自転車部

2017.10.30

早慶定期戦 10月29日 山梨・境川自転車競輪場

悪天候のなか実力を発揮、15連覇!

 台風が接近し激しく打ち付ける雨の中行われた第51回早慶定期戦。1種目ごとに上位に入った選手に勝ち点が与えられ全5種目の総合得点を競う。昨年に続く連覇がかかったワセダは2種目終了時ではケイオーと勝ち点で並んでいたが、得意とする中、長距離種目で上位を独占。最終得点では大きく勝ち超し15連覇を達成した。

 アンノウンディスタンスレースはピストルが鳴った次の周が最終周になるという特殊な競技。序盤から孫崎大樹主将(スポ3=京都・北桑田)が持ち味である積極性を生かし集団を引っ張る。ペースが上がると小泉夢菜(スポ1=埼玉・浦和工)、中井琢(スポ4=宮城・仙台二)が遅れ勝負は中川拳(スポ2=北海道・帯広三条)、佐藤啓斗(スポ3=青森・八戸工)、宮本隆司(慶大)の4人に絞られた。人数が減ると孫崎に代わり、中川が集団から飛び出す。ここでピストルが鳴り脚をためていた宮本がスパートし先頭へ。中川、後方に控えていた佐藤が必死に追いすがったが捕まえることは出来ず、それぞれ2位、3位でのゴールとなった。

中川は惜しくも2位に終わった

 エリミネーションレースは周回ごとに最後尾の選手1名が脱落していき、残り選手が2名になった時点で最終ラップになる種目である。出場選手が多く位置取りも重要だったが、中盤から中川が揺さぶりをかけ、ケイオーの選手たちを振り落とす。5人が残った時点で早大同士の対決となる。中川は飛び出したものの反動で疲労し、後方から抜かれレースから消えた。先頭は孫崎、片野陸(スポ1=長崎・鹿島工)の2人の争いになる。鐘が鳴った瞬間片野が先頭に出るが差を広げることができず、逆に孫崎の仕掛けあう。片野はついていくことは出来なかったが、最後の2人になるまで残り成長を感じさせるレースをみせた。
 

エリミネーションレースで2位に入った片野

 インカレ(全日本大学対抗選手権)が終わり、新体制で迎えた今大会。ケイリンは安倍大成(スポ1=岩手・紫波総合)、1キロタイムトライアルでは納家一樹(スポ2=東京・八王子桑志)が1位をとり、エースである孫崎、中川以外の戦力も着実に力をつけている。来週以降も全日本学生オムニアム、東京六大学対抗競技会など試合は続くが調子を落とすことなく臨み結果につなげたいところだ。

(記事、写真 喜柳純平)

結果

▽アンノウンディスタンスレース

中川拳 2位
佐藤啓斗 3位
孫崎大樹 5位
中井琢 6位
小泉夢菜 DNF
田中克尚 DNF

▽ケイリン

安倍大成 1位 
佐藤啓斗 2位
田中克尚 4位

▽チームスプリント

早大 2位 1分26秒94

▽1キロタイムトライアル

納家一樹 1分10秒08
佐藤啓斗 DNS
田中克尚 1分21秒67

▽エリミネーションレース

孫崎大樹 1位 
片野陸 2位
納家一樹 3位
中川拳 4位
小野寛人 5位
小泉夢菜 10位
山本真寛 12位
安倍大成 15位
田中克尚 16位
佐藤啓斗 DNS
池田ゆめこ DNS

▽4キロチームパシュート

早大(孫崎、中川、納家、小野) 1位 4分47秒28

コメント

孫崎大樹(スポ3=京都・北桑田)

――早慶戦ということでしたが

ここのところ最近ずっとワセダが連覇していて今回勝てば15連覇ぐらいになるので自分たちの代で止めれないということと早慶戦といえど試合なので自分たちの今のシーズンの終わりということもあるのですが現在の力を見るという点でもしっかりとインカレなどの大きい大会と変わらない意識で臨みました。

――15連覇を達成しましたがこれに関してはいかがですか

序盤の方は短距離、長距離共に微妙な展開で途中経過では同点という状況でしたが残りの種目は自分たちの中、長距離勢が本気を出すといいますか力が発揮できる種目ばかりだったのでそこは落ち着いてさらに点差を広げられるような感じで走ることができたので良かったと思います。

――エリミネーションレースやアンノウンレースなど特殊な種目もありました

自分は1年生の頃からアンノウンディスタンスもエリミネーションも出場していて考えないと走らない種目でもあります。ただ自分はそのような種目は得意にしているのでただ走るだけではなく来週、さらに2週間後に続くオムニアムに向けての自分の力で自分の展開に持ち込んで今回で言えば圧倒的な力で勝つというレースプランを立てていました

――エリミネーションでは優勝を決めました

エリミネーションに関しては他の中、長距離勢も良い動きをしててラスト6人ぐらいまでは慶大の選手もいましたがそこでしっかり早稲田だけが残るような形になってチーム内争いになりましたが全員良い走りはできていたのではないかと思います。

――インカレ後の目標はありますか

そうですね。インカレが終わった後に国体がありましてそこで良い結果を出すという目標のもと挑んで好成績を出せました。まだシーズンは自分は終わっていなくて来週の全日本学生オムニアムであったり、2週間後の全日本選手権のオムニアムがありますのでその2つの大会で必ず1つは優勝をしたいと思っているのでまだそこまでは気は休めないといいますか今年度の最後の目標はそうなっています。

――次戦に向けて

まだ自分は大学に入学してからタイトルは獲っていないので、表彰台はありますがそろそろ優勝が欲しいので来週は優勝出来るようにしていきたいと思っています。

小泉夢菜(スポ1=埼玉・浦和工)

――はじめての早慶戦でしたが

はじめての早慶戦でしたので女子の種目がなくて男子と混合でしたのでどのくらい自分の走りが男子と通用するのかといった感じで臨みました。

――エリミネーション、アンノウンディスタンスレースなど特殊な種目もありました

エリミネーションは全日本選手権のオムニアムの時に走ることになるのでいい位置でいかに休んで走るかを考ていました。アンノウンディスタンは全然分からなかったのでとりあえず先頭集団にいたいと考えていましたが結果的に全然駄目でした。ただエリミネーションの方で良い感覚は掴めたと思います。

――インカレ後の目標はありますか

今の目標は全日本オムニアムが今度あるのでそこで表彰台に上がることで来年のインカレに向けていいイメージを持ちながら練習していきたいなと思います。