22 37 41 −4
10 東海大 21 22 11 26 46 -20
11 日大 18 22 12 19 33 -14
12 朝鮮大学校 14 22 17 21 53 -32
※今年度最終順位
コメント

古賀聡監督(平4教卒=東京・早実)

――逆転優勝、そして1部昇格を成し遂げました。率直な気持ちをお願いします

前期の国士舘大学戦やアミノ杯の流通経済大学戦など、シーズンの節目の重要な試合に、個人、チームとしての精神的な弱さが出てしまうことがありました。しかし、第20節の中央大学戦以降は本当に強い気持ちで、どんな状況においても心折れることなく、自分たちの力を信じて戦い抜いてくれました。その成長ぶりが何よりもうれしいです。

――最後の3試合、ア式のいいところが全て発揮されていたと思います

これこそことしの選手たちが本来持っているもので、それをなかなか引き出し切れなかったというのは、私たちスタッフの責任であり、力不足であると思っています。シーズン当初からコンスタントに出し続ける力はあったと思いますが、その力を出し切るために必要なメンタリティ、精神的な強さが欠けていました。最後の最後ではありますが、ようやく引き出すことができました。

――天皇杯予選やアミノ杯、そしてリーグ戦と、本当に苦しいことも多いシーズンだったと思います

2年前に(1部リーグ)優勝を果たした時も、一度最下位になってからの優勝でした。そうした紆余曲折があってこそ、大きな結果を勝ち取ることができるのだとあらためて感じました。一つ一つの挫折や失敗が成長の大きな糧となり、試行錯誤しながら次に生かそうともがき続けたことが、最後にこうした結果を生んだのではないかと思います。部員一人ひとりの主体性と困難に立ち向かい続けた勇気に敬意を表したいと思います。

――監督から見て、ことしのチームは改めてどんなチームだったと思いますか

やんちゃで元気で明るく、お調子者が多い、4年生のカラーが色濃く出たチームだったと思います。サッカーにおいては、攻撃的な部分に良さがあって、リーグ戦22試合を通じて62得点と多くの素晴らしいゴールを生みだしてくれました。その良さが、得失点差で上回っての優勝という今日の結果に繋がったと思います。

――チームをけん引してきた4年生はこれで引退となります。どういった言葉をかけたいですか

4年生はこの4年間の中で、1部優勝と2部降格、そして今日の2部優勝、1部昇格と、本当に貴重で、今後の人生でも財産となる経験ができたのではないかと思います。次のステージでもここで得たものを教訓として生かして欲しいですし、「自分たちの失敗を自分たちの手で取り返すんだ」という強い思いで戦った、今シーズンの姿勢を今後の人生につなげて欲しいです。

――来年は再び1部の舞台での戦いが始まります。どういった戦いを期待したいですか

私自身はことしでチームを離れますが、新しい体制になっても、選手たちには『ワセダザファースト』(プレーヤーとして、チームとして、そして何より人として一番であれ)を仰ぎ見て、1部優勝と日本一を永続的に目指せる土壌をつくっていってもらいたいですね。

DF鈴木準弥主将(スポ4=清水エスパルスユース)

――試合終了直後は「実感がない」ということをおっしゃっていました。少し時間をおいて、今の心境はいかがですか

とにかくほっとしていて、試合が終わった瞬間もうれしくて泣けたというよりは、ただただほっとしてしまったというか……。うれしいという思いよりも、純粋に良かったという思いが強いですね。

――ホイッスルが鳴った瞬間、両手を突き上げて喜びを爆発させていましたね

いや、もう待ちに待った瞬間でした(笑)。あの瞬間は何も考えられなかったですし、「本当に終わったんだな」という気持ちでしたね。

――この試合に向けて、全員が勝利だけを見据えて万全の準備をしてきたのではないかと思います

本当に全員がよく頑張ってくれたと思います。1週間という時間の中で、一人ひとりが悩みながらも勝つために全力を尽くしてくれたと思いますし、4年生が頑張ったのはもちろん、下級生もそれを感じと感じ取ってついて来てくれたというか、一緒に戦ってくれて。みんなのおかげで勝てました。

――宿敵・国士舘大との壮絶な試合でしたが、最後は勝ち切ることができました。振り返っていかがですか

一年間通して自分たちが成長できた証だと思います。今までの自分たちであれば、2回追い付かれた後に持ち直して勝ち越すというのは難しかったと思いますけど、きょうそれができたのは、チームとして勝負強くなれたということなのかなと思います。

――キャプテンとしての一年間を振り返っていかがですか

自分自身、今までのキャプテンと比べてどうだったのかはわかりませんが、自分にできることは、もちろんまだまだだったかもしれないですけど、精一杯やり切ったつもりです。チームがうまくいかないときに、自分がもっと色々なことを感じ取って発信できていれば、他の大会でももっといい結果にできたのではないかという思いもありました。みんなも思うことはたくさんあったと思いますけど、とにかく自分を主将として支えてくれたことに感謝しています。

――4年生が中心となってつかみ取った優勝だと思います

試合に出れなかった4年生は、その中でもやれることを精一杯やってくれましたし、自分自身はそういうみんなの思いを背負ってピッチの上で戦えたことが、本当に幸せでした。チーム全員が優勝したんだと胸を張って言えるように、そのための責任を果たすことができたのではないかと思っています。

――これで引退となります。共に戦ってきたチームメートにどういった言葉をかけたいですか

本当に感謝しています。自分自身、本当に苦しいこともありましたけど、みんなとだから乗り越えられたこともたくさんありました。学年リーダーとして、主将として、同学年でもきついことを言うことがたくさんありましたけど、みんな我慢して一緒にやってくれました。自分の新たな一面というのも、みんなが見出してくれたと思います。いい仲間と巡り会えました。

――後輩の皆さんは来季から再び1部の舞台で戦うことになります。どういったことを期待したいですか

サッカー自体は、どういったかたちになってもいいと思っています。自分はア式らしさというのは、常に勝利を優先できることだと思っているので、勝つためのサッカーをする、それが一番だと思います。岡田、相馬、冨田、武田、栗島、金田、大桃、杉山、小島、笠原と、とにかくたくさんの下級生が試合に出て活躍してくれたので、心配はしていません。自由にやって欲しいですし、サッカーを楽しみながら、本当にあっという間に終わってしまうんだということを心に刻んで、やっていってほしいです。

MF鈴木裕也副将(スポ4=埼玉・武南)

――今の率直な気持ちを教えて下さい

とてもうれしいんですけど、いまはそれよりもほっとしているという感じです。

――試合が終わった瞬間、何を思いましたか

これまでの4年間がフラッシュバックしてきました。きょう勝てたことで、これまでの積み重ねが間違ってなかったということを証明できたのがうれしかったです。

――前半と後半、それぞれ振り返っていただけますか

前半いいかたちで先制できた中でPKを与えてしまって、これは厳しい戦いになるなと思っていました。引き分けでも昇格はできましたが、やっぱり勝って優勝したいというのをぶらさずに戦い続けることができたことが、この結果につながったんじゃないかなと思います。

――二度追い付かれるという苦しい展開でした

国士舘大が相手なので、そういう展開になることはある程度想定していました。失点しても取り返す、ただそれだけだったと思います。

――今シーズン2回対戦していずれも負けている相手でしたが、チームとしてどのような対策を立てていましたか

作戦とかは特にないんですけど、とにかく自分たちの強みを出し続けるということでした。

――きょうのご自身のプレーについては

1点目をアシストすることができたという点に関しては、とても良かったと思います。自分の強みは仕掛け続けるだとか、攻守どちらにおいても走り続けるということですけど、それは表現することができたかなと思います。

――ア式としての4年間で最後の試合でしたね

自分自身、シーズン前にケガをして色々悩んだり苦しい時期もあったんですけど、全ては昇格するため、優勝するためだったので、積み重ねてきたものに自信を持って試合に臨むことができました。

――「4年生の力で勝ちたい」とおっしゃっている選手が何人もいました

こういうプレッシャーのかかる試合では4年生がやらないといけないと思いますし、それが勝つための条件だったと思っていたので。本当にここまで4年生が引っ張ってきた、それを証明できたかなと思います。

――試合後に後輩たちへ熱い言葉をかけられていました。次のシーズン、後輩たちに期待することは何ですか

やはりワセダは日本一を目指すチームでなくてはいけないと思いますし、ことし一年間2部で戦ってみて、後輩たちには2部で戦って欲しくないという思いもありました。1部優勝、日本一というところを目指してやっていって欲しいと思います。

――最後に、ア式での4年間はどのようなものでしたか

本当に一言では表せないんですけど(笑)。でもあえて表すなら、自分の人生の中での宝物に出会えた4年間だったなと思います。

MF秋山陽介(スポ4=千葉・流通経大柏)

――優勝並びに1部昇格おめでとうございます。今のお気持ちは

素直にうれしいです。

――きょうの大一番はどのような意気込みで臨みましたか

勝てば優勝だったので、全員で勝つという気持ちで臨みました。

――緊張やプレッシャーはありましたか

いや、そういうのは特になくて、いい雰囲気で試合に入れたので良かったと思います。

――得点を取っては追い付かれという試合展開でした

自分たちが常に先行するかたちで得点は取れていたので、気持ち的には焦りがなくて良かったと思います。

――最後まで落ち着いてプレーできたということでしょうか

そうですね。全員が集中して守備からしっかりできていたので、それがきょうの勝利につながったと思います。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

攻撃の部分では、ボールを落ち着かせるというシーンはあまりなかったのですが、守備の面で栗島(MF健太、社2=千葉・流通経大柏)と2人で連携して、うまくバイタルエリアを締めれていたので良かったと思います。

――試合では4年生が2得点を決めるなど、4年生の活躍が光りました

やっぱり4年生一人ひとりが、きょうの試合で勝利に導くという気持ちを強く持って戦ったので、それが結果に表れたのかなと思います。

――ことし1年、2部の舞台で戦ってみていかがでしたか

常に厳しい試合でした。1部と違って難しい試合も多かったんですけど、それでもなんとか勝ち点を積み上げることができました。継続して自分たちがやりたいサッカーができていたのは良かったと思います。

――1部とは違う難しさというのは具体的にどのような部分だったのでしょうか

相手が完全に引いてきたりとか、特殊な戦い方をしてくるチームが多くて。自分たちがボールを保持するだけで崩し切れないシーンがあったので、そういうところが課題だったのかなと思います。

――このア式蹴球部で過ごした4年間を振り返っていかがですか

何をやっても自分のためになっていましたね。振り返ってみると色々な経験をすることができたので、それがすごく良かったと思います。

――同期の皆さんにはどんな言葉をかけたいですか

同期みんなでつかんだ優勝なので、素直にお礼を言いたいと思います。

――来年1部で戦う後輩たちにはどのようなプレーを期待したいですか

伸び伸びプレーして、1部の舞台でも優勝できるような活躍をしてもらいたいなと思います。

――来年からはプロとしての新たな挑戦が始まります。意気込みをお願いします

まずは自分の入るチーム(名古屋グランパス)でコンスタントに試合に出られるように、頑張っていきたいと思います。

FW飯泉涼矢(スポ4=三菱養和SCユース)

――2部優勝、並びに1部昇格おめでとうございます。今の気持ちはいかがですか

最高ですね。それだけです。

――この試合に向けて、チームはどのような雰囲気だったのでしょうか

シーズン始めに2部で優勝して1部昇格を果たすことと、日本一を取ることを目標に掲げましたけど、夏の時点で日本一はなくなってしまったので、1部昇格だけは絶対に成し遂げないといけないと思っていました。昇格(の可能性)はずっと見えていたので、そこに向けてここ数試合でチームの士気は上がっていたと思います。

――先制点を振り返っていかがですか

映像分析で相手のCBが裏に弱いという話は出ていて、そこは狙っていこうとみんなで言っていました。実際にいいかたちで抜け出せましたし、一対一でも冷静に決めることができたと思います。本当は結構怖かったんですけどね、緊張した(笑)。ただ、先制しても後が苦しい展開になるだろうなというのは思っていたので、もう1点取らないといけないと考えていて、結局決めることができなかったのは悔しいですね。その中でもみんなが点を取って頑張ってくれていたので、(下がった後は)僕はベンチから叫んでいました(笑)。

――苦しい展開になったとき、チームで何か話し合ったりはしましたか

国士舘大も点を取る力は持っているし、この展開は予測できていたので、最初に失点した時に想定内だという話はしました。それに対して、「もう1点取りにいくだけだよね」となったので、チームの士気が下がるとかは全くなかったです。

――終了間際はどのような気持ちで試合を見ていましたか

みんなが必死に戦っていたので、祈りつつ自分もピッチにいるみんなと同じ気持ちになって、叫びまくっていました。

――この試合で引退となります。4年間を振り返っていかがですか

毎年ケガで抜けて、一年間を通してサッカーができた年はなかったですし、そういったところはまだまだ自分の弱さだと思います。その中でも、最後の三試合はスタメンで出させてもらって結果も出せたので、そこは良かったなと思います。

――DF鈴木準弥主将(スポ4=清水エスパルスユース)、MF鈴木裕也副将(スポ4=埼玉・武南)に対して思うことはありますか

辛い一年だったと思うし、メンバーの個性もある中でチームをまとめないといけなくて大変だった中でも、真面目すぎず、愛着が持てる主将と副将でした。その辺はすごいなって。優勝したから言えることですけど、いいチームだったなと思います(笑)。

――来年1部で戦う後輩に期待することは

絶対に苦しい戦いになるとは思いますし、2部から上がっての優勝は難しいとは思うんですけど、やっぱりワセダは1位だけを目指すというのがチームのスローガンでもあるので、頑張ってほしいなと率直に思います。

 

FW石川大貴(スポ4=名古屋グランパスU-18)

――優勝おめでとうございます。率直な感想をお聞かせください

安心しました(笑)。

―最大8あった勝ち点差をひっくり返しての優勝です

でも、意識したのはその先じゃなくて目の前の1試合を勝つことなので、それが結果的に逆転優勝の舞台を用意してくれたと思うので。だから奇跡ではないし、自分たちが積み重ねてきたものが生んだ必然だったのかなと思います。

――日々の積み重ねの結果ということですね

そうですね。特別飛躍したことをしたわけではないですし、常に100%を出し切った結果だと思います。

――試合自体は立ち上がりから押される展開となりました

苦しい展開になることは始めから予想できましたし、ことし2回負けている相手ということで気合を入れて臨んだんですけど、入りが固かった分、開始早々チャンスをつくられてしまったと思います。ここ2試合(中大戦と東京学芸大戦)で意識していた背後へのアクションであったりとかを涼矢(FW飯泉涼矢、スポ4=三菱養和SCユース)が率先して起こしてくれたので、流れがきたのかなと思いますね。ただ、それを持続できずに2失点してしまったのは今後のチームの課題かなと思います。でも、頼もしい後輩がたくさんいるので(笑)。来年以降は盤石な試合運びをしてくれるんじゃないかと思います。

――ご自身も決定機がありました

ことしの自分らしいというか、あれが実力かなと思います(笑)。

――ことし1年間試合に出続けましたが、今季を振り返っていかがですか

ことしの早大で公式戦全試合出たのは自分だけで、天皇杯も途中出場で出ましたし、リーグ戦も全部スタメンで。そういう意味でも自分が一番試合に関わらせてもらって、チームが悪いときもいいときも自分の責任で。そこに対して責任感を強く持って取り組めたことは、後輩に伝わっていればいいなと思います。

――何か後輩の皆さんに残したい言葉はありますか

自分の背中を見て何か伝わっていればいいなと思います。一人でも何か伝わっているなら、それ自体が自分のやってきたことそのものなのかなと思います。

――ア式蹴球部での4年間を振り返っていかがですか

何回振り返ってもア式は嫌いですね(笑)。というのも、苦しいことしかなかったので。でも、それを笑って話せることが幸せなのかなと思いますし、今後の人生でこれほど熱中することもないかもしれません。かけがえのない財産になったと思います。

――最後に一言お願いします

来年は一部優勝してください。ア式だけの力では無理だと思うので、早スポの方々もウルトラスの方々も、一丸となって目指して欲しいと思います。

DF安田壱成(スポ4=ベガルタ仙台ユース)

――1部昇格と優勝おめでとうございます。今の気持ちを聞かせてください

いやもう、うれしいの一言に尽きますね。

――きょうの相手は今季2敗を喫した国士舘大でしたが、どういった気持ちで臨みましたか

過去2敗していましたけど、そんなことは関係なく今に集中していこうと。きょうの一戦で勝てば優勝できる状況だったので、過去の嫌な印象は全くなく、集中してこのゲームに入ることができました。

――きょうのゲームプランはどういったものでしたか

過去2試合は国士舘大に最初の15分でプレッシャーをかけられて、うちがやりたいサッカーを逆にやられてしまって負けたというゲームだったので、今回は自分たちがやりたい、前からアクションを起こしてゴールへ向かうサッカーを体現できたと思います。

――きょうは相手左サイドの荒木翔選手(4年)への対応に苦戦していましたが

やはりJリーグ(ヴァンフォーレ甲府)に内定しているだけあってすごくうまかったですけど、自分のやれることを最大限やろうという気持ちだけでした。

――2失点目は右サイドをうまく崩されたシーンでした

あの場面は自分がもう少し中を絞りながら寄せれれば良かったのですが、外を回ってきた相手のサイドバックが気になってしまい釣り出されてしまいました。準弥(DF鈴木主将、スポ4=清水エスパルスユース)に声をかけて絞ってもらえていたら防げたかもしれないですけど、そういったところの意思疎通ができなかったのが失点につながってしまいました。

――きょうは気迫のこもったプレーが目立っていましたが、やはり特別な思いがこの試合にはあったのですか

そうですね。僕自身この試合がサッカー人生最後の公式戦だったので、何がなんでも勝ちたかったですし、自分の持ってるもの全てを出し切って悔いを残さないようプレーしようと思っていました。

――この試合で引退となりますが、早大での4年間はいかがでしたか

大学に入ってからは、高校時代に通用したことや自分の強みが通用せず、1年生の時にはAチームにも上がれなくて、公式戦に関わることすらできない選手でした。それが逆に自分の反骨心を育てましたし、試合に出るために色々なことを考えるようになりました。3年生の時にコンバートしたのがすごく大きかったなと思っています。チームに求められていることと、自分のストロングポイントをマッチさせなきゃ試合には出られないですし、チームも勝てません。4年間を振り返ってみると、あの段階でコンバートしたおかげで公式戦に関わることができるようになり、きょうのような素晴らしい舞台を経験できたので、悔いはないです。

――苦しみながらも優勝を達成した今季ですが、改めて振り返っていかがですか

一つとして簡単な試合はなく、常に厳しい状況でした。自分自身、毎試合常に逃げたくなるほどの精神状態に追い込まれていました。でも、同期が自分のことを支えてくれましたし、それに応えなければいけないという思いもあったので、最後に素晴らしい結果で終わることができて、本当に良かったと思っています。

DF熊本雄太(スポ4=東福岡)

――優勝おめでとうございます。いまのお気持ちは

素直にうれしいです。

――優勝と昇格がかかった大一番でした。どのような気持ちで臨みましたか

とにかく勝つだけだったので、みんなとは勝って昇格しようと話していました。

――ことし未勝利の国士舘大を相手に、どのようなプランを立てていましたか

勝てていない原因として、立ち上がりに相手に上回られて、自分たちが受け身になってしまうということがありました。きょうは最初から自分たちの力を出していこうと話していました。

――きょうのような特別な試合は、なかなか経験できないものだと思います。実際にプレーしてみていかがでしたか

最終節でもありましたし、正直しびれましたね。

――その中で3ー2という結果はどうお考えですか

2点取られたのは悔しいですけど、3点決めて勝てたことは良かったと思います。

――きょうは何度も相手の攻撃を防ぐ場面が見られました。ご自身のプレーをどう評価されますか

相手はサイドへのロングボールが多い印象でした。自分の長所はそのロングボールを跳ね返すことだと思うので、それができていたのは良かったと思います。

――きょうはCKから2点目のゴールも決めました。振り返っていただけますか

飯泉(涼矢、スポ4=三菱養和SCユース)や石川(大貴、スポ4=名古屋グランパスU-18)といった大きな選手がいる中で、セットプレーは一つの得点パターンでしたし、冷静に決めることができて良かったです。

――ケガで試合に出ることができない苦しい時期もありました。モチベーションをどのように保っていましたか

チームとしてのいいところと悪いところを分析したりしてチームに関わることができました。ピッチに戻ったら自分がチームを勝利に導くということだけを考えていました。

――優勝というかたちで大学サッカーを締めくくりましたが、ア式蹴球部での四年間はいかがでしたか

苦しいことの方が多かったですけど、優勝して終われたことは財産です。これからの糧になると思います。いい仲間にも出会えました。

――来年一部で戦う後輩に期待することは

後輩たちは個が強い選手が多いですし、自分たち4年生は後輩たちを1部で戦わせてあげたいという気持ちでやってきたので、リーグ優勝やインカレ優勝というかたちで、『ワセダザファースト』を体現してほしいです。

――来年は活躍の場をプロの世界へと移します。意気込みを最後にお願いします

ア式蹴球部で培ったことを生かして、1年目から試合に絡んでいきたいです。来年、再来年が勝負になると思うので、結果だけを求めてやっていきたいと思います。

MF相馬勇紀(スポ3=三菱養和SCユース)

――優勝おめでとうございます。率直な感想をお聞かせください

本当にうれしいですね。

―試合後は涙を流されていましたね

試合に勝って泣いたのは初めてですね。

――一年での1部昇格を掲げて戦ってきましたが、今季を振り返っていかがですか

前期は強い相手に引き分けだったり負けが多くて、後期は逆に下位のチームとの試合で引き分けや負けが多くなってしまいました。実際苦しいシーズンだったなとは思います。1部と違って引いて守ってカウンターを狙うというように、ある程度やり方を決めて戦ってくるので、それがやりにくいときもありましたね。

――1部と違う難しさもあったということですね

逆に1部は真正面から戦ってくる、個の力が強いです。きょねんはそれにやられて降格してしまったということもありますけど、それとは違う難しさが2部にはありましたね。

――試合についてですが、押される時間帯もあり苦しい立ち上がりでした

そうですね。先制点が大事なので、取るまで我慢しようとみんなで話していました。きょうもチーム一丸となって戦えていて、みんなが「苦しい時間も守り抜いて、そこから攻めよう」という気持ちだったと思います。

――先制点を取った後は、自分たちで押し込んでいこうと話していたのですか

監督の方からも「きょうの試合は攻め続けよう」という話がありました。先制点を取った後、引いてしまうのではなく、攻め続ける意識でやりました。

――PKを獲得して見事に決めました。決勝点となりましたが、振り返っていかがですか

自分の長所であるドリブル、スピード、体の使い方というところを生かせました。PKに関しては、僕自身はあまりPKが得意ではないのですが、来年昇格した後、自分たちの代が引っ張っていかないといけないわけで、下級生のみんなに「本気で仕掛け続けてPKを取って、それを自分で決めて勝つ」という姿勢というか、そういう思いを見せたくて蹴りました。

――きょうで4年生と戦うのは最後でしたが伝わってくることなどはありましたか

4年生は個の能力が高くて、挙げたらキリがないんですけど、個の特徴が強い学年なんですけど、最初は個の力が上手くまとまらなかったからなかなか勝てなかったと思うんですけど、最後の3節個の力が強い学年が団結したらここまで強くなるんだっていう感じたので、らいねんは学年に応じて人を見てチームをどのように進めるか考えていかないといけないので、また新たに考えていかないといけないんですけど、ことしの4年生から戦う姿勢だったり、最後の3試合で色々と感じるものがありました。

―来季は最上級生になりますが、どのように引っ張っていきたいと思っていますか

試合に勝ちたいので、勝つことから逆算したチームをつくっていきたいです。自分は高校のときに2回日本一を取っているのですが、チームのために全員が戦って、それがいいチームワークにつながるようなチームというのは、本当に強いなと感じました。チームワークとか雰囲気の部分で、みんなで一帯となって戦えるチームにできるようにやっていきたいと思います。

――来季は1部での戦いとなります。意気込みをお願いします

自分は優勝、降格という1部での天国と地獄を経験しているので、その経験を生かしていきたいです。チームの雰囲気がどういうふうだったら勝てるのか、逆にどういうふうなら勝てないのか。個の部分に関しても、どういうプレーが1部でも通用するかとか、どういうところを相手が突いてくるかとかを経験しているので、今まで積み上げてきた3年間というのをしっかり生かしながら、やるからには優勝を目指していきたいと思います。

DF冨田康平(スポ3=埼玉・市浦和)

――試合を終えた今の率直なお気持ちを聞かせてください

素直にうれしいです。1、2年生の時は試合にあまり出れずに、苦しい時間も経験して、特に2年生の時は手術をして、1年間サッカーをしていないという状況で。ことしの後期から試合に出ることができて、最初はうれしかったんですけど、自分のせいで失点をしてしまったり、勝てなくなることがあるにつれて、苦しい時間も多かったです。ですが、勝てなければ残留してしまう可能性があった試合に勝てて、優勝も決められて、良かったと思います。

――今シーズン2敗を喫している国士舘大に対してのゲームプランはありましたか

10番を中心にサイドに大きく展開してきて、サイドで時間をかけないで崩してくるチームですが、自分たちが強みにしている部分もあるので、そこでまずは負けないで、前線のターゲットにしっかりとボールを収めて、全員で攻撃を仕掛けるというプランでした。

――2度追い付かれる展開となりました

点を取るごとにうれしかったですし、このままもう1点取って欲しいというのも、後ろの選手としては正直思っていましたけど、なかなかうまくはいかなくて、しんどい時間も多くて、辛かったです。

――ご自身のサイドでは相手の攻撃を防いでいました

自分の持ち味のスピードは、攻撃にも守備にも使わなくてはならなくて、全体を通して悪くはなかったと思うんですけど、最初の1発目の一対一で相手に抜かれてクロスを上げられてしまい、ファーストプレーで強い印象を与えられなかったことは反省点です。立ち上がりから相手を圧倒して、何もやらせないくらいの気持ちでやらなければいけなかったと思います。

――攻撃時に、MF相馬勇紀選手(スポ3=三菱養和SCユース)との関係性で意識された点はありましたか

相馬が基本的に1人でドリブルで状況を打開して、クロスまでいけるので、無理をして自分が上がらずに、相馬の一対一をつくって、自分でいけるという状況をつくりつつも、二対二、ないし圧倒的な数的有利で二対一をつくれる状況の時には前に仕掛けて、厚みを持たせるというのが自分たちの中での統一意識でした。

――最後に、来シーズンの1部での戦いに向けての意気込みをお願いします

自分を含めて3年生が後期で公式戦に関わっていたのが4人くらいで、選手層はことしに比べて薄くなると思いますし、ここから積み重ねていかないと、せっかくことし上げてもらったのに、圧倒されて何もできないという可能性も十分にありえるので、このオフシーズンで積み重ねて、1部でも強いワセダを見せれるようにチーム全員でやっていきたいと思います。

MF栗島健太(社2=千葉・流通経済大柏)

――優勝おめでとうございます。今の率直なお気持ちを教えてください

このチームが結成してからずっと優勝を目指してきたので、優勝できてうれしいです。

――国士舘大にはことし2敗していることもあり絶対に負けられない戦いだったと思いますが、どのような気持ちで挑みましたか

自分は戦うのが初めてだったので、少しでもチームにいい影響を与えられたらと思い臨みました。

――きょうの試合全体を振り返っていかがですか

自分は相手に1本PKを与えてしまったので、個人的にはあまり良くなかったんですけど、4年生を中心にみんなが戦ってくれて勝てたということが、とても良かったと思います。

――厳しい試合展開になりましたが、どのようなゲームプランで戦うつもりでしたか

全員が強気で戦う、それだけでした。

――積極的に相手を潰しにいっているように見えましたが、どのような意識でプレーしていましたか

自分は本当にDF面でやるしかないと思っていて、国士舘大が相手でしたけど、自分のスタイルを崩さずに前から潰して攻撃の起点になれたらいいなと思ってプレーしました。

――きょうのゲーム展開的には中盤の頭を超えていくようなボールが多かったと思います。組み立ての部分ではどうでしたか

個人的にはもう少しつなぎたかったんですけど、(自分たちの)FWに強い選手が入っていて、そこを目掛けて蹴ればここ数試合は得点までつなげられてたので、そこをどんどん狙っていきました。

――先程お話にあったようにPKを与えてしまった後の気持ちの切り替えはどのようにしましたか

切り替えづらかったんですけど、すぐその後に4年生の熊本選手(DF熊本雄太、スポ4=東福岡)が得点を決めてくれたので、自分は4年生を勝たせるためにもやるだけだなという思いになることができました。

――来年1部に上がることで周りの選手のレベルも上がると思います。次のリーグ戦までどのような意識で過ごしますか

きょうの試合でも自分の力がまだまだ足りないと思ったので、このオフ期間に自分のレベルをどんどん上げていくことができたらと思っています。

GK笠原駿之介(法2=埼玉・早大本庄)

――試合を振り返っていかがですか

試合前から勝つことだけに集中して、ネガティブな感情を一切持たずにプレーしようと決めていました。勝てて本当に良かったです。

――リーグ戦最後の試合でしたが緊張はしましたか

特にはしませんでした。試合に入ったらいつも通りプレーをしようと心がけていたので、過度な緊張はしませんでした。

――試合前にGK小島亨介選手(スポ3=名古屋グランパスU-18)と何か話しましたか

戦術について確認をしました。「いつも通りやってこい」と背中を押してくれました。

――きょうの勝因は何だと思いますか

相手はとにかく高さがあって強い選手がそろっていました。その相手に競り合いや気持ちで負けなかったことが、一番の勝因だったと思います。皆が一生懸命走って中盤の位置でセカンドボールを拾ってくれたので、二次攻撃を事前に防ぐことができました。

――2点目の失点を振り返ってみていかがでしたか

サイドから攻め込まれたときに自分のポジショニングが良くなくて、ニアを抜かれてしまいました。

――ラストゲームを戦う4年生の姿を見て、感じたことはありますか

自分が失点やキックミスをしてしまったときに、本気でぶつかって向き合ってくれました。必死に最後まで走ったり、ミスもカバーしてくれました。4年生のためにも絶対勝たなければならない試合だと、プレーしながら思いました。

――来年1部ではどのようなプレーがしたいですか

1部は2部と雰囲気やレベル、プレーの質が全然違うと思うので、ミスを恐れないようにしたいです。大胆不敵という言葉をことしの目標に掲げていたのですが、来年もそれを継続したいです。