ラクロス部

2017.11.14

第30回関東学生リーグ戦ファイナル 対慶大 11月11日 東京・駒沢第二球技場

終盤の追い上げも届かず 日本一の夢、関東ファイナルで散る

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
慶大
▽得点者
秋山2、黒瀬2、柳沢、鈴木潤、田口

 試合終了のホイッスルと共に膝をつき、涙を流し、うなだれる選手たち。『全日本選手権優勝』を掲げた早大には早すぎる終幕であった。前節の関東ファイナル4で中大を下し関東制覇まであと1勝としていた早大。この日はブロック戦開幕戦で13-6と大勝を収めた慶大と再び対戦した。勝利すれば本格的に日本一が見える、そんな重要な一戦であった。試合は序盤から拮抗(きっこう)した展開となり第3クオーター(Q)を4-5で折り返す。しかし第4Q開始1分で2点を奪われ3点を追い掛ける展開に。それでも早大は粘りを見せ終盤怒涛のオフェンスを繰り広げる。しかし、あと一歩届かず7-8で敗北。『日本一』の夢は宿敵・慶大の前にして散った。

 先制したのは慶大。第1Q1分、一時はDF黒瀬聡志(政経4=東京・錦城)が防いだショットを相手に押し込まれ先制を許してしまう。また4分にはG高杉昂生(文構4=東京・桐朋)がゴールから飛び出た隙を突かれ失点。いきなり2点を追い掛ける展開となる。それでも早大はその直後のファイスオフを奪うとAT秋山拓哉主将(スポ4=兵庫・豊岡)が力強いショットを放ち一点を返す。また11分にはMF柳沢哲(スポ3=東京・駒場東邦)がパス回しからショットを決め同点に。その後第2Qに入り再び2点差をつけられるもAT鈴木潤一(教4=東京・城北)の身体をうまく使ったアシストから秋山のこの日2得点目となるショットが決まる。その後は早大、慶大共にミスが目立つようになるが、堅い守りも見せ追加得点を許さず、前半を3-4で折り返した。

守備と攻撃でも活躍を見せた黒瀬

 一刻も早く同点に追い付き、勝ち越したい後半。第3Q6分早大はストーリングの警告を受けながらも鈴木潤が得点を決め再び試合を振り出しに戻す。しかしその後なかなか逆転にまで持ち込めない。すると14分に右サイドから得点を許し、1点差となると、第4Q開始直後にも2点を奪われこれで3点差に。それでも「ことしのチームなら逆転する力はある」とMF田口一希(法4=東京・早大学院)が語るように4分に黒瀬のリーグ戦初得点が決まると10分にも同じく黒瀬が得点を決め、流れを引き寄せる。また14分には田口が左サイドから押し込み、これで1点差。直後のフェイスオフもMF内藤壮志(政経4=埼玉・早大本庄)が気迫で奪い切りオフェンスへとつなげる。残り2分半、早大は果敢にショットを放つも得点には結び付かず、最後に田口が放ったショットも相手ゴーリーに阻まれ終戦。秋山組の日本一を目指す戦いは関東ファイナルで幕を閉じた。

試合終了後うなだれる選手たち

 「日本の頂点に立つことはこんなにも難しいことなのかと痛感した」(秋山)。ことしのチームはスローガンとして『CHANGE』を掲げ、練習量もさることながらラクロスへの取り組み方、態度を日本一に値するチームとなるべく改革をしてきた。このことは3月の東京六大学交流戦で敗れ、5月の早慶定期戦では引き分けた慶大にブロック戦開幕戦で13-6の大勝を収めたこと、練習試合で全日本選手権(全日)9連覇中の絶対王者・FALCONSに勝利したことなどにつながっている。日本一が本気で見えていたからこそ、今回の敗戦には悔いが残る。今回関東ファイナルで敗れたことにより日本一の夢は三年生以下の後輩に託されることとなった。今季早大の四年生プレーヤーは層が厚かったこともあり、らいねん以降新たな改革も求められるであろう。それでも「三年生は乗り越えていける」とMF池田侑大郎(商4=東京・早実)が期待を寄せるように日本一への強い思いは必ず下級生にも引き継がれていく。今回の敗戦は後輩プレーヤーの胸にも刻まれたことであろう。四年生の思い、そして早大ラクロス部としての伝統、自覚を胸にらいねんこそは必ず日本一を奪還する。

(記事 岡田静穂 写真 石井尚紀、村上萌々子、小川由梨香)

試合後の四年生の集合写真

コメント

AT秋山拓哉主将(スポ4=兵庫・豊岡)

――今の気持ちはいかがですか

悲しいですけど、ファイナル4もそうで、これまであまり応援してくれなかった人たち、後輩もそうですけど、すごい「秋山さん」と呼んでくれて僕の作りたかったチームになっていただけに、惜しかったなと思います。

――試合全体を振り返っていかがですか

こんなにも出来が悪いのかといった感じだったんですけど、何とか1点差で折り返してついているなと思っていました。最後僕と田口(MF田口一希、法4=東京・早大学院)が決め切れなかった部分は四年生が踏ん張れなかったというか。そこが後悔しています。

――1点差で折り返した前半を振り返っていかがですか

第1Qはそれなりのオフェンスができていたと思うんですけど、2Qでディフェンスからですけど焦ったり普段しないようなプレーをしてしまったので、そこがダメだったのかなと思います。

――第4Qでは一時3点差をつけられる場面がありました

本当に負けると思っていなかったので、こういう展開も神様から与えられた試練なのかなと。それを超えたら日本一が見えるんだということを言われていると思って頑張ったんですけど、届かなかったことが日本一に値するチームではなかったのかなと感じています。

――試合終盤の早大の猛攻を振り返っていかがですか

あれが序盤からできないのがワセダなんだなと。こんなのでは全日(全日本選手権)でFALCONSとやっても勝てなかったのかなといった感じです。

――主将としてチームを引っ張ってきた1年を振り返っていかがですか

本当にみんなのおかげで僕自身も成長させてもらいましたし、人のために何かをする、人の心を動かすことが応援というかたちで返ってきたときこんなにもうれしいことだとは思わなかったので、すごく楽しかったです。

――4年間を振り返っていかがですか

本気で日本一を目指すのが遅かったかなと思います。シーズンが始まって8月の開幕戦で(慶大に)勝ってから日本一が見えてきて。それが遅かったというか、ケイオーが去年全日に進んでFALCONSに勝ちたいという思いが強かったと思うので、気付くのが遅かったというか、四年間の後悔ですね。

――共に四年間戦ってきた同期の選手に向けて一言お願いします

試合が始まる前にスタンドを見たときウルっときてしまって。同期のために頑張りたいと思ったんですけど、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――最後に後輩に向けて一言お願いします

日本の頂点に立つことがこんなにも難しいということを痛感しました。それはきょう試合に出ていたメンバーだけではなく、応援してくれたメンバーも気付いていると思うので、その気持ちを忘れずに、何で自分がラクロス部に入ったのか、何がしたいのかがぶれなければ日本一に届くと思うので、期待しています。

AT鈴木潤一(教4=東京・城北)

――今の率直なお気持ちを教えてください

もう終わりかというのが正直な気持ちで、グラウンドで泣く分は泣いてしまいました。やっぱり4年間日本一のためにやってきて、結果が全てではないんですけど、結果は大事だと思うので、そこを達成できなかったのはチームとしても個人としても今後とも残ってくることだなと思います。

――第3クオーターには同点に追い付くゴールを決められました

停滞気味だったので、そこで同点ゴールを決められて、チームの起爆剤になれるかなと思ったんですけど、駄目でした。でも、実際あそこでの得点は自分でも良かったなと思いますし、うれしかったですね。

――第4クオーターでは一時3点差を付けられてしまいましたが、追い上げました

最後の20分なので、秋山(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)中心となって、ここで終わるわけにはいかない、これは日本一になるための苦難だから、楽しんで逆転しようということで、チームとしても楽しめて第4クオーターは臨めました。

――敗戦となってしまいましたが、慶大との差はどこにあると思われますか

そこは詰めの甘さかなと思います。自分たちもすごく準備してきて、絶対に負けない気持ちでやってきたんですけど、それを出すまでが準備だと思うので、出せなかった第1、2、3クオーターは自分たちの実力のなさだったのかなと思います。

――ここまでラクロス部として過ごしてきた4年間を振り返っていかがですか

先輩にも後輩にも同期にも恵まれました。試合に先輩方はたくさん来てくれますし、負けたからかもしれないんですけど、自分たちのために涙を流してくれた後輩がたくさんいたので、すごく幸せだったなと思います。

――4年間支え合ってきた同期に伝えたいことはありますか

すごい楽しかったですね。普段何気ない時にふざけちゃうのが僕らの代のあまり良くないところなんですけど、秋山が中心となってそれをまとめてくれたので、バラバラのように見えて、すごくまとまった代でした。

――日本一を託すことになる後輩の方々へのメッセージはありますか

秋山中心に変わろうといってきて、変わってきたんですけど、1年では全然足りなかったと思います。でも、2年、3年とやっていけたら、勝てるチームになると思うので、頑張ってください。

AT道本愛一郎(文構4=神奈川・逗子開成)

――試合を終えた今の心境を聞かせていただけますか

ここで終わると思っていなかったので、驚いています。

――試合内容全体を振り返って感じることを教えていただけますか

やっぱりオフェンスもディフェンスもミスが多かったので、そうなると苦しい展開になるんだなと感じました。

――ご自身のプレーに関してはいかがですか

自分も得点のチャンスがあったんですけど、右手が使えないという自分の弱点が思いっきり出てしまったので、もっと練習しておけば良かったと思っています。

――ラクロス部で過ごした四年間を振り返っていかがですか

『日本一』になれたら最高だったんですけど、大切な仲間と出会えたことは本当に良かったです。

――一緒に戦ってきた同期に向けては

ベンチに入っていなかった選手には本当に申し訳ないという気持ちです。あとはこれからもよろしくという感じですね。

――後輩に向けてのメッセージをお願いします

今Aチームにいる後輩は勝手に頑張るので特に心配はしていないんですけど、自分みたいに3年までBチームで4年になってAチームに上がって試合に出る選手もいると思いますし、そういう選手が頑張らないとチームとしてきつくなってくるので、Aにいる人はそういう選手も巻き込んでほしいですし、BからAに上がる選手はもっと努力して頑張ってほしいと思います。

MF田口一希(法4=東京・早大学院)

――試合を終えた今の気持ちを聞かせていただけますか

率直に悔しいというのが第一で、あとは四年間一緒にやってきた同期、後輩たちに感謝の気持ちを伝えたいです。

――試合全体振り返っていかがですか

試合序盤でこちらがディフェンス、オフェンスで簡単なミスをしてしまって。最後は何とか反撃したんですけど、日本一になるべきチームとして1試合を通じて圧倒できなかったので、自分たちで自滅してしまった印象です。

――第4Qで1点差に迫るショット決められたシーンを振り返っていかがでか

第4Qで負けている状態だったので、ここは四年生が頑張らないといけないと思っていました。流れ的にもワセダに傾いてきていて、ことしのチームならあの状況からでも逆転する力があると思っていました。自分で点を取ろうと思って入ったので、良かったです。

――1年間オフェンスリーダーとしてチームを引っ張ってこられたと思います

今までスポーツをやってきた中でリーダーなどはしてこなかったんですけど200人という大人数の部活でリーダーをやってきて自分のことだけでなく組織全体がどうやったらうまく回るだとか、Aチームだけでなく下級生とどう接したらラクロスに集中してもらえるのかを考えてきて。日本一は獲れなかったですけど、自分の人生の中ではいい経験になったなと思いますね。

――四年間を振り返っていかがですか

四年間の学生生活はほとんどラクロスに捧げてきて、自分たちだけではなく一緒にやってきて負けてしまった先輩方が応援してくれていて。きょうの試合の前日も2年前の主将の方だったり、四年生、去年の四年生の先輩方も連絡をくださったりして。本当に自分たちだけではなく、ワセダラクロスとして戦っているという思いがあって。その感謝の気持ちや、先輩方にラクロスを教えてもらったこと、コーチの方々に週末来ていただいた恩返しを日本一というかたちでしたかったなと思います。また、僕らの代は自分もそうですけど、ヤンチャな人間が多くて。最初四年生になった頃は自分勝手なこともしたりしていたんですけど秋山(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)が日本一になるチームのあるべき姿を秋山自身が見せてくれて。そこでだんだんスローガンの『CHANGE』の名の通り四年生が変わっていきました。そこでFALCONSを倒して秋山を日本一の主将にしたかったというのが僕の中では残っています。

――四年間共に過ごした同期の選手に向けて一言お願いします

一緒にAチームで戦ったプレーヤーにはありがとうと伝えたいですし、ベンチに入れなくて応援してくれた選手たちには試合に勝てず日本一を獲れなくて申し訳ないというのと、応援ありがとうございましたというのを伝えたいです。この同期というのは部活が終わっても関わり続けていくと思うので、これからもよろしくといった感じですね。

――最後に後輩のプレーヤーに向けて一言お願いします

ことしの三年生はチームの中でも中心となってくれた選手が多くて。そういう意味でもらいねんも日本一は狙えると思うのでなってほしいですし、僕たちにあった甘さ、油断を反面教師にして、らいねんこそFALCONSを倒して日本一になってほしいです。

MF阿部翼(スポ4=東京・小山台)

――試合を終えた今の心境を聞かせていただけますか

きょうでこの部活を引退するという実感がまだあまり湧いていなくて。これからも朝起きて部活に行ってしまいそうな感じでいます。

――ディフェンスの場面で出場されていましたが、きょうのご自身のプレーを振り返っていかがですか

あまり出場機会がない中で自分の役割を果たしたいと思っていたんですけど、クリアの場面で1つミスをしてしまったりして、もっとできることがあったなと非常に悔しい気持ちです。

――チーム全体の戦いぶりについてはどのように感じていらっしゃいますか

関東ファイナルということもあってみんな結構緊張していて、ミスは多かったんですけど、楽しんでやれた部分もあったと思うので、そこは良かったと思います。

――ラクロス部での四年間を振り返っていかがですか

僕は結構怒られるキャラで、秋山(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)に怒られるキャラNO・1と言ってもいいくらいで(笑)。毎日朝早く起きるのもつらかったですし、苦しいこともたくさんありましたけど、なんだかんだすごく楽しかったですね。今となってはもうちょっとラクロスをしたいなと思っていますし、この部活に入って本当に良かったです。

――四年間一緒に戦ってきた同期にはどのようなことを伝えたいですか

自分1人ではここまでうまくなることはできなかったと思いますし、自分は特にいろいろな人に支えられてここまで成長できたので、本当にありがとうと伝えたいです。

――最後に後輩に向けてメッセージをお願いします

自分の場合は特に秋山にいろいろと怒られて私生活の行動とかもしっかりやるようになったんですけど、そういうことに気付くのが遅かったと自分でも思っていて。後輩たちには悔いのないように、変えられるものはどんどん変えて、今度こそはケイオーに勝ってFALCONSも倒して『日本一』になってほしいと思います。

MF池田侑大郎(商4=東京・早実)

――試合を終えた今の心境を聞かせてください

負けると思っていなかったので、実感が湧いていないというのが正直な気持ちです。

――試合内容全体を振り返っていかがですか

結果として1度もリードを奪えなかったので、相手の勢いにこちらが飲み込まれてしまったなと。ワセダだけで見てもミスもかなり多かったですし、負け惜しみになってしまいますけど、力を出し切れていなかったから負けたという感じはありますね。

――きょうのケイオーのプレーの印象というのは

前々から分かっていたようにパス回しやうまいプレーが多くて。それに加えて強い1on1ができる選手だったり強いシュートが打てる選手だったりとタレントがそろっているのですごく強いチームだと思っていましたし、きょう試合をやってみてその通りだったなと感じました。

――ラクロス部での四年間を振り返っていかがですか

最近思うようになったことなんですけど、入って良かったなと。僕は高校ではサッカーをやっていて、大学は体育会に入りたいなと思って何をやろうか悩んでいた時にいろいろな選択肢がある中で縁あってラクロス部に入って、大変な時期もありましたけど、それを何とか乗り越えてここまでこられたことは良かったなと最近思っていて。ただこの敗戦を受けてということに関してはまだ実感が湧いていないですね。

――一緒に戦ってきた同期に対してはどのようなことを伝えたいですか

同期はそれぞれの道で輝く人が多いなと感じていて。Aチームのプレーヤーはもちろんプレーで輝いていますし、プレーを辞めて分析班に回った人たちはこの一年間正直プレーをやっていた時よりも輝いていたと思いますし、トレーナーやマネジャーも毎日のように走っていましたし。こんなに強い同期といられてありがたいなという気持ちですね。

――最後に後輩に向けてのメッセージをお願いします

ことしは良くも悪くも4年生が多くて4年生主体で動いていた部分があったので、3年生はここからすごく大変な1年間になると思いますけど、ことしの3年生もすごく多いので、らいねんもきっと乗り越えていけると思っています。ただ2年生は人数が少ないので、3・4年生に負けじと2年生がどれだけ頑張ってくれるかなと。このままだとワセダはここから強くなれないと思うので、もちろん3年生も頑張ってほしいですけど、2年生にも頑張ってほしいと思います。

MF坂入嵩大(社4=東京・早稲田)

――試合を終えた今の心境はいかがですか

悔しいです。相手にリードされる展開だったんですけど、そこからいい感じに追い付いて自分もベンチからこのまま逆転できると信じていたので、そこで勝ち切れなかったことが悔しいです。

――試合全体を振り返っていかがですか

自分は結構ディフェンスで出ているんですけど、そこで耐えなければいけないシーンがあって。相手がリードしてる段階で絶対に守らなければいけないところで、自分の中では結構集中してできていたと思っていました。マイボールにすることにも関われたので、自分としては良かったんですけど、チームとしてはミスなどの流れを悪くしてしまうプレーを断ち切れなかったことが最後までリードされた要因かなと思います。

――終盤の猛攻を振り返っていかがですか

最初は結構点を取られていたんですけど、最後ディフェンスが集中してオフェンスが点を取れる機会が増えていって。同点にまで追い付かないといけないところでオフェンスが決め切れないと追いつけないのかなと最後強く感じさせられました。

――四年間を振り返っていかがですか

自分はBチームにいることが多くて、去年もAチームにいさせてもらったんですけどそこから落ちてしまったり、ことしは夏合宿の初日まではいたんですけど、落ちてしまったりしていて。前回の関東ファイナル4の前に急きょ(Aチームに)上がることになったんですけど、いろんなチームを経験しながら後輩に伝えるべきことが伝えられていなかったというのがあって。自分のプレーで精一杯になってしまう部分があったんですけど最後Aチームで出れたことはうれしく思いますし、最後勝ち切れなかったのは悔しいですけど、試合に出れない仲間の分まで背負って戦うのは楽しかったので、悔いがないとは言い切れないですけど、楽しい四年間でした。

――四年間共に戦った同期プレーヤーに向けてはいかがですか

本当にありがとうと伝えたくて、この学年はいろいろなことがあって、最初は最強世代になると言っていたんですけど、そこから伸びず、最後のシーズン、最初に学年でミーティングしたときももっと一つになって日本一になろうと話していて。自分がAチームに上がると同時に(Bチームに)落ちた選手からもヒントをもらうことも多くて、その仲間のためにも頑張ろうと思いましたし、彼らがいたからこそ自分もAチームでの役割を見つけることができたので、感謝しかないです。

――最後に後輩プレーヤーに向けて一言お願いします

いろんな後輩がAチームで活躍して僕たちが達成できなかった社会人を倒して日本一になるというのを達成してほしいです。そのためにも一人一人がチャンスが巡ってきたときにつかむことが大事だと四年間思ってきて。下のチームに落ちてしまうこともあると思うんですけどチャンスをつかんで、チームの中で自分はどう活躍するのかイメージを持って常にプレーすればおのずと日本一は見えてくるので、頑張ってほしいです。

MF内藤壮志(政経4=埼玉・早大本庄)

――今の率直なお気持ちを教えてください

全然まだ実感がなくて、あしたからもまだまだ練習するような気がしているんですけど、まわりの選手とかが泣いているのを見たときに引退したんだなと感じています。まだ全然整理できていないという感じです。

――きょうの試合では慶大にリードされる展開でした

負けてしまったんですけど、自分たちはこれまでやってきた努力とか練習に自信があったので、劣勢の展開でもいつか絶対に追い付くと、味方を信じることができていて、1点差まで迫ったときに、これは勝てるなと気持ちとしては思っていたんですけど、1歩及ばずという感じです。

――第4クオーターでは3点差を付けられましたが、1点差に詰め寄りました

第4クオーターに入るときに1点差で、絶対にひっくり返して、自分たちの4年間をこの20分に、くらいの気持ちでやっていました。

――ラクロス部での4年間を振り返っていかがですか

楽しかった思い出より、しんどかった思い出とか苦しかった思い出の方が多いんですけど、それでもそのときどき、楽しかったときにそばにいてくれたのがチームメートだったので、そのメンバーと一緒にいれたという、感謝みたいな気持ちの方が今は強いです。

――同期の方々に伝えたいことはありますか

ありがとうという一言に尽きます。

――最後に、今後を託すことになる後輩の方々へのメッセージはありますか

自分たちはここで引退というかたちになりますけど、後輩にはまだ1年あって、自分たちの悔しい思いとかを喜びに変えてもらって、自分たちもたくさん応援に行くと思うので、そこで仇をとってもらえればいいかなと思います。

MF林祐希(人4=奈良・智辯学園)

――試合を終えた今の率直な気持ちはいかがですか

引退という実感がなくて。ことしのスローガンが『CHANGE』ということで秋山主将(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)がいろいろな部分を変えていったんですけど、個人で変え切ることができなかったかなと思います。自分もそうですけど、もっと努力したり変われる部分があったので、らいねんの後輩たちにはもっとCHANGEして頑張ってほしいです。

――試合全体を振り返っていかがですか

いつものワセダらしくできなかったのが自分の中にはあって。本来の力を出せば勝てたので、そこを出し切れなかったのが悔しかったです。

――最後まで攻め続けた第4Qを振り返っていかがですか

その時自分はベンチメンバーで主力に任せるしかなくて、祈っていた感じです。

――きょうのご自身のプレーを振り返っていかがですか

クリアをしたりするのが自分の役目なんですけど、得点できるシーンでミスをしてしまってそういう時の勝負強さだったり、日頃の練習からもっとやっていればなと思いました。きょうはまぁまぁでしたね。

――四年間振り返っていかがですか

本当に同期に恵まれて楽しかったですし、いい思い出しかないんですけど、最後自分たちの目標であった日本一の景色が見れなかったことは心残りです。

――最後に後輩に向けて一言お願いします

日本一という目標はらいねんも掲げると思うんですけどことしは例年に比べてすごく練習した代で、それだけ練習量だったり秋山主将が自分たちの練習態度やプライベートでの態度を変えてくれていいチームになったと思ったんですけど(日本一は)届かないカベだったので、カベを超えるには今回の努力では足りないですし、もっとやらねばならないということで、これまで以上に努力して頑張ってほしいです。

MF野呂太郎(教4=神奈川大付)

――試合を終えた今の心境を聞かせていただけますか

終わった瞬間は悔しかったですけど、いい同期がいてくれたので時間が経ったら気持ちを切り替えられたというか。いい仲間に囲まれたなと改めて思いました。

――慶大を追い掛ける展開が続きましたが、どのようなことを思いながらプレーされていましたか

自分はMFの中でもディフェンスメインで出ていて。自分の1つ1つのプレーで相手のボールをダウンさせたり、クリアの時にオフェンスにボールをつなげることができたらということをずっと考えていましたが、あまりボールを落とせなかったりクリアでなかなかボールをもらえなかったりしたところが駄目だったのかなと思います。

――試合後のミーティングでは秋山主将(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)からどのような話がありましたか

ケイオーに負けて悔しいし、後輩たちにはもうこのような悔しさを味わってほしくないからケイオーには絶対に負けるなという話がありました。

――ラクロス部で過ごされた四年間を振り返っていかがですか

4年になってからすごくギアが上がって、ラクロスに真摯(しんし)に向き合ってきたなと自分でも思っています。3年の時はAチームにいることで満足していた自分がいて、それ以上はあまり求めていなかったので、振り返ってみるとまだできることがあったかなという思いはありますね。

――同期に向けてはどのようなことを伝えたいですか

50人もいるので、またどこかでお会いしたいなと(笑)。

――最後に後輩に向けてのメッセージをお願いします

僕たちは同期の人数が多くて、丸山(DF丸山将史、政経4=東京・早大学院)や黒瀬(DF黒瀬聡志、政経4=東京・錦城)や潤一(AT鈴木潤一、教4=東京・城北)や秋山みたいに頼りにされる人が多かったのかなと思います。これから引っ張って行く後輩の3年生とか2年生は4年生が抜けた穴をしっかりカバーできるようにBチームやCチームも含めて今以上に真剣にラクロスに取り組む人が増えていってほしいですし、らいねんの(全日本選手権)優勝につなげてくれたらと思います。

DF丸山将史(政経4=東京・早大学院)

――試合を終えられて、今のお気持ちはいかがですか

僕はずっと上のチームでやってきて、今年1年間も頑張ってきて、最後は勝てなかったんですけど、やり残した悔いみたいなものはなくて、やり切ったので、良かったかなと思います。

――きょうの試合を振り返っていただけますか

みんな緊張していたのか、試合の入りから点を取られて、焦った部分があって、第2クオーターはクリアもうまくいかなかったです。そのあたりを僕がもう少しコントロールできれば試合をうまく運べたと思います。

――ことしはDFリーダーとしてチームを引っ張ってきました

去年、ファイナル4で負けて、上のレベルでは通用しないと思い、この1年は色々取り組んできて、かたちとなった部分もあったんですけど、それを周りに伝えて、周りのレベルも引き上げることができれば良かったなと思います。個人としてはやるべきことをやってきて、結果としてかなり成長できたので、後悔はないんですけど、周りの育成とかをできて、組織として強いDFをつくれれば良かったなと思っています。

――ラクロス部での4年間を振り返っていただけますか

上のチームに入れてもらって、いい経験を下級生のうちからさせてもらっていたので、過去の4年生に恩返しをできなくて、悔しいんですけど、4年間を振り返ると楽しかったなと思いますし、田口くん(MF田口一希、法4=東京・早大学院)が誘ってくれたおかげで4年間、僕の生活の中心となるものができたので、田口くんにはありがとうと伝えたいです。

――同期に対して伝えたいことはありますか

勝ちたかったです。それは自分のためというよりもチームのためで、応援してくれる人とかいろんな人の思いをことしは感じてプレーしてきて、同期はいろいろとやってくれていたので、勝ちたかったです。

――最後に、後輩のDF陣へのメッセージはありますか

技術の部分が去年やっていて足りないと思っていて、技術を高めることをやってきたんですけど、それを感じ取る意識、何かを変えようとする意識を持って取り組むことが自分を成長させてくれると思います。どんな練習においても、どういことを意識して、何を変えなければいけないのかを常に考えながらやることで高いレベルに到達することができるので、何が1番であるかは言えないんですけど、その1つ1つを意識してプレーすることが大事なのかなと思います。

DF荒井勇希(社4=埼玉・早大本庄)

――試合を終えた今の気持ちを聞かせていただけますか

開幕戦に自分は出ていなくてベンチ外から見ていたんですけど、夏休みやってきたことが出せて大差で勝てて、それからも気が緩むことなく練習してきたので、こういう結果になったのは予想外で勝てる試合だったなと思います。

――試合全体を振り返っていかがですか

最初慶大が2点決めて追い掛ける展開でそこでのイメージがみんな足りなかったのかなと思います。

――きょうのご自身のプレーを振り返っていかがですか

自分は第2Qから出て、気持ちを前面に出して絶対に勝とうとやったので、見てる人からは恥ずかしくないようなプレーはできたかなと思います。

――ここまでの四年間を振り返っていかがですか

割と早かった感じですね。一年の頃から僕はずっと上のチームにいたわけではなく、下のチームにいてことしやっとAチームで活動させてもらったので、つらかったですけど楽しい四年間だったかなと思います。

――同期の選手に向けて一言お願いします

みんなラクロスが好きなわりにふざけてしまう人が多いので、一緒にラクロスをしていてもオンとオフがしっかり分かれていて本当に楽しかったですし、四年間一緒にやってきてかけがえのない仲間ができて、これからも一生付き合っていく仲間なのでうれしく思います。

――最後に後輩の選手に向けて一言お願いします

きょうの一点差で負けた敗戦を受け止めて、その悔しさはいつか忘れてしまうときもきてしまうとは思うんですけど、つらくなった時悩んだ時にきょうという日を思い出して二度とこのような思いはしたくないと感じてもらえればうれしいです。

DF黒瀬聡志(政経4=東京・錦城)

――ファイナル4の時に足を痛められていたようでしたが

僕は体力がなくて足がつっちゃうので、途中でベンチで休んでいました。なのできょうも休みながら出ていました。

――試合内容について感じていることを教えていただけますか

やっぱり勝てなかったことが全てだと思うので、1人1人の甘さが積み重なった結果だと思っています。

――ご自身のプレーに関しては振り返っていかがですか

ずっと試合で点を取ると言い続けてきて、実際に2点取れて自分自身すごくうれしかったですし、まだ行けるぞとチームに思わせることができたと思うので、そこは良かったと思っています。

――公式戦で1試合に2得点決められたのは初めてですか

FALCONSとの練習試合では2点決めたことがあるんですけど、公式戦では得点自体初めてだと思います。

――きょうは大活躍でしたね

ありがとうございます。

――ラクロス部で過ごされた四年間を振り返って今思うことを教えていただけますか

僕は大学生活の全てをラクロスにささげてきて、部活の時間以外もずっとラクロス部の部員と一緒にいましたし、みんなの代表として試合に出てチームを勝たせられなかったことは申し訳ないと思っているのと、あとはたくさん感謝することがありますね。

――同期にはどのようなことを伝えたいですか

この一年間みんなが『日本一』を目指してやれていたのはすごく感じていて。そんなチームでも勝てなかったことに対しては悔しい気持ちもありますし、自分としてはやり切ったという思いも少しあります。でも秋山(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)の頑張りをすごく見てきたので、勝てなくて申し訳ないなという思いでいっぱいです。

――最後に後輩に向けてのメッセージをいただけますか

まず自分たち4年生だけではここまで勝ち上がってこられなかったので、すごく感謝しています。自分から見たらかわいい後輩ばかりで、実力もありますし、僕たちの思いも背負って戦ってくれとまでは言わないですけど後輩が勝ってくれたらすごくうれしいので、『日本一』という目標に向かって毎日を大切に大事に過ごしてもらいたいと思います。

DF高橋洋太(創理4=埼玉・県川越)

――今の率直なお気持ちを聞かせていただけますか

今後、どう生活していけばいいのかが分からないみたいな。悔しさもあったんですけど、本当に負けてしまったのかという実感があまり大きくない感じです。

――きょうの試合ではリードを許す時間帯が続きました

リードされる展開が続く中で、1回追い付いたんですけど、その時に自分のところで失点をしてしまい、そこで踏ん張り切れなかったところが1番心に残っています。

――4年間の競技生活を振り返っていかがですか

めちゃくちゃ長い4年間だったんですけど、最後にこうしてAチームで出させてもらって、結果が出せなかったら何も意味がないことだと思うので、4年間が何だったのだろうという思いが強いです。

――4年間共に戦ってきた同期に伝えたいことはありますか

試合に出れなかった人たちに対しては勝てなくてすごく申し訳ないと思いますし、一緒に試合に出ていた人たちにも、自分のところで何回もやられてしまったので、申し訳ないという気持ちです。

――最後に、後輩に向けてのメッセージをお願いします

絶対に日本一を取れるチームになると思いますし、能力が高い選手が多いです。ことしは練習量も多めにやっていたと思うんですけど、これでも勝てなかったので、それを超える練習をして、絶対に日本一を取ってほしいと思います。

DF直井祐太郎(人4=埼玉・栄東)

――試合を終えて、今のお気持ちは

あまり負けると思っていなかったので、終わってしまったことが信じられていないという感じです。

――きょうの試合でも後方からチームを盛り上げていました

自分のプレーとしては、もう少しできたところもあったんですけど、9割以上は出せました。

――4年間のラクロス部での日々はいかがでしたか

あっという間だったかな。きょう引退ということが信じられていないのもあるんですけど、あと1カ月はラクロスをやっているつもりで、ずっと努力をしていたので、まだもっとラクロスをやりたいなというのが本音です。

――4年間一緒に過ごした同期への思いはありますか

同期には感謝とか尊敬ですかね。主将がずっと自分たちの前を走ってくれてたから、勝たせてあげたいという思いがあったし、同期もことしはすごく頑張ったと思うので、尊敬してます。

――後輩の選手に向けて伝えたいことはありますか

どんなに頑張っても勝ったチームが強いわけで、内容が悪くても勝てば別にいいと思うので、自分たちのようにならず、絶対に負けないようにしてくださいと思っています。

DF仁尾駿介(国教4=埼玉・早大本庄)

――きょうの関東ファイナルにはどのような気持ちで臨まれましたか

今シーズンの目標が全日本選手権優勝だったので、きょうの関東ファイナルはあくまで通過点であって、去年の学生日本一のケイオーにも、特にこの1年で僕たちが取り組んできた練習で勝てると思っていたので、そこまで気を張らずに「勝てるだろう」という自然体で臨みました。

――試合を終えた今の心境はいかがですか

自分も少し出させてもらったんですけど、本当に実感が湧かないと言うか。今までやってきたことをうまく出せなかったことが大きな敗因の1つだと思っていて。勝つ自信はありましたし、実力で見ても全然負けていないと思っていたんですけど、気の緩みとかおごりが敗戦につながってしまったのかなと感じています。

――きょうの相手のプレーの印象は

前回の関東ファイナル4でケイオーが一橋大に勝った時に5点くらいビハインドの状態から逆転勝利していてものすごく勢いがあるから必ず自分たちが先制して相手の勢いを消してから自分たちのプレーに持って行こうというのが目標だったんですけど、先制されてからずっとリードを奪えず、追い掛けて追い付くという展開で試合をしてしまったことも敗因だと思います。相手を乗せてしまったことが1番良くなかったところですね。

――ラクロス部で過ごされた四年間を振り返っていかがですか

すごく楽しかったというのが1番ですね。同期と一緒にお昼ご飯を食べたり、帰りの電車で「きょうの練習つらかったね」と話したりした生活があしたからできないと思うと、必ず毎日あった日常がもうなくなってしまうので、はかないというか。つらかったことももちろんあるんですけど、最後に振り返ってみると本当に楽しかったなと思います。

――四年間一緒に戦ってきた同期に向けては

僕自身はそんなに活躍できていないですけど、周りの同期には本当にお疲れ様という気持ちです。自分の私生活を削ってラクロスに取り組んでいた姿を目の当たりにしていたのでお疲れ様ということと、これからはラクロスだけではない自分たちの人生を精進していこうと言いたいですね。

――最後に後輩に向けてのメッセージをお願いします

ことしのスローガンが『CHANGE』ということで練習量も練習メニューも大きく変わりまして、ワセダ全体の実力の底上げも相当できたと思います。個人の意識もものすごく高くなりましたし、メンツもそろっているので、らいねんは本当に『日本一』を目指せる環境にあると思っています。後輩たちは今回の敗退も目の当たりにしているので、おごることなくやってほしいですし、振り返ってみれば4年間も本当に短いので、今はつらいかもしれないですけど、そこは歯を食いしばって頑張れば必ずいい景色が見られると思うので、らいねんはぜひ『日本一』を獲ってもらいたいと思います。

G高杉昂生(文構4=東京・桐朋)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

先制されて追い掛ける立場となり、点を取ろうとしてもなかなか取れなくて追い付こうとしてもなかなか追い付けないといった苦しい時間帯が続いてしまった中で、こっちも追い付き追い越せの気持ちでやっていたのですが、ミスも多くて一歩力及ばずといった感じです。最後まで流れをモノにすることができなかったです。

――きょうのご自身のプレー振り返っていかがですか

自分は結構ゴールから飛び出るプレーを得意としていたのですが、相手にそれをしっかりスカウティングされていたと感じています。自分が不用意に出過ぎてしまったシーンで失点に絡んでしまったので、自分の長所を逆手に取られてしまったところで反省すべき点があったかと思います。

――きょうで引退となりますがこの4年間を振り返って今の率直なお気持ちを教えてください

まだ実感が湧いていないのですが、シンプルに負けたことが悔しくて、引退どうこうよりもこういう負け方をしたということが悔しいです。4年間いろいろありましたが、いつもの練習試合で負けたときの悔しさと同じような、改善点あったなと思うような悔しさの方が大きくて、4年間の引退という実感がまだ湧いていないかなという感じです。

――試合の後、周りのチームメイトの方とどのようなお話をされましたか

基本的にはごめんねという感じです。自分がゴーリーを任せてもらっている身なのに守り切れずに失点をしてしまいましたし、申し訳ないからごめんねというのと、4年間一緒に戦ったいい仲間たちだったので4年間ありがとうという話をしました

――4年間共に戦ってきた同期の皆さんにメッセージをお願いします

自分は結構どっちつかずというか、ラクロスに全力をささげるとか、死ぬほどラクロスのためだけに生活をささげてきたわけではないので、例えば潤一(AT 鈴木潤一、教4=東京・城北)とか黒瀬(DF 黒瀬聡志、政経4=東京・錦城)みたいに日本代表に選ばれているような同期のメンバーや、秋山(AT 秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)のラクロスに対する姿勢に比べても、自分はラクロスだけというわけではなくそういう点ではちゃらんぽらんなところもあったかもしれないですが、そんな自分のことをチームに必要だと言ってくれて4年間信頼し続けてくれたことに対してありがとうと伝えたいです。

――日本一の夢を託すことになった後輩の方々に向けてメッセージをお願いします

個人的なところで言えば、2年間ずっとG 西谷光平(社3=東京・早実)いう大事な存在がいて、彼がいたから僕も全力でプレーできたところがあるので、2年間ずっと頑張ってくれててうまくなったなとも思っているので、個人的なメッセージとして彼に是非頑張ってほしいです。学年としては3年生や2年生は4年の僕たちを慕ってくれた代だなと思っていて、常日頃からコミュニケーションを取ってくれますし、こっちとしてもすごく頼りになる後輩たちだったので、らいねんこそは是非自分たちの代の悪いところは改善しつつも良いところは引き継いで全日本選手権優勝を目標に頑張ってくれればいいなと思います。

MG岡野紗希(教4=東京・竹早)、MG鈴木美琴(文構4=東京・鷗友学園女子)、MG木村陽歩(商4=岡山)

――きょうの関東ファイナルにはどのような気持ちで臨まれましたか

鈴木 ファイナルは私たちにとっては1年生の時以来の3年ぶりの舞台で、しかもその時と同じ対戦相手ということで、「やっとここまで帰ってこられたな」という思いがありました。憧れの先輩方を超えたいという気持ちと、開幕戦もいい流れで勝てたので絶対に勝ちたいという思いで臨みました。

木村 私も同じことを思っていて、全く同じ相手でしかも同じ場所でファイナルを戦うということで、この場所で勝って関東1位にならないと『日本一』への道に進めないんだなと思っていて。それに1番ふさわしい対戦相手であるケイオーを本当に倒したいという気持ちでしたし、今まで以上に自分自身も緊張した試合でした。

岡野 3年ぶりのファイナルで、相手はケイオーだったので相手として不足のない最高の舞台だなと思いつつ、勝つことしか考えていませんでした。ここを勝てば『日本一』がかなり近づくことも分かっていたし、この先の景色をまだ私たちは見たことがなかったので、とりあえず勝つことしか考えていなかったです。

――ベンチから試合を観ている時はどのような心境でしたか

岡野 ここまでのリーグ戦(関東学生リーグ戦)は開幕戦もそうなんですけど私たちが先制して追い掛ける展開がそんなにない試合が続いていたのに対してきょうはシーソーゲームだったので1点1点の重みを感じて。ベンチの中での自分の仕事をしながらいつもよりも試合を観てしまったなと思っています。気持ちが入りすぎた部分があって試合から目が離せなかったですね。

鈴木 3点差までつけられた時には早慶戦って本当に苦しいなって思ったんですけど、同期の4年生が活躍してくれたり、ベンチでもすごく声を掛けたりしてくれていて、4年生の気迫というものをすごく感じられました。最後1点差まで詰め寄って、ラスト1分を切ってもワセダがボールを持っていたので、ゴールを決めて同点でサドンビクトリーの流れを信じてやって自分の仕事をやっていました。最後まで4年生の意地が見られた試合だったなというのがベンチから見ていて1番感じられました。

木村 最初から結構苦しい展開だったんですけど、けさ岡野さんがMGのグループラインで「勝つために仲間を信じる」というメッセージを伝えてくれていて。勝負事なので、自分は直接得点することはできないけれどもどんなに負けている状態でも仲間を信じて応援することで何かできるんじゃないかと思って、最後まで勝つことを信じて観ていました。

――実際に試合を終えた今の心境はいかがですか

岡野 まだ実感がなくて。試合の記憶も所々しかなくて、あっけないなという感じです。

鈴木 負けるとこんなにあっさりすべてが終わってしまうんだなということをすごく感じています。今まで積み重ねてきたものはいっぱいあったし、今までもいろいろな思いをしながらやってきたんですけど、80分で1回負けてしまうだけで全部終わってしまうあっけなさがあるんだなという思いと、まだ負けて引退したという実感はあまりないんですけど、負けてもうあとは後輩にたくすしかないんだなという寂しい気持ちですね。

木村 自分自身負けてしまったことをすんなり受け入れられていない部分があって、あしたからもずっと続いていくような気がしています。四年間やってきた中でも特に秋山組でやってきた一年間の集大成を1つの勝たなければいけない試合に反映させることの難しさを感じましたし、こっちがいくら頑張ったからとかではなくて勝負の世界は本当にあっけないなと思いました。

――MGとして活動されてきた四年間を振り返って

岡野 1年生の頃は新人戦の自分たちの試合しか観られていなくて、ファイナルも観に来てはいたんですけど、正直あまり記憶がなくて。3年の時もものすごく『日本一』を見据えられていたかと言うとそうとも言えなかったなと思っています。でもことし一年間は自分たちと代ということもあって、ことし一年間もいろいろあったんですけど、本気になれた一年だったなとも感じています。そう考えると、さっきもコーチと話していたんですけど、総じて楽しかったなと今思っています。

鈴木 紗希も言った通り四年間いろいろありましたしMGの中でもいろいろあって、三人でそろってやってきた期間は実際には四年間の全てではなくて。それでも最後は二人と一緒にできて、ここまでこられたということに関してはすごく良かったなと思っています。私が『巧より強たれ』のブログにも書いたことなんですけど、今振り返って苦しいこととかつらいことはいっぱいあった中で今思えばそれも楽しかったなという思い出に変わってしまったことをすごく実感していて。さみしいなという気持ちでいます。

木村 四年間を振り返ると各年でいろいろあって、それを1つずつ乗り越えてきた仲間と最後は笑い涙で終わりたかったというのが今の率直な気持ちではあります。部活は終わりますけど、次のステップに進んだ時に絶対にタメになる四年間だと思うし、自分が下の代の時に先輩がどう思ってきたのかとか、先輩が後輩に対してどう思っていたとかも4年生になって4年生という立場に立って考えたり見ることができたので、本当に1つ1つの学年に思い入れがあって。でもみんなも言っているように総じてあっという間で、楽しいことばかりではなかったけれどやって良かったと思える四年間でした。こう言ってしまっているのが悲しいんですけどね…。

――同期のプレーヤーに対して伝えたいことは

岡野 感謝しかないですね。最後に4年の意地を見せた姿を見られただけでもありがたいし、ここまで来られたのも今まで1年生の時から積み上げてきたものがあったからで、強い代と言われるこの代のMGになれたことが本当に幸せだなと思っています。ファイナル4の時も思ったんですけど、このチームのMGになれて本当に良かったと思っていて、本当に感謝しかないです。

鈴木 私たちの目標はここ(関東制覇)ではなかったので、負けてしまって悔しい気持ちはもちろんあるんですけど、ここの舞台に立てたのも関東にたくさんある大学のラクロス部の中でもワセダとケイオーだけという意味ではその2校に残してもらえたことは本当に感謝しています。あとはMGとしても結構選手に思うがあったり、私たちは結構いろいろ言ってしまう3人なので「もっとこうしてよ」と言ってしまうこともあったんですけど、それをスタッフだからではなくて同期の意見として聞き入れてくれたことにも感謝しているし、人数が多かったですけどこの代のMGをやらせてもらえて本当に良かったと思っています。

木村 1年生の時から新人戦でサマー(ステージ)とウィンター(ステージ)で優勝して、最強世代だと言ってもらえて、その世代にいられることはすごく幸せなことだと思っています。ことしはグランドスラムを達成した3年生と最強世代と言われる4年生がフルで試合に出られる年だったので、後輩のみんなにもありがとうと言いたいですし、後輩がいたからこそ私たちがこういう景色を見させてもらったというのもあります。同期は同期でいろいろと衝突もあったんですけど、付かず離れず最終的にはうまく仲良くなれましたし、自慢の同期だなと思います。

――最後に後輩に向けてのメッセージをお願いします

岡野 技術的なものとか仕事に関しては何も心配はしていないですけど、ことし一年間ずっと『日本一』のチームにふさわしいスタッフになることずっと言ってきていて。みんなもそのことを分かっているとは思いますし、本当に頼もしい子たちばっかりなので、強い気持ちを持ってやってくれればこの借りはきっと返してくれると思います。

鈴木 『日本一』を目指す中で厳しい言葉も掛けてきたんですけど、それでも必死に付いてきてみんな大きな戦力になってくれたという意味では後輩の子たちには本当に感謝していてありがとうと言いたいです。私たちは最強世代と言われていて、下の代もグランドスラムを達成していて、このチームなら『日本一』を獲れると誰もが思っている中でコーチの方も指導してくださって、例年よりもかなり練習をしてきたなと思うんですけど、それでも獲れずに関東で終わってしまったということでみんなこれではダメなんだなと感じてくれたと思います。らいねんはもっと厳しくなるとは思うんですけど、きょうの悔しさを忘れないで、スタッフとしても何ができるかというのを考えて、私が応援に来た時に私も知らない景色に連れて行ってくれることを楽しみにしています。

木村 後輩のみんなはそれぞれ個性があって、先輩の指示を仰いだり先輩に従うというよりは自分で「こういうことができるんですけどどうですか」って提案してくれたり、チームが良くなるためにいろいろなことを考えてくれていて、今までにない試みをしたり、秋山組の『CHANGE』というスローガンに対して後輩のみんながすごく答えてくれる姿勢を感じています。そこをみんながらいねん1個学年が上がることによってもっと伸ばしつつ、きょうの悔しい気持ちも忘れずに次のステップへと進めるように頑張ってほしいと思います。

TR橋本春平(スポ4=東京・新宿)

――試合を終えた今の心境はいかがですか

あまり負けた実感がないというか、もちろん負けるつもりもなかったんであまり気持ちの整理がついてない状態です。

――きょうの試合はどのような意気込みで臨まれましたか

六大戦(東京六大学交流戦)で負けて早慶戦(早慶定期戦)で引き分けて、リーグ戦開幕戦で勝ち1勝1敗1分ということで最終決戦だなと思っていたので、ここで勝って日本一へ勢いがつけられたらなと考えていました。

――ベンチから試合はどのようにご覧になっていましたか

少し堅いかなという印象があって。その堅さを取れなかった自分の弱さも感じています。

――四年間トレーナーとしてどのようなことを心掛けられていましたか

一番はみんなをサポートできるような、みんなが求めているそれ以上のものを出せたらいいなと考えながらやっていて最後勝てなかったので、それが足りなかったのかなという印象です。

――四年間共に戦った同期プレーヤーに向けて一言お願いします

四年間見ていてみんなすごくかっこよかったですし、みんなが頑張っているからこの四年間しっかりやってこれたと思っているので、ありがとうと伝えたいです。

――最後に後輩の方々に一言お願いします

僕たちは関東ファイナルで一番負けてはいけない慶大に負けてしまったので、後輩たちは負けてほしくないですし、らいねんはことし以上に厳しくやっていかないと思うのでそれをしっかり感じてほしいです。