ラグビー部

2017.10.28

関東大学対抗戦 対帝京大戦 10月28日 秩父宮ラグビー場

初黒星も帝京大に3トライの善戦 3勝1敗で明大と並ぶ

 『日本一』を目指すにあたって避けては通れない関東大学対抗戦(対抗戦)・帝京大戦。3トライ3ゴールの21-40で初黒星を喫したが、ノートライの惨敗に終わった夏季オープン戦からは見違えるような戦いぶりを見せた。サインプレーの機能やラインアウトモールからの得点など、敗戦の中にも王者・帝京大に対し希望の見える結果となった。

 きょうも先制したのは帝京大だった。前半5分、自陣深くに攻め込まれゴールライン際のパスダミーに対応できず失トライ。またしても大量得点を許してしまうのか――。しかし、ノートライに終わった夏とは全く違った。ゲーム再開から間もなく、帝京大のハイパントから敵陣右に展開していたところをCTB黒木健人副将(教4=宮崎・高鍋)がラインブレイク。痛恨のノックオンでわずかにインゴールには届かなかったが、早大に勝機があることを明白にした。前半14分にはハーフウェイライン付近でのラインアウトからフェーズを重ね、FB古賀由教(スポ1=東福岡)が左サイドに大きくゲイン。WTB佐々木尚(社3=神奈川・桐蔭学園)のオフロードパスを受けたフランカー佐藤真吾(スポ3=東京・本郷)がトライを挙げ、7-7とスコアボードに同じ数字が並んだ。そして前半19分。帝京大のペナルティからSO岸岡智樹(教2=大阪・東海大仰星)がタッチに蹴り出し、ゴール前ラインアウトに。ロック加藤広人主将(スポ4=秋田工)がキャッチするとそのままモールで押し込んだ。夏合宿の成果をFWが存分に発揮し、王者・帝京大相手にリード。36分にミスから逆転を許してしまったが、優勢に立つ時間があったことは大きな進歩だ。

鍛えてきたモールからトライを奪った

 後半は立ち上がりからパスミスでボールを奪われ、ノーホイッスルトライでいきなり点差を広げられてしまう。15分にも竹山晃暉(3年)のビックゲインによる追加点を許し14-33と離されていく。スクラムでは2番・3番にプレッシャーがかかり、立て続けにペナルティーを取られる場面もあった。また、パスミスが頻繁に起きターンオーバーを誘発してしまう。やはり帝京大は強かった。しかし、ディフェンスに徹する時間が続く中で21分に崩れたスクラムからSH齋藤直人(スポ2=神奈川・桐蔭学園)がボールを拾い、佐々木にパス。「ミスマッチであることはわかっていたので、スペースを狙ってステップを踏んでトライをできた」(佐々木)と見事なスキルを披露し見せ場を作った。その後もブレイクダウンで帝京大の攻撃をしのぐが、21-40でノーサイドを迎えた。

持ち前のスピードとステップでラインブレイクした佐々木

 山下大悟監督(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)が就任して以来、その改革の成果は常に帝京大戦に求められてきた。夏季オープン戦での大量失点は対抗戦にも影を落とすかに思われたが、早大フィフティーンはその不安を見事に払拭(ふっしょく)してくれた。同じ黒星ではあるが、努力が少しずつ実を結び始めていることはスコアが表している。そして、きょうで帝京大、慶大が4戦全勝で並び、早大、明大が共に3勝1敗に。大学選手権を見据えれば残り3戦を落とすことは許されない。加藤主将は「負けられない戦いが続いていくので、ここで『帝京大相手に少し春夏に比べて良くなったから、チーム力が上がった』とおごるのではなくて、僕らはまだまだ弱いということを自覚しながら成長していきたい」と気を引き締めた。

(記事 曽祢真衣、写真 大庭開、橋本望)

関東大学対抗戦
早大 スコア 帝京大
前半 後半 得点 前半 後半
14 21 19
21 合計 40
【得点】▽トライ 佐藤真、宮里、佐々木 ▽ゴール 齋藤直(3G)
※得点者は早大のみ記載
早大メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
鶴川 達彦 文構4 神奈川・桐蔭学園中教校
宮里 侑樹 スポ3 沖縄・名護商工
後半26分交代→17鷲野
久保 優 スポ1 福岡・筑紫
◎加藤 広人 スポ4 秋田工
三浦 駿平 スポ2 秋田中央
後半20分交代→19中山
後半34分交代→23中野幸
佐藤 真吾 スポ3 東京・本郷
後半38分交代→20西田
幸重 天 文構2 大分舞鶴
下川 甲嗣 スポ1 福岡・修猷館
齋藤 直人 スポ2 神奈川・桐蔭学園
10 岸岡 智樹 教2 大阪・東海大仰星
11 佐々木 尚 社3 神奈川・桐蔭学園
12 中野 将伍 スポ2 福岡・東筑
13 黒木 健人 教4 宮崎・高鍋
14 野口 祐樹 人4 群馬・太田
15 古賀 由教 スポ1 東福岡
リザーブ
16 千野 健斗 人3 東京・成蹊
17 鷲野 孝成 基理3 神奈川・桐蔭学園
18 柴田 雄基 文4 愛知・千種
19 中山 匠 教2 東京・成城学園
20 西田 強平 スポ3 神奈川・桐蔭学園
21 吉岡 航太郎 スポ4 国学院栃木
22 加藤 皓己 創理2 北海道・函館ラサール
23 中野 幸英 文構2 東京・本郷
※◎は主将、監督は山下大悟(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)
関東大学対抗戦Aグループ星取表(10月28日現在)
  帝京大 早大 明大 慶大 筑波大 青学大 日体大 成蹊大
帝京大 〇40-21

11/18 14:00

三ツ沢

11/5 14:00

相模原

11/26 11:30

秩父宮

〇89-5

〇70-3

〇70-0

早大 ●21-40

12/3 14:00

秩父宮

11/23 14:00

秩父宮

〇33-10 〇94-24 〇54-20

11/5 11:30

相模原

明大

11/8 14:00

三ツ沢

12/3 14:00

秩父宮

●26-28 〇68-28 〇108-7

11/5 14:00

明大G

〇87-0
慶大

11/5 14:00

相模原

11/23 14:00

秩父宮

〇28-26 〇43-26

12/3 14:00

東京ガスG

〇49-22 〇61-7
筑波大

11/26 11:30

秩父宮

●10-33 ●28-68 ●26-43

11/5 14:00

NECG

〇41-10

11/12 14:00

敷島

青学大

●5-89

●24-94 ●7-108

12/3 14:00

東京ガスG

11/5 14:00

NECG

11/18 11:30

三ツ沢

〇26-19

日体大

●3-70

●20-54

11/5 14:00

明大G

●22-49

●10-41

11/18 11:30

三ツ沢

11/25 11:30

江戸川

成蹊大

●0-70

11/5 11:30

相模原

●0-87 ●7-61

11/12 14:00

敷島

●19-26

11/25 11:30

江戸川

※秩父宮は秩父宮ラグビー場、三ツ沢はニッパツ三ツ沢球技場、相模原は相模原ギオンスタジアム、帝京大Gは帝京大学百草園グラウンド、足利は足利市総合運動公園陸上競技場、海老名は海老名運動公園陸上競技場、秋葉台は秋葉台公園球技場、明大Gは明大八幡山グラウンド、浜川は高崎市浜川陸上競技場、キヤノンGはキヤノンスポーツパーク、東京ガスGは東京ガス大森グラウンド、敷島は群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場、NECGはNEC我孫子グラウンド、江戸川は江戸川区陸上競技場。
関東大学対抗戦Aグループ順位表(10月26日現在)
順位 チーム 試合 得点 失点 得失 トライ
帝京大 269 29 240 39
慶大 181 81 100 27
明大 289 63 226 42
早大 202 94 108 30
筑波大 105 154 -49 16
青学大 62 310 -248 10
日体大 55 214 -159 6
成蹊大 26 244 -218 4
勝ち数の多い大学を上位とし、勝ち数が並んだ場合は同順位とする。
コメント

山下大悟監督(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)

※記者会見より一部抜粋

――きょうの試合を振り返って

思ったよりボールが持てなくて、アタックをもう少ししたかったんですけれども、そこだけが残念です。帝京大のハイプレッシャーがあったためミスも多かったです。しかし今後に向けてやることが明確になりました。自分に勝って、果敢にチャレンジできることがよく見えた試合だったと思います。これからさらに成長していくことができると感じています。

――どのような部分で成長できると感じていますか

私が監督に就任して1年半、時間をかけてきた中でやっとアタックというところに手をつけることができたという印象です。ミスからボールを奪われてトライを取られる場面やターンオーバーから自陣に戻される場面などミスで終わってしまっている部分に対して、激しくかつ確実にボールを確保できることが重要ですね。

――ミスをなくすために今後どのように取り組むつもりですか

ハイプレッシャーの中で自分に勝つことですね。練習の中で自分をどれだけ追い込めるか、チャレンジし続けることだと思います。帝京大の選手と体を当てて、強さを体感したと思うのでその経験を忘れないようにしたいですね。

――帝京大と戦ってみての印象を教えてください

一人一人のスペックが高いですし、ボールキャリアーとしての能力も高いです。チームとしてはここでトライを取るという集中力があり、経験を積まれてきたのだと感じました。

――スクラムはいかがでしたか

スクラムはまだまだ成長過程だと感じています。修正点は分かっているので、引き続き伸ばしていきたいですね。

――齋藤直人選手(スポ2=神奈川・桐蔭学園)についての評価はいかがですか

きょうはあまりよくなかったですね。密集のところでボールをもう少し素早くさばけるといいです。

――どのようなプロセスでチームを強化しようと考えていましたか

9月からアタックに取り組むということで予定を組んでいました。8月の帝京大戦では前半25分ごろのノーホイッスルトライでゲームが壊れてしまいました。そのため、まずはこの部分から徹底的に取り組み、選手たちに厳しく言ってきました。同時に術も与えなければなりません。そのためロジカルに説明した上で、何が必要なのか、何をやるべきなのかを選手たちに落とし込みハードにやってきました。ただ試合中ではハイプレッシャーの中で一人一人のボールキャリアーの精度が落ちてしまう場面もありました。またファイトができている部分もありますが、疲れてくるとあと1歩が出なくなる部分があったので、今後はより厳しくやるべきだと思っています。

ロック加藤広人主将(スポ4=秋田工)

――今日の試合の狙いはなんだったのですか

夏からこだわってきたハードワークの部分などを根幹として、9月から手掛けてきたアタックやFW戦にしっかりこだわっていこうと話していました。

――点数も含め、きょうの結果をどのように受け止めていらっしゃいますか

FWでしっかりセットプレーを戦って、夏から手掛けてきた、キャラクターを生かしたアタックを継続していけば十分戦えるなという印象がありました。取らなければいけないところでの集中力など、細かいところを突き詰めて差を縮めていきたいと思います。

――負けはしたものの、手応えを感じる部分もあったということでしょうか

そうですね。良いところも悪いところもあったので、しっかり修正していきたいと思います。

――良いところというのは、ブレイクダウンやアタックの部分ですか

そこやFWのファイトの部分ですね。良いところをスタンダードにしていきたいと思います。

――セットプレーの感触はいかがでしたか

ラインアウトは筑波大戦に比べればだいぶ修正できました。やはり、取りたいところで取れなかったり、コミュニケーションミスがあったりしたので、修正していきたいと思います。スクラムは2、3番のところを相手の1、2番に内に突かれてしまって、うちの1番も3番が内に入ったことで何もできませんでした。対応力というか、相手に合わせたスクラムを組めるように、引き出しを増やしていけたらと思います。

――ワセダのやりたいことが出せるようになってきた中で、それでも負けてしまった理由は何だと思いますか

ゴール前でボールをロストしてしまったりという部分で、攻めていれば前にどんどん出れるので、そこは修正していかなきゃなと思います。

――きょう明大が慶大に敗北し、1敗が明大と早大という状況になりました

成蹊大、慶大、明大と負けられない戦いが続いていくので、ここで「帝京大相手に少し春夏に比べて良くなったから、チーム力が上がった」とおごるのではなくて、僕らはまだまだ弱いということを自覚しながら成長していければなと思います。

CTB黒木健人副将(教4=宮崎・高鍋)

――敗戦しましたが、今までとはスコアが違いました。率直にどう感じていますか

まだまだこれが僕たちと帝京大との力の差で、全然満足できる結果ではないので、止まることなく行きます。

――サインプレーでうまくいった部分はありましたか

ある程度分析していて、うまく攻撃できたところはありました。最初縦に強く行って後半打ち寄せたところを強く行こうというプランを作っていました。

――開始直後に大きくラインから抜け出ていました

あまり覚えていませんが、ただ前が空いていたのでうまくゲインできました。

――ブレイクダウンの感触はどうでしたか

戦えていた部分はありましたが、相手がボールに絡んでくることは想定できていたので、そこでの寄りの速さというのは良かった部分、悪かった部分あるかなという感じです。

――タックルはうまく入りましたか

回数はけっこう多かったかなと思います。ビッグタックルはできなかったんですけど、個人的にはまあまあ良かったかなと思います。

――一時は帝京大にリードしていましたが、その時チームの雰囲気はどうでしたか

いい雰囲気でプレーできていましたが、ここぞという時にミスしてしまったり、自陣に釘付けになっているところでうまくエスケープできなかったことが課題だと思います。

――ミーティングを終えて、チームの反省としてどのようなことが挙がりましたか

普段練習でやっていることが全て出ているよねという話で、ミスしたところは練習でもミスしている、練習を良くしていこう、ということです。

――「やりたいことをできるように」とよくコメントしていましたが、きょうは何パーセントできましたか

6割、7割はできたかなという感じです。(夏と比べて)けっこうできた方ではないかと思います。

プロップ鶴川達彦(文構4=神奈川・桐蔭学園中教校)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

最後の最後まで自分たちがやろうとしていたことが続けられませんでした。

――夏の帝京大戦の反省を生かして、どのようなことに意識して臨みましたか

ディフェンスでしっかり内側から狙ったり、その後のディフェンスに参加するためにタックルした後2秒後に起き上がったりというハードワークを意識していきました。

――前回の帝京大戦よりはスコアが良いですが、手応えはいかがですか

自分たちのしてきたことをしっかり出せる時間帯がディフェンスでもアタックでもあり、相手が逆に息が上がってる時間帯もあって通用した部分もあると思います。

――反省点をお願いします

まずはセットプレーですね。あとは後半の終わりに近場で攻撃されてしまったことですね。

――ブレイクダウンに関してはいかがでしたか

相手のテンポにさせないためにもディフェンスのブレイクダウンをしっかりかけることは筑波大戦からやってきたので、まだまだですが意識としては良くなってきています。

――セットプレーについてお伺いします。スクラムでコラプシングが取られたのはどのようなことが原因ですか

3番側が押されて崩れたのだと思います。

――ラインアウトは筑波大戦より安定していましたが、どのような修正をしましたか

筑波大戦の反省からもう一回初心に立ち返って、リフトやジャンプやスローの精度をしっかり高めていこうとしていました。

――モールはいかがでしたか

ゴール前では帝京大は競ってくるというのが分かっていたので、しっかり対策をしていました。1人倒されても後ろがちぎれなかったのがトライを取れた理由かと思います。

――良い流れの時に小さなミスがありましたが、どうお考えですか

練習中からそのような小さいミスが出ていて、それが結果的に試合に出たと思うので、練習からしっかり取り切るということを集中力を持ってやっていきたいです。

――次戦の成蹊大戦への意気込みをお願いします

いつも以上に自分たちに厳しくやっていきたいです。

プロップ久保優(スポ1=福岡・筑紫)

――今試合の目標は何でしたか

ずっとセットプレーが目標で、自分がやらないといけないということは分かっていたので、セットプレーは特に集中していました。あとは相手も前にガンガンくると思っていたので、ディフェンスでタックルを頑張りました。

――スクラムではコラプシングを取られる場面が見られましたが、その点はいかがですか

自分と2番の先輩でコミュニケーションを取って、押される原因を探していたのですが、修正点が分かったのに修正し切れたのが後半になってからだったので、修正をもっと早くすべきだったなと思います。

――良かった点や収穫はありましたか

きょうの試合に関してはあまりなかったですね。やっぱりまだまだだったので、次の試合に向けて頑張りたいです。

――具体的にはどのような点を修正していきますか

まずセットプレーですね。セットプレーが全然できていなかったのと、ディフェンスの面でも自分が前に出られていなくて、タックルを受けてしまったのでもっと自分が体を張って前に出れば、チームに貢献できたのではないかと思います。

――次戦、成蹊大戦への意気込みをお願いします

毎度毎度セットプレーが課題と言われているので、そこをこの1週間また練習して、次の試合で自分たちの修正点をしっかり修正しきれるように頑張りたいです。あと体を張ってチームのために自分が貢献できるように頑張っていきたいです。

フッカー宮里侑樹(スポ3=沖縄・名護商工)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

セットプレーで競り負けてしまったこと、スクラムでも良いスクラムがあまりなかったので、そこは反省かなと思います。

――先週の筑波大戦からラインアウトが改善されたと思いますが、この1週間何をされましたか

筑波大戦は本当に確率が低かったので、ムーブの意識とスローも1番いいところにいけるように意識していきました。でもきょうはサインミスなどで前半ミスが多かったので、サインを共有してみんなでやっていきたいです。

――前半モールのトライもありましたがいかがですか

前の3人がしっかり耐えてくれたので、そこでしっかり押し切れたのは練習の成果が出たのかなと思います。

――スクラムでの反則が少し多く見られました

自分は弱いのでかけ負けないというところで、伊藤さん(雄大スクラムコーチ、平17人卒=東京・国学院久我山)からしっかりかけていいと言われたので、前半引かないようにかけた結果があれでしたね。

――結果としていかがですか

引いて押されるよりは・・・。ペナルティはだめですけど、このほうがまだ良いかなとは思います。

――残り3試合どう戦っていきたいですか

まずはセットプレーが全然だめなので、きょう後半からやられたのもセットプレーのせいなので、しっかりそういった部分を安定させるように頑張っていきたいと思います。

ロック三浦駿平(スポ2=秋田中央)

――前半は帝京大と互角に渡り合いましたが、振り返っていかがですか

まずディフェンスでしっかりと前に出て大きい帝京大を相手に低く強いプレーをしようということで、それがしっかりとできたのでロースコアの展開に持ち込めたのかなと思います。

――後半は点差をつけられてしまいましたが、前半と比べてどのような部分がうまくいかなかったのでしょうか

ハンドリングのミスなどが多くて、自分たちのミスで相手に流れがいってしまったかなと思います。

――「ディフェンスでチームに貢献したい」と前回の試合後におっしゃっていましたが、ご自身のきょうのプレーはどのように評価していますか

押し返すタックルがしたかったのですが引いてしまう場面が多くて、自分の理想とするプレーはあまりできなかったです。

――敗北はしましたが夏に大敗している帝京大を相手に善戦しました。夏と比べてチームの成長を感じていますか。

そうですね。夏に比べてアタックを鍛えてきて、それをしっかり出すことができました。あとはディフェンスも整備して、それで大差にはならなかったんですけど、やっぱり勝ち切れなかったというのは課題ですね。

フランカー佐藤真吾(スポ3=東京・本郷)

――きょうの結果をチームとしてはどのように受け止めていますか

できているところはできていたんですが、帝京大という強いプレッシャーの中だと練習中できなかったところは試合中もできなかったと感じました。

――きょうに向けてはどのような準備をしてきましたか

自分達のやることは同じで、ブレイクダウンのところであったり、セットプレー、アタックでのテンポをよくやるなど、いつもと同じことを精度高くやろうと思いました。

――ブレイクダウンで戦えていたと思いますが、振り返っていかがでしょうか

戦えてはいたと思いますが、僕も含めてまだまだ大学選手権に向けては足りないかなと思います。

――ご自身がトライを挙げたシーンもありましたね

あれはもうご馳走様という感じです。あれは僕じゃなくてその前の古賀(由教、スポ1=東福岡)とか尚(佐々木、社3=神奈川・桐蔭学園)が走ってくれたからだと思います。

――スクラムでは反則が多かったですね

そうですね。スクラムは難しいです。

――3番側がかなりプレッシャーを受けていました

そうですね。あと、2番もまだフッカーになってそんなに長くないので。

――関東大学対抗戦も残り3試合となりました。最後に今後へ向けて一言お願いします

タックル頑張ります。

NO・8下川甲嗣(スポ1=福岡・修猷館)

――試合を終えての感想をお願いします

結果は負けてしまったのですが、夏よりは確実に帝京大との差が縮まっていたかなと感じます。

――スクラムでは押されている場面もありましたが、スクラムについてはいかがでしたか

敵陣でも自陣でもゴール前は自分たちも意識していたのですが、前半の最後10分間にそこの部分で失点してしまったので、技術面だけでなく気持ちの面でもしっかり気合いを入れてやらないといけないと感じました。

――ご自身は積極的にアタックに入るシーンが印象的でした

いつも通り自分の仕事を全うしただけだと思っています。

――きょうの試合を通して今後に生かしていきたいと感じた点はありますか

格上だと思っている相手にもチャレンジするところはしっかりできていたので、これを忘れずに来週の成蹊大戦に備えたいです。成蹊大戦の後は早慶戦・早明戦と続くので、ここで足を止めずに日々成長していけたらいいと思っています。

――今後に向けての意気込みをお願いします

自分に与えられた仕事を全うしてチームに貢献していきたいと思います。

SH齋藤直人(スポ2=神奈川・桐蔭学園)

――ハンドリングミスが目立つ試合でした

個人的にパスの球が浮いてしまうことなどがあったので、しっかり練習して修正したいです。

――サインプレーでのノックオンが何回かありましたが、そこはいかがでしたか

僕の球が悪かったと思うので、修正します。

――サインプレーを多用しましたが、オフェンスで意識していたことはなんですか

特にないです。

――オフェンス全体としてきょうの出来はいかがですか

チャンスでのミスもあったので、僕が絡んでいるミスもあったので修正します。

――次戦の意気込みをお願いします

きょうの課題を修正して、次につながる試合にしたいです。

CTB中野将伍(スポ2=福岡・東筑)

――「一番勝たなければならない相手」と語っていましたが、帝京大戦ではどんなプレーを意識しましたか

とにかくアタックを止めずに自分たちのテンポで攻め続けるということと、ディフェンスで常に前に出て引かないようにすることを意識しました。

――戦ってみた印象はどうでしたか

ミスしてボールを渡してしまうと、そのまま相手に得点されてしまうと思いました。アタックを継続していくことの重要性を、改めて感じました。

――トライを目前にしてターンオーバーされる場面がありました。振り返っていかがですか

チームとしても個人としても、ゴールライン前での集中力を上げなければならないと思いました。

――春に対戦したときと比べて違いは感じましたか

チームのテンポは上がっていると思いますし、そのテンポで攻めることができたときは、自分たちのアタックができていたと思います。

――きょうの収穫は何でしたか

自分たちのテンポでボールをキープし続けられれば、この試合であった失点もいくつか防ぐことができたと思います。ディフェンスにおいても、80分間いいディフェンスが続けられるようにしていきたいです。

WTB佐々木尚(社3=神奈川・桐蔭学園)

――今回への意気込みを教えてください

チームとしてこの日のためにやってきたと言っても過言ではない日だったので、絶対に勝ちたいという気持ちでチーム一丸になって挑めた試合だったと思います。

――オフェンスを振り返っていかがですか

すごくいい流れできているところで、自分のボールのもらい方がよくなかったりしたシーンもありました。あとはボールキャリアもよくなくて、自分のせいでボールが出なかったりだとか、自分の基本的なスキルが足りないと痛感した試合でした。もっとそこの部分に磨きをかけたいと思います。

――サインプレーが多かったですね

帝京大のFWの近くが空くことが多かったので、そこを狙っていくサインを普段からしていました。もっと自分から齋藤直人くんに声をかけて、空いているところを狙いに行けばよかったと思います。

――サインプレーでCTBがタテに抜けるシーンが目立ちました

将伍(中野)と黒木さん(健人)が思い切りタテにいくと見せかけて裏にいくということもあるので、その時にFBの古賀くん(由教)と話し合ってしっかり相手にアジャストして抜いていくことを意識していました。

――ご自身のトライシーンを振り返っていかがでしょうか

正直あまり覚えていないのですが、とりあえず目の前が大型の選手でミスマッチであることはわかっていたので、スペースを狙ってステップを踏んでトライをできたのかなと思っています。もともとBKで右にいく予定だったのですが、スクラムの回り方で僕の前が空いたので、果敢にチャレンジすることができました。

――ディフェンスについてはいかがですか

チームとして絶対に外詰めしないということをずっと練習してきました。その部分についてはできたと思いますし、外でゲインされることも少なかったかなと思います。

――次戦へ向けて意気込みをお願いします

自分の足りないファンダメンタルスキルの部分を伸ばしていきたいです。長所は伸ばしつつ、短所は補っていきたいと思います。

FB古賀由教(スポ1=東福岡)

――きょうはどのような意気込みで臨みましたか

ビッグゲームだったので、ワクワクした気持ちで臨みました。

――1つ目のトライに繋がるプレーを振り返っていただけますか

あれは相手を分析してずっと練習してきたプレーだったので、コーチの助言どおりに動いたらうまくいきました。

――タックルされながらも大きくゲインする場面も見られましたが、アタック面はいかがでしたか

僕にできる最低限の仕事かなと思います。全然まだまだ足りないし、あのようなプレーで満足していたら上では戦えないです。もっともっと伸びたいので、より良いパフォーマンスができるようにしたいと思います。

――FBとしてディフェンスについて振り返っていかがでしたか

タックルをする場面はあまりなかったのですが、後ろから声をかけるのが足りなくてトライされてしまいました。トライをされたら後ろにいる僕の責任なので、もっとコントロールしたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

次も厳しい戦いなので、ここで止まることないように、僕らはどんどん上がらないと前に進めないと思うので、火曜日からしっかり上げて、日曜日にまたいいパフォーマンスができればいいなと思ってます。