バドミントン部

2017.10.27

全日本学生選手権 10月26日 愛知・一宮市総合体育館

シングルスでアベック優勝!ダブルスは男女ともに3位

  全日本学生選手権(インカレ)も最終日を迎え、個人戦全種目の準決勝と決勝が行われた。ワセダからは男子ダブルスで中里裕貴副将(スポ4=埼玉栄)・小野寺雅之(スポ1=埼玉栄)組。男子シングルスで古賀穂(スポ3=福島・富岡)。女子ダブルスで中西貴映女子主将(スポ4=埼玉・大宮東)・吾妻咲弥(スポ1=福島・富岡)組。女子シングルスで中西の計5人がこの日の試合に挑んだ。

  準決勝に臨んだ中里・小野寺組。序盤からシーソーゲームとなりどちらが第1ゲームを先取するか分からない状況が続いた。しかし終盤にミスが重なり19-21でこのゲームを落とす。第2ゲームでは終始相手のペースとなる。中盤で7連続得点し、点差を縮めたものの逆転することはできなかった。このペアで出場する最初で最後のインカレだったが3位に輝いた。準決勝で快勝し、初の決勝戦へ進出した古賀。第1ゲームはジュースまでもつれ込む接戦となるが、最後まで冷静さを保った古賀が24―22で辛勝。迎えた第2ゲームでは相手の小本(日体大)にアクシデントが起こる。最後まで集中力を切らさず一本一本を確実に決めていき、21-10で勝利。初の学生日本一に輝いた。優勝した古賀は、今大会すべての試合でストレート勝ち。まさに完全優勝だ。また、関東学生選手権と東日本選手権でも優勝しており、古賀は今季3つ目のタイトルを手にした。

今季3つ目のタイトルを手にした古賀

 中西・吾妻組は第1ゲームを4ー11で折り返し劣勢だった。しかし、後半に挽回し21ー19でこのゲームを先取した。続く第2ゲームを落とし迎えたファイナルゲーム。ゲーム開始から0-8としスタートに遅れる。最後まで悪い流れを断ち切ることができず、21点目を献上。3位で今大会を終えた。準決勝でストレート勝ちを収め、決勝戦へ進んだ中西。第1ゲームを21ー13で取るが、第2ゲームを落とす。試合はファイナルゲームに及ぶ激戦となった。ファイナルゲームでは、相手にイレブンを先取される。その後一時は16-14と優位に立ったものの、連続得点を許し16ー20で相手にマッチポイントを握られる。誰もが諦めそうになった。しかし「このまま何もせずに負けたら一生後悔すると思いました」と語った中西。ここから気迫あふれるプレーで20-20と相手に並ぶ。その後21点目を先取し迎えたマッチポイント。最後は相手のスマッシュがネットにかかりゲームセット。奇跡的な逆転劇を起こし悲願の初優勝を成し遂げた。4年間目指し続けていた場所に立つことができ、中西はコートの上でうれし涙を流した。

最後のインカレで悲願の優勝を果たした中西

 全日程を終え、男子団体が24年ぶりの優勝、女子団体が3位。男女ダブルスで1組ずつが3位。そして、シングルスでアベック優勝という好成績を収め、ことしのインカレは幕を閉じた。ベスト4以上に入った5人には日本一を決める大会、全日本総合選手権が11月に待ち構えている。どこまで自分たちの実力が通用するのか。1つでも多く白星を積み重ねてほしい。

(記事、写真 佐藤菜々)

結果

▽男子シングルス

決勝

古賀穂(スポ3=福島・富岡)○2ー0(24ー22、21ー10)

準決勝

古賀○2ー0(22ー20、21ー16)

▽女子シングルス

決勝

中西貴映女子主将(スポ4=埼玉・大宮東)○2ー1(21ー13、18ー21、22ー20)

準決勝

中西○2ー0(21ー16、21ー19)

▽男子ダブルス

準決勝

中里裕貴副将(スポ4=埼玉栄)、小野寺雅之(スポ1=埼玉栄)●0ー2(19ー21、16ー21)

▽女子ダブルス

準決勝

中西、吾妻咲弥(スポ1=福島・富岡)●1ー2(21ー19、14ー21、14ー21)

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コメント

中西貴映女子主将(スポ4=埼玉・大宮東)

――優勝おめでとうございます。今の気持ちを教えてください

素直にうれしいですし、目標にしてた優勝なのでほっとしています。

――男女アベック優勝という点についてはいかがですか

隣のコートで穂(古賀、スポ3=福島・富岡)が頑張っていて、それを見て自分も勇気をもらいながらやっていました。最後は全員応援に来てくれて、それは自分の中ですごく大きかったです。2人揃って優勝できて良かったです。

――ファイナルゲームでマッチポイントを先取された時はどんな気持ちでしたか

終わったなと思いました(笑)。でも、このまま何もせずに負けたら一生後悔すると思いました。一本一本できることをやろうと、開き直った感じです(笑)。

――勝因はなんだと思いますか

特に自分が何かを変えたとかではないです。相手も優勝を意識して逆に焦っていたのがあったと思います。17ー20のラリーは相手のプッシュミスですし、どこで負けてもおかしくない試合だったと思います。本当に、みんなの応援と相手の気持ちの一瞬の隙に助けられたのかなという感じがします。

――大会全体を振り返ってみていかがですか

一番優勝したかったのは団体戦でした。しかしそこで一回ダブルスで負けたことによってダブルスのプレッシャーが全くなくなって、個人戦で昨年優勝した宮浦・勝俣組(法大)に勝てました。準決勝で負けてしまったのですが、そこまで残れるの思っていませんでした。組んで半年くらいのペアなのですが、今出し切れることを出し切った結果なので全く後悔はしていないです。シングルスは最後まで残って試合して、ああいった勝ち方をして泣いてくれているチームメイトとかもいて、本当に周りの人が支えてくれました。卒業した先輩方とかにも本当に恵まれた4年間で、最後優勝というかたちで終われてよかったです。

――全日本総合選手権(全日本総合)に向けて一言お願いします

全日本総合では今の自分がどこまでできるのか試したいです。ことしは3種目で本戦から出場できるのですが、まだ1回戦で勝ったことがないので、勝ちたいです。また、これから実業団に進むので何か収穫が得られるように残りの1カ月しっかり準備していきたいと思います。

古賀穂(スポ3=福島・富岡)

――優勝おめでとうございます。今の気持ちを教えてください

目標にしていた団体と個人のシングルスで優勝できて本当に良かったです。

――男女アベック優勝ということに関してはいかがですか

自分でもびっくりしました。中西さんがまさか優勝すると思っていなくて(笑)。16ー20からの逆転勝ち、もう全部持っていかれました(笑)。でも、すごくうれしいです。

――今季3つ目のタイトルを得ましたが

世界で活躍する選手を目指しているので、この大会も、他の大会での優勝もものすごく自信になります。今後もこの経験を生かして頑張っていきたいと思います。

――大会全体を振り返っていかがですか

全部の試合でファイナルゲームがなくて2ー0で勝てたので、最後まで疲れがなかったことが優勝できた1つの要因かなと思っています。そういった点では自分の成長を感じました。

――最後に全日本総合に向けて意気込みをお願いします

全日本総合ではミックスダブルスとシングルスで出させてもらえます。ミックスダブルスは1回戦で強い相手と当たるのでそこに勝てるように。シングルスはベスト4目指して頑張ります。