ラクロス部

2017.10.30

Bリーグ 全日本選手権準決勝 対関学大 10月28日 神奈川・横浜FC東戸塚フットボールパーク

悪い流れを断ち切れず、まさかの準決勝で敗退

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
関学大
▽得点者
田中大2、及川、柳、仁尾、藤野

 まさかの敗北であった。Bリーグ全日本選手権準決勝、関西を制した関学大との一戦。早大は相手に先制点を許すと流れをつかむことができない。それでも第1クオーター(Q)で追い付くと第2Qには逆転に成功。前半を1点リードで折り返す。しかし後半に入ると焦りからかミスが目立つようになり相手の勢いを止めることができない。第4Q開始直後に追い付くもその後悪い流れを断ち切れず敗戦。決勝進出を逃した。

 第1Q3分早大は相手のエキストラマンオフェンスから先制点を許してしまう。それでもタイムアウト直後の同10分、AT田中大智(人4=早稲田佐賀)が右サイドからショットを放ち、試合を振り出しに戻す。第2Qに入ると早大は果敢にショットを放っていく。7分に相手にフリーの状態から得点を奪われてしまうが、15分にMF及川翔太郎(政経3=米国・ライネック)のロングシュート、AT柳飛雄馬(スポ3=東京・都武蔵)が冷静に決め切り逆転に成功。早大は苦しみながらも前半をリードで折り返した。

早大の先制点を含む2得点を決めた田中大

 このまま流れに乗っていきたい後半。しかし早大は焦りからか要所でミスが目立つようになり、なかなか得点を奪うことができない。すると逆に第3Q10分G勝本勇人(社2=東京・早大学院)が一時はファインセーブを見せ止めたものの、その後相手にこぼれ球を押し込まれ同点とされてしまう。その後も早大は攻めるもパスミスが多く続き悪い流れを断ち切ることができない。そして同17分に相手に中央を突破され正面から決められると追い掛ける展開に。第4Q開始直後にDF本田丈武(政経3=東京・早大学院)がグラウンドボールを拾い切るとDF仁尾駿介(国教4=埼玉・早大本庄)が気持ちのこもったショットを放ち再び同点とする。しかしその後2点を奪われ差を広げられてしまう。早大も同17分に田中大のこの日2得点目となるショットを決めるなど、最後まで追い掛け続けるが、その直後8得点目を奪われ万事休す。悔いの残る敗戦となった。

守備、攻撃共に活躍を見せた仁尾

 「気の緩みや甘さが出てしまった」(仁尾)。今回の試合では重要な局面でミスが目立ってしまったことが敗戦の大きな原因であろう。追い込まれた場面でも落ち着いて普段通りのプレーをしていくことが課題になってくる。今季Bチームとしての活動は幕を閉じたが、11月3日にはAチームの関東ファイナル4が控えている。「Aチームの良い対戦相手になれればいい」(田中大)。今回の敗戦を受けて『日本一』への思いはさらに高まったことだろう。全部員の思いを背負い、Aチームは日本一に向け、まずはファイナル4を必ず突破する。

(記事、写真 岡田静穂)

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コメント

MF峰岸桂基ゲームキャプテン(人4=群馬・高崎)

――試合を終えた今の気持ちを聞かせてください

自分たちの実力を出せずに負けてしまったので、悔しいというよりもむなしく、もっとやれたはずだといった気持ちが強いです。

――試合全体を振り返っていかがですか

やはり先制点を奪われて全体的に焦りが見えたので何とかコントロールしようと思ったのですができず、ずるずる自分たちのペースに持ってこれず負けてしまった感じです。

――第1Qからなかなかボールがつながらない印象でした

相手も勢いがあるチームだったので、先制点は取りたかったんですけど、でも第1Qの段階ではそんなに焦っていなくて。相手の動きも事前にスカウティングした通りだったので、そこまで焦りはなかったです。

――第2Qではワセダが逆転しました

いつも通りやれば点は取れると思ったんですけど、第2Qから一人一人焦りが見えてきて、そこをコントロールできていればもっといろいろできていたのかなと思います。

――第4Qでは同点に追い付くもその後は突き放されてしまいました

自分たちのやりたいことができず相手のペースにのまれてしまったかなという感じです。

――今回の試合では大事な場面でのミスが多かったように思われました

ああいうプレッシャーのかかる場面でのパスミスは普段の練習から責任を持ってというかプレッシャーを感じながらできていれば起きないと思うので、そういう自分たちの甘さがつながったのだと思います。

――ここまでの4年間を振り返っていかがですか

自分は上のチームに上がって活躍することはできなかったんですけど、今回チームキャプテンを任せてもらって優勝というかたちで終わりたかったんですけど…。悔しいですね。リーダーとして優勝に持ってこれなかったのが悔しいですし、申し訳ないです。p>

――最後に後輩に向けて一言お願いします

どのチームに限らず2年生3年生で試合に出ている選手は4年生の引退だったり、支えてくれるスタッフ、コーチなどにも責任が伴うと思います。しっかり責任を感じながら普段の練習や一瞬一瞬、ワンプレーを大事にできるかこういう大事な試合で勝てるかどうかにつながってくると思うので、そこを意識して練習してもらいたいです。

AT田中大智(人4=早稲田佐賀)

――試合を終えた今の気持ちはいかがですか

僕個人として優勝を経験したことがなかったので、最後ここで初めての優勝を味わいたかったんですけど、負けてしまったので悔しいですし、ふがいなかったなと思います。応援してくれた方やAチームにも流れをつくることができなかったので、申し訳なかったなと思います。

――流れが良くなかった中でもワセダの1点目を取った場面を振り返っていかがですか

1点取られても1点ずつ返そうと。差を広げられないようにしていたので、取れて良かったです。

――差を広げられてしまった後半を振り返っていかがですか

いつか点が取れるだろうと思っていて、でも正直どうやって崩すのかが分からなくて。自分が点を取れなかったのが敗因だと思います。

――試合終了間際に6点目も決められました

絶対に負けられないと思っていましたし、最後だったので、プレッシャーがあったんですけど負けないように頑張りました。

――ここまでの4年間を振り返っていかがですか

結局優勝できずに終わってしまったんですけど、朝早く起きて練習してきたこととか悔いはないので、ラクロス部に入って良かったと思います。今後はAチームや1年生のウインターステージの良い対戦相手になれればいいと思います。それが僕らの使命だと思っているので。

――後輩に向けて一言お願いします

まずは怒鳴りまくってごめんということと僕はプレーがうまくないので、チームを鼓舞することと得点でチームを引っ張ろうと思っていたので、らいねんオフェンスを引っ張る人たちはどうやったらリードできるか考えてほしいです。AチームでもBチームでも僕らみたいな悔しい思いはせずに笑って終われるようにしてほしいです。

AT小泉悠靖(政経4=米国・ビバリーヒルズ)

――試合を終えた気持ちはいかがですか

やはり悔しさしか残っていなくて。決められる場面で決められなかった自分のふがいなさを感じました。さっき先輩に惜しかったって言ってもらったんですけど惜しいではだめなので、自分の甘さが出たと思います。

――試合全体を振り返っていかがですか

流れとしてはいいところもあったんですけど、そこに乗れないというのがこのチームが負けた原因だと思っています。いいところがあったにもかかわらず、ミスで下げてしまい流れに乗れませんでした。

――前半はリードで折り返しました

ラクロスに関しては関東の方が関西よりも強いので点差については当たり前だと思っていて。そこで、後半に下級生を出しても何とかなるだろうといった甘えが出たと思います。自分も安心してしまったところがあって。気付いたら危ない展開になっていて相手に流れを持って行かれてしまいました。p>

――後半相手の勢いを止めることができずに敗戦してしまいました

後半で点を返さなければと全体的に熱くなっていて、自分も打ってはいけないシュートを打ってしまったり、軽く点を取れたらいいなという甘えだったり、グラウンドボールでがっつり行きすぎてファールをもらってしまったりそういうコントロールの部分ができていなかったと思います。

――4年間を振り返っていかがですか

僕はずっと下のチームで1、2年生の頃はロングを持ってディフェンスをやっていて。3年4年もシーズン序盤はAチームにいたのに下がってしまって。期待を裏切るようなところがあったので、ことしは結果を出せるように頑張ろうと思っていたんですけど、結局できなくて4年間ふがいなくて情けなかったなという感じです。

――最後に後輩に向けて一言お願いします

自分は部の中で2番目に足が遅いんですけど、遅いからこれができないとかは思ってはいけないし、自分ができることをやっていった方がいいと思います。同じ分野で競うのではなく違う分野を磨いていった方がいいと思うので、それを意識して頑張ってほしいです。

DF仁尾駿介(国教4=埼玉・早大本庄)

――試合を終えた今の気持ちはいかがですか

ことし1年Bチームでやってきて最初は強みやプレースタイルも分からなかったんですけど、後半からはチームのスローガンであるまさしく『CHANGE』といった感じでチームが強くなっていきましたし、Bリーグでも勝つことができたので、勢いのまま突き進めるかなと思ったんですけど、前回の東大戦の敗戦など勢いが失われしまい残念です。

――試合全体を振り返っていかがですか

最初に失点してしまったり自分たちに流れが持ってこれず雰囲気が悪いなと思ってたんですけど、ディフェンスとしてはオフェンスが点を取ってくれるまで我慢しようと話していて。自分も得点を決めて雰囲気も良くなるかなと思ったんですけど、最後までそれができないまま終わってしまいました。

――苦しみながらも前半はリードで折り返しました

正直に言うと前半が終わった段階では勝てるかなと思っていたんですけど、甘さというかそういった部分が出てしまい、気の緩みが後半の失点につながってしまったのかなと思います。

――第4Qではご自身が得点を決められたと思います

Bリーグで得点を決めたのが初めてで、練習では結構狙っていたんですけど、そういうシーンがなかなかなくて。でも最後にチームの勝利への思い、そして練習を積み重ねてきたことなどが発揮できたと思うので、良かったです。

――しかしその後は関学大に突き放されてしまったと思います

ディフェンスとしては気持ちは入っていたんですけど、気の緩みや甘さが細部で出てしまって勝ち切れなかった部分は精神的な弱さだと思っています。

――これまでの4年間を振り返ってどうでしたか

あっという間だったなと感じます。つい最近のように感じるのはあすなろカップの1回戦で独協大に負けたときは自分がファールしてチームの流れを悪くしてしまったのが印象的で。今回の試合でもファールをしてしまい、自分は成長していないなと感じる部分もあったんですけど、Bチームの活動は終わってもAチームはまだあるので、同じ過ちを繰り返さないように、短かった4年間でしたがまだチャンスはあると思うので、頑張りたいです。

――最後に後輩に向けて一言お願いします

今は苦しいかもしれないけれど終わってしまえば一瞬なので悔いの残らないように頑張ってほしいです。

G宇野達朗(人4=東京・桐朋)

――試合を終えた今の気持ちを聞かせてください

終わってしまったんだなといった感じです。後悔が残っていますね。ここ数年は関西の大学には勝ってきたのにここで終わるというのと勝つためにもっとできたこととか、ワセダの自覚を持ってもっと行動できたんじゃないかとかなど後悔が残っています。今後僕はことしからできた専属のスカウティングとして活動していくので、踏ん切りはついた感じです。

――第1Q相手に先制を許した場面を振り返っていかがですか

みんなからあれは止めてくれと言われてしまったのと、僕は速い球がくると思ったときの遅い球への反応が苦手で、最後まで対応できませんでした。

――第2Q以降はどのように試合をご覧になっていましたか

第2Qが3年の小川くん(G小川知也、スポ3=埼玉・早大本庄)後半が2年の勝本くん(G勝本勇人、社2=東京・早大学院)だったんですけど自分が出ていたら止められていないようなプレーもあって、らいねん以降も頑張ってほしいというのと、小川くんは目立ったミスはなかったんですけど、クリアがまだ下手だったり、勝本くんもうまいんですけどまだ甘いところがあるのかなと感じたので、4年生になって後悔しないように頑張ってほしいです。

――第4Qで相手に連続で得点を奪われた場面を振り返っていかがですか

最後の30秒で2点差ついてしまったので残念だったなといった感じです。

――ここまで4年間振り返っていかがですか

僕はゴーリーの2枚目でずっと高杉(G高杉昂生、文構4=東京・桐朋)の背中を追い掛けてきました。去年も最後だけAチームにいれたんですけど、ことしに入ってからはAチームにはいれないということでBチームにいて。今思えば家でももっと自主練できましたし、足が遅いんですけど、それを言い訳にどこかで甘えていた部分があったりしたのかなと思います。

――後輩に向けて一言お願いします

4年間終わったときにやり切ったと胸を張れるようにやってほしいです。優勝はもちろんしてほしいんですけど、もし負けてしまったときも、泣くということはまだやれたという後悔があるということだと思うので、心かやり切ったと思えるようになってほしいです。