水泳部

2017.11.15

第2回関東学生新人戦 11月12日 神奈川・専大生田プール

新人リーグ4連敗。早大の上位リーグ進出は崖っぷち

TEAM 1P 2P 3P 4P
筑波大 17
早大 10
▽得点者
田中5、吉村3、中安2、眞板1

 関東学生新人戦(新人リーグ)も4日目を迎え、今大会も折り返しに差し掛かっている。いまだ勝利を収めていない早大は、日曜に強豪・筑波大と対戦した。日本学生選手権でこそ結果が振るわなかった筑波大だが、その強さは健在であった。「前日に戦った専大と同じくフローターを中心としたプレーが強みのチームだったので、下がり気味のディフェンスを心掛けた」と中安正己(スポ3=静岡・磐田南)は試合を振り返った。専大戦の敗北から得られた課題を生かして、守備をしっかりと固めた早大は、中盤まで筑波大に追いすがっていたものの、後半になるにつれて自分たちのミスから失点を重ねてしまった。最終得点は6点差をつけられた11-17、今大会での戦績は0勝4敗と突破口を見つけあぐねている。

 早大ボールで始まった試合、開始直後に筑波大の選手にカウンターを決められて先制を許すと、退水(※)者を出して立て続けに失点してしまった。ターンオーバーして早大の攻撃、田中要(スポ1=埼玉・秀明英光)が放ったボールは1度ポストに弾かれるも、拾って再度早大のターン。最後は吉村崇(スポ3=大分商)が得点して1-2。さらに吉村は第1ピリオド終了間際にも追加点をあげて得点は2-4になるも、なかなか点差を縮めることができない。インターセプトした後、筑波大の外側からするどく中に切り込むパスやフローターの強力なシュートを防ぐことができず、3-7と差を広げられてしまった。ここで、早大に絶好の得点チャンスが巡ってくる。前半終了まで残り30秒というところで筑波大の選手が退水し、土橋玄(教1=埼玉・秀明英光)と吉村、寶田晧紀(人3=東京・城北)でパスを回して相手の守備を崩しにかかる。しかし、放ったボールは無情にもキーパーに正面から弾かれてしまった。得点の機会を生かしきることができず、4-8とリードされて前半を折り返した。

田中のシュートの速さに、相手キーパーの反応が追い付かない

 逆転に向けて始まった後半戦。相手のトラップからインターセプトすると、早大は中安が決めて5-9。さらに中安は相手のキーパーに1対1の勝負を仕掛け、フェイントを数回に渡りかけ粘り勝ち。さらに得点を伸ばしたものの、早大は自らのミスから失点を重ねてしまった。善戦したが力及ばず、筑波大に11-17で敗戦した。今回の試合で特に目立っていたのは、1年生ながらチーム最多の5得点を挙げるなど、エースとしての活躍が期待される田中だ。後半に入ってから点差は広がったものの、キーパーの松丸大紀(スポ2=福岡・筑前)の好セーブや、吉村は自陣で筑波大の選手相手を回し込み、ボールをインターセプトするなどのテクニックが光った。

ピリオド間で作戦を練る早大

 この新人リーグを通じて、早大はいまだ勝ち星を挙げれていない。その原因には実力が足りていないこと、チームの連携がまだ成熟していないことなどが挙げられるが、寶田は「それを言っても始まらないので、少ない人数でどう勝ちにもっていくかというところが課題です」と先を見据えた試合をしたいと語ってくれた。今週末には慶大との試合に向けて、中安が「絶対に負けられない戦いだと思っています。この新人リーグ連敗しているので、次の試合はしっかりと勝ちたい」と話してくれたように、選手たちは意気込みを新たにして、次なる対戦相手・慶大を迎え撃つ体制を整えている。

(記事・写真 上野真望)

※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません。

※重大な反則を犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加することができない。

試合ごとに成長が見受けられるキーパー・松丸

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コメント

寶田晧貴(人3=東京・城北)

――試合前、チーム内でどのようなお話をされたのでしょうか

人数が少ないので、退水者を出さないような戦略で挑んだのですが、機能しない部分が多かったです。今回も点差をつけられてしまったというのが試合内容だったんですけれども、自分自身も足りていない部分が多かったので、チームとして課題が見つけられたのはよかったです。<s/p>

――筑波大は土曜に対戦した専大と同様に、フローターを中心とした攻撃を仕掛けてくるチームだったと思うのですが、専大戦で得られた課題を生かすことはできましたか

フローターが強いチームだったので、下がり気味のディフェンスをしていたのですが、先日うまく機能していなかった部分は修正できたと思います。

――今日の試合で得られた課題または収穫を教えてください

自分たちのミスから失点につながっていたので、ディフェンスの課題というよりは前に出でしっかりと得点を決めること、ボールをチーム内でつないでインターセプトされないというところが大切だと感じました。

――今大会、残念ながらまだ白星がついていないのですが、原因はどこにあると思われますか

実力不足が1番の原因なのですが、それを言っても始まらないので、少ない人数でどう勝ちにもっていくかというところが課題です。

――次戦は慶大と対戦しますが、意気込みをお願いします

次の試合までの1週間で何ができるかと言われたら、やれることは少ないと思うのですが、先を見据えた試合をしたいと思います。

中安正己(スポ3=静岡・磐田南)

――試合前に練られた戦略を教えてください

フローターが強いチームだったので、専大側でいう右サイドの攻撃につくディフェンスが中に下がって、相手に攻められないことを意識していました。

――土曜に対戦した専大と同じようなプレースタイルのチームでしたが、専大戦での反省点は今回の試合で生きてきましたか

中の守備が抜かれてしまうときもあったのですが、専大戦と比べて、今回は短めに打たせて守るというのができていました。キーパーもシュートを止めてくれていたので、リズムが良くなったと感じました。

――専大と同等の実力校・筑波大に、敗戦となりましたが、点差は縮まっていましたね

先日の専大戦では、メンバーのほとんどが2回退水をしてしまって、守備が消極的になってしまったのですが、今回は退水者も少なく、ディフェンスを意識したプレーが出来ていました。

――この試合で得られた課題は何でしょうか

個人的にも実力が足りていないと感じる部分もあったのですが、チームとしてもミスが少しずつありました。カウンターで失点してしまうことが多かったので、細かなミスをなくしていきたいです。

――最後となりますが、来週の慶大戦に向けて意気込みをお願いします

絶対に負けられない戦いだと思っています。この新人リーグ連敗しているので、次の試合はしっかりと勝ちたいです。