米式蹴球部

2017.11.13

関東大学秋季リーグ戦 11月12日 神奈川・横浜スタジアム

WRブレナンが大暴れ!法大に執念の勝利

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 21
法大 ORANGE 13 13

 QB柴崎哲平(政経2=東京・早大学院)の手から放たれたボールが、青空に美しい放物線を描いた後、WRブレナン翼(国教2=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)の手に吸い込まれる。その瞬間、歓声が沸き上がり、笑顔がはじける。そんな光景が3度見られた。1敗同士、優勝へと望みをつなげるために双方にとって負けられない戦いとなった法大との一戦。WRブレナンが3TDの大活躍を見せ、チームを勝利へと導いた。

 試合は早大のリターンで始まった。QB柴崎とWRブレナンのホットラインは第1クオーター(Q)からつながっていく。2回目の攻撃シリーズ、ボールが自陣30ヤードに置かれると、なんとここから70ヤードを2人で攻め込んだ。50ヤードのロングパスを含む3度のパスで、相手に付け入る隙を与えずTD。キックも決まり、7点を先制した。直後のディフェンスではDL丸茂宏太郎(スポ3=山梨・甲府西)がQBサックを見舞わせ、すかさず攻撃の芽を摘み取った。第2Q開始直後、DB石河佑太(創理3=東京・早実)のパスカットなど、安定した守備で法大オフェンスをパントに抑えると、そこから3度フレッシュを獲得。「しっかりとOLで守っていこう」(OL鈴木敬太、法4=東京・早大学院)。そう意気込んでいたOL陣の完璧なパスプロテクションで、コースを見出すに十分な時間を得たQB柴崎。選択したのは再びWRブレナンへのパスだった。オフェンス全員でもぎ取った7点を追加し、14-0。早大ペースで試合を折り返した。

待望のTDを挙げたWRブレナン

 後半開始。法大もここまで1敗を守ってきた強豪だ。簡単には勝たせてもらえない。第3Q、痛恨のリターンTDを喫すると、立て続けに次のシリーズでもTDを許してしまう。相手のキックミスに救われ、14-13と辛うじてリードを守る展開に。それでも冷静さを失わなかったディフェンス陣はLB長尾裕二朗(スポ4=愛知・海陽学園)、LB池田直人(法2=東京・早大学院)の連続サックでさらなる失点の危機を切り抜けた。攻撃権を取り戻したオフェンスは短長様々なパスでリズムを作っていき、残り5ヤードまでボールを進めたところで試合は最終第4Qへ。このまま得点かと思われたが、ここでホールディングの反則を犯し10ヤードの罰退、TDまでの距離は15ヤードに遠のいてしまう。しかしこのピンチも、ぴったりとかみ合った歯車を狂わすには至らなかったようだ。「やってくれると信じて投げました」(QB柴崎)。空中で競り負けないWRブレナンの強みを十二分に生かすため、あえて外側に高く放ったパスで3度目のTD。21-13と点差を広げた。その後はDB高岡拓稔(商2=東京・早大学院)のインターセプトなど、『守備のワセダ』らしい堅い守りで、法大オフェンスにこれ以上の得点は許さない。試合終了間際に勝利を確実にすべく狙ったFGは失敗に終わったが、最後はDB小野寺郁郎(社3=東京・早大学院)が『執念』のインターセプト。8点差を守り切って勝利を収めた。

DL武上副将はこの試合から完全復帰を果たした

 今節のゲームテーマは『FULL』。そのテーマ通り、全員が今持てるすべてを出し切るべく臨んだ試合だっただろう。素晴らしいプレーは随所で見られたが、計55ヤードの罰退につながる10回もの反則を犯している。それでもなお勝利を収められたのは、総合力の高さと評価することもできるが、進化を続けるために修正しなくてはならない大きな課題であることに変わりはない。きょう行われた試合で日大が全勝を守ったことにより、無情にも日本一への道はすで断たれてしまった。つまり、現体制に残された試合は慶大戦ただ一つ。「つくってきたフットボールの集大成を出さなければいけない試合」(高岡勝監督、平4人卒=静岡聖光学院)。課題をしっかりと修正し、有終の美を飾ってほしい。4年生を、勝利で送り出そう。絶対に。

(記事 太田萌枝、写真 加藤耀、江藤華)


得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
早大 PASS #4柴崎→#21ブレナン #20長谷川 7-0
早大 PASS #4柴崎→#21ブレナン #20長谷川 14-0
法大 KOR #7別府 #36三宅 14-7
法大 RUN #18野辺 #36三宅 NG 14-13
早大 PASS #4柴崎→#21ブレナン #20長谷川 21-13
星取表(11月12日現在)
早大 慶大 法大 日大 中大 立大 明大 日体大
早大 11/26 21〇13 3●14 10○7 31○7 23○7 31○13
慶大 横浜 13●17 3●24 10○6 17○16 20●20 10●20
法大 13●21 17○13 11/27 21●21 28○18 31○7 66○31
日大 14○3 24○3 横浜 20○17 42○7 45○7 45○19
中大 7●10 6●10 21○21 17●20 11/26 10○10 6○0
立大 7●31 16●17 18●28 7●42 横浜 17○10 38○10
明大 7●23 20○20 7●31 7●45 10●10 10●17 11/25
日体大 13●31 20○10 31●66 19●45 0●6 10●38 アミノ
コメント

高岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院)

――オフェンスの改善がよくみられましたね

そうですね。オフェンスは今回『リターン』でいこうと、復活を願ってやりました。

――ディフェンスは変わらずの出来でした

ディフェンスは一発QBに持っていかれてしまったけれど、ケガ人が出ながらも粘り強く頑張ってくれましたね。若干相手のエースQBが負傷したのと、1年生でもエース格の80番の神くん(神優成、法政)がケガをしたので、そういう面にも助けられましたけど、みんな頑張ってやってくれました。

――後半にキックオフリターンTDを奪われましたが

キックカバーについてはキッキングチームの中で一番良かったです。なおかつ、(相手は)キックもパントもリターナーが良いのでケアしていて、ハーフタイムに相手のリターンからだから絶対に持っていかれるなと、キックも蹴り分けろよ指示をしたんですけども、持っていかれました。相手の個人技が素晴らしかったですね。

――日大戦から引き続き、反則が多い印象でした

そうですね。それがことしのチームにも象徴されていますね。昨日も一昨日も言ったのは、一生懸命やって起こるミスがパーソナルファウルだったりホールディングだったりするのは致し方ないんですけど、イリーガルフォーメーションやフォルススタートとか不用意なディフェンスホールディングだったり、防げるものは防げないと勝てないよ、という話をしました。それがまだ出ているので、そういう部分でチームのクオリティとしては…どうやったらいいんだろう、という部分ですね。

――最終戦は早慶戦ですが、それに向けてどう取り組んでいきますか

次の早慶戦というのは、陽木(坂梨陽木主将)がつくってきたフットボールの集大成を出さなければいけない試合です。相手が慶大なので、他のチームなら3年生を出すかもしれませんが、早慶戦なので4年生がどう頑張るかですね。

DL武上雅将史副将(社4=神奈川・法大二)

――まずは試合を振り返って頂きたいのですがいかがでしたか

いつもよりオフェンスがコンスタントにできていて、試合の流れを序盤からつかめていたというのがあったので、いつものコンセプトと変わらず自分たちは守るだけだという感じでした。オフェンスとディフェンスが初めてかみ合った締まりのあるいい試合だったかなと思います。

――前回の敗戦からきょうまでどのような点を修正しましたか

自分が特に修正したことは、4年生内の意識を変えることでした。当然のことではあるんですが、言いにくいことも(仲間に)言いにいったということが、今回の結果を大きく変えたなと思います。選手同士での欠点を指摘することもそうなんですが、コーチに対しても意見を言って、しっかり伝えられたのが良かったのかなと思います。確かに失礼な部分もあったかもしれないんですけど、そのことをきちんと受け止めてくれたコーチにも感謝しています。

――選手と首脳陣での意思交換ができたということですか

はい、そうですね。

――今季武上選手はケガにより、日大戦の後半からの復帰でした。そのなかできょうはどういった意気込みで臨みましたか

きょうがちゃんとフル出場した試合でした。法大戦ということもあり、自分の出身校であっただけに、絶対に勝ってやろうという気持ちでした。絶対に結果を残してやろうという気持ちで臨みました。

――先ほど、攻守がかみ合ったとおっしゃいましたが、きょうのディフェンス内の連係はいかがでしたか

今回から2DLのボールリアクションというのを出し始めて、そのシステムがよくはまったのがディフェンスとして良かったかなと思います。

――DL陣のサックも連発されてましたが収穫としては

そうですね。一対一で勝っていた部分が多かったのかなと思ってます。

――その中で武上選手のサック直後の相手のTDは悔しかったのでは

はい。そこは2DLの自由すぎる側面でやられたところだと分かっているので、次回はそこをしっかり修正していきたいなと思います。

――次回がリーグ最終戦となりますが、最後に意気込みをお願いします

まだこの後の試合(日大ー慶大)が終わってないので甲子園ボウルの望みがあるか分からないですが、とにかく自分たちは、ことしまでの4年間の集大成としてやりたかったことを残していきたいなと思っています。後輩に何か残るものを残してやりたいなと思います!

OL鈴木敬太(法4=東京・早大学院)

――きょうの試合どのような意気込みで臨みましたか

日大戦で負けて、何かを変えなくちゃいけないと思ってやってきた中で、きょうはオフェンスでしっかりとスコアしようと思ってやりました。

――パスプロテクションがしっかりもっていたこともあり、3TD取ることができました

まだきょうの試合のビデオをしっかりと見ていないので細かいところまでは分からないんですけど、プロテクションは大丈夫だったのかなとは思います。QBの柴崎(哲平、政経2=東京・早大学院)がプレッシャーをうまく避けてくれたり、翼(ブレナン、国教2=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)がしっかり捕ってくれたり、スキルとラインズで助け合いながらできたので、そこは良かったと思います。

――OL全体としての出来はいかがでしたか

フォルススタートであったりホールディングであったりの反則もあったので、全体的にはそこまでよくはなかったのかなと思うので、そこはしっかりと反省して、修正していきたいなと思います。

――QBが柴崎哲平(政経2=東京・早大学院)選手ということで特別に意識したことはありますか

柴崎もパスを投げるのはすごく上手ですし、ゲームプランの中でQB自身が走るというプレーもいくつかあったので、絶対にケガをさせないようにしっかりとOLで守っていこうという意識で臨みました。

――パスプロテクションに関して日大戦から何か変えたことはありますか

そこまで特別なことはしてないです。やっぱり今までやってきたことを信じて、いつも通りにやりました。

――きょうの試合の感想をお願いします

今までオフェンスがあまり出ていなくて、ディフェンスに苦しい思いをさせてしまっていたので、きょうの試合は勝てたということが純粋に嬉しかったです。

――次節慶大戦に向けての意気込みをお願いします

日大と慶大の結果次第では次の慶大戦が僕らの引退試合になるかもしれないですし、この4年間アメフトをやってきて、早慶戦は絶対に負けられないという思いが僕自身ありますし、みんなにもあると思うので、順位は確定しているかもしれないですけど、絶対に勝ちます。

LB長尾裕二郎(スポ4=愛知・海陽学園)

――法大戦に対する対策はありましたか

2年前ぐらいからやっている、2DLの、僕たちが得意とするディフェンスを法大にぶつけました。日大戦でもやったんですけど、そのときに出た課題を潰しつつ法大戦に合わせることができたかなと思います。

――手応えの方はいかがでしたか

ディフェンスとしては1本だけ(TDに)持っていかれたんですけど、あれはしょうがない部分もあって、それ以外はほぼ完璧にできたと思います。

――試合を振り返っていかがですか

オフェンスが少し調子が悪かったんですけど、個人として弱いというわけではないですし、ポテンシャルはあるオフェンスなので、メンタルの部分だったり、考え方の部分だったりをしっかり見直して、2週間取り組んでほしいですね。

――ディフェンス面はいかがでしたか

きょうはみんな気合い入れてやっていて、やるべきことをやってくれてよかったです。

――QBサックをした場面が目立ちました

この2週間練習でQBサックすることはなかったんで、その分思い切っていったのが功を奏しましたね。

――ご自身調子はいかがですか

かなりいいですね。春からトレーニングとか変えて、動きも良くなったので。

――後半開始後、立て続けにTDを奪われてしまいましたが原因はなんだと思いますか

そうですね、キックでまず1回取られて、そのあとまた1発長いのを持っていかれちゃったんで、1発で持っていかれることはないようにしようと言っていた中で、その形で持っていかれてしまったのはきょう出た改善点ですね。

――慶大戦へ向けての意気込みをお願いします

4年生にとっては最後の早慶戦ですし、しっかり準備して、勝ってみんなで『紺碧の空』を歌いたいです。

DL上田雄太(人3=東京・明治学院)

――きょうの試合の感想をお願いします

今までの試合を通してもDLがそんなにやられている場面はなかったので、DLはいつも通りやろうという感じでした。法大さんもことしから色々と変わって、アメフトに力を入れているということで、昨年と比べてサイズも大きくなっていたんですけど、こっちはいつも通りやろうという感じでできたと思います。

――きょうの試合は2DLでしたが、どのような意図があったのですか

相手を錯乱させるためにも色々な手を持っておきたいということで2DL、3DL、4DLも手札として持っていて、その中で相手のオフェンスに対して1番有効的なのを出していこうっていう感じですね。

――DLがかなりプレッシャーをかけていて、上田選手自身もあわやサックといったプレーもありました

そうですね(笑)。あの場面に関しては自分もサックしたかったです。同期のDL丸茂(宏太郎、スポ3=山梨・甲府西)だったりもサックしていて、自分もいけそうだったんですけど、いけなかったので、そういう細かい際の部分が足りていないのかなと思います。そういうところをサイドラインから見ていたDL箕輪(京介、社2=東京・早大学院)であったりDL古田(泰一、法2=東京・早大学院)であったりが外から見た印象だったりを伝えてくれていたので、そこにDLは助けられていますね。

――DL全体の印象はいかがですか

DLは今3年生に人材が豊富で、それを4年生の仲田さん(遼、政経4=東京・早大学院)を中心にやっています。4年生から3年生、3年生から2年生にといった感じでしっかり声を掛け合ってやれていて、とても元気のあるユニットだと思うので、これからも心配はないと思います。

――次節慶大戦への意気込みをお願いします

早慶戦はやはり伝統のある戦いですし、絶対に負けられない試合なので応援よろしくお願いします。

DB小野寺郁朗(社3=東京・早大学院)

――きょうはどのような意気込みで臨みましたか

法大というチームはWRも本当に上手くて、パスもうまいので、絶対、何かしらで自分がボールを狙うようなディフェンスを心掛けました。

――では、きょうの試合を振り返っていかがですか

前半、ボールが全然来ないので、もやもやしていました。また、後半では一回やられてしまったので絶対とり返そうという気持ちでやりました。

――WR高津佐隼矢選手(法政)はいかがでしたか

やっぱりうまい。とても上手で、日本代表でもあるので、やっぱり意識はしていました。しかし、同学年なのでそこは絶対負けないという気持ちで最後までやりました。

――最後にはインターセプトをしました

嬉しすぎて、あまり記憶がないです。でも時間的にも狙っていたので、絶対来るなと思ってて。捕れてよかったと思います。

――次戦への意気込みを

慶大に絶対勝つという気持ちでDBとしてはやっぱり、ボールをたくさん持ってきて、オフェンスに攻める機会をたくさん与えていきたいと思います。

RB片岡遼也(法3=東京・早大学院)

――この2週間で修正した点や強化した部分はありますか

日大戦の少し前に復帰したばかりで、体がまだ万全ではなかったのでまずこの2週間でしっかりケガを治そうと思っていました。練習にしっかり全部参加できて臨めた秋シーズン初めての試合だったので、いままでで一番自分の動きができた試合だったかなと思います。

――他大の結果がどうであれ、負けられない試合だったと思います。どのような意気込みで臨まれましたか

今までの試合ずっとランで勝てていなかったので、どうにかしてランを出すというのを意識していました。僕の取り柄は1回のタックルでは倒れない力強いランなので、それをどれだけゴリゴリ出せるかというのを考えていました。点数や勝敗はあまり気にせず、自分がやるべきことに集中しました。

――ご自身のプレーは振り返っていかがですか

4クオーター(Q)最後の方のオフェンスで、時間を流しながら攻めていかなければいけないところで自分がサイドラインを出て時間を止めてしまって。そこも含めてまだまだアメフトIQといいますか、理解力が足りないなというのがすごく課題に残っています。ランはいつもに比べたら出ていたのですが、一発TDに持っていける場面も何回かあったと思うのでそこを修正して慶大戦に臨みたいと思います。

――3Q終盤にはロングパスをキャッチするプレーがありましたが、あの場面というのは

あれは一番練習したプレーなのでどうしても決めたいという思いは僕の中でもありましたし、チーム全体としてもそうだったので本当に決まってよかったと思います。あれで大分モメンタムが来たなというのがあるのですごく嬉しかったです。

――きょうはオフェンスの反則が多くありましたが、その点についてはどう思われていますか

僕たちはクリーンなフットボールを目指していて毎回反則0を目標にやっているのですが、その中で反則がこんなにあったのは一番大きな課題なのではないかなと思います。反則のせいで日大戦で負けた部分もあると思いますし、どうにか減らしていかないと次節も勝てないと思うのでこの2週間で修正していきたいです。

――RB全体の出来はいかがでしたか

今までの試合と比べたら良かったと思うのですが、やっぱりTDが0なので。TDが一番できるポジションでTDがないというのは課題だと思うので、頑張っていきたいと思います。

――ケガは大丈夫ですか

正直全身痛いのですが、今やらなくていつやるんだという局面なので、多少無理してでもこのシーズンを戦い抜きたいと思います。

――では最後に次戦への意気込みをお願いします

次戦は早慶戦ということで観客もすごく多いでしょうし、慶大も早大をすごく意識して練習してくると思うので、僕らもそれに負けないくらい練習、準備をしっかりして、絶対にランで勝ちたいと思います。

LB池田直人(法2=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

今まではオフェンスが不調だったのですがきょうは2個目のシリーズでTDを取ってくれて、ディフェンスとしては点数的にも楽にプレーすることができました。相手のパスが単調になったおかげでサックも増えましたしODのかみ合った試合ができたと思います。

――日大戦から調子が良いように見えます。今試合もいいイメージで臨めたのでは

今までは4DLで出る機会がなかったのですが、去年からやっている2DLは個人的に一番動きやすいので、自分の思った通りのパフォーマンスを日大戦ではできていました。ただきょうは相手からの見方を変えさせるために色んな場所にいたのですが、法大は僕の動きをケアしてくるようなオフェンスをしてきていたので真ん中にいる時に活躍できなかったです。ただDLがいいラッシュをしてくれていいタックルもできたのでそれはよかったです。

――2つのサックも決めましたが

それについてもさっき言ったようにDLがラッシュしてくれて、その逃げたところを僕が仕留めたというかたちなのでDLに感謝ですね。

――3Qに2TDを奪われ、一時は1点差まで詰め寄られました

あそこはコールが外れたというか、2ndダウンロングでインサイドからラッシュを仕掛けようとしたのですがそれをうまくさばかれた結果、TDされてしまいました。やはりワセダのディフェンスのいいところは一発TDがないというところなので、そういう一発TDをなくせるようにしていきたいです。

――3Q以外の1、2、4Qでは無失点にしのぎました

見せ方を変える、相手に嫌がられるプレーをできたと思います。プラン通りにディフェンスすることができました。インターセプト2つにサックもいっぱいあって、きょうは良いディフェンスができたのかなと思います。

――次は最終戦・早慶戦です。意気込みをお願いします

日大対慶大の結果がどうであれ、勝ちたいという気持ちは変わらないです。慶大には昨年(のリーグ戦)も負けていますし、今までODKがかみ合った試合がないので、そういう試合をしたいですね。

QB柴崎哲平(政経2=東京・早大学院)

――前節からの2週間、きょうに向けてどのような準備をしてきましたか

オフェンスとして試合全体の流れを作るために、プレーコールもそうですし、スタッフやエースの方たちと綿密に話して、全体のプランを立てて、それをいい形でてきたかなと思います。

――久しぶりの晴れでしたが、調子は良かったのでしょうか

そうですね。長いパスも結構決めることができたのですが、要所でボールをジャグしてしまったり、決められるパスを決められなかったりがあったので、そこは反省したいと思います。

――パスは多く決まっていましたが、OLの貢献がありましたか

そうですね。OLがすごくしっかりパスプロをしてくれたので、プレッシャーもあまり感じずに投げることができたと思います。

――TDのパスはすべてブレナン選手へのものでした

あまり意識はしていなくて、たまたまそうなったのですが、ブレナンがああやっていてくれるという安心感はすごくあって、投げたら取ってくれるという絶対的な信頼感があるので、決められてよかったなと思います。本人もTDを取ってなくて、すごくフラストレーションが溜まっていたので、やってくれると信じて投げました。

――オフェンスで少し反則が多くなっていましたが、何か理由はありますか

そうですね。フォルスだったりイリーガルフォーメーションだったり、防げる反則を結構してしまったので、自分自身もハドルのなかで選手を落ち着かせたり、リズムを作れなかったりしたのは自分の責任でもあるので改善していきたいと思います。

――ヒッチや外へのトスからのランプレーといった形が多く見られました

そうですね。すごく練習してきていて、広げるオフェンスというのを意識していたので、そこの部分はヒッチなどで、確実に広げられたのでああいったオフェンスが展開できたかなと思います。

――最後に、最終節へ向けて意気込みをお願いします

ここから順位などがどうなるかはわからないですが、次の試合でやることは決まっていて、自分たちはベストを尽くすだけなので、あまり考えすぎず、4年生のために、全力を尽くしたいと思います。

WRブレナン翼(国教2=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)

――法大戦に向けてどのような準備をWR陣でやりましたか

柴崎(哲平、政経2=東京・早大学院)がQBだったので、精度を高めるためにルート取りを合わせたりタイミングを決めたり、頑張って2週間集中して準備しました。

――パスでリズムを作る試合展開でした

WRからするとパスでドライブすると、パスが多く飛んで来るので嬉しいです。

――QBと呼吸の合ったパスが多く見られました

様々なシチュエーションを考えた上で練習に取り組んだので、その成果が出せたと思います。

――セカンダリーとのマッチアップで意識されたことはありますか

相手の届かないところでボールを捕って、叩かれないようにしっかりとボールを抱えるようにしました。

――3TDを決められましたが、そのシーンを振り返っていかがですか

ほんとに嬉しかったです。今シーズン1回もTDをしてなくて、日大戦でもドロップもしてしまってたんですけど、この試合でTDができて本当に嬉しくて興奮しました。

――一方で反則など細かなミスもオフェンス陣で見られました

もっとハドルの中でコールされたプレーを理解して、スキルを高めてプレーの理解度を高めていかないといけないと思いました。

――次戦への意気込みをお願いします

早慶戦ということで、ワセダのプライドにかけて全力で勝ちたいと思います。